数日前にフジテレビの歌番組『ミュージックフェア』の総集編を見ていたら、巷で話題の外国人演歌歌手、ジェロが登場しました。

で、歌唱力以上に驚いたのはジェロの衣装。まったく演歌らしくないヒップホップ系。さらにバックダンサー2名を従えてダンスまで披露してくれてます。

ただ、それが単なるヒップホップ系のダンスじゃないんですよ。演奏の終わりにはしなだれる様に座り込み、流し目でフィニッシュ。斬新なんて言葉では表現し切れない衝撃でした(ボキャ貧御免)。

昨夜もたまたまテレビのチャンネルを回したらジェロが出演している番組に当たり、しばらく見させてもらいました。その番組の中で聞き手に

「どうしてそのような演歌歌手らしくない衣装を着ているのか?」

と尋ねられたジェロは、

「日本人ではない私が着物を着たのではジョークになってしまう」

と返答。あ〜、確かにそのとおりですね。納得、納得。

もし、センスのない演出家に着物をお仕着せさせられていたら、今のジェロ人気は無かったでしょう。

自分を自分らしくプロデュースできる感覚が備わっているジェロが、今後ますます人気を博していくことは間違いありません。

≫ジェロのブログはこちら