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2日に行われたK-1MAX日本代表決定トーナメントの1回戦、アンディ・オロゴンと山本優弥の試合について、私は「予想どおり山本が完敗した」と書きましたが、完敗ではなく惜敗ではないか?ダウンを取られた後は山本が押していたからドローでもおかしくない内容だった、というコメントが寄せられました。

また、『ファイト&ライフ』の試合レポートを読むと、

ダウンを奪ったのはオロゴンだが、攻め手が多かったのは山本。微妙な判定となったがジャッジ3者とも29?28でオロゴンが辛くも勝利を手にした。

と書かれてありましたので、これは私の判断誤りか?と思い、再度試合を見て検証してみました。

<第1ラウンド>
山本のローキックが何発か入っていたが、終盤にアンディのストレートで山本が仰け反ったシーンの方が印象強かった。一瞬、腰が落ちそうにもなっていた。

アンディの10:9

<第2ラウンド>
序盤にアンディが右ストレートでダウンを奪う。あれは「スリップ気味のダウン」とは私は思いません。しっかりとパンチが入り、そのダメージで山本が倒れました。

しかしながら、中盤以降は山本が盛り返したのも間違いない。

アンディの10:9

<第3ラウンド>
山本が手数の多さで猛反撃。しかし、決定力不足の感は否めず。そこらへんのもどかしさが私にとっては悪印象だったように思いました。

山本の10:9

以上、29:28でアンディの判定勝ち、が私のジャッジです。

再度試合を見てみると、山本が相当ローキックを打ち込んでいたことがわかりました。アンディはかなりダメージを追ったことでしょう。それは準決勝の戦いぶりが証明しています。日本人選手が掲げていた"STOP、アンディ・オロゴン"というスローガンを達成したという意味では、山本が果たした役割は限りなく大きかったと言えるでしょう。

また、山本が新空手出身の選手と言うことで、私は山本を応援したい気持ちが強い分、結果を出してくれないとついつい辛らつに評価してしまいます。その点はご理解ください。