浜口京子が“父離れ”するようです。

アテネ五輪女子レスリング72キロ級銅メダルの浜口京子(30)=ジャパンビバレッジ=が16日、北京五輪出場枠がかかるアジア選手権(20日、韓国)を前に、父・アニマル浜口氏(60)からの父離れを宣言した。

「一人でできることはしたい。自分で挑戦したい」。この日、成田空港から済州島へ出発した浜口の側に、いつもなら出発を見送る父の姿はなかった。誤審に泣いた昨年9月の世界選手権(アゼルバイジャン)までゲン担ぎで人さし指に塗っていたマニキュアをやめ、恒例の気合パフォーマンスも封印。変わろうとする決意がのぞく。

現地で合流予定の父からは「おまえはアジア、世界で一番強い」と励まされた。シューズはレモンイエローから紫に金のラインが入った新しいデザインに変更。悲願の金メダル奪取へ、独り立ちした浜口が実力でまずは五輪切符をつかむ。
(サンスポより)

京子の父離れについては、半年くらい前に『別冊・プロレス昭和異人伝』で指摘されていましたね。

私がレスリング経験者でありながら、レスリングの記事をエントリーしなかったのは理由が有る。私ごとき三流レスラーが、一流レスラーの舞台に対して、ああだこうだと記すのは、恥ずかしい事このうえないからである。しかし、見てられない事が有る。浜口京子である。私は個人的に長州力の大ファンであった。その長州力の最高のパートナー、アニマル浜口の娘さんがレスリングの舞台で王者となった。応援せざるを得ないはずである。気合いで王者となってきた。しかし、もう気合い等捨ててしまえ。心底、そう思う。・・・(続きはこちらで

すでに起きた出来事についてあれこれ評論家ヅラしてブログを書くことは誰にでも出来ますが、レスリング経験者としての見地で、あるいは学術的なアプローチで格闘技について考察してくれる『異人伝』という素晴らしいブログがあることに感謝しましょう。