5d58c0da.JPG初防衛に成功した亀田の試合について書くのは時期を逃した感が強いですが、私が過去の記事で書いたとおり、さらに強くなった亀田がそつなく勝利しました。ベルトを獲った上で勉強も出来た前回の勝利はとてつもなく大きな収穫だったわけです。

亀田にとってはこれからも負けが許されない厳しい道が続きますが、ここはもう観客を無視して徹底的に勝ちにこだわって欲しいと思います。観客無視。K-1と違ってボクシングにはそれが可能な土壌があるのですから。

ところで前回のランダエタ戦のときに書いた記事を参照していただければわかると思いますが、私は以前から亀田を支持してます。

それは、家族の絆に嘘はないからです。試合後の「どんなもんじゃい!」は本当の気持ちでしょう。敵である世間を見返したのですから。あれで亀田が負けていたら世間の反応はどうだったでしょうか?考えるだけでも薄ら寒くなります。

世間が敵であるのは亀田家に限ったことではありません。我々一般人にとっても同じことなのです。他人の幸せを妬み、他人の不幸を喜ぶ。でも、我々はその真実を包み隠して他人と接してます。特に職場の人間関係なんてのは三文芝居、茶番劇といったところであり、信用できる人間はごくわずかです。

亀田家は私たち一般人が包み隠すしかない本当の気持ちを代弁してるのです。だから私は亀田家を支持しないわけにはいかないのです。