ヒョードルは本当に大晦日、日本で試合するんでしょうか？

本人も日本での試合を望んでおり、契約しているM-1もそれを認めているという。ヒョードルは好条件でM-1と契約した印象です。もしUFCと契約していたら、「大晦日に日本で」みたいな話には絶対ならないでしょうから。

今年もヒョードルの大晦日登場が濃厚、となると問題は対戦相手です。ちょっとやそっとの相手では、あっと言う間に試合が終わってしまいます。せっかく高い金払ったのに数十秒で終わってしまってはねぇ。

M-1では、元UFCのジェフ・モンソンと試合するらしいですが、結果は見えているでしょう。

モンソンと言えば、PRIDEラスト興行で藤田相手にトリを努めた選手ですが、今になって思うとPRIDE−UFC抗争の第一弾としてモンソン程度が送り込まれた時点で、UFCがいかに日本市場を軽視しているか分かったはず。己の見識の低さが情けない。

それにしてもこの藤田vsモンソンは最悪の結末でしたよね〜。我々としては、日曜日の吉田照美ばりに、藤田が完勝して「UFC！待ってろよオラ〜」みたいな勢いに乗る気満々でしたが、あっけなく藤田がタップアウト。その直後の凍て付いた会場の空気がブラウン管越しにビンビン伝わってきましたからね（すんません、未だにブラウン管テレビを使ってます）。

タップに始まり、タップに終わる。

高田のヒクソン戦敗戦から始まったPRIDE10年間の歴史は、藤田の想定外なタップアウト負けで幕を閉じたのです。

少なくとも日本の格闘技界はタップアウトしないでほしい。苦し紛れの締めだ。

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