“K-1ブログの鉄砲玉”の異名を欲しいままに突っ走り始めた賢さんの『ミドルでGO!!』。先日のエントリーでは、GP開幕戦でアーツと対戦する沢屋敷にエールを送ったようです。それに対抗するわけではありませんが、沢屋敷とは光と影の関係にある藤本に関して何か書いてみようと思います。
藤本と言えば武蔵越え。
武蔵越えと言えばK−1日本一。
K−1日本一と言えば沢屋敷。
こんな感じで、沢屋敷が光ならば藤本は影になってしまうのです。これは宿命と言っても過言では無いでしょう。藤本にとって沢屋敷は、沢田亜矢子にとってのゴージャス松野のように、絶対に巡り合ってはいけない相手だったのです。
時は遡ること8ヶ月前。場所は横浜アリーナ。1万人の観客の誰が、いや茶の間で体液を漏らしながらTV観戦していた我々を含めて誰が、この大会で惹起した2つの劇的な試合結果を予想したでしょうか?
まずはK−1初代ヘビー級王座決定戦への出場者を決める日本人対決。藤本と対峙したのは、日本人最強の座を数年間守り続けてきた浪速の拳豪、武蔵。しかし、藤本はその武蔵の首を遂に斯き切った。
ところがところが〜〜〜(って、俺は神田山陽かっ)、藤本はこの勝利で有頂天になり、こともあろうか自分がK−1日本一であると声高らかに宣言してしまいました。
私はその発言を受けて、さっそくいくつもの批判的なコラムを書かせていただきましたが、世論も同様だったようでネット上では藤本叩きが始まってしまいました。藤本にしてみれば、なんで武蔵を完全KOしたのにバッシングされなあかんねん?の世界だったでしょうが、ファンと大きくかけ離れた感性が災いしたと言えるでしょう。
また、藤本自身が管理するブログ『ブンブン通信』にも、日本一発言への反論の書き込みが殺到。それを受けた藤本がファンを馬鹿にするようなコメントを書き込んだせいでブログは炎上。遂には藤本がファンへのお詫び動画を公開するに至り、そのBGMに採用された尺八のもの悲しい音色だけが我々の心の中で未だに鳴り響いている、そんな状況です。
この逆風を強めたのが“横浜事変”のもう1試合の当事者、日本人で初めてバンナに黒星をつけた沢屋敷純一の存在でした。
世論が、この新進気鋭の若武者こそがK−1ジャパンを代表して欧米列強と戦うべき存在と認めたことで、藤本の日本一発言はますます空虚なものとなっていきました。
(何だか書いてるうちに藤本が不憫になってきました・・・)
さらに8月のアジアGPで藤本は、準決勝で金にTKO負けするも、不可解な金の負傷棄権により敗者復活して優勝してしまいました。そしてエンディングでは中央に陣取り、喜色満面でガッツポーズする始末で、さらなるファンの反感を買うことになりました。
そして、遂にこの両雄が今年のK−1ワールドGP開幕戦で拳を交えました。下馬評でも圧倒的有利だった沢屋敷が、序盤に大量の鼻血を出したものの、最終的には危なげなく膝蹴りでKO勝利。“生まれて間もない小鹿”と揶揄されたほどのスリップダウンの繰り返しでさらに評価を落とした藤本は、その試合以降、鳴りを潜め続けています。
ブログもしばらく更新なし。コメント欄も閉鎖。こんな時だからこそファンに対して何らかのメッセージを発信すべきだと思いますが。
しかし、このままで終わる藤本ではないでしょう。膝蹴りへの対処とステップワークを含めたボクシングテクニックの向上を目指し、秘かに特訓しているのかもしれません。
私は、ペタスからダウンを奪った藤本の強引なボディブローの衝撃が未だに忘れられないのです。藤本には何とか頑張って復活してほしい。
帳尻合わせのようにも受け取れるエールを書いたところで筆を置かせていただきます。
〔今日の画像〕おなじみ、ナガラ食品のホルモン鍋です。今日はキャベツとネギとニンニクを入れました。100人いれば100通りの調理法がある、魅力的なインスタント鍋です。

