kamipro(118)に藤鬥嘩裟と所属ジムの加藤会長とのインタビューが掲載されています。欠場が決まった今になってみると空しさが募りはしますが、藤の義務教育期間終了後にHORIYA戦を組むことをFEGが約束してくれたので悲観することはないでしょう。

むしろこのインタビューを読むと藤鬥嘩裟幻想が膨らみます。聞き手も会長も良い仕事してますね。ちなみに加藤会長は元極真空手。大山総裁の高弟でした。また、“魔裟斗を育てた男”として有名な名伯楽です。

聞き手:『kamipro』という雑誌はご存知ですか?
藤「すみません。こういう雑誌は見ないんで・・・」


(中略)

会長「タイ人が鬥嘩裟の試合のあとにやってきて(親指を突き出して)「こいつはモノになるよ」ってポーズしたんだよね。これは凄いことだよ。ムエタイのジムなんか行ったら、基本的に日本人なんか相手にしない。たとえ魔裟斗だってムエタイはミットを持ってくれない。それぐらいハードルが高い。」

(中略)

聞き手:そういうの(露出度が増えたことで同級生から声をかけられること)は嬉しい?
藤「嬉しいって思うこともありますね」(とさらに照れながら。)
聞き手:でも、同級生とかと話が合わないでしょうね?
藤「あんまり合いませんね」(と真顔で。)


ここらへんのやりとりが特に面白い。個性を上手く誌面で伝え、藤のキャラクターを際立たせてます。同級生らとの会話について藤が真顔で「あんまり合いませんね」と回答している様子を想像すると思わず顔が綻んでしまいます。

また、問題視されていた藤とHIROYAとの体重差についても会長が語ってました。8kgの体重差は、減量を中止すれば容易に縮まるそうです。2月のタイトルマッチが終わったら、4月に予定されている対戦に向けてじっくりと体を大きくして欲しいと思います。

このインタビューの最後には今回のK−1甲子園キャンセル劇を暗示するかのような一節が!

会長「・・・・・ところでさぁ、俺たち大阪に行けんのかなぁ?」(とマネージャーに向かって。)
聞き手:ハハハ。ちゃんとチケットを取ってもらわないと(笑)。
会長「まだ、なんも連絡が来てないからなぁ〜」(と不安そうな表情で。)


この時点で主催者側では労基法を鑑み、藤の欠場を検討している最中だったのかもしれません。

≫≫≫人気blogランキングへ