前回の鈴木悟に関するエントリーはコメント欄がひとり歩きするような形で盛り上がってますが(苦笑)、ボクシングとK-1、あるいはボクシングとその他の格闘技との関係ってのは理屈じゃないと思いますね。

さて、大晦日Dynamite!!の公開記者会見が先週土曜日(18日)に行われました。そこで発表された内容は、とりあえず開催決定の報告と、従来の選手+しょっぱい奴らが出場しますよ〜ってことのみ。目玉となるような選手やカードの発表は一切ありませんでした。

会見に出席した選手の中には、よくのこのこと顔を出せるなぁって人もチラホラ。

大晦日のゴールデンタイムに地上波放映されるわけですからね。どこかの馬鹿みたいに「僕の試合は地上波ではカットされるでしょうね」なんて低い意識ではなく、自分が格闘技界の命運を握っているんだくらいの決意で試合とプロモーションに臨んでほしいと思います。

まずは自分の知名度、自分がどれだけの数字を持っているのかをよく省みてほしい。現実は、K-1や総合の選手が束になっても内藤vs亀田の半分の視聴率しか稼げていないのです。それを自覚するところからスタートしてほしい。

旧来の格闘技マニアに支持されているだけなのに、何かひどく勘違いしてそうな選手もいますからね。ホント、いい加減にしてほしいです。

私は視聴率至上主義ではありませんが、大晦日のゴールデンタイムで放映されるわけですから、数字として結果を出さねばならないのは当然のことですよ。とてもじゃないが現時点ではゴールデンタイムの顔ではない選手たちには、これからの2ヵ月半、頭を使い、あの手この手で自分を売り出してほしいと思います。