さて、先日投稿しました「新時代のK-1ジャパンGP」については、たくさんのコメントを頂戴しました。コメントを下さった皆様方にまずもって御礼申し上げます。

コメントの中で「○○選手は入れないのか?」というご指摘も頂戴しまして、改めて考えてみると今のK-1ジャパンは決して人材不足ではない?

というわけで、web新プロデュースの「K-1ジャパン オールスター戦」を考えてみました。

オールスター戦と言うくらいですから、フグvsフィリオやK-1フェザー級トーナメント、ジャパンGP等を一堂に会して行なった97年のドーム大会に匹敵するボリュームでなければなりません。どうせやるならば東京ドームで開催できるくらいの内容を考えてみようと思います。

そして、テーマは当然のことナガラ、「世代交代」。これまでも藤本が武蔵をKOしたり、その藤本を澤屋敷がKOするなど、点としての世代交代劇を垣間見ることはできましたが、今回は全面的に旧世代と新世代が雌雄を決します。

世代交代と言うことは、当然旧世代ファイターを表舞台から消し去ることが目標です。しかし、予てから旧世代ファイターに厳しい目を向けている我々でも、旧世代が強太郎レンジャーや高萩らに一泡吹かせるシーンを心のどこかで期待もしているんじゃないでしょうか?

正直な話、世代交代とは言いつつも、必ずしも新世代に勝ってほしいわけではありません。世代交代はあくまで、ぬるま湯だったK-1ジャパンに熱い戦いを呼び込むための仕掛けに過ぎないのです。

とにかく、お互いに絶対負けられない試合を見たい。これは格闘技ファン全ての願いじゃないでしょうか?内藤vs亀田が高視聴率だったのも、一般視聴者だって絶対に負けられない緊張感のある試合を見たかったからに他ならないわけでしょうし。

そんな感じで、世代交代を背景にした熱い戦いを創出できるようなマッチメークを考えます。「K-1ジャパンのようなぬるま湯」という慣用句があるかどうかはわかりませんが(ないよ)、きわどいマッチメークで中迫や天田を蘇らせようと言うのが裏テーマ。

まず、メインイベントは武蔵、藤本、澤屋敷の3WAYマッチです。

というのは冗談で、新世代2名、旧世代2名の計4名によるワンデートーナメントです。その決勝が大会自体の締めの一戦となりますから、組み合わせを良く考えねばなりません。最後が澤屋敷と藤本の再戦では洒落になりませんから。

1回戦(準決勝)Aブロックは、金泰泳vs澤屋敷純一

金はアジアGPで藤本を寄せ付けなかったように、新しいファンも金を単なるロートルとしては認識していないことと思います。ヘビー級ファイターに劣らない地力をスーパーミドル級の体に凝縮していたわけですから、全盛期の金が世界トップレベルで活躍できたのも頷けます。この金をジャパン最強と推す声も少なくありません。

新世代の旗手、澤屋敷としても、この金を避けて通ることは出来ないでしょう。この1回戦が最も厳しい戦いになるかもしれません。

Bブロックは、武蔵vsアレックス・ロバーツ。ロバーツは外国人ですが、日本国内で活動している選手、しかも茨城県土浦市のローカル大会にも出場したほど日本に根付いた選手なので、かつてペタスがK-1ジャパンGPに出場したのと同じ扱いとして認めてください。それに、RISEで活躍した選手の中で、武蔵を倒せる可能性が最も高いのはこのロバーツでしょうから。

決勝は、澤屋敷vs武蔵が一番面白そうで、なおかつ世代交代というテーマに最も則したカードと言えるでしょう。ここで澤屋敷が武蔵をKOもしくは圧倒的な判定で下すことが出来れば大会は大成功です。

続いてワンマッチです。

まず、マイク・ベルナルド、一夜限りのリング復帰!!対戦相手は西島洋介。元WBFヘビー級王者とクルーザー級王者がK-1ルールで対戦します。PRIDEでのハント戦で見せた西島のパンチのスピードはベルナルドを上回るものであり、ベルナルドとしては蹴りを多用せざるを得ない苦しい展開になるでしょう(自分で勝手にカードを組んで、何が「苦しい展開になるでしょう」だよw)。

ウンコが漏れそうなので、他のカードはまた後で発表いたします。

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