0de378d0.jpg昨日の全日本キックは素晴らしい大会だったようです。スポナビの試合結果一覧を見ただけで雰囲気が伝わってきました。

まず、70kgトーナメント。当初は60kgあるいは同じ階級のK-1MAXに比べて見劣りするということであまり関心が低いトーナメントだったと思われますが、蓋を開けてみると・・・

まず、スターリンが準決勝で敗退してくれたことが良かった。スターリンと言えば、このトーナメントの前哨戦となるサムゴー戦であっけなくKO負けしたことが印象強く、その程度の選手がファイナリストになったのでは権威もクソもあったものではありません。しかも敗戦の弁として、「サムゴーは超人と言われるほどは強くない」なんて語ってましたが、遊び半分のブヨブヨお腹で来日してKO勝利を収めてしまうこと自体が超人的ですよ。

次に、自らを優勝候補の本命と言ってはばからなかった山内が準決勝で敗退したことでトーナメントに重みが出たのでは?山内というと、私のようなライト感覚のファンからして見ると「ドラゴに何度もダウンを奪われてKO負けした程度」のイメージなんですよね。

え?ライト感覚で見てる人間が何を言うかですって?あ、それならこのままずっと一般社会から相手にされず、小遣い程度のファイトマネーを貰って頑張るキックボクサーをマニアの方々だけで応援し続けてくださいな。

セミファイナルのフェザー級タイトルマッチは、山本が60kgトーナメント制覇の勢いそのままにKO防衛。4ラウンドに渡って圧倒的な強さを発揮した感じです。タイトルが乱立するキックボクシングですが、全日本キックフェザー級が世界で最も権威のあるタイトルと言って間違いないでしょう。

最後に私が予てから注目していた「ナオキック試練の七番勝負」第1戦目のファイヤー原田戦。ナオキックは格の違いをまざまざと見せ付けてKO勝利。ファイヤー原田の勢い任せの熱血ファイトを空回りさせたことで、小林GMも合格点を与えざるを得ないでしょう。

ナオキック、(パンツの柄以外は)完璧ですっ!七番勝負、必ず1回は会場観戦させていただきます!

≫≫≫どらちゃさんの観戦記が読めないことが非常に残念。人気blogランキングへ