吉田がミルコ戦で着用した背中にタックの入った柔道着は、パンチを打ちやすくするための改良品。同様の目的で中村や瀧本の柔道着は半袖だ。

こんな都合が良いことが許されるのだろうか?と言うより情けない。

数年前、吉田がPRIDEデビューした頃、2ちゃんねるの格板だかK示板だかで吉田が柔道着を着るのは、

柔道家としてのアイデンティティの表現手段か?

技をかけるときに有利なためか?

という論議がなされ、私が「当然、技をかけるときに有利であるからに他ならない」と意見したところ、なんだかんだと反論を受けた記憶がある。とにかく格ヲタの見識の低さには呆れるほか無い。私のことを“闘う立ち技真理教”などと揶揄したヲタの皆さんはどう思ってます?アイデンチチィがどうのこうの言うならば、不利を承知で着るんでしょ?改良なんてもってのほかでしょ?私程度のレベルですらも自分で格闘技できないならば、せめて見る目くらいは養いましょうよ。

話題を戻して柔道着の改良についてだが、こちらのブログで書かれているように「ローの衝撃を吸収してくれるハイテク素材」を導入なんてことも、衣料技術的な問題は置いといて、あり得ない話ではない。もしくは膝の部分にクッション素材を入れるとか。

柔道家がそんなズルはしないだろうとは言えませんよ。武道家性善説と言いますか、スポーツ選手性善説ってありますよね。正々堂々戦うことを誓います!みたいな。こんな嘘はないからね。高校球児にしたって汚いやつは汚いのだから。

柔道着の改良についてはある程度のガイドラインを設ける必要があるでしょう。PRIDEほどレベルが高い世界になると、柔道家の誇りがどうこうなんて言ってられないのですよ。形振り構わず何をするか分かりませんよ。実際にタック入れるくらいなんだからw