KIDのアマレス北京五輪チャレンジは、同級第一候補の湯元選手が世界選手権で1回戦負けしたことにより、首がつながった形になりました。

しかし、当初は私もKIDのアマレス復帰を応援していましたが、今となっては総合に専念して欲しい気持ちが強いので、喜んで良いものかどうか。それにKID自身も以前のような五輪へのこだわりがなくなっているような気がするのですが、それは私の気のせいでしょうか?

ところで、KIDが総合で主戦場とするHERO'Sですが、KIDのための階級としてミドル級の下に63kg級が設定される公算が高いようです。

その場合、他の日本人選手は誰かしら?と考えると、70kg級(ミドル級)としては体が小さくて苦戦続きの所英男らを受け入れるには、63kg級は軽過ぎると思われます(これから体も大きくなるでしょうから)。

逆にレスリング60kg級も視野に入れているKIDにしてみれば、所らに適するであろう65kg級は重過ぎるとなります。

主催者としては当然ダントツの人気を誇るKIDに適した63kg級の新設を推進するのは間違いないでしょうが、一方で63kgと70kgの中間の階級を作るとは考えにくい。そこまで階級を細かく設定するに見合うだけの人材がいないから。

このように、階級の間隔が離れ過ぎていると、所のように“デッドゾーン”に入ってしまう選手が現れ、せっかくの人材を活かせなくなるという現象が起きます。

当然KIDには新たな階級でがんばって欲しいですが、果たしてHERO'S中量級のエース候補だった所はこの先どうやって表舞台に再浮上しようと言うのでしょうか?

先日のミドル級トーナメントを目の当たりにして、所がそこに割り込むのはほぼ不可能であることは誰しも異論はないでしょう。

となれば、せっかく体を大きくしてきたこれまでの方針を180度転換し、63kgまで減量しなければなりません。

それに成功すれば、KIDvs所という夢のカードといっても過言ではない組み合わせも生まれるわけで、これはこれで歓迎すべきことだと思います。

問題提起したと思ったら勝手に答えを導き出したり、私も忙しい人間ですわ。

またおって(・∀・)/(まとまらない文章を締める際にも有効活用できるこのフレーズ。使い勝手良し)

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