11月になり、朝晩冷え込むようになりました。私は先週に風邪をひいて、まだ治りきっていません。

風邪をひいた原因は、フットサルの練習で汗をかいた後のおしゃべりタイムの間に体が冷えてしまったことだと思います。話し始めると楽しくてついつい長引いてしまうのです。これからの季節は小まめに汗を拭いたり着替えたりする必要がありますね。現役で格闘技の練習に取り組んでる方々も、体調には十分気をつけていただきたいと思います(なんだい、先輩気取りかい?w)

フットサルと言えば、先週木曜の練習後に面白いエピソードがありました。web新が実生活においても「B型ofB型」と揶揄される由縁を垣間見るような会話なんですが、それは友人の携帯の待ち受け画面が、ライトセーバーを天に突き上げるルーク・スカイウォーカーの画像であることに私が気が付いたところから始まりました。

web新「いいね、その待ち受け。ルークだね」

友人「そう。これは待ち受け画面が表示される度に何種類かのスター・ウォーズ関連画像にランダムで切り替わるんだ」

そう言いながら待ち受け画面を切り替えてみせる友人。画面部分をスライドさせる度にライトセーバーの起動音が鳴り響きます。

友人「ほら、グリーヴァス将軍の待ち受けもあるんだよ」

web新「うわっ、ホントだ!!いいな〜」

友人「でも、つい先日もこの話を(web新に)したけど、「ふ〜ん」って聞き流したよね」

web新「そうだっけ?全然覚えてない」

以上。私はそんな感じの人間です。

さて、本題です。

ついに石井慧がプロ転向宣言を行いました。

一時はトーンダウウンした感のあった石井のプロ転向問題ですが、先週になってにわかに再燃。天皇陛下の前でロンドン五輪を目指さないことを宣言したことに始まり、強化指定選手の辞退届を提出したり、契約金5億円+出来高払いという具体的な数字も出たりしました。

所属先は未定と言うことですが、報道されているとおり『DREAM』が濃厚なのでしょうか?

石井のプロ転向が決まり、私は思うことがあります。NHKが報道するほどに社会現象化した現役五輪金メダリストのプロ転向問題ですから、石井を受け入れるプロ格闘技団体には相当の社会的責任があるということです。

輪島や曙のような元横綱、あるいは峠を完全に下りきった吉田や小川らのような、一般のニュースの対象外となった人間がプロに転向したケースとは全く質が異なるのです。

プロ格闘技団体が社会的責任を全うする一つの形を挙げるとすれば、石井がプロに転向したことをきっかけとして、客商売でしかない現状から脱却し、統括組織として総合格闘技の競技基盤を確立させることです。

そのような動きが具体的に生まれ、財団法人化された総合格闘技協会が(どこかの腑抜け団体のように)名ばかりではなくプロ格闘技興行を統括するようになれば、断腸の思いで石井を送り出した柔道界に対して礼を尽くす形になると言えるでしょう。

石井が柔道への未練を断ち切ることができたという山下氏の言葉、あるいはインタビューを受けた昨日の斉藤監督の清々しい笑顔。プロ格闘技団体およびマスコミには重く受け止めてほしいです。"谷川黒魔術"なんて馬鹿を語ってる次元の問題ではありませんよ。

くしくもアテネ五輪銀メダリストの泉浩も転向するという情報も入ってきている時勢です。柔道競技者が就職先として『DREAM』なり『戦極』なりの名前を正々堂々と挙げられる日が一日も早く訪れることを願ってます。