酒井亨の潜伏先がどこか、気になってしかたないweb新です。
K-1ワールドGP開幕戦(29日・ソウル)、日本のエースの意地を見せる。藤本祐介(32)=MONSTER FACTORY=が23日、GP開幕戦での澤屋敷純一(23)=チームドラゴン=との日本人対決に向けて、大阪市内で練習を公開。“武蔵超え”を果たし、今や日本の頂点に立っていると自負する藤本は、新鋭の挑発に対して「“KOする”って言ってるんでしょ?(K-1で)4戦しかしてないヤツが盛り上がるなって!」と逆挑発した。
スピードのある澤屋敷対策として、筋肉隆々の肉体を絞り込んだ。現段階で100キロを切る体重をキープしている“ブンブン丸”は「当日は97キロくらい。体が軽いっすね。いつも相手を見て体重を調整する。今回は軽い方で」と明かした。
今年3月にバンナを倒す大金星で一躍“シンデレラボーイ”としてブレークした澤屋敷だが、藤本は一切認めていない。「(澤屋敷は)1、2ラウンドで逃げ回って逃げ回って、3ラウンドに仕掛けるんじゃない?日本のエースとして負けられない。僕はバテないし、キッチリ倒しますよ」と貫録を見せつける。(スポナビより)
私はこの日本人対決が非常に楽しみでなりません。私同様にK-1ジャパンを応援しているファンの方々にとっても相当に興味深いカードのはずです。
一方でこのカードを疎ましく思うファンが少なくないのも事実です。やはり日本人同士を対戦させて、その一方を決勝大会に残そうという主催者の魂胆が露見しているからでしょうか?“本物志向”のファンにとっては、決勝トーナメントで戦うに見合うだけの実力を有しないと見なす日本人選手は受け入れ難いのでしょう。
しかし、以前から書いていることですが、“最強”という概念に大した価値観を持たない私は、むしろ今回の藤本vs澤屋敷のような“どっちが強いか?”という見方をする試合に強く興味を惹かれます。
ただし、日本一なんてものは関係ありません。一般向けのニュースでは、この一戦を「日本一決定戦」と銘打っているようですが、そもそも10人20人程度の日本人ヘビー級選手がしのぎを削っているK-1ジャパンというカテゴリーにおいて日本一なんて称号はおこがましい限りです。
ところが、藤本が過去にその日本一を声高らかに宣言したことが発端となり、冒頭に引用したスポナビ記事にあるようにこの一戦が非常にヒートアップしたものになりました。
なぜなら、藤本が武蔵越えを果たした同日、同リングにおいて、日本人初となるバンナ越えの偉業を成し遂げた澤屋敷が、より大きな評価と注目を集めてしまったからです。
せっかく日本一になったはずが逆にファンの風当たりは強くなり、藤本にとっては澤屋敷この上無く憎しとなったことは容易に想像できるでしょう。
さらに澤屋敷は淡々と藤本を分析し終え、
「何も明かせませんが、対策はばっちり。ウイークポイントは見つけました。KOできます」
と堂々のKO宣言をしたもんだから、藤本も珍しく激高し、
「“KOする”って言ってるんでしょ?(K-1で)4戦しかしてないヤツが盛り上がるなって!」
と、越中ばりのコメントをするまでに至りました。良い感じで盛り上がってますね。
ところでこの一戦の勝敗を皆様はどのように予想するでしょうか?
大方の予想どおり、私も澤屋敷がスマートに勝つと思いますが、澤屋敷に不安要素が無いわけではありません。
バンナ戦に勝利したカウンター戦法ですが、「もしバンナも待ちに徹していたら試合はどうなったか?あの勝利は、バンナが攻めたからこそ成し得たものである」という意見にも一理あるでしょう。また、RISEの試合ではK-1未満の選手相手に黒星を喫したことも多々あったようですし。
ただ、これら負の要素を加味しても、ブンブン振り回す藤本より、洗練されたスタイルの藤本が有利であることは動かし難いと思います。
さらに湖国スポーツに興味深いデータが掲載されています。過去7試合、白星と黒星をきっちり交互に積み重ねて来た藤本。今回の澤屋敷戦は黒星のターンのようです。
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K-1ワールドGP開幕戦(29日・ソウル)、日本のエースの意地を見せる。藤本祐介(32)=MONSTER FACTORY=が23日、GP開幕戦での澤屋敷純一(23)=チームドラゴン=との日本人対決に向けて、大阪市内で練習を公開。“武蔵超え”を果たし、今や日本の頂点に立っていると自負する藤本は、新鋭の挑発に対して「“KOする”って言ってるんでしょ?(K-1で)4戦しかしてないヤツが盛り上がるなって!」と逆挑発した。
スピードのある澤屋敷対策として、筋肉隆々の肉体を絞り込んだ。現段階で100キロを切る体重をキープしている“ブンブン丸”は「当日は97キロくらい。体が軽いっすね。いつも相手を見て体重を調整する。今回は軽い方で」と明かした。
今年3月にバンナを倒す大金星で一躍“シンデレラボーイ”としてブレークした澤屋敷だが、藤本は一切認めていない。「(澤屋敷は)1、2ラウンドで逃げ回って逃げ回って、3ラウンドに仕掛けるんじゃない?日本のエースとして負けられない。僕はバテないし、キッチリ倒しますよ」と貫録を見せつける。(スポナビより)
私はこの日本人対決が非常に楽しみでなりません。私同様にK-1ジャパンを応援しているファンの方々にとっても相当に興味深いカードのはずです。
一方でこのカードを疎ましく思うファンが少なくないのも事実です。やはり日本人同士を対戦させて、その一方を決勝大会に残そうという主催者の魂胆が露見しているからでしょうか?“本物志向”のファンにとっては、決勝トーナメントで戦うに見合うだけの実力を有しないと見なす日本人選手は受け入れ難いのでしょう。
しかし、以前から書いていることですが、“最強”という概念に大した価値観を持たない私は、むしろ今回の藤本vs澤屋敷のような“どっちが強いか?”という見方をする試合に強く興味を惹かれます。
ただし、日本一なんてものは関係ありません。一般向けのニュースでは、この一戦を「日本一決定戦」と銘打っているようですが、そもそも10人20人程度の日本人ヘビー級選手がしのぎを削っているK-1ジャパンというカテゴリーにおいて日本一なんて称号はおこがましい限りです。
ところが、藤本が過去にその日本一を声高らかに宣言したことが発端となり、冒頭に引用したスポナビ記事にあるようにこの一戦が非常にヒートアップしたものになりました。
なぜなら、藤本が武蔵越えを果たした同日、同リングにおいて、日本人初となるバンナ越えの偉業を成し遂げた澤屋敷が、より大きな評価と注目を集めてしまったからです。
せっかく日本一になったはずが逆にファンの風当たりは強くなり、藤本にとっては澤屋敷この上無く憎しとなったことは容易に想像できるでしょう。
さらに澤屋敷は淡々と藤本を分析し終え、
「何も明かせませんが、対策はばっちり。ウイークポイントは見つけました。KOできます」
と堂々のKO宣言をしたもんだから、藤本も珍しく激高し、
「“KOする”って言ってるんでしょ?(K-1で)4戦しかしてないヤツが盛り上がるなって!」
と、越中ばりのコメントをするまでに至りました。良い感じで盛り上がってますね。
ところでこの一戦の勝敗を皆様はどのように予想するでしょうか?
大方の予想どおり、私も澤屋敷がスマートに勝つと思いますが、澤屋敷に不安要素が無いわけではありません。
バンナ戦に勝利したカウンター戦法ですが、「もしバンナも待ちに徹していたら試合はどうなったか?あの勝利は、バンナが攻めたからこそ成し得たものである」という意見にも一理あるでしょう。また、RISEの試合ではK-1未満の選手相手に黒星を喫したことも多々あったようですし。
ただ、これら負の要素を加味しても、ブンブン振り回す藤本より、洗練されたスタイルの藤本が有利であることは動かし難いと思います。
さらに湖国スポーツに興味深いデータが掲載されています。過去7試合、白星と黒星をきっちり交互に積み重ねて来た藤本。今回の澤屋敷戦は黒星のターンのようです。
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別に人数は関係ないでしょう。
日本で、もっと強い立ち技の団体があるわけでもないし。