K−1 WORLD MAX2006〜世界王者対抗戦〜はひと月先の9月4日開催。待ち遠しいなぁ、、、。そんな風に思ってしまうほどに期待度が高いカードの数々が発表され、しかも魔裟斗と須藤のカードはまだ未発表ってんだから首を短くしろってのが無理な話だ。

カードを見渡すと概ね世界の強豪に日本人が挑むって構図ですが、その日本人の面子がこれまでとは一味も二味も違う。

SBの宍戸やキックの新日本キックの石井にとっては、安廣やHAYATOと同格に扱われるのも嫌なんちゃう?寒川直喜は恥ずかしながら初めて聞く名前です。私のような素人のアンテナにもひっかかるような活躍を期待しています。

そして私が一番注目しているのは、ボクシング国内三冠制覇の前田宏行の試合です。聞くところによるとすでに1年以上前にK-1参戦を表明していたそうで、と言うことは付け焼刃ではなくしっかりとキック対策も積んできたと推測できるでしょう。大東や鈴木の惨敗を目の当たりにしてきたわけですから、まさか二の舞にはなるはずがない。K-1の試合にどんな形でボクシングを取り込んでくるのか、ひじょうに興味深いです。

普段はパンチのラッシュをかけてくるレミーガがローキック一本やりだったら笑えますね。

それにK-1の魅力の一つは異種格闘技戦であり、立ち技のK-1に脅威を与える異種格闘技と言ったらボクシングを置いて他にないわけです。魔裟斗が“得意の”ローキックに一層磨きをかけてしまうような活躍を期待しています。

もう一つ興味があるのは、ボビー・オロゴンの実弟であるアンディ・オロゴンの初参戦です。一体どんなキャラなのかと心配半分楽しみ半分でしたが、なんとも驚くべき紳士!次のコメントを読んでほしい。

「兄の試合は“お祭り”。彼は格闘家ではなく、格闘技が分かっているとは思えない。僕はちゃんとした試合をする」

自分がどんな目で見られているか、ちゃんと自覚してるんですね。このコメントからしてもしっかり練習してきたことが推測できますから、持ち前の身体能力を加味すると、対戦相手の安廣が慌てる場面も見られるんじゃないかと期待しています。

さらにさらにぃ!あの須藤信充の参戦も検討されているということで、久々にライブ観戦したくなる大会です(でも月曜やし、とか言いつつTVで観るのが落ちやろ)。

で、魔裟斗は今回は出ないのかな?まぁ、魔裟斗が出ても出なくても、お客さんには楽しんで帰ってほしいな。