『DREAM』というイベント名は、ミノワマンにとって打って付けの隠れ蓑じゃないでしょうか?
今回の旗揚げ戦への出場が発表された記者会見においても、「超人」とか「夢」とか「DREAMの扉を開いて・・」みたいな抽象的表現を用いることで、ファンタジー的なマッチメイクに甘んじ、実力が測定されるシビアな戦いから逃避していることを包み隠しているのです。
ミノワマンが逃げるシビアな戦いとは、同じ階級の選手との戦いです。
これまでのミノワマンの戦績を振り返って見ますと、適正階級である80kg台契約の試合では芳しい成績を残していません。
ヤマケンにTKO勝ち、75kg級の上山に辛勝、バローニに判定勝ち、その程度です。バローニには1度TKO負けしていますし、桜庭、田村、ニンジャ、ブスタマンチには全て一本負けしています。
一方、無差別級の試合ではバートンに判定勝ち、バタービーン、ジャイアント・シルバ、キモ、アイブル、レコらには一本勝ちしています。
圧倒的な体格差を誇る相手とのカードは、一般視聴者にミノワマンの勇気をアピールできるものかもしれませんが、何も言うことはない。穴が大きい大男の関節を決めただけのことです。
しかし、一般的にミノワマンの評価は高いです。
それはなぜかと言うと、「負けても仕方ない」と言われる相手にしか負けていないからです。前述の桜庭や田村、ニンジャ、ブスタマンチ、そしてミルコ、シウバ、ジャクソン。彼らに負けたところでイメージが悪くなることはありません。負けて当たり前の相手だから。
それらのマッチメイクは、いつも引き合いに出して恐縮ですが、『別冊・プロレス昭和異人伝』で勉強させていただいたスポーツ心理学用語のセルフハンディキャップそのもの。
私的にはもううんざりです。
と思ったら、『DREAM1』のミルコの対戦相手としてミノワマンの名前も挙がっているとのこと。そして本人も「いつかきっと」みたいな発言。
今更ミルコvsミノワマンなんて誰も見たくないですよ。99%結果が見えているのだから。
ミノワマンが本気でファンに夢を与える気があるならば、夢の世界に逃げ込まず、四の五の言わず、秋山とやってください。もしくは体重を適正なウェルター級まで落とし、マッハや門馬、長谷川、他団体では郷野あたりの実力者と拳を交えて欲しいと思います。
こう書くと、ミルコが総合転向した頃に「美濃輪>>>>>ミルコ」と声高らかに叫んでいたような玄人諸君に、「なんでミノワマンの適正階級がウェルター?軽過ぎるだろ?」とクレームを付けられそうですが、身長175cm足らずのミノワマンですから、世界標準で考えたら(と言うか普通に考えて)ウェルター級が限界でしょう。
しかし、残念なことに『DREAM』の主催者はミノワマンにそこまでの期待はしていない様子。「ぜひ新イベントの第1試合を飾ってほしい」とのことです。
ミノワマンには、本当の意味での"夢の扉"を開いてほしい。そう願います。
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今回の旗揚げ戦への出場が発表された記者会見においても、「超人」とか「夢」とか「DREAMの扉を開いて・・」みたいな抽象的表現を用いることで、ファンタジー的なマッチメイクに甘んじ、実力が測定されるシビアな戦いから逃避していることを包み隠しているのです。
ミノワマンが逃げるシビアな戦いとは、同じ階級の選手との戦いです。
これまでのミノワマンの戦績を振り返って見ますと、適正階級である80kg台契約の試合では芳しい成績を残していません。
ヤマケンにTKO勝ち、75kg級の上山に辛勝、バローニに判定勝ち、その程度です。バローニには1度TKO負けしていますし、桜庭、田村、ニンジャ、ブスタマンチには全て一本負けしています。
一方、無差別級の試合ではバートンに判定勝ち、バタービーン、ジャイアント・シルバ、キモ、アイブル、レコらには一本勝ちしています。
圧倒的な体格差を誇る相手とのカードは、一般視聴者にミノワマンの勇気をアピールできるものかもしれませんが、何も言うことはない。穴が大きい大男の関節を決めただけのことです。
しかし、一般的にミノワマンの評価は高いです。
それはなぜかと言うと、「負けても仕方ない」と言われる相手にしか負けていないからです。前述の桜庭や田村、ニンジャ、ブスタマンチ、そしてミルコ、シウバ、ジャクソン。彼らに負けたところでイメージが悪くなることはありません。負けて当たり前の相手だから。
それらのマッチメイクは、いつも引き合いに出して恐縮ですが、『別冊・プロレス昭和異人伝』で勉強させていただいたスポーツ心理学用語のセルフハンディキャップそのもの。
私的にはもううんざりです。
と思ったら、『DREAM1』のミルコの対戦相手としてミノワマンの名前も挙がっているとのこと。そして本人も「いつかきっと」みたいな発言。
今更ミルコvsミノワマンなんて誰も見たくないですよ。99%結果が見えているのだから。
ミノワマンが本気でファンに夢を与える気があるならば、夢の世界に逃げ込まず、四の五の言わず、秋山とやってください。もしくは体重を適正なウェルター級まで落とし、マッハや門馬、長谷川、他団体では郷野あたりの実力者と拳を交えて欲しいと思います。
こう書くと、ミルコが総合転向した頃に「美濃輪>>>>>ミルコ」と声高らかに叫んでいたような玄人諸君に、「なんでミノワマンの適正階級がウェルター?軽過ぎるだろ?」とクレームを付けられそうですが、身長175cm足らずのミノワマンですから、世界標準で考えたら(と言うか普通に考えて)ウェルター級が限界でしょう。
しかし、残念なことに『DREAM』の主催者はミノワマンにそこまでの期待はしていない様子。「ぜひ新イベントの第1試合を飾ってほしい」とのことです。
ミノワマンには、本当の意味での"夢の扉"を開いてほしい。そう願います。
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