朝の4時半から約1時間、朝風呂に入って調子が良く、厚生事務次官テロ事件などどこ吹く風のweb新です。実際、この事件を゙国家の危機゙だと感じている人なんていないんじゃないですかね。それくらい官僚政治というものと我々国民との間に距離があるということでしょう。

さて、1・4戦極で吉田−菊田戦が決定しましたが、そこで誰もが思い出したのが、3年前の男祭りで行なわれた瀧本−菊田戦じゃないでしょうか?

柔道のオリンピック金メダリストと柔道をリタイアした男との対決は、リタイアした男に軍配が上がりました。

試合としては菊田が押さえ込んで判定勝ちした程度の地味な展開でしたが、菊田の柔道家への情念と寝業師としてのプライドが垣間見え、非常に見応えのある試合となりました。

地味な試合でも、ファイターの気持ちやその背景が絡んだドラマがあれば、退屈はしないという好例の試合だったと言えるんじゃないでしょうか?

逆に、派手な試合をやってるのでしょうが一向に見たいと思わないのがUFCです。私はWOWOWを視聴契約してますが、未だにUFCを見ていません。たいへんもったいないようですが、見たいと思わないのだから仕方がない。

そして吉田−菊田戦ですが、2人は学生時代に練習をともにしていた間柄ということで、緊張感に欠けるんじゃないかという見方も出るかもしれませんが、私はそんなことはないと思います。瀧本戦以上の情念=嫉妬心を静かに煮えたぎらせた菊田が見れるはずです。

柔道ついでに泉浩について。記者の質問に答える形で戦極の広報が珍妙なコメントは発しました。

「1.4に出てほしいという話は出ていない」

“出てほしい話”ってどんな話?誰がどんなタイミングで言う話のことなのでしょうか?

柔道家のプロ転向は、それくらいナーバスな話と言うことでしょうか?(笑)