セフォー関連記事に対して数多くのコメントを頂戴しました。誠にありがとうございます。中には私に対する言葉遣いの悪いコメントもありましたが、K−1愛が伝わってきたので公開しました。

さて、セフォー支持者の方々の拠り所となっているのは、やはりスーパーヘビー級タイトルマッチでシュルトからダウンを奪った事実のようです。

そうですね、確かにシュルトからダウンを奪える選手ってそうそういないですからね。一方、セフォーに勝ったブレギーも過去にシュルトと対戦経験がありまして、昨年の開幕戦で1Rに3回ダウンしてTKO負けを喫しております。

まぁ、結局はセフォーも完全KOされたわけですが、このシュルト絡みの結果を鑑みると、セフォーを支持する人がいることも納得できないわけではないですね。

それと、テレビ局とスポンサーの意向でマッチメークせざるを得ないというご意見ですが、そこまで雁字搦めにされるならば、FEGとしては他の局と交渉の席に着くくらい態度を見せてほしいものです。

慢性的なコンテンツ不足に陥っているといわれるTV業界において、K−1は喉から手が出るくらいの優良コンテンツのはず。

とは言っても立ち上げから二人三脚でやってきたフジテレビと手を切ることは不可能か?

一方で最大手スポンサーのソフトバンクは、カード編成に際してどのような意向をFEGに提示しているのでしょうか?規制緩和の象徴的企業でもあるソフトバンクが目先の利益にこだわるような提案をするというのも考えにくいことですが、もしそうであれば、遅かれ早かれK−1から離れていくことになるでしょう。このままでは人気が低下し続けるであろうコンテンツに投資などするわけがないのですから。

テレビ局とスポンサーの言いなりでカードを編成し、コアなファンにそっぽ向かれて求心力を失い、テレビ局もスポンサーも離れていく。そんな最期は勘弁願いたい。

そのためには売り手市場の中でも図抜けた存在になるべく、市場の拡大が大命題になると思うのですが、と同時に旧来のファンを納得させる作業も怠らず、拡大と維持を高次元でバランスさせてほしいと願います。

まずは日本。“世界一の見る目”を有する日本の格闘技ファンを振り向かせることができないようでは世界戦略なんてものは絵に描いた餅に過ぎません。USA Dynamite!!が好例です。

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