思わず「しっかりしてくださいよぉ」と言いたくなるような事件が発生しました。

「S-cup(24日・さいたまSA)」の1回戦で緒形健一と対戦予定であったブライアン・ロアニューが同イベントを欠場することになった。

イベントを主催するシュートボクシング協会によるとロアニューは、来日直前になって急きょ協会に対しファイトマネーの増額と契約体重の変更を申し入れてきたという。


トーナメントだってのに体重超過を認めろだなんて有り得ないけど、外国人選手にしてみたらS-cupの権威なんてその程度のものなのでしょう。

しかし、私はロアニューをあんまり悪いとも感じないんですよ。むしろ主催者の不手際のような気がしますよ。

S-cup最後のカードとして仰々しく緒形がロアニューにリベンジマッチを挑む格好のカードを発表したようでしたが、実際のところはK-1MAXの選手を招聘できず、窮余の策としてロアニューに白羽の矢を立てたのでは?

そして、シュートボクシングという競技自体の魅力低下について本気で考えるべき時期にきたのではないかとも思います。