
とりあえず踏みとどまりましたが、気が付くとイー・モバイルとドコモとauのデータ通信の性能や料金を比較してたりして、ゴールデンウィーク前後にはどこかと契約している自分の姿が目に浮かびます。そんでもって毎度毎度の後悔先に立たずになりそう。
さて今日は、プロ格闘技の試合におけるレフェリーとリングドクターの存在価値についてですが、スポナビコラム(有料版)に良いことが書いてありました。
(前略)リング上は試合終盤。すでにこの試合、その選手へのドクターチェックは3回ないし4回目になっていた。(中略)長めのドクターチェックの途中、数人のドクターの中から責任者とおぼしき年配者がリングを下りると、彼は首を小さく横に振り、「もうダメだ。深いね。」とリング下にいる関係者に小さな声で告げた。
しかし、ところがだ。次の瞬間、関係者の一人が「できるか? できるのか?」と詰問するかのようにリング上の傷を負った選手に尋ねる。まるで、先ほどのドクターの声などは耳に入らなかったかのように。そして、その質問に対してうなずく選手。すると、ドクターチェックの意味は見いだせないまま、試合は再開されることとなった。その光景を試合終了までリングサイドで見守る年配ドクターは、最後まで眉間に深いしわを刻んだままだった。(後略)
ドクターが続行不可能と判断したのに、団体役員のごり押し、鶴の一声で裁定が覆ってしまう。なんとなくキックの大会で見られる光景のように思えてしまいますが、皆さんはどう思いますか?
具体的な団体名を出していれば最高だったと思いますが、業界と馴れ合うことで飯を食べている格闘技マスコミ関係者が多い中、このような問題提起をしてくれる人が存在していることをファンとして心強く感じます。
もう一つ、次はレフェリーの権限の問題です。
(前略)リングサイドに座る役員が(ダウンではないと)判断すると、たとえレフェリーが「ダウン!」と叫ぼうと、リング下のアナウンサーは「スリップ!」とマイクを通して大きな声で叫ぶことになる。つまり、リング下のアナウンサーは、ダウンシーンがあると瞬間的に役員の顔を見て、ダウン宣告の有無を判断しているのだ。こうなってくると、もうスポーツではない。
本当にスポーツじゃないですよ、そんなもん。自分のところの選手が勝てばいい。今日の大会が盛り上がって終わればそれでいい。業界の発展なんて真剣に考えていない人間が少なくないのがプロ格闘技の世界であり、その事実を伝えないのが格闘技マスコミなのです。
今回のスポナビコラムの筆者のように真実を伝えようとしているマスコミ関係者がいれば、皆さんとともに応援していきたいものです。
また、我々ファン自身も面白ければそれで良いみたいな感覚を捨てないといけません。大会の盛り上がりに一喜一憂することなく、修斗のようにアマからプロまで地道に競技を発展させようとしている団体をもっと評価しなければなりません。市民ジャーナリズムなどと言うにはおこがましいですが、せっかくブログというツールがあるのですから、おかしいと感じたら問題提起をすることも大切だと思います。
てか腸げりおもいだしましたwww