桜井マッハと佐藤ルミナが修斗で揃い踏みし、両者とも一本負けしました。

1999年の修斗後楽園大会での、マッハ34秒、ルミナ5秒という脅威の秒殺競演を目の当たりにした私としては、何とも感慨深いものがあります。

しかし、この両者の力が衰えたのかというと、必ずしもそうではありません。

マッハがまさかバロンに負けるとは夢にも思いませんでしたが、その原因はこの画像に集約されているといえます(バウレビより)。バロンの頭が切れたほどですから、顔面が当たったマッハのダメージがいかに大きかったかうかがい知れます。このアクシデントが無ければ、マッハ勝利は間違いなかったでしょう。

一方のルミナも、試合後の田村の顔を見れば一目瞭然(バウレビより)。前世界王者の田村をここまで追い込んだのですから、ルミナはまだまだ第一線で活躍できることを証明したと言えるでしょう。

最後に余談で恐縮ですが、私一押しのシューター、「俺のオリジナルラーメンを食っていけ」風な佐々木信治もこの大会に出場しましたが、無念の判定負け。しかし、見せ場はいくつも作ったようなので、次回もチャンスに恵まれることでしょう。