前回のヤングトーナメント編に続いて今回は散打対抗戦とスーパーファイトについて書かせていただきます。
まず注目してしまうのは、やはり立川と富永でしょうか。主催者としては、元プロ野球選手の立川と、欽ちゃんという大物オプションが付随する富永は大事に使いたいところだと思います。その観点から言えば今回のマッチメイクはベストな形。中国人選手に負けたところで「やっぱり中国3千年の歴史は侮れませんね」で済まされてしまうので、今回は負けても商品価値が下がらない無難な売り出し方となっています。
ところでこの2人がニュースになるのは「ロッテ時代の私設応援団が大挙応援に駆けつける」とか「欽ちゃんの前で活躍誓った」など茶の間向けのものばかり。今回の試合がどのような結果になるかは対戦相手の実力がいかほどのものか全く判らないので何とも言えませんが、この2人が純粋なK-1ファイターとしてスポットライトを浴びる日が一日も早く訪れることを願ってます。
元プロボクサー・伊藤純は、ボクシングをやる前にも村上竜司の下で空手をやっていたそうで、明日の試合に勝てば「鬼頭竜司」を襲名するそうです。
お笑いの春日はダメでし(以下省略)。
プロレスラーの河野はどうでしょう?多分、新日の中西がK−1でToAと戦ったときのようなドタバタムーブが目に浮かびますが、そんな私の先入観を覆す活躍をみせ、「次は堀や野田クラスと戦わせてみたい」という声が上がるほどに暴れて欲しいです。何と言ってもスーパーヘビー級の体格は日本人選手として貴重な存在ですから。
山本哲也は舞台俳優からK−1ファイターに転向した異色の経歴の持ち主。1949年生まれということで相当の高齢ではありますが、177cm82kgのガッチリした体格で補ってほしいところです、、、って、んなわけなかとっ!本当は19歳の腕相撲チャンピオンらしいです。腕相撲のチャンピオンってことは手首や腕が相当に強いのでしょうが、スナッピーなジャブを打てるかどうかは全く別問題。というか、むしろその太い手首と腕が無用の長物になるかもしれません。
対抗戦に出陣する日本人、最後に紹介するのは濱田敦史です。チーム・ドラゴン所属、J−NETヘビー級5位の実力者ということで、現時点で最も勝ちが見込める選手でしょうが、扱いは低い。お笑い芸人>キックボクサーというのがFEGの常識なのです。悲しいけど、コレK−1なのよね・・・(byスレッガー中尉)
気を取り直してスーパーファイト2試合を紹介します。
まず、負傷者続出で8人制トーナメントが4人制に変更になった煽りを受け、トーナメント補欠戦からスーパーファイトにシフトされた西脇vsアリについては特記事項なし。
今大会出場者の中では異色の存在、グラバカ所属の山宮恵一郎には期待して良いでしょう。総合格闘家でありながら全日本キックのリングでは、ヘビー級王者になった同門の郷野に続けとばかりに参戦し、同級3位にランクインした実力者です。
K−1非公認プロデューサーの私としては、新設される(はずの)ライトヘビー級の主軸選手になってほしいと願ってます。
一方、山宮と対戦する洪太星も一部で高い評価を得ている選手です(当ブログの常連コメンテーターの中にも洪を推す人がいたような気がします)。調べてみると極真空手の強豪で、全日本キックでキックルールも経験済み。
山宮ものん気に構えていると足元をすくわれるかもしれません。
以上、2回に渡って『TRYOUT2007 SURVIVAL』の見どころ的なことを書きましたが、名前の通った選手は少なくても、出場選手のモチベーションの高さと多分フルハウスになるであろう狭い会場の熱気が相まって、観戦した人は満足して帰途に着けるのではないかと思います。
会場のディファ有明はクルマで行きやすい場所にあるので、翌日に仕事が無ければぜひライブ観戦したい大会でした。
残念ながらTV中継は無しですが、24日の『SRS』で大会の模様が紹介されるようです。
果たして誰が飛び出すのでしょうか?非常に楽しみです。
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まず注目してしまうのは、やはり立川と富永でしょうか。主催者としては、元プロ野球選手の立川と、欽ちゃんという大物オプションが付随する富永は大事に使いたいところだと思います。その観点から言えば今回のマッチメイクはベストな形。中国人選手に負けたところで「やっぱり中国3千年の歴史は侮れませんね」で済まされてしまうので、今回は負けても商品価値が下がらない無難な売り出し方となっています。
ところでこの2人がニュースになるのは「ロッテ時代の私設応援団が大挙応援に駆けつける」とか「欽ちゃんの前で活躍誓った」など茶の間向けのものばかり。今回の試合がどのような結果になるかは対戦相手の実力がいかほどのものか全く判らないので何とも言えませんが、この2人が純粋なK-1ファイターとしてスポットライトを浴びる日が一日も早く訪れることを願ってます。
元プロボクサー・伊藤純は、ボクシングをやる前にも村上竜司の下で空手をやっていたそうで、明日の試合に勝てば「鬼頭竜司」を襲名するそうです。
お笑いの春日はダメでし(以下省略)。
プロレスラーの河野はどうでしょう?多分、新日の中西がK−1でToAと戦ったときのようなドタバタムーブが目に浮かびますが、そんな私の先入観を覆す活躍をみせ、「次は堀や野田クラスと戦わせてみたい」という声が上がるほどに暴れて欲しいです。何と言ってもスーパーヘビー級の体格は日本人選手として貴重な存在ですから。
山本哲也は舞台俳優からK−1ファイターに転向した異色の経歴の持ち主。1949年生まれということで相当の高齢ではありますが、177cm82kgのガッチリした体格で補ってほしいところです、、、って、んなわけなかとっ!本当は19歳の腕相撲チャンピオンらしいです。腕相撲のチャンピオンってことは手首や腕が相当に強いのでしょうが、スナッピーなジャブを打てるかどうかは全く別問題。というか、むしろその太い手首と腕が無用の長物になるかもしれません。
対抗戦に出陣する日本人、最後に紹介するのは濱田敦史です。チーム・ドラゴン所属、J−NETヘビー級5位の実力者ということで、現時点で最も勝ちが見込める選手でしょうが、扱いは低い。お笑い芸人>キックボクサーというのがFEGの常識なのです。悲しいけど、コレK−1なのよね・・・(byスレッガー中尉)
気を取り直してスーパーファイト2試合を紹介します。
まず、負傷者続出で8人制トーナメントが4人制に変更になった煽りを受け、トーナメント補欠戦からスーパーファイトにシフトされた西脇vsアリについては特記事項なし。
今大会出場者の中では異色の存在、グラバカ所属の山宮恵一郎には期待して良いでしょう。総合格闘家でありながら全日本キックのリングでは、ヘビー級王者になった同門の郷野に続けとばかりに参戦し、同級3位にランクインした実力者です。
K−1非公認プロデューサーの私としては、新設される(はずの)ライトヘビー級の主軸選手になってほしいと願ってます。
一方、山宮と対戦する洪太星も一部で高い評価を得ている選手です(当ブログの常連コメンテーターの中にも洪を推す人がいたような気がします)。調べてみると極真空手の強豪で、全日本キックでキックルールも経験済み。
山宮ものん気に構えていると足元をすくわれるかもしれません。
以上、2回に渡って『TRYOUT2007 SURVIVAL』の見どころ的なことを書きましたが、名前の通った選手は少なくても、出場選手のモチベーションの高さと多分フルハウスになるであろう狭い会場の熱気が相まって、観戦した人は満足して帰途に着けるのではないかと思います。
会場のディファ有明はクルマで行きやすい場所にあるので、翌日に仕事が無ければぜひライブ観戦したい大会でした。
残念ながらTV中継は無しですが、24日の『SRS』で大会の模様が紹介されるようです。
果たして誰が飛び出すのでしょうか?非常に楽しみです。
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山宮の「全日本ヘビー級三位」は実力判定基準として成り立つんですかね?笑 あ、ハッスルが地上波決定みたいですね笑