こんなこと書くと、格闘技を見る目が肥えた有識者の方々に悪く言われそうですが（笑）、今年のＤｙｎａｍｉｔｅ!!は好カードが目白押しじゃないですか？今日も新たにペタスVSバダ･ハリ、金VS石澤が追加されました。

バダ・ハリは完膚なきまでペタスを倒して欲しい。そうじゃなければ困る。そろそろ日本の大会で結果を出してもらわないと困るのだ。来年のK-1戦線で重要なコマになれるかどうかのテストマッチなのだ。

金VS石澤は、互いの総合格闘技経験を考慮すると非常にバランスが良いカード。しかも空手VSプロレスというアングルも付いてくる。総合デビュー戦の秋山戦で非凡な動きを見せてくれた金が勝つような気がします。

さらに魔裟斗の相手が鈴木悟に決まりました。今度の相手は日本人ボクサーということで、魔裟斗にとってはこれも絶対に負けられない試合。ところでこの構図は昨年のＤｙｎａｍｉｔｅ!!で行われた魔裟斗VS大東と全く同じではないか。

大東戦では徹底したローキックで完勝したが、私的には不満な内容でした。ボクサー相手にローキックで勝って、何の意味があるのだろうか？しかも、ちょこっとパンチを当てた程度で試合後の囲みでは、

「俺のパンチ、当たってたでしょ？」

なんて世迷言を記者に対して語る始末でした。

果たして今回の鈴木戦で魔裟斗はどんなファイトスタイルを見せるのでしょうか？ぜひともボクサー相手にパンチで打ち勝って欲しいところですが、あまりにもリーチの差があり過ぎます。やはりローキック一辺倒になるのかな？ボクサーに蹴り勝って「これがK-1です」では困るんだけどな。

弱小新興格闘技であるK-1を世間にアピールするために、ただ勝つのではなく、ボクサー相手に＋αを見せた上で勝って欲しいのです。
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