西島vs立川のエントリーに対して寄せられたコメントの中に、

西島が勝つに決まってる。いちいち問題提起することもない話だ。

そんなコメントがありました。確かに私も西島が間違いなく勝つと思ってますが、実際には、立川が勝つと思っているK-1ファンだっているわけです。むしろ立川が勝つと思い込んでいるK-1ファンの方が多いかもしれません。

前にも書きましたが、ものごとを符号の組み合わせで短絡的に判断してしまうと言うか、実体験がないためにそうせざるを得ないのが大多数のK-1ファンだと思うのです。

・ボクサーはローキックに弱い。

・立川はローキックが武器である。

・西島は総合で0勝5敗。しかもロートル。

・プロ野球選手は身体能力がすごい(谷川風)。

多くのK-1ファンの頭の中にあるのはこの4要素くらいじゃないでしょうか?

しかし、立川のローキックにいかほどの威力があるでしょうか?それに、ローキックが当たっても、その後西島に間合いを詰められたら?

立川は過去にローキックでKO勝利を収めているが、その相手のレベルは?と言うか、そもそも片ヤオ?

西島はロートルの域だが、立川に劣るほど落ちぶれているのか?

プロ野球選手の身体能力はすごいとは言ってもピンキリ。筋肉番付で好成績を収めることが出来るほどに身体能力に長けたプロ野球選手は、走攻守揃ったタイプだろう。果たして立川はその類だろうか?違うでしょうね。

さらに、『別冊・プロレス昭和異人伝』管理者のshingol様からいただいたコメントをもって、初めて気が付いた次第ですが、総合とK-1ではグローブの違いもあるのです。ボクシンググローブを着用した西島は fish got water のようになるかもしれません。

また、西島が惨敗し続けたことをもって、総合への取り組み方に疑問を呈する方も少なくありませんが、西島が愛宕警察署において真摯な態度で柔道を学んでいたという情報がコメントで寄せられました。デビュー戦から世界レベルの相手と戦って5連敗した結果を見て、西島の取り組み方を否定するのは早計というものでしょう。

最後になりますが、前回エントリーへのコメント欄の多さから意外とファンの関心が高いことが判った西島vs立川をぜひジャパンGPの一回戦で実現させるよう、主催者に進言させていただきます。

(間違いなく西島が勝ちますが)どちらが勝ち上がっても主催者として美味しいカードだと思いますし。

どうぞよろしくお願いいたします。