高阪剛

高阪vs.トンプソン

トンプソンが計量で12kgオーバーということで,もしトンプソンが勝利しても記録上は無効試合になるという,テンションだだ下がりからのスタートになったが,試合開始間もなくして,そんなことは頭の中から消えた。

トンプソンのゴング&ダッシュにタックルを合わせるかと思ったが,スタンドでの打ち合いに。あの体格差では分が悪いと思ったが,膝蹴りとボディーブローに苦しみながらも引かずに打ち合いに応じ,遂にはグラウンドで上になる展開に。バックに回ってトンプソンの顔面にパンチを打ち込む。島田のレフェリングを知ってるトンプソン,パウンドされながらもしっかりと顔を上げて,負けにされないよう健在をアピール。第1ラウンドは,やや高阪優勢で終了。両者ともに疲労困ぱいの様子。

第2ラウンドも打ち合いの展開になり,最後はロープ際で高阪が顔面にパンチを数発当てると,後ろを向いたトンプソン。レフェリーが割って入り,高阪の勝利。

相当な消耗戦でしたが,本当ならば,序盤にトンプソンをぐらつかせた後,高阪が半歩後ろに下がって,一呼吸置いてから正確なパンチを打てれば,そこでKOできていた。でも,それを実践するのは難しいし,パンチが固くてキレがないから,なかなかそれは難しい。まぁ,打撃の選手じゃないのだからそんな指摘は野暮ですわな。

あ〜,高阪が勝って良かった。

会場でラグビー代表数名が高阪を応援していたが,大野均は人格者だな。観戦態度も素晴らしい。ちょっと次元が違う人間だよ。



○高阪(2R フェリーストップ)トンプソン×

web新の『DREAM1』一夜明け総括

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煽りV
煽りVはあんまり印象的なものがなかったですね。カルバンの水上滑走は爽快な感じで良かったですが。

と言うか、私は何でファンの方々がそんなに煽りVにこだわるのかが不思議。そりゃ、HERO'Sのお粗末なVよりは佐藤Dの方が面白いけれど、あくまで試合のオマケじゃないですか。それに「♪カモンベイベッ」のBGMを含めたPRIDE時代の煽りV以上のものを作るのは不可能でしょ?


解説は◎
TKのような整然と解説できる人材は大切にしていかないといけませんね。できることならば、ラウンド間にスロー再生を用いての解説が欲しいところです。

また、須藤元気も、格闘家として名を売って他の分野に進出しましたが、今度は映画等の分野で培ったものを格闘技界にフィードバックすることができるかどうかで表現者としての今後の成長が違ってくるんじゃないかと思ってます。


カルバンvs青木
青木には特に思い入れがないので、個人的にはカルバンを応援していました。猪木アリ状態からカルバンがいきなり飛び込んで打ち込んだ一発のパウンドは圧巻でした。

大晦日は流れて、今回はノーコンテスト。何となくこの二人は縁がないというか、戦う運命にないのかな?って感じがします。でも、再戦は観たいですけど。

ヒジは全面的に禁止にした方が良いのでは?背中はOKで脊椎はダメって、そんなの無理ですよ。


もっと何か書きたいような気もしますが、今から年甲斐もなくフットサルの試合に出かけねばならないので終わりにします。チームは中学時代の同級生が中心。この歳になっても中学時代の同級生が5〜6人も集まるってのは素晴らしいことだよなぁなんて思ったりしてます。

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web新のプロフィール
観戦暦:30年。格闘技入賞歴:新空手K-2トーナメント、K-1モンスターチャレンジ、土浦市長杯。戦績:17試合13勝4敗9つのKO勝利。新空手史上最短KO記録保持(5秒。但し非公認)


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