青木真也

RIZIN 日菜太の1ラウンドKOとHIROYAの3ラウンドKO

ツイッターのタイムラインでこんな呟きを見かけました。



日菜太を腐すつもりは微塵もないが,格闘技ってそんな単純なものではないですよ。

観客が最も恐れているのは,だらだらフルラウンド戦っての判定ですから,その対極にある1ラウンドKOは,そらぁエキサイティングですよ。でも,ウィッキーというある意味難敵相手に,1〜2ラウンドでローを効かせて最終3ラウンドでしっかりKOしてみせたHIROYAの試合の組み立ては,1ラウンドKO劇に負けないくらいエキサイティングなものでした。

また,日菜太に1ラウンドKOされた宮田和幸はこのように語ってます。


K-1ファイターがMMAファイター相手にK-1ルールで戦うという構図は,断面的に見ればHOROYAvs.ウィッキーも日菜太vs.宮田も一緒ですが,日菜太の場合は第2ラウンドにMMAルールが控えてましたので,メンタル的な部分(第1ラウンドに賭ける集中力)でHIROYAとも対戦相手の宮田とも全く違った訳です。言うまでもなく,格闘技はメンタル面に大きく左右されるスポーツということです。

同じMIXルールでも,国民的ブーイングを受けるほど露骨に逃げ回った青木真也のメンタルはある意味すごいなとは思いますね。

SARABAの宴は桜庭とグレイシーで執り行うべきだった•••

終わったことに対してどうこう言うのは恥ずかしいですが、ちょっと一言。

PRIDEにケジメをつけるという趣旨のSARABAの宴だったので、メインカードは、噂のあった桜庭vs.クロンの方が相応しかったのでしょう。

しかし、クロンが受けなかった。

なぜ?

先祖が狩られまくったことのトラウマ。過大評価。

グレイシー狩りをやっていた当時の桜庭は最大限の評価をすべき格闘家だが、クロンが戦うのは今の桜庭だ。体格差があっても負ける相手ではないはずだ。

本来ならSARABAの宴のメインでヒクソンの息子が桜庭を倒してリベンジ達成。新たなグレイシー伝説の始まり•••という流れが理想的だったのだろう。

青木に桜庭をリンチさせてみたところで、次の展開は何も見えてこない。

桜庭は無駄死にした。残念だ。

澤田と青木のIGF改革に期待する



大晦日大会で、再び藤田和之に病院送りにされた澤田敦士がTweetした内容を読んで、え!?と驚いた。


前回の澤田vs.藤田は、私は会場で観戦したが、壮絶な打撃戦となり、お互いに顔が変形するくらいのダメージを負った。そのような試合をするくらいだから、両者の間には確固たる信頼関係が構築されているものとばかり思っていた。

ところが、である。上記Tweetを見るに相当な遺恨があるようで、そのような相手と怪我をするほどの試合をしていたことに戦慄した。

こんな仁義なき戦いは勘弁して欲しい。台本通りの演劇プロレスが嫌いだからと言って、バイオレンスを観たいわけではないのだ。

幸いにして、これまで負担を強いられてきた澤田に対して、青木真也が改革の提唱という救いの手を差し伸べてきた。




次回2月大会では、改革の片鱗でも良いので、何らかの変化が見れたら良いなと思う。

澤田敦士選手とは、Twitterのやり取りで険悪な関係になってしまったが、今のプロレス界において、本物のプロレスを見せてくれる数少ない選手の1人であると心から期待している。チケット買ってるから偉そうに言うとかそんなつもりでは全くないのだが、無関心が最も恐ろしいこと。それはガラガラの客席が如実に物語っているのだ。

青木が見せた現実

ちょっと言葉が出てこない。

俺の屍を越えて行けじゃないけど、桜庭を介錯したことで青木のステータスは名実共に日本のエースになったんじゃないの?

青木はマイクで、五味戦をアピール。RIZINの次を提示してくれてありがとう。

そして始まる、桜庭長男の敵討ちロード。

IGF大晦日大会観戦記(テレビ地上波)

わずか1時間に凝縮された録画番組でしたが、前座試合が面白かったですね。

<〇ミノワマン‐澤田敦士×>
特に際立っていたのが、MMAデビュー戦でも相変わらずのだだっこキャラを貫き通した澤田敦士。試合では、まともなボクシングができず、ミノワマンのパンチでフラフラになったところでレフェリーストップ負けになりましたが、負けを認めずに大立ち回りした姿こそ澤田の真骨頂。セコンド陣に抑えられて花道の奥に消えようとしたが、ミノワマンがマイクで「見苦しいところをお見せしました」と観客にアピールしたものだから大逆上。ダッシュで花道を駆け戻り、リングに上がってミノワマンに詰め寄りました。

いや〜、面白かったですよ。試合自体のレベルは低いものでしたが、決してUFCみたいに両者のレベルが拮抗した試合だけが面白い訳じゃないですからね。むしろ菊野や川尻の試合以外は見る気も起きなかったでしょ?


<〇青木‐TOSHI×>
格が違い過ぎて青木秒殺。しかしテレビからは全く青木の凄みも面白みを伝わってこなかった。作り手に問題があるなぁ。ミノワマンの煽りVも、熱弁の途中で唐突にカットするあたりに作り手の狙いは見えるんだけど、伝わりにくいというか下手糞なVだった。

とにかく素材を活かせないのがIGFだからな。もし私に声かけて下さるなら、無償で大会をプロデュースしますので、Twitterの方にご一報ください。宜しくお願いします。


<〇ロシア人‐北岡×>
2012年の6月に菊野を完封した北岡。その試合を糧にして、着実にステップアップした菊野はUFCに出場して初勝利。一方の北岡はKO負け。


<小川・鈴川×バンナ、セフォー>
酷い試合だった。相変わらずセフォーのペタペタパンチは見る者を完全に脱力させる。小川とアーツは乱闘を披露し、2014年に向けて闘いを紡いだつもりかな?(大爆笑)


<〇石井慧‐藤田和之×>
左インローが走りまくっていた石井。藤田の戦闘力を大いに削ぐことに成功した。見所はそこくらい?

完全な格闘技マッチになると猪木介入度が低くなるので、いい塩梅にして欲しいですね。





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お高く留まらない葉加瀬太郎

私が好きなテレビ番組のひとつに『題名のない音楽会』がある。クラシック音楽自体が好きで見ているのではない。私のような門外漢にも音楽を楽しませようという姿勢が好きで見ているのだ(その姿勢は現在の佐田裕体制になってから顕著になったように思う)。

昨日の放送ではヴァイオリニストの葉加瀬太郎が御茶ノ水博士風のコスプレで“葉加瀬博士”になって、素人にも取っ付き易いようにクラシック音楽を紹介した。葉加瀬ほど高名な人物がそこまでやるかというくらいにコミカルだった。

ここまで読めば私が次に何を言うかお分かりだろう。

偉大な先人たちが築き上げた格闘技ブームに後乗りしただけの格闘家如きがお高く留まってんじゃないよ。アンディ・フグや桜庭和志とは違うんだよ、お前らは!!

「俺の寝技の技術は分かる人に分かってもらえればいい」だって?このチンカス野郎が!!本当に自信があるならば、もっと広く知らしめようと思わないのか?技術自体に自信はあっても、心底ではそれがちっぽけなものだと悟っているからこそマニアにしか目が行かないのと違うか?

クラシック音楽の素晴らしさを広めようという『題名のない音楽会』の趣旨とは大違いだよな。

このクソ馬鹿野郎どもが。





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現役の格闘家たちにも大衆のヒーローになって欲しい

私への反論(ごっこ)の中に「おまえが学芸会と見下してるジョシカクの試合が一番反響があった」というものがあったが、どこでどんな反響があったのよ?観戦記にも書いたけど、最初から藤井が何秒で一本勝ちするか?という見所しかない試合だったじゃないか。

それともう一つ、「大晦日はボクシング世界戦の一人勝ちだったな」というもの。そうですね、内山は4%という数字を叩き出しましたw さらに井岡はそれを上回る6%!!さすがボクシングの世界戦ですねwww

TBSショック! 大みそか紅白裏番組でボクシング井岡は快勝も視聴率はズタボロ!(リアルライブ)

まぁ、ボクシングには何も恨みはないけど、ボクヲタのフリしたアンチ格闘技の連中が騒ぐから、ボクシングのダメっぷりを紹介したくなってしまった次第です。

でも昔のボクシングは間違いなく大衆の娯楽足り得るエンターテイメントだった。客席の沸き方が違うもんな。ガッツや輪島、具志堅、辰吉たちは大衆のヒーローだったが、今の世界王者はマニアの拠でしかないもん。

それは何もボクシングだけの話じゃなくて、我らがプロレス・格闘技界も同じことだよ。大衆に受け入れられてるのって、プロレスではせいぜい武藤、蝶野の世代まで、格闘技ではアンディ・フグとか桜庭くらいでしょ?

青木や北岡、佐藤嘉洋、あるいは諏訪魔、棚橋なんて誰も知らないし、大衆に受け入れてもらえるだけの魅力なんて皆無。逆に塩をまかれるレベル。

先ほど録画しておいた『日本人が好きな有名人100人』という正月番組を観たけど、出演タレントが佐山聡やジャイアント馬場に言及する態度にリスペクトが込められているのが心地良い。売り出したいタレント(奇跡のモノマネとか)を変に持ち上げるのとは訳が違うからね。テレビ局として今更プロレスラーをどうこうしようなんて意図が皆無な中でのリスペクトであるから、それが本心であることが伺い知れる。

ね、我々が応援している現役のプロレスラーや格闘家たちにもそうなって欲しいと思いませんか?

関節の角度がどうこうとか内股へのローキックがなんたらかんたら言ってるようでは一生無理だけどな。エンターテイメントに理屈は不要なんだよ。

と言うか、おまえらはテレビで人気者になりたくて修斗やキックボクシングを捨てたんだろ?それを今更技術論の世界に逃げ込むのはどうかと思うぞ。散々荒らした後でな。

腐れ小者どもめが。





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青木真也、米国へ

さすが世界の青木真也です。UFC行きニュースの記事見出しがヤフーのトップページに掲載されました。

imageこれは青木のUFC移籍を公武堂の社長さんが容認したよって意味ですよね?

所詮はマニア向け

また青木と北岡が2人して何やら呟いてるようで。青木を批判した前田日明に対して、「老害」だとか「プロレスしかやったことない人間が言うな」とか。

これだから彼らがブレイクしないんだよ。

彼らがブレイクしないから日本格闘技界も低迷するんだよ。

プロ格闘技ってのは、プロレスラーになれない人間がやるものだったのだが、K−1、PRIDEで立場が変わってきた。それでもやはりプロレスに対する僻みは根強い。そのシンボルとしての青木と北岡。

負の感情を剥き出しにしてる人間がスタアになれる訳がないのだ。

でも、この2人は口に出して言うだけ良い方だ。他の格闘家は黙ってるだけで考えは一緒。

そう言えば長南がガチ相撲に何か口出ししたとか。長南の考えなんてどうでも良いよ。問題は、長南という格闘家が世間一般にとって全くお呼びじゃない存在だってこと。もし、何か間違って長南がTBSに呼ばれていたら・・・。

ホイホイホイ。ノコノコノコ。

笑ってしまうね。




》web新のTwitter


やれんのか!?

裕樹
「僕の闘いで日本を元気にする!」
(6・25MAXに向けての意気込み。K-1公式サイトのインタビューより)

青木真也
「震災なんて(試合には)関係ない」
(DREAM.16のPVより)


2人の対照的な発言。

私は意外にも青木の発言を違和感なく受け止めることが出来ました。

被災地へのメッセージは偽りか?

当初の予定から数週間遅れて開幕したプロ野球のテレビ中継を観た。 

今シリーズは“震災復興シリーズ”と銘打たれており、試合中継の合間には有名選手が被災地に向けてのメッセージを述べていた。 

日本中の視聴者に対して、被災地を支援する意思表示をしたプロ野球選手は、通常時ならば勝ち試合の後(もしくは節の間の休日)にはハメを外して祝勝するところだろうが、そのような行為は球団の指導もあって自粛をしているはずだ。そうでなければテレビの前の視聴者を欺くことになるから、当然のことだ。 

そこで格闘技界に目を向けてみた。 

青木真也のツイートを見たら“募金活動等出来ず、試合に向けて練習ばかりしてきたが、自分には格闘技しか出来ない。やれることをやるしかないのだ”という旨を呟いて、堂々と胸を張っていたようだが、青木は街頭募金に参加しなくて正解。 

なぜなら、多くのファンに支持されている有名選手という立場をわきまえず、四六時中軽薄な呟きを乱発している人間が「震災復興」など口にしたところで何の説得力もないし、逆に嘘っぱちも甚だしいと見なされるだけだからだ。 

有名人=公人が、被災者に対して追悼あるいは支援の言葉を吐いたならば、いつ、どこにいても、その姿勢を崩すべきではない。 

「それはそれ、これはこれ」は通じないのが公人なのだ。 

格闘技しか出来ないのは解るが、それでもネット上での軽薄な会話を慎むくらいは容易に出来るはずなのだ。 

格闘技が強いだけの人間を、誰も管理できずに野放し状態。 

日本の格闘技界は甚だ未成熟な世界であることを改めて認識させられた。 




》web新のTwitter

酷い出し物 井上克也vs.花澤大介13(09.2.1パンクラス ディファ有明大会より)

サムライにチャンネルを合わせたら、一昨年に行われたパンクラスライト級タイトルマッチが再放送されていた。

王者の井上克也が挑戦者の花澤を判定で下し、王座を防衛したのだが、これがまた、しょっぱいことこの上ない試合だった。

まぁ、井上克也vs.花澤大介13という組み合わせを見ただけでも口の中が塩辛くなりそうではあるが、試合もダラダラと軽く殴りあい、倦怠期を迎えた夫婦の寝床のようなグラウンド技の応酬を繰り返しただけだった。

こんなものを15分間も、しかもメインイベントとして見せるって、どうかしてるぜ!!

試合のつまらなさは想定内ではあるが、試合後の会見での発言も塩そのものだった。あんな下らない出し物をした直後に「やっぱり大きな舞台で試合をしたいので、次は戦極に出たいです」と来たもんだ!呆れたよ、この馬鹿野郎には。

ただ、試合が盛り上がらなかったこと自体は井上本人も自覚しているようで、謝罪発言もしていたが、「お世話になった方々に申し訳ない」とのことで、格闘技ファン全般は彼の視野には全く入っていないようだ。

さらに醜いと感じたのは、試合を終えて退場する際、花道の奥で知り合いと談笑していたこと。その程度ってことなんだよ。自身の半径数メートルの世界だけしか巻き込めないエンターテナー。

こんな奴が一線で活躍している日本の格闘技界が衰退するのは当然だと思ったよ。

くしくもTwitterで“自分のために試合をする”云々の発言をしたシンヤ青木と二言三言の意見交換をさせて貰ったが(青木と井上は全く別格だとは思う。)、プロのエンターテナーは大衆を振り向かせてナンボだと思うのだ。

そうだ。この春は戦犯捜しの旅に出よう!

提供は、JR東日本でした。





》web新のTwitter

フリークスと青木真也と下衆なファン

各エントリーにコメントをお寄せいただいておりますが、日々のエントリーを投稿するのが精一杯で、なかなかレスを返せない状況です。

有能な人であれば、仕事やプライベートが忙しくてもキッチリと返信までやってしまえるのでしょうが、私はその域には達しておりません。

だから私は「忙しくてBlogの更新が滞っております」みたいな戯言は死んでも吐きませんよ。

忙しいのではなく、能力がないだけなのですから。

そんな訳で、これまでコメント欄に頂戴したいくつかの質問に対し、ここで回答させて頂きたく早漏(仮性包茎ゆえに)。



<包容力のある女性に魅せられて>
先日投稿したRENA関連エントリー内の釣り画像として貼り付けた、包容力のある外国人女性に興味を持たれた方がおりましたが、それにつきましては、こちらを参照願いたいと思います。私は本編全てを鑑賞したことがないので、詳しいご説明は出来ません。

最近では邦画の『おそい人』だか『遅い男』みたいなタイトルの邦画が面白いようです。こちらも私は予告編しか観たことがありません。



<自演乙vs青木の特別キックルールについて>
首相撲は認められていたのか?

どこを探してもその記述は見つかりませんでした。

つーか、公式サイトのニュースには、首相撲や肘攻撃は反則である旨が明記されていました。

しかし、あの試合を見返すと、とてもじゃないが首相撲や掴みが禁止されたルールに基づいたレフェリングをしているとは思えない島田裕二の裁き具合。

imageだって青木が首相撲で自演乙を抑え込んでるのに、島田は五秒くらい経過してから割って入ってるからね。

そんな風だから、首相撲が認められたなんて全くアナウンスされなかったにも関わらず、多くの視聴者が首相撲が認められていると思い込んでしまったのだと思う。

まぁ、この試合は競技でも何でもないのだから、どんなレフェリングをしようともお構いなしなんでしょう。



<選手が歪めばファンも歪む>
imageそんなインチキで青木が3分間逃げ切ったことを大喜びするファンが少なからずいました。

テレビで見ていて、私はゾッとしました。




》web新のTwitter

青木真也は胸を張れるのか?

<青木優遇の不思議>
当ブログに寄せられたコメントを読んで知ったのですが、自演乙と青木の試合に適用されたDREAM特別ルールが余りにも青木寄りに偏重したものだったことに驚きました。

・フリーノックダウン
・判定なし
・首相撲OK

フリーノックダウン制は、第1ラウンドに青木が追い込まれても、わざとダウンをして窮地を逃れられるために採用したものと見て良いでしょう。

さらに判定決着がないため、何度オウンダウンで逃げても勝敗に影響は出ません。

首相撲OKも青木には有利。実際に青木は首相撲や抱きつきで時間稼ぎをしていました。

第1ラウンドからオープンフィンガーグローブ(以下、OFG)を使用したことも(これはグローブを着け直す手間を省くための措置でしょうが)自演乙には不利。ボクシンググローブでのディフェンスに慣れた人ほど、あんこが小さいOFGでのディフェンスは怖いと感じるはずです。

ここまで露骨に青木寄りのルールを設定したことには首を傾げざるを得ません。FEGの主力商品は自演乙のはずなのに、それを積極的にキズものにしようだなんて、普通の感覚ではあり得ない話。例えて言えば、チェリオジャパンが「ガキ水」並みに不味い炭酸飲料を発売するようなものです。

FEG社内の勢力図ってどうなってるのでしょうか?、K-1派よりも旧DSE派の方が権限を握っているから、青木が優遇されるの?

まぁ、そんなお家事情は私の関心事ではありませんのでどうでも構いませんが、もう少し商品を大切にして欲しいと思いますよ。今のK-1MAXは、自演乙なしではやって行けないのだから。



<青木真也は胸を張れるのか?>
青木がツイッターで「自分を貫く」とか「堂々と胸を張る」とか呟いていることに違和感を覚えました。

私は2日のエントリーで、青木のかけ逃げに関して寛容な態度を示しましたが、当事者の青木にそこまで開き直られたくはないですね。

だって、技のかけ逃げは反則行為なのだから。

そして、それをやったことで第1ラウンドが格闘技の試合にならなかったにも関わらず、堂々と胸を張るって、どーゆー神経してるのでしょうか?

青木とグラップリングマッチを戦う相手が、寝技が怖いからとリングを降りて、売店の方まで走っていくのと大差ない。



<青木について北岡選手と意見交換>
青木のかけ逃げについて北岡選手と意見交換させていただきました(元旦にツイッター上で)。

内容は以下のとおりです。(一番最初の北岡選手の呟きは私に対してのものではありません)。


【北岡選手】まさとのリアクションは仕方ないと思う。受け取り方は皆自由で当然。俺は青木は逃げたなんて思わない。俺達はまた頑張って自分自身を証明していく


【web新】明らかな技のかけ逃げは反則行為ですから、「自分らしさ」で片付けられる問題では無いように思います。 RT @PancrasesatoruK: まさとのリアクションは仕方...


【北岡選手】おっしゃることはわかりますがそれを自分につぶやきかけるのは違うと思います RT @K1_webshin: 明らかな技のかけ逃げは反則行為ですから、「自分らしさ」...


【web新】チームの総意としてのあの作戦ではないのですね。失礼しました。 RT @PancrasesatoruK: おっしゃることはわかりますが...


【北岡選手】いえ、チームではありませんが自分個人はあの戦い方を否定するつもりはありません。否定されるのはわかった上でです。そしてもしも自分があのルールで戦ったらあれに近い感じで戦うと思います RT @K1_webshin: チームの総意としての...


【web新】打ち合いを回避する姿はいかにも逃げてる印象を残しますが、ストライカーが寝技に持ち込まれないように相手を突き放すのも、相手のフィールドで戦わないという鉄則を守るという意味でいっしょなんですよね。 RT @PancrasesatoruK: いえ、チームではありませんが...


【北岡選手】そういったご理解本当にありがとうございます。今回もし彼が責められるとするならば、モラルやルール云々抜きに純粋に勝負ごとに負けたことだと自分個人は思っています RT @K1_webshin: 打ち合いを回避する姿はいかにも逃げてる...


・・・という流れでした。

当初は青木にかけ逃げを否定していた私ですが、さすがに北岡クラスの偉大な選手(しかも人柄が良い)と触れ合うことで、青木に対して寛容になってしまった次第です。

やっぱり私の場合は、選手に対して敵対するくらいのスタンスをキープするのが良いのかもしれません。選手の人柄の良さにほだされるようではダメ。

例えば、過去に佐藤嘉洋選手に対して「(K-1ワールドMAXの決勝大会は)面白くないものは面白くないです」と呟いたくらいがちょうど良い。

一般のファンであれば選手にお世辞言って、「私のことをフォローしてくだちゃい♪」なんておねだりするのが普通なのかもしれませんが、私の場合はミーハー心を捨て去り、自己のキャラクターを守らねばいけません。

私はK-1心中管理者、web新なのですから(ただのオッサンやろw)。



<青木がブログ更新>
1月4日午前に青木真也がスポナビブログを更新しましたが、その内容が意味深長というか。


よし


すっきりした


もうやめだ



青木が格闘技をやめる訳がないので、いったい何をやめるのか気になりますね。



<内輪ネタなんかいらない>
青木真也が今回のかけ逃げと、09年Dynamite!!での腕折り&ファックポーズをするに至った心情を理解するには、旧DSEスタッフの何某さんとの関係を知る必要があるそうです。

紙プロの編集者がそんなことを呟いていました。

だったら自分の雑誌で分かり易く書いたらいいんじゃないの?そんなくだらない謎かけされても、喜ぶのは評論家ごっこが好きな極一部のファンだけだよ(苦笑)

主催者はまともなカードを組めない。マスコミも格闘技を盛り上げるような記事を書けないどころか、白けるようなことばかり。お前ら、しっかりせいよ。





》web新のTwitter

K-1リベンジを成し遂げられなかった京太郎の弱点。そして2011年のK-1は・・・

自演乙vs.青木関連のエントリーに対する皆様方からのコメントを拝読しました。

いろんな見方があるもんですね。そりゃそうです。格闘技は算数じゃないんだから、これが正解!なんてものはないのです。

よく専門誌等で「青木真也とは何か!?」みたいな記事を見かけますが、そんなもんは見た人それぞれの中に像が作り上げられるものであって、いちいち定義付けをすることには大した意味はないと思います。

大切なのは、どんなスキャンダルが起きたとしても、それでも格闘技って面白い!という純粋な気持ちを持ち続けること。K-1心中を更新していく中で「このブログを読んで、そんな見方もあるんだなと気付かされた」みたいなありがたいご意見を頂戴することもありますが、もちろんそれに奢ることなく、一人でも多くの格闘技ファンの方々と格闘技の面白さを話し合えるコミュニティを作り上げていけたら良いなと思う次第です。

また、「辛口の批評を楽しみにしてます」というご意見もしばしば頂戴しますが(ありがとうございます)、私自身は辛口のつもりも、批評をしているつもりもありません。格闘技が好きであればこそ、自分の子供を厳しく叱るように自然と言葉が辛らつなものになってしまうのでしょう。

さて、青木問題はひとまずお休みして、今回は京太郎のK-1リベンジマッチについて書いてみようと思います。


Dynamite!!2010 第7試合 K-1ヘビー級ワンマッチ
○ゲガール・ムサシ(判定3-0)京太郎×
※京太郎は第2ラウンドにパンチでダウン1



京太郎の敗因は、リーチの短さからくる打ち合う姿勢の悪さ。彼は打ち合いになると相手に正対する癖がある。いや、癖というか、そうせざるを得ない。

リーチが短いという身体的特性があるため、斜に構えたのでは奥側のパンチが相手に届かないから、打ち合いになると、胸を突き出した非常にリスキーな格好で相手と向き合うことになり、パンチを被弾し易くなってしまうのだ。

それでもこれまでは何とかヘビー級戦線を勝ち抜いて来たが、ゲガール・ムサシのボクシングテクニックがたまたまその弱点を突いた格好になった。

今回の試合は京太郎にとって、08年大晦日に自身の“前任者”をKOしたムサシへのK-1リベンジという位置付けのカードだったが、それに失敗した。これが5ラウンドマッチだったら結果は違っていただろうという声もあるが、それはあくまで仮定の話。この試合は両者ともに3ラウンドマッチとしての戦い方をして、この結果になったのだ。だから京太郎の大惨敗と私は見ている。

しかし、それでも彼がK-1ヘビー級タイトルの保持者であることには変わりない。1階級下の総合格闘家にダウンを奪われた末に黒星を喫したK-1ヘビー級王者、京太郎。

次のK-1は春の横浜大会になるだろうが、失地回復のためにK-1はどんな手を打つのだろうか?それとも何も無かったかのように唐突で無意味な相変わらずのマッチメイクをするのだろうか?

失地回復と言えば、-63CLUBの大和哲也も危ない試合をした。私が12月19日に更新したエントリーで予想したとおりに苦戦した訳だ。

もうヘビー級とかライト級とか区分してる場合ではない。春の横浜大会は、ワールドGPシリーズもMAXも一まとめにして、K-1とMMAの対抗戦を主軸にするべきだ。

そこには是非とも、自演乙vs.菊野克則の一戦を組み込むことを主催者に提案したい。そして、自演乙が青木に勝利した感動と驚きをその場限りで終わらせず、自演乙戦に名乗りを上げた菊野のやる気も無駄にせず、それら幾つかの点同士を線で結んだストーリーを構築し、2011年のシリーズで展開して欲しい。

2011年のK-1を盛り上げるには、それが一番有効な手段のはず。

ただ、谷川EPはそーゆーところに鈍感だし、マスコミも何をどうすれば格闘技が盛り上がるのかが全く分からない状態だから困るんだけど・・・。





》web新のTwitter

青木真也はK-1を舐めていたのか?

「K-1を舐めんなよ!」

これは青木に劇的な勝利を収めた自演乙がマイクで叫んだ台詞です。

その模様を解説席から見ていた“ミスターK-1”こと魔裟斗も座席から立ち上がって何か叫んでいましたから、当事者の自演乙以上の勢いで「舐めんなよ!」の想いが強かったんじゃなかったでしょうか(魔裟斗が先に「K-1舐めんな!」と叫んだとか?)。

しかし、青木真也は本当にK-1を舐めていたのでしょうか?

私は、そこは微妙なところだと感じています。

まず、1ラウンド目の青木の戦い方をどう捉えるかで判断が違ってくるでしょう。私の捉え方は、首相撲が認められた特別キックルールであっても自演乙には敵わないと判断して逃げまくったわけで、決して青木はK-1を舐めていた訳ではないと思いました。

一方、別の捉え方をするならば、あんなふざけた戦法を用いるとは、K-1を舐め過ぎてるんじゃないか!?となるかもしれません。

しかし、自演乙と魔裟斗の「K-1を舐めんなよ!」発言の本質は、もっと根深いものがあるんじゃないかと私は思ってます。

その本質とは何か?

そのヒントは、昨年末に投稿したエントリー「大晦日はK-1が試される日」の中にあるような気がします。そこに書いたK-1とMMAの対比が根底にあることも「K-1を舐めんなよ!」発言の要因の一つではないかと。

この問題については、これから書くエントリーで徐々に触れていきたいと考えております。

それにしてもこうしてDyanamite!!2010を振り返ると、まさに“K-1が試された”大会になりました。K-1心中においては、しばらくDynamite!!に関する雑感を書いていくことになると思います。

最後に余談です。

青木に勝利した後の自演乙の行動を問題視している人をネット上で見かけましたが、お前ら馬鹿かと。陰湿で寝技が圧倒的に強い青木真也と総合ルールで戦うことの恐怖を克服し、奇跡の勝利を収めた自演乙の心情など誰が理解できようか。中指立てて喜びを爆発させて喜んだくらい、何てことないだろう。

粗探ししてまで評論家ごっこしたいのか?




》web新のTwitter

web新の格闘ウィークエンダー(長谷川、しずちゃん、青木、SB鈴木、カズ中村)

毎年この時期になるとスポーツニュースで報じられるジャイアンツの納会風景。何だか見てはいけないものを見てしまったような気持ちになります。



<長谷川穂積、フェザー級王者に!>
12ラウンドも打ち合いを続けるって凄いなぁ。大差が付いてるのにポイントアウトを狙わず、何かに憑り付かれたかのようにリスキーな打ち合いに挑んだ長谷川。

小男の殴り合いなんて馬鹿にしてたら大間違いやぞ。なぁ?

この試合を観戦したK-1ファイターがいるならば、感想を聞いてみたいもの。自身の今後の抱負も含めて。



<Dynamite!!雑感>
・Dynamite!!でTBSは南海キャンディーズしずちゃんの出場を打診した。

・Dynamite!!でTBSは桜庭和志 vs. 曙を打診した。

・Dynamite!!で青木真也 vs. 真騎士は無い。

・kamiproがワールドビクトリーロードと業務提携するという話は全くのガセ。

(『MMAアイアンマン』より)


まず、しずちゃん。プロ格闘家の誰よりも"数字"を持っている。彼女が出場すれば高視聴率間違いなしだ。

一ファンの分際で視聴率なんか気にするな!と言われるならば、私はしずちゃんの試合が観たいと言い返す。

そう言えばしばらく前のエントリーでDynamite!!のカードをいくつか提案したが、その中にもしずちゃん絡みのカードがあったような?・・・


格闘家はお呼びではない大晦日 Dynamite!!追加カード(案)発表


バラエティ番組でのスパーリングを見る限りでは初心者の域を出ていないと思われるしずちゃんだが、ボクシングルールならばアジャ・コングとも張り合えるかもしれない。

間違っても中井りん等の本格派ジョシカク選手を当ててはいけない。しずちゃんが惨敗し、気まずい空気の中で年越しそばをすすることになってしまうから。



桜庭vs.曙は、さすがに私でも「観たいです!」とは言えないなぁ。



青木vs.真騎士は時期尚早。試合自体は面白さや激しさを堪能できるものになるとは思うが、この試合がDREAMと戦極のライト級頂上決戦だと煽るには無理がある。

ライトなファンは、地上波にほとんど露出していない真騎士を知らないからだ。

まずは真騎士に噛ませ犬をあてがえとは言わないが、DREAMers2~3人を撃破させることで、"戦極は観ないがDREAMは観る"多くのライト層に真騎士の強さを認識させるという工程が必要だ。

できれば、北米進出に色気を見せてるネオ柔道家の鼻っ柱をへし折って欲しいな。

そして、いよいよ真騎士の相手は青木しかいないとなった時点(来年の大晦日あたり?)で頂上決戦を行うべき。こんな時だからこそ、1年かけてカードを温めるくらいのゆとりが必要だと思うがいかがだろうか?

その間に青木が王座陥落して、なお且つ強さの印象が著しく弱まったならば、その時は新しい王者が真騎士と戦えば良い。

また、真騎士がレスリングでロンドン五輪出場を目指していることを付け加えるのも忘れずに。権威主義だなんて言わないでね。オリンピックは猫も杓子も注目するイベントなのだから、それに関連するネタを用いるのは至極当然の手法なのだ。

一般人にしてみればK-1GPだのDREAM王座なんてものは、オリンピックに比べたら屁汁みたいなものなんです。



<SBの新星・鈴木博昭>
S-CUPの特別試合で石田にKO勝利した鈴木博昭。確かに面白そうな選手だが、ちょっと物足りない。と言うか不満。

なんか、小ずるい。

だって、石田にキャッチされそうになると自分から倒れ込んで投げられるのを防いだでしょ。何度も何度も。

投げにポイントが与えられるルールのSBならば、鈴木がやったような消極的な逃げ方には警告を出すべきだよ。試合が汚くなるもん。

逆にブアカーオはSBらしい試合だった。足をキャッチされても自ら倒れこんだりしなかった。堂々と片足で立ち続けた。

鈴木には「小ずるい」なんて失礼なことを言ってしまったが、彼にはもう一皮剥けてほしい。他の日本人シュートボクサーとはモノが違うと思うから。



<カズ中村の新境地>

■「X PLOSION」inニュージーランド
12月11日(土)ニュージーランド

<X PLOSION チャンピオンシップ 特別ルール>
アンズ・“ノトリアス”・ナンセン
中村和裕(吉田道場)

※特別ルール:1R/3分キックボクシング、2R/4分キックボクシング+投げ有り、3R/5分総合ルール(ただしグラウンド状態は30秒のみ)


金を払ってまでは観たくないが、面白そうではある。

このような打撃寄りのルールを飲むってことは、中村は己の商品価値の低さにやっと気付いたってことか?

でも、1ラウンドのキックルールを意外と余裕でしのぎ切り、中盤のラウンドであっさり勝利するのではないかと思う。



シュートボクシングの魅力が見直され始め、カズ中村が古の実験リーグを髣髴とさせる変則ルールに挑む。ここに来て日本の格闘技界の潮流が、思わぬ方向に微妙に向きを変え始めたような気がする。




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青木真也 > K-1MAX

昨日のK-1ワールドMAXは、全試合が無料ネット動画で生配信された。

その延べ視聴者数は十万人弱。リアルタイムの視聴者数は、後半で9千人前後だった。

ネット環境が整っていれば誰でも手軽に見れたにも関わらず、この数字は少な過ぎると私は思う。

格闘技の試合の無料ネット配信と言えば思い出すのが、青木真也のStrikeForceデビュー戦だが、こちらはニコニコ動画で約三万人の視聴者を獲得した。

K-1MAXと青木を単純比較は出来ないが、あえて勝敗を着けるならば、私は迷わず青木に軍配を上げる。

MAXは20名の選手が登場。世界トップファイターが顔を揃えていたが、StrikeForceはほぼ青木オンリー。延べ三万人の視聴者のほとんどが青木の歴史的勝利(あるいはその逆)を期待して視聴したと考えられる。

何試合かをチラ見した視聴者数の積み重ねで延べ十万人弱をカウントしたMAXとは、視聴者の質が断然違うのだ。

さらにこんな違いもある。

MAXの配信はUSTREAMのサイトにアクセスして再生ボタンを押すだけで視聴できたが、青木の試合を配信したニコ動は、アカウントを取得する手続きが必要だった。しかも、定員オーバーで締め出されないよう、厚遇の有料アカウントを取得してまで視聴した私のような人間もいた。

それほど青木見たい人間が3万人もいたのだ。

青木に何とかして欲しい、アメリカで勝ってくれというファンの熱。あるいは憎い青木が惨敗する姿を見たいというアンチの負の力。

今のK-1に足りないものを、青木は持っているのだ。



PS.このエントリーを読んで、もしあなたが私のことをK-1嫌いの人間だと思ったならば、私はあなたと絶交したい。関わり合いたくない。よいこのK-1教室にでも通って欲しい。



》web新のTwitter

web新のDREAM.16観戦記(後半戦)

<○石井(判定3−0)ミノワマン×>
石井はプロ転向直後に猪木の誘いを袖にしていたように記憶しているが、今日は猪木ボンバイエで入場。困ったときの猪木頼みか?

それにしても、つまんねぇ試合だったな。

試合後のマイクも、地上波向けとして主催者に促されて仕方なくやった感じだ。瀧本と変わらねえ、しょぼくれたマイクだった。

それにしてもミノワマンの萎縮ぶりはどうしたものか?見せ場は足関節を狙った1度のみ

(※地上波を見てからの追記:トンプソン戦から石井戦に変更になったことを「整理整頓した机の上を台無しにされた気分」と表現したらしいミノワマン。覇気がなかったのも理解できますね)。

ただ、石井がコーナーでの離れ際の攻防をおろそかにしていなかったことは評価できる。



<○青木(判定3−0)アウレリオ×>
退屈な試合が続き、青木にとっては地上波に乗るチャンスのはずだったが、同調して退屈な判定勝利。

アウレリオをグラウンドでコントロールしたのは凄いこと・・な〜んて、一般の視聴者には関係ない話だからw

この時間帯に放送される意味をよく考えろ、バカ!



<○メイヘム(一本)桜庭×>
強烈なパウンドを数発落としてからの肩固めでメイヘムが一本勝ち。

体格もパワーも違い過ぎたが、桜庭は昔から体格的なハンデを背負った試合が多かった。でも、全盛期はそれを感じさせないオーラを放っていた。

桜庭、潮時だろう。

DREAMはメイヘムをエースにしてはどうか?『リンカーン』等でテレビに露出させれば、面白いキャラが浸透すると思うけど。



<○ムサシ(一本)水野×>
水野は試合開始早々になかなかキレのありそうな打撃を振るってムサシを後退させたが、なんでそのままリング中央に陣取らないのか?

ムサシ強すぎました。



<総括>

・試合に勝つことと、己の商品価値を高めることは、必ずしも一致しないという事実を再認識させられた大会となった。

・マッチメイクをよく考え直して欲しい。選手の意向を汲んだ結果としての今回のマッチメイクというならば、そのせいで我々ファンは不満を募らせることになっているわけだから、せめてどの選手が誰との試合を拒否した等の経過を公表して欲しい。まさかファンよりも選手のメンツの方が大切だなんて言うまいな?

・閉会式で所在なさげに立ち尽くす石井に違和感。本来ならばフォトセッションの中央に陣取るくらいの存在感を発揮するはずなのだが、プロの世界は甘くないってことでしょう。柔道米国代表としてオリンピックを目指す方が話題性があって面白いよ。うん。

・クソッタレ!!



》web新のtwitter

web新の格闘ウィークエンダー100924(Photoshop、iPhone、城戸、花月、DREAM)

<美人は3日で、ぃゃ3秒で見飽きる>
お人形さんのように端正な顔よりも、どこか崩れた部位のある顔の方がそそられるというのが"女性の顔評価"における私の持論であることは、格闘技ファンの皆さまにもそれなりに認知していただいていると思われますが、こちらの画像をご覧ください(『おもしろ速報』"お前ら自慢の可愛い子ちゃん画像を採点したい"より)。

左側の女性の顔(及びお乳)をPhotoshopで加工したものが右側だそうです。一見すると小倉優子似に可愛く"整形"されたように思えますが、しばらくこの2枚を見比べていると、左側の"整形前"の顔の方が魅力的に思えてきます。

目にも鼻にも口元にもエロスを感じる!

Photoshop加工と言えば、予てから私が推している真希波マリのコスプレ女性についても加工疑惑の声がコメント欄に寄せられたが、もしそうだとするならば"整形前"の顔を見てみたい。

こんな顔だったら驚く。



<iPhoneでそわそわ>
毎日iPhoneをいじくり回してますが、頭が弱いうえに取説を読まない人間である私は、iPhoneを使いこなすレベルには全く到達しておりません。

何をインストールして、どんな使い方をすれば良いのかと頭を悩ませるばかり。雑誌や関連サイトを読み漁り、あれもしなければこれもしなければと浮足立ち、情報の洪水に飲み込まれている感じ。

今までUSBメモリ内のデータとパソコン内のデータの同期を取るなんて作業もしたことがない私だから、SugarSyncとかEvernoteをインストールしてはみたものの、なかなか使い始められない状態。情けない。

さらに、iPhoneばかりいじってるせいでパソコンを立ち上げる機会がめっきり減ったうえに、タッチパッド式のiPhoneはク○マを○○しながらの文字入力に不向きのため、これまでのようにク○マを○○しながらふと思い付いたことをその場で書き記すことも出来なくなり、ブログの更新もままならない状態に陥ってしまいました。

プロ市民の方に非難されることがないように伏字を使ってる(笑)○○しながらの文字入力は私には必須の行為なんですが、なんとiPhoneの日本語テンキー入力をブラインドタッチで行える装置をフロリダで開発中の方がいるのです。これは試す価値ありだと思いますので、完成したらブログで公開したいと思います。

それにしても以下のとおりわからないことばかりで・・・



・文字入力
半角カタカナ変換は、変換アプリをインストールしないと出来ないの?

『カナ変換会』

・スクリーンショットを撮るにも専用のアプリが必要?

・単語登録はいちいちiPhoneで1つずつ入力しなければならない?csvファイルを取り込んでの一括入力は不可能なの?

・携帯電話のカメラには、画像のサイズ変更機能が最初から付随しているのが当然だが、iPhoneは・・・?



<城戸vs.我龍>
キックのイベントで行われていた好カード(K-1ルール)。

たまたまサムライのニュースで見ましたが、宣伝不足と違いますか?マニアだけに見てもらうのではもったいないよ。

でも、試合内容はマニアにだけ見せておけって感じだったのかな?城戸は我龍相手に判定勝ちしてるようじゃダメだろ。



<花月>
仙台ガールズプロレスリング(以下、仙台GP)の花月選手にちょっと注目してます。NEOを観に行ったときにゲスト参戦しているのを見たのが最初なんですが、躍動感あふれる戦いぶりと体つきが好印象でした。

かつて長与千種が立ち上げた団体の新人レスラーみたいな印象も受けたのですが、それもそのはず、仙台GPのエースは長与が育てた里村だったのです。

後出しジャンケン的で恐縮ですが、今日のサムライで知りました。

そして、花月に一つ注文です。改名したほうが良いと思われます。

花月って名前はイメージに合わない。素材を生かすためには本名かそれに準じたリングネームがベストだと思う。

余計な装飾は素材を駄目にする。



<アルロフに続きシルビアのK-1参戦を求む!>
image三田さんとシルビアとサイモンのスリーショット!

シルビアはバンナとかみ合わせ良さそうだなぁ。

IGFに出場するくらいだから、K-1にも呼べそうだよなぁ(プロレスだから契約上の縛りがないとも考えられるが)。遺恨を再燃させてほしい。

それにしてもIGFは元UFCファイターを何人も招聘してるが、何をさせたいのかよく分からない。金と素材を無駄使いしてる印象。



<いよいよDREAM>
もちろんPPVチケットを購入済みですが、地上波放送を一般視聴者目線で観たいとも思います。市場調査(笑)を兼ねて健康センターに行ってみるかな?

一般視聴者が最も重要な顧客だから。

まさか石井は忘れ去られてはいるまいな・・。

そして青木。カード発表会見では「これからの3週間で盛り上げていきたい」と語っていたが、今日までに何をしたのかね?

青木の試合が地上波放送されるかどうかが見所の一つ(笑)

DREAMライト級の針路 〜青木の激勝に想う〜

52eb67de.jpg川尻が完勝し、青木の仇討ちと言うか、日本格闘技界の失地回復のためにアメリカへ出征する。そんな青写真を勝手に描いていたが、まんまと青木に持って行かれた。

フィニッシュはアキレス腱固めか。まるでセコンドの北岡が無敵だった頃のような有無を言わさぬ勝ち方だった。

あれをケージの中でやって欲しかったなぁ。

今回の勝因は、ミドルキックで様子見をせず、思い切ってタックルを仕掛けたことだろう。

これまではムエタイスタイルに傾倒し、メレンデス戦でもミドルを繰り出したが、相手の接近を阻むことすらままならず・・・。

ただね、タックルを決めることは口で言うほど容易ではなく、思い切りの良し悪しやフィジカルの状態等に加えて、相手の出方やと状況等、様々な要素があってその成否が決まるわけだ。昨日の青木あるいは石田みたいにズバリと決まるケースもあれば、小見川の相手みたいにあしらわれるだけだったりオブライエンみたいに墓穴を掘るような最悪のケースも有り得るのだ。

だから、いつか青木が再度ヘStrikeForceで試合をすることになったとしても、今回のように完勝できる保証はない。言うまでもなく。

が、昨日の戦い方が青木が勝利するには一番の近道だろう。ミドルキックで牽制する暇があったら、決死のタックルで寝技地獄に引きずり込め!

川尻がああなってしまった今となっては青木にやってもらうしかない。この勝利の余韻が醒めやらぬうちにStrikeForce再出撃の段取りを決めてくれ!!

一方の川尻だが、あれだけ捻られたのでは足首が完治するまで相当の時間を要するだろう。下手すれば年内復帰も無理かもしれない。

それを考えると、セコンドがタオルを投入する手はなかったのか?と、先に立たない思いが込み上げてくる。

外野が口出しする問題じゃないとか山田トレーナーとの絆の強さがなんたらかんたらとの声が聞こえてきそうだが、ただでさえ手薄な選手層に穴を空けられては、こちらとしても困るんですよ。

青木に負けたとしても日本の二の矢としてStrikeForceに放つことが出来たはずなのに、怪我をしては台なしだ。

川尻自身だってさ、タオル投入で取り乱したとしても、一晩経って頭を冷やせば納得するはずだよ。

それより何より、あの体勢から逃げようがなかったってことは、当の川尻が一番良く知ってるわけだから。

(あとがき)
いつにも増して淡泊な内容の観戦記になりました。思い入れの度合いがそのまま出た形か。それもそのはず。これでやっとスタートラインに立てたわけだから。

体勢を立て直した青木の真珠湾攻撃に期待したい。




web新のtwitter。こんな投票所は嫌だシリーズとこんな女は馬鹿だシリーズをお楽しみください。

web新のDREAM.15展望 〜川尻の鉄槌が誘うSFへの壮行歌〜

今朝は早起きしたため、今回のDREAM展望エントリーを書いてみたら、ライブドアブログ管理画面がなぜか投稿する段階になってログアウト状態に陥り、自動バックアップもされずに全てが消失してしまった。

そんな訳で昼休みに改めて書いてみたが、早朝のテンションは戻らず、特に吉田道場組関連のエントリーでは元の5割減のボルテージになってしまったような気がしてならない。残念だ。

急ぎで書いたため、乱筆をご容赦願いたい(毎回乱れてるってw)。

<小見川、見参!>
柔道あがりはろくな奴がいないが、小見川は危険極まりない刺激物。彼が参ったことでフェザー級が一気に過熱する。

高谷が望んでいるはずのリベンジマッチ。

ビビアーノとの柔道vs.柔術異種格闘技戦。

vs.ウィッキーは、唐辛子エキスを直腸に注入されるくらいにヒリヒリする戦いになるだろう(注入された経験はないが)。



<カズ、中村カズ>
吉田道場から中村カズもオマケで参戦。スポナビのインタビューを見たら、こんなことを語っていたカズ、中村カズ。

< font color=steelblue>「戦極の時はJ−ROCKが運営も担当していたので、運営も気になったりしていた部分があったので、DREAMに出ることで純粋に試合に集中している気持ちはあります」

カズが大会運営の何を担当していたと言うのか?(笑)



<石田のフェザー級転向初戦>
一時期の連戦連勝の勢いが消えてしまった石田が、フェザー級転向で心機一転を図る。

石田は私の元同門選手だ(敬称は他の選手同様に略させていただきます)。たしか99年だったか、石田がTOPSに入門した日は打撃の練習日だったため、私もそこに居合わせ、金沢先生に言われてスパーリングを行った。その中で後ろ回し蹴りを繰り出してきた彼に対して、私が「単発で出すのではなく、バックハンドブローのような同じ回転系の技で意識を上に持って行かせてから出すとヒットしやすいと思いますよ」と助言すると、「ハイ」と素直に聞いてくれた。

その輝く瞳を見て、彼のプロ格闘技での大成を確信したことをよく覚えている。そして、その通りとなった。

さて、転向初戦の相手はDj.taiki。K-1MAXで渡辺に勝利する程の実力を有するストライカーだ。石田がストライカーを相手にした場合の試合展開を予想すると、0か100かの極端な結果になりそうな気がする。石田がグラウンドで完封するか、打撃でKOされるか。廣田に秒殺KO負けした悪いイメージを払拭するためにも、スカっと勝っておきたい一戦だろう。

かつてはメレンデスを封じたほどのレスリング力+αでの再起を期待する。



<ライトヘビー級王座挑戦者決定戦>
メルヴィン・マヌーフ(オランダ/ショー・タイム)
水野竜也(日本/U−FILE CAMP.com)

これは笑った。盛り上げ役と実績皆無の日本人。でも、あくまで挑戦者決定戦だから良しとするか。



<菊野vs.カルバン>
なぜか菊野の試合にはチャレンジマッチの臭いが付きまとう。未だに総合における空手家の信頼度は低いということか。実際に弘中戦でも菊野の負けや苦戦を予想したものがファンが少なくなかった。

今回の相手、カルバンも打撃が売りの選手だが、相手によっては積極的にグラウンドでの展開を仕掛けてくるクレバーなファイターだ。まずはスタンドの打撃で圧力をかけてみて、それに菊野が屈しない場合は、三日月蹴りへの警戒もあってテイクダウンを狙ってくるだろう。

このように寝ても立っても強い相手には、過去にエディ・アルバレス戦で苦杯を喫している菊野。カルバンを相手に総合格闘家として成長した姿を披露してもらいたい。

最後に余談だが、菊野が時折口にする「自分の会社を前に進めるために動いている」的発言。胡散臭いことこの上ないので慎んだ方が良いだろう(笑)



<青木vs.川尻>
青木を取り巻く状況は厳しい。大晦日の腕折り&中指事件に始まり、名誉挽回も兼ねて臨んだかのようなストライクフォースでのメレンデス戦では手も足も出ずに完敗。そして今回のタイトル防衛戦では、その実現に至る経過同様に未熟な、青い果実を人に擬したかのような態度で会見に臨んだ青木は更なる批判の声に晒されているようだ。

私は青木について語れるほどの知識も見識も持ち合わせていないため、青木批判をここで展開することはしないが、今回の試合に私が期待するのは川尻の完勝だ。殴り殺す勢いでパウンドし、青木を半殺し状態にしてほしい。

そこまでやれば、青木叩きをするファンも鎮まるだろうし、これまで国内同階級で敵なしだったことが増長の一因であっただろう青木の精神を浄化することにもなるだろう。さらに、私の中ではこれが最も重要なのだが、青木が一敗地にまみれたストライクフォースへ川尻を日本代表として送り込む機運を高める作用も働くことになるのだ。川尻が青木とぐだぐだの判定試合を演じたとしたら、快く壮行する者など誰ひとり現れないだろう。

明日のタイトルマッチでは、川尻がパウンドを打ち込む度にセコンド陣あるいはそれに釣られた観客らが発する掛け声が、ストライクフォースへの壮行歌としてアリーナに響き渡るだろう。


web新のtwitter。twitterは嘘をつかない(つけない)。

日本代表はやっぱり青木真也

昼休み、職場の隣の席の女子がウェブブラウジングしながら私に声をかけてきた。パソコンの画面を見ると、どうやらヘアカタログのサイトを見ているようなので、もしやどの髪型が似合いそうかと聞かれるのかな?と思ったら、「このページをA4紙に印刷すると画像の右端が切れてしまうのですが、どうすれば全体を印刷できますか?」と質問されただけだった。

web新です。

全米デビュー戦で良いところなく敗れ去った青木真也に対して、辛らつな意見が目立つ。

目に余るのが、今更ながらの「青木がメレンデスに苦戦するのは私も予想はしていた」という後出しジャンケン的な見解。格ヲタが個人のブログでそれを言うならまだしも、マスコミ関係者が恥ずかしくもなくそんなことを言ってるのが情けない。

また、青木に"日本を代表して戦った"との自意識があることについて、それはとんでもない見当違いであると語っているマスコミ関係者のブログだかコラムだかを見たことがある。その関係者曰く、本当に日本を代表して戦っているのは、メジャーリーグ=UFCで戦い続けている岡見勇信や吉田善行たちのことを指して言うのだ、青木は岡見らを差し置いて何を言うとるのか!との意見のようである。

私からすれば、そっちこそ何を言うとるか!だ。

いったい何人の格闘技ファンが岡見や吉田に期待を寄せている?

岡見や吉田がオクタゴンで負けたとしても、それを日本の敗北と見なす人間がどこにいる?

例えば、吉田がジョシュ・コスチェックやアンソニー・ジョンソンにKO負けしたとき、あるいはマイク・ガイモンに判定負けを喫した時、その敗戦に落胆した日本の格闘技ファンは何人いただろうか?どれほど話題になっただろうか?

また、岡見がUFCミドル級タイトル戦線に絡もうとしていることが、日本の格闘技ファンに希望をもたらしているだろうか?

それとは逆に、青木の全米デビュー戦は日本の格闘技ファンの間で大きな話題として取り上げられた。そして敗戦には、ヒステリックなまでに日本の総合格闘技ファンは嘆いた。

この事実を看過し、単なる東洋の一選手として淡々とオクタゴンでファイトしているだけの岡見や吉田を日本代表と見なすのはおかしな話だと私は思う。

青木完敗

○ギルバート・メレンデス(5R判定)青木真也×

a7a6fbe4.jpg青木がメレンデスに完敗しました。

効果的だった攻撃は、第1ラウンドのサミングくらいか?(苦笑)

そんな嫌味を言いたくなるくらいに手も足も出ない感じでの敗戦だった。

逆に今まで青木に手玉に取られていた選手たちって何だったの?

青木の何がダメで、メレンデスの何が良かったのか?

私がニコニコ動画の粗い画像で見た範囲では、メレンデスのパンチが上手かったかなと。腰が引けているにも関わらず、パンチに伸びがあり、威力もあった。だから青木にタックルを決められることなく、パンチを当てることができた。

逆に青木は手詰まり感いっぱい。試合後に表示された試合経過のデータによると、青木はテイクダウンに18回トライし、一度も成功しなかった。

自ら下になって誘っても、それに付き合ったメレンデスにパウンドを食らいまくった。

それにしても、リングとケージはこんなにも違うのか?DREAMで再戦することが内定しているとの話もあるが、リングではどんな展開になるか興味深い。

そこら辺を含め、専門家の批評を聞きたい。

DREAMとしては、早く次の手を打つべき。再戦以外に、川尻を送り込むとか。ケージでは川尻の方が期待できそうだし、アメリカのファンにも評価されそう。

ニコニコ動画のコメントを見ると、今日は青木の完敗を肴に乾杯する人も少なくなさそうだ。

面白みのない格闘家は・・・「シャボンのように消えて無くなれっ!」

当ブログのコメント欄に、反対意見なのにレスくれてサンクス的な再返信がございました。また一人の格闘技ファンと気持ちが通じ合うことができました。

格闘技の神様でもブログの神様でも構わないけど、そのような存在がいるとしたら、これからも仲間たちとの出会いがあるように『K-1心中』を見守っていてほしいと思っている。すごくシンプルに(どこかで聞いたようなフレーズだな)。

さて、今だに終息しそうにない青木問題ですが、同じく大晦日に事件を起こした秋山のように、青木まで海外に行ってしまったら大変だよ。

私は、問題は起こさなくても、セルフプロデュース能力もないうえに面白みのない試合しかできない三流選手こそ日本格闘技界にとって不要な存在だと思います。

シャボンのように消えて無くなれっ!

薄気味悪い青木否定派

青木に関してネット上はどんな状況なのかとのぞいてみましたが、薄気味悪い奴らばかりだな。他人様のブログのコメント欄を間借りした、ここぞとばかりの正義漢だらけ。

廣田を思いやる気持ちを持つ前に、身近に存在する弱者をいたわれや。

海外ボランティアやイベントボランティアには興味を示すが、近所の年寄りには泥をぶっかけて車を走らすような連中と同じ匂いがするな。



また、私が青木を支持したことで、『別冊・プロレス昭和異人伝』のshingolさんを落胆させてしまったんじゃないかと思い、反省しております。

前回のエントリーにも書きましたが、あくまで、舌戦を繰り広げたくせに試合後は仲良し風味になるような茶番劇に比べればマシであるという考えです。

青木の腕折とファックポーズ

青木のファックポーズと腕折り。当ブログのコメント欄でも賛否両論のようですが、いろんな考え方、毛色の違う人間が集まるのが『K-1心中』を更新する楽しみの一つ。柔術ヲタあるいはK-1信者などが寄り集まって傷を舐め合うようなブログではありませんから、他者の意見を尊重しながらも私なりの考えを書いてみたいと思います。

今回の件でまず私が思い出したのが、何年か前にパウロ・フィリヨが海外の試合でKO寸前に追い込まれるも、レフェリーストップ勝ちを確信した相手が攻撃の手を緩めた隙にフィリヨが回復して勝利してしまった試合。私が当ブログで対戦相手の甘さを批判したところ、格闘技は殺し合いじゃないんだ!と怒りのコメントを寄せ、相互リンクを解除してしまった人がおりました。

じゃ、何?格闘技って相手が死なないように、怪我しないように手加減してやるものなの?私は格闘技をやったことがない人間を見下す気持ちは全くございませんが、やったことがない人間にはわからないこともあるんですから、そこは自分の立場をわきまえた上で私に反論して欲しいと思いました。

相手が気絶したと判断して攻撃の手を緩めるなんてプロ失格。無敵の強さを誇るフィリヨのKOシーンは多くの格闘技ファンが求めているものなのに、それをみすみす逃してしまう失態を演じたわけだから。選手が余計な心配をせずに全力で戦うためにルールがあって、レフェリーが存在してるんでしょ?

だから選手はそのルール内で、相手の安否など気にせずに全力で攻撃できるのです。やらなければ自分がやられるわけだし。

続いてファックポーズですが、あれについては全肯定すると言うより、試合後の馴れ合いシーンが私は大嫌いなので、それに比べて、勝者と敗者の明暗が鮮明に浮き彫りになったあのシーンに一定の評価を与えました。

あと、私に対してモラルがどうこう言う奴は、実社会でどんだけ正しい行動をしてるの?

腕を折られた廣田に対して哀れみの気持ちを抱いても、同じ職場や学校にいる弱い立場の人間を攻撃しているようでは本末転倒だと思うよ。自分が攻撃される立場にならないように目をキョロキョロさせてな。

ちなみに、青木の件に対する私の妻のコメントは以下のとおりです。

「あんなにはしゃいで子供みたいだね。あなたみたいに相手を気絶させた後、正座をして、上っ面だけでも押忍の精神を見せていた方がまだマシだと思うわ」

恍惚の正座(動画)はこちら

web新のプロ格雑感090806(青木、西島vs.アーツ、泉)

<【裁判員3日目】硬さとれ、裁判員が“質問ラッシュ” >
5日の裁判員裁判は冒頭、裁判員の“質問ラッシュ”になった。裁判員1人が体調不良で解任されるハプニングがありながら、補充裁判員から裁判員になった男性を含め6人全員が藤井勝吉被告(72)に疑問点をぶつけた。3日目となった全国初の裁判員裁判。裁判員はすっかり硬さが取れて意欲的で、前日までとはうって変わり、法廷内は熱気を帯びた。産経ニュースより)

調子に乗りやがって。

そして今日は、記念すべき裁判員裁判初の判決が出たようで、裁判終了後に裁判員らが顔出しで記者会見に臨みましたが、38歳の女性裁判員はこれをきっかけにプチブレイクするんじゃないでしょうか?そんな予感がします。



<そんなに青木が悪いのか!?>
チェッカーズのデビュー曲を思い出させるような小見出しですが、なんで青木がそんなに悪者扱いされるのか不思議でなりません。

青木がファンの予想を覆す試合をしたならば、単純にそれを驚き、楽しめば良いじゃないですか?

主催者までファンに迎合するような青木批判を演じてみたりして、何考えてんだって!「勝ち負けを超えた試合をしろ」って、そんな無茶な注文無いよ。ベストバウトなんてものは、後から付いてくるものであってさ、最初からそれを狙うのであればそれは格闘技ではないですよ。

私は格闘技でもプロレスでも、“そこに闘いがあるか?”という観点で試合を見ています。ミドルキックでシャオリンを突き放した青木からは、緊張感のある闘いを私は感じ取ることが出来ました。

さらに言えば、青木はファンに対しても闘いを挑んでいたんじゃないでしょうか?



<ピーター・アーツvs.西島洋介>
アーツが負けるとは思っていませんけども、皆が思うほどアーツは余裕しゃくしゃくでこの一戦を迎えるとは思いません。

まず、PRIDEで行われた西島vs.ハント戦での西島のボクシングをどう見るか。ハントは確かに西島のパンチのスピードに戸惑っていたと私は断言します。盲目にハントを応援するだけのファンからすれば、“あえて西島のパンチを受けたハントのタフネスぶり”を評価することしか出来ないのでしょうが、懸命なファンであれば西島のパンチの危険さが解ると思います。

また、過去のボクサーらが中途半端なキックボクサーに変容してK-1のリングに上がったのとは違い、西島は純粋なボクサーとして、蹴りは一切使わずに勝負すると宣言しています。私は、下手なキックは休むに似たりで、パンチ一本の西島の方が怖い存在だと思います。

また、パンチ一本を宣言している西島と戦うアーツが、どんな出方をするのかも興味深いところ。

特に“K-1内K-1に価値は無い”ことを理解しているファンならば、アーツがどれだけの懐の深さを見せてくれるかに注目しているんじゃないでしょうか?



<DREAMがストライクフォースと連携強化>
まぁ、いいよ。とりあえず何らかの形にして提示して欲しい。

でも、いくらあがいても石井慧の足元にも及ばないだろうが。って言うか石井は、敵陣営に囲われる格好になったヒョードルと、今後どのようなスタンスで絡んでいくつもりなのでしょうか?



<泉、総合デビュー戦はいきなりメーン>
階級はライトヘビー級になるそうですが、一年後にはミドル級まで落とす事態になってるんじゃない?

そこまで落ちない体質ならば、辞めるしかないわな。



<我龍真吾が緊急復帰=8.15宇都宮キック>
ふ〜ん。

web新のDREAM.10雑感

最速(笑)観戦記はこちらです。

今回は、その観戦記に寄せられた皆様のコメント等を拝見して思った事などを書いてみます。

あと、当ブログにお寄せいただいたコメントにつきましては、毎度ありがたく受け止めておりますが、エントリーによっては数が多くてレスをするのは困難な状況であり、また、レスを返さないままでいるために新規エントリーの投稿を躊躇してしまうという負の作用が働くことは、まともで偏りのない格闘技ファンである皆様にとっても不利益なことだと思いますので、いっそのこと基本的に個別にレスはしないということにいたします。

しかしながら、皆様のコメントを拝見して思うところがあれば、それを元に新規エントリーを立てていく手法は従来どおりに続けてまいります。よろしくお願いいたします。



<青木にブーイング>
シャオリン相手に本格的な寝技の攻防が期待されながらも、終始スタンドでミドルキックを蹴り続けて判定勝ちした青木。

確かに想定外の戦法でしたが、最も勝算が高いと判断したのであろうムエタイスタイルを私は否定する気にはなりません。

青木を批判している方々の言い分は、そのスタイルが面白味に欠けている、あるいは主催者に甘えていると言うものでしょうが、私は緊張感があって良かったなと感じました。これは受け取り方の違いであって、他の選手が同じことをやったら「もう二度と試合するな!」と怒るかもしれません。

ファンの皆さんは、もうちょっと広い心で試合を見てほしいと思います。裏切られても怒るのではなく、驚きましょうよ。今回の青木が、往年の猪木プロレスに思えたってのは言い過ぎでしょうか?(笑)

まぁ青木も青木で、試合直後のマイクで「このブーイングは想定内だから大丈夫」などとファンを挑発するからいけないんだと思いますが、、、。

それより私は青木に対して怒りのコメントを発したシャオリンの方が気に入らない。

だって、シャオリンは打撃系のファイター相手に真っ向から打ち合いを挑むのかい?って。それに、寝技に持ち込みたいのだったら、他の選手と対戦した時と同じように能動的にその展開を作り出せば良いのであって、今回はそれを遂行できなかったシャオリンが悪い。

ファンがあれこれ言うのは自由だが、お前が言うなよって。

まぁ、なんやかんや言っても、この一件で青木のヒール人気がさらに高まれば言うことなしだと思います。当の本人は己の不人気ぶりにかなり落ち込んでるんじゃないかと思いますが。



<菊野の三日月蹴り>
菊野の三日月蹴りはやっぱり炸裂してましたよね?

実況が「三日月蹴りは出ませんでしたが・・」と言ってたせいもあって、観戦記には「必殺の三日月蹴りも、若干ヒットした系みたいな?」と控えめに書き記した私ですが、当ブログのコメント欄に「綺麗に入りましたよね!」と書かれており、確信しました。ジダも嫌がってましたもんね。

まぁ、素人実況ですから、ダウンでもしない限りは三日月蹴りが出たことにはならないのでしょう(苦笑)

後日、ビデオを見返してみようと思います。



<マッハの豪放ぶり>
3回目の計量でやっと規定体重をパスしたマッハ。いつものことで特に驚きもしませんが、その豪放磊落ぶりも結果が出ないことには非難されても仕方がありません。

また、先日の川尻敗戦を受けて、「総合ルールならば片手でK−1ファイターに勝てる」という発言がありましたが、今回の負けから復活する足掛かりとして対K-1と言うアングルは悪い話ではないでしょう。

片手を縛るってのはあり得ないですが、K-1の重量級ファイターとの(ウェイト面での)ハンディキャップマッチは面白そうです。

web新のDREAM.10展望(マッハ、ピンチ/青木の真価/菊野の一撃)

b844a1b8.jpg室温35℃を超えるレスリング場で4時間近い練習をやり遂げた我が娘。凄い。自分が子供の頃を考えたらあり得ない。つーか大人になってもそんなことできないし。格闘センスは私から譲り受けていても、精神的な部分は私に似ないで良かった。

家でも自主トレを欠かさず、「パパ、うつ伏せに寝てみて」と言われて、そのとおりにすると、右腕をネルソンで決められ、「イタタタ・・」と体を捻るとフォールされる。それがまさにネルソンという技の狙いなのでしょうが(笑)、いつの間に腕力も強くなった娘が非常に頼もしく感じます。

さて、いよいよ今日はDREAM.10が開催されますので、いくつかの試合について素人なりに展望を書いてみようと思います。



<マッハの優勝は厳しい?>
DREAM.10のメインはウェルター級GPで、主役はマッハ(K-1ファイター相手に片手で総合ルール発言については別の機会に)。

準々決勝ではマッハが青木を秒殺で退け、ファンを狂喜乱舞させましたが、果たして今日の決勝トーナメントを制することができるでしょうか?

どうでしょうか、皆さん。マッハを応援はしながらも、正直言うと、マッハの優勝は厳しいのではないかって思ってません?

私も、決勝戦には勝ち上がると思いますが、決勝の相手がガウヴァオンでもジェイソン・ハイでもかなり厳しい試合になると思います。準々決勝でのガウヴァオンとハイは鮮烈な強さを印象付けましたからね。

いかにも柔術家らしい安定感を見せたガウヴァオン、"秒殺猛獣"の異名どおりに1分以内で勝利したハイ。このどちらかと戦うとして、マッハは勝機を見出せるでしょうか?

どっちかと言うとハイの方が穴がありそうで、マッハにとっては組し易いかなと思いますけど、ハイが勝ち上がって来るとしたら準決勝を秒殺で勝利する可能性が高く、体力的にマッハが厳しそう。

考えれば考えるほど(それほど考えてないだろw)マッハの優勝は厳しいような気がしてきます。



<青木の真価が問われる>
青木ががっぷり四つに組む試合ってあんまり見たことが無いですよね。

今日のヒベイロ戦ではグラウンド技の応酬が見られそうな気がしますので、そこで青木が本領発揮できるかがポイント。もし容易に負けることがあれば、今までの勝利は単に寝技に弱い選手を相手に白星を積み重ねて来たという風に捉えられかねません。実際、チョン・ブギョン戦では思うような試合運びができなかった青木ですから。

また、前回のマッハ戦での秒殺負けの負のイメージを払拭するためにも、誰もが納得できるような形で勝利してほしいと思います。

私は別に青木が好きなわけじゃないですが、ヒールは強くなければ存在する価値がないですからね。マッハ戦だって、青木が憎らしいくらいに強いイメージがあったからあそこまで盛り上がったわけで。

DREAMのキーマンとして青木には頑張ってほしいです。



<裏メインは菊野>
渋谷のパギャルじゃなくても「マジうぜぇんすけど」と言いたくなるような極真系大応援団を引き連れてDREAMに乗り込んでくる菊野。

極真はさて置き、菊野の使命は空手の失地回復。過去のMMAシーンでは、数多くの空手家が本領発揮することなく惨敗をし続け、格闘技としての空手のあり方が問われることになりました。

空手の技は実践では有効ではないのか?との疑問に答えを出してくれるのが菊野です。

一つの例を挙げれば、三日月蹴りは必見。まさに一撃必殺の空手技を菊野が体現してくれます。

また、相手が自分の間合いに入ってきた瞬間の攻撃の速さにも注目して欲しいと思います。

一方、相手のジダも打撃が非常に強い選手。先手を打ってくるのはジダでしょうから、まずは菊野がジダのファーストラッシュをどう防御するのかにも注目しましょう。

今日の試合で、ブアカーオからダウンを奪ったジダを破れば、菊野をK-1で見てみたいという声も出てくるかもしれませんが、菊野はK-1ルールでの試合は全く想定していないでしょう。素手に近いオープンフィンガーグローブであるからこそ、菊野の空手技は有効なのだから。
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web新のプロフィール
観戦暦:30年。格闘技入賞歴:新空手K-2トーナメント、K-1モンスターチャレンジ、土浦市長杯。戦績:17試合13勝4敗9つのKO勝利。新空手史上最短KO記録保持(5秒。但し非公認)


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