KAT-TUN赤西復帰と言うどうでも良いニュースが新聞紙面を賑わしています。他のメンバーが復帰に難色を示したとか。なんともプロレス的と言うかK-1的と言うか。GP1回戦で負けた武蔵が後日決勝大会でのワンマッチオファーを受けて、「悩みに悩んだ末に出場を決めました」みたいな。

さて、中学を卒業してタイ修行へ旅立ったHIROYAがK-1と10年間の長期契約を結んだとのこと。契約金はいくらなのかとついつい下世話なことを考えてしまいますが、K-1に望むことは彼を無理に売り出さないで欲しいと言うこと。強ければ強い、そこそこ強ければそこそこに、身の丈にあった適正なマッチメークを組んでほしいと思います。

また、HIROYAの出現でにわかに注目を浴びるようになったのが同じ“中学生ファイター”の藤鬥嘩裟（ふじつかさ）ですが、彼の経歴が非常に誇張された形でニュース記事等に記載されているのです。

天空キックボクシング協会
「キックボクシング『天空』〜星雲〜」
2007年1月14日（火）東京・新宿FACE 開場17：00　開始18：00

▼第9試合　セミファイナル　フライ級　ムエタイルール　3分5R
○藤　鬥嘩裟（藤ジム/「K-2グランプリ　第14回全日本新空手大会」優勝）
判定　3−0　※50−48、50−47、50−47
●ジョムホーッ・ソー・パラーンチャイ（タイ） GBRニュースより

上記のとおりK-2グランプリ第14回全日本新空手大会優勝とありますが、以前に当ブログ常連コメンテーターの博士氏から「K-2全日本優勝と言っても小学生の部でのこと」というコメントを頂いたことがあります。

第14回全日本新空手大会が開催されたのは03年で今から4年前。藤は現在14歳ゆえに、第14回全日本新空手大会開催時は10歳でした。博士が言うとおり子どもの部で優勝しただけなのです。

しかし、上記ニュース記事のように書かれると、成人に混じったトーナメントを制したかのように思われてしまいます。特にHIROYAvs西村を観て成人男性が中学生に負ける様子を目の当たりにした人は、藤が本当にK-2全日本で優勝したのだと思い込むでしょう。予選を勝ち抜いたK-2の選手が中学生に負けるなんてあり得ないことなのですが。

今から休日出勤と言うことで、尻切れ御免。


＜次回予告＞

昨日のランチ中、死ぬ直前状態の人間を目の前で見ました！