日本人として初めてバンナからダウンを奪ったどころか勝利してしまったK-1の新星・澤屋敷。

悲願の武蔵越えを果たした藤本。

ぐだぐだながらも一応アビディに勝った野田。

これまでのK-1(重量級)で、これほどまでに日本人が活躍した大会があったでしょうか?私の記憶にはありません。

しかし、彼らニューウェーブの活躍の陰では、従来どおりの負けっぷりを晒した3人組がいます。

まさに明暗を分けた6人のジャパン戦士ですが、そんな今だからこそ私はK-1ジャパンを開催してほしいと思います。試合形式は3分5ラウンドのワンマッチ形式で、現在の勝ち組vs負け組を基軸にした対抗戦を行うのです。

(先鋒戦)
山宮恵一郎vs中迫強
中迫は絶対に負けられない格下日本人を相手にすると光ります。実は7年ほど前に仙台で中迫VS子安慎吾を観たのですが、あんなに輝いた中迫は後にも先にもその試合だけです。キラー中迫って感じでした。居ても立ってもいられなかった私は閉会式時にリングサイドに駆け寄り、「中迫ありがとーーーぅ!」と叫びました。

(次鋒戦)
野田貢vs富平辰文
何となく組んだカード。野田にはそれほど期待していません。

(中堅戦)
藤本祐介vs天田ヒロミ
天田に引導を渡せるか?基礎体力にも大きな差があるので、天田が白目を剥いてKOされるかもしれません。

(副将戦)
ボビー・オロゴンvs堀啓
スパーリングではボビーに押され気味だった堀ですから、どうなるかわかりませんよ。いや、いくらスパーで気を抜いてもあれほどモロに食らいませんから。上級者ならば。

(大将戦)
澤屋敷純一vs武蔵
カウンター攻撃を身上とする両者が戦うとどうなるか?いや、変な意味でこのカードを組んだのではありませんよ。澤屋敷の別の一面を観たいのです。

以上5試合を提案してみましたが、いかがでしょうか?皆様も良い案があればコメント欄にご意見をお寄せください。

私は何気に一番焦っているのは堀だと思いますね。これまでは内心、「俺は中迫たちとは違う」って思ってたはず。それがいつの間にか新鮮味が薄れた上に澤屋敷らニューカマーが誕生し、一気に負け組の仲間入りですから。

K-1ジャパンの会場は後楽園が良いですね。大会場では伝わりにくい選手の熱気が伝わるでしょう。ぜひ会場に足を運んでみてください。TVではヘタレにしか見えない武蔵や中迫でも、生で間近に見るとハンパじゃなくでかいですから。実は後楽園ホールのエレベーター内で野地竜太といっしょになったことがあるのですが、あまりのでかさに脱糞しそうになりました。

ぜひ日本人選手だけの大会、「K-1ジャパン魂」を後楽園ホールで観てみたいです(ボビーは日本で育ったので日本人扱いw)。