『戦極 第二陣』はいかがでしたでしょうか?(珍妙なカードがラインナップされた『第三陣』についてはまた後日)

大方のファンの満足度は相当低い様子ですが、あのメインとセミでは当然のことでしょう。

まずセミのホジャーvs近藤ですが、大人と子供くらいの体格差がありました。ホジャーは勝つ気満々で来日したのでしょうが、前日会見で近藤と対面し、「これは楽勝だわ」と思ったはずです。

どうなんでしょうか、この体格差は。試合が一方的になるのはまだ良いとして、小さい方の選手にとっては危険ですよね?

続いてメインですが、ご覧になったとおりのお“手合わせ試合”になりました。

「両者の複雑な表情を見て、こちらが感傷的な気分になった。両者に拍手〜」なんて悠長なことを言えるほど私には金も暇もございません。

無気力試合を生み出すようなマッチメイクは、今後行わないように徹底して欲しいものです。

以上のように『戦極 第二陣』では,体格差の大きい選手同士と身内同士のマッチメイクという問題点が挙げられる訳ですが、『戦極』を競技としての側面から統括している総合格闘技協会が動くんじゃないでしょうか?

協会、コミッションはお飾りじゃないので、何らかの警告は出されるはずです。それを待ちましょう。