女子レスリング世界選手権で、アテネ五輪のリベンジと金メダル獲得が期待されていた浜口京子が2回戦敗退しました。

さらに、北京五輪出場内定の基準となる8位以内を目指して臨んだ敗者復活戦でも負けてしまった模様です。

しかも、1回戦ではまたもや頭突きの悪夢に見舞われ、勝ちはしたものの試合後にはアニマル浜口から相手の頭部の裁き方を厳しく指導されているようでした。

さらに、2回戦ではポイントを取ったはずがカウントされずに、試合を中断して抗議するシーンも。試合後には日本の役員が長時間に渡って審判団にクレームを付けていました。

なんだか京子は昔から判定とアクシデントに泣かされているような印象です。

この件については、アマチュアレスラーである『別冊・プロレス昭和異人伝』の管理者shingol様が記事に書いてございます。

タイトルは「浜口京子よ/気合いを捨てろ!」ということで、氏ならではの専門的な視点で、いつまでも一皮剥けない要因等について言及しています。

また、余談ですが、京子の父親であるアニマル浜口がアマレスを技術的に指導できないことについて、

「ルチャを知らない男にルチャを教えてもらう必要などない。それと同じ理屈だ。」

と間接的に表現しているところに、shingol様のアニマル浜口への畏敬の念を感じ取りました。

それにしても悔し過ぎる京子の敗退ですが、来年3月のアジア選手権では必ず優勝し、五輪切符を手に入れてくれると信じています。

また、京子のズラテバへのリベンジというテーマが今回の世界選手権前はあまり世間に伝わっていませんでしたが、今回の敗戦によりそれが鮮明になりました。

こんな風に言うと不謹慎かもしれませんが、北京五輪に持ち越しとなったリベンジマッチが非常に楽しみです。

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