長島“自演乙”雄一郎

菊野克紀の幻想崩壊

※この試合が成立するまでの経緯等何を知らずに書いてしまったこのエントリー。厳しい状況の中で試合に臨む選手の方々への労いの気持ちは忘れないでいたいものです。そのうえで、ファンの特権として好き勝手注文しましょう。





大晦日『元気ですか!2011』において、K-1ファイター・長島“自演乙”雄一郎と総合格闘家・菊野克紀の対戦がMIXルール(1R:K-1ルール、2R:DREAMルール)で実現。

試合は、第1R序盤に菊野がパンチでファーストダウンを奪うと終盤には自演乙がパンチでダウンを奪い返すという一進一退の攻防が展開されたが、第2Rになると巧みなレスリング技術を用いた菊野がパウンドによるTKO勝利を収めるという形で幕を閉じた。

そして、勝者の菊野はマイクを握り、こう語った。

「総合もK−1も関係ありません。キツい練習して、キツい減量して、キツい試合して、終わったら感謝だけです」

まさかこのマイクが“なぜMIXルールで自演乙と戦うのか?”というファンの疑問に対する回答のつもりなのだろうか?

2011/12/06 09:34:35
いつかお話しします。今はミックスルールに勝つ事に集中させていただきます。“@K1_webshin: 大晦日カード決定おめでとうございます。私はこれまで菊野選手を強く支持する立場でしたが今回のミックスルールについて質問があります。昨年の青木惨敗後に菊野選手はK-1ルールで乙に挑戦し


これはとんでもない話だ。

昨年の青木-自演乙がMIXルールになったのは理解できる。何も因縁がないところで、お祭りカードを組まねばならないという必要性があったのだから。

しかし、菊野の場合は違う。青木の敗戦を受けて、自分が相手の土俵に上がって、すなわちK-1ルールでリベンジマッチに挑んでやると宣言した既成事実があるのだ。

だからファンとしては、菊野への期待値が高い反動でMIXルールへの疑問の声が強く上がったのだ。

まぁ、たしかに菊野が言うとおり、練習して減量して試合に臨むという点ではK-1もMMAも同じですよ。でも、それを言ってしまったら、キツイ練習してグッドシェイプを保つことでマウンドに上がる田中マー君だって同じ立場になってしまうでしょう。

それに、通常ボクシンググローブで試合をしている選手の場合、オープンフィンガーグローブ(以下OFG)になっただけで大きく勝手が違ってくるのです。経験者ならば判ると思いますが、この違いはとんでもなく大きいです。

まず、グローブが小さいのでディフェンスが難しくなります。指が目に入る危険性も高まります。そして、アンコが少ない分、脳へのダメージを与えにくくなります。いわゆる脳震盪を起こしにくくなります。

このようにボクシンググローブとOFGとでは攻守において大きな違いが生じるので、ボクシングの世界王者だってOFGを付けて試合をしたら自分のボクシングなんて出来ません。OFGを常用しているMMAファイター相手にボクシングの試合をしたら手こずるかもしれません。

このことを踏まえて自演乙と菊野の一戦を振り返ると、“青木のように逃げ回らずに打ち合った菊野は正々堂々としている”という見方がいかに間違っているかが解るはずです。むしろ、苦手なK-1ルールでは逃げに逃げまくった青木の方が正直者として好感が持てるんじゃないかとさえ思えます。

菊野克紀はとんだ一杯食わせ者。善人キャラに騙されるべからず。

今回のMIXルールに関して何も言うことはない。仕事がないK-1ファイターをDREAM側が体裁良く自分に有利なルールに引っ張り込んだだけの話です。





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打撃系を背負える二人

久々にブログの扉絵を変更してみました。

スマホや携帯でアクセスしている方々は、こちらから確認してください。

今年の大晦日、鈴木博昭を起用して欲しいなぁ。でも、主催者がバカだからアイデアが浮かばないんだろうなぁ。



扉絵とは無関係ですが、ナオキックの画像を貼ってみました。





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自演乙はK-1MAXを守るんじゃなかったのか?

K-1MAX日本トーナメント優勝、Dyanmite!!2010での青木戦劇的勝利。この2つの殊勲を挙げながらもプロレスに新境地を見出そうとしている長島“自演乙”雄一郎。

私がツイッターで「長島は勝ち逃げする気なのか?」と呟いたところ、誰さん経由で伝わったのか、自演乙本人から「スポナビのインタビュー記事を読むように」とのRTが届いた。

2011/06/11 14:30:00
インタビューよんでねースポナビのRT @k1_webshin 長島は格闘技から勝ち逃げする気なのか? RT @tepidwater: うーん…プロレスラー自演乙か…。


インタビューの中では今後のプロレス活動の展望を語った後、本業のK-1について以下のように言及していた。


「あの……。僕もプロのファイターなんで、仕事として臨める舞台をちゃんと作ってほしいですね」

「(その舞台が用意された時にK−1に復帰しますか?)その時に改めて、ゆっくりと考えたいですね。今の状況では無理ですし、プロとして出れる舞台になれば戻る可能性はありますし。もっともっと、自分は自分の道を行きたいし、やりたいことをやりたいですね。」



職業格闘家としては至極真っ当なご意見だとは思いますが、日本トーナメントを制した後に「K-1MAXは絶対に俺が潰しません!」と涙の大演説を披露した自演乙の言葉とは思えません。

まぁ、彼の考えですから私がどうこう言っても仕方ありませんが、そんな受身の姿勢ではカリスマにはなれないよ。リスクを背負わないのでは一般人と何ら変わらないもの。

せいぜいヲタの世界での英雄どまり。小銭稼ぎ。

「俺が潰さない」という能動性はどこへ行ってしまったのか、非常に残念だ。

プロレスに対するスタンス 宮根誠司と自演乙

K-1MAX日本王者の長島“自演乙”雄一郎がプロレスデビュー戦を行ったブシロードプロレスリング興行がスカパーのファイティングTVサムライで中継されたので、私は数日遅れの再放送を録画した。 


ところが、録画機のハードディスク容量が途中で満杯になり、メインイベントの前で録画が終了していた。 

第一試合の男色劇場や中西の試合は見れたが、肝心の自演乙の試合は見れなかったのだ。 

しかし、不思議と落胆しなかった。 

それはなぜか? 

スポナビで試合結果を知っていたからか? 

いや、違う。 

オープニングとして行われた全選手入場の際の自演乙の表情を見た時点で、メインイベントは緊張感を著しく欠く試合であろうことが想像できてしまったからだ。 

気分が悪かったなぁ。いかにもプロレスを楽しんじゃうぜ!的な意気揚々とした自演乙の笑顔。 

第一回猪木ボンバイエでプロレスをやった時の宇野薫とバス・ルッテンに匹敵する腹立たしさだった。 

また、番組冒頭のインタビューでも語っていたとおり、格闘家になる前はプロレスラーになることを夢見ていたらしい自演乙だが、全くプロレスに対するリスペクトが感じられない。 

プロレスラーになるのが本当に夢だったならば、まずはリングの設営から始めるべきじゃないですか?いきなりメインイベンターという扱いを受けて違和感を覚えませんか? 

それとも、今のプロレスならば自分がいきなりメインを張っても問題ない程度だと見切っているのでしょうか? 

その一方で意外な人物が真面目にプロレス愛を体現している場面を、毎度毎度のスポナビ格闘技の記事で目にした。 

全日本プロレスの後楽園大会を観戦中にヒールレスラーのTARUにしつこく毒づかれた宮根誠司が、客席から凄い剣幕で怒声を轟かせたのだ。

どのような経緯と人間関係があって今回の舌戦が行われる段取りになったのかは知る由も無いが(社長と懇意なのか?)、この場面で少しでも緊張感に欠けるような振る舞いをしてはプロレスと客に失礼にあたると考えた宮根氏のセルフプロデュースだったのだと思う。その名のとおり誠実な男なのだろう。

表現者にとって表情は命。と言うか、気持ちが表情に現れるというもの。

K-1の試合がないから腰掛けとしてプロレスの試合に出場した自演乙。その程度の気持ちの表れが選手入場での笑顔なのだろう。





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青木真也は胸を張れるのか?

<青木優遇の不思議>
当ブログに寄せられたコメントを読んで知ったのですが、自演乙と青木の試合に適用されたDREAM特別ルールが余りにも青木寄りに偏重したものだったことに驚きました。

・フリーノックダウン
・判定なし
・首相撲OK

フリーノックダウン制は、第1ラウンドに青木が追い込まれても、わざとダウンをして窮地を逃れられるために採用したものと見て良いでしょう。

さらに判定決着がないため、何度オウンダウンで逃げても勝敗に影響は出ません。

首相撲OKも青木には有利。実際に青木は首相撲や抱きつきで時間稼ぎをしていました。

第1ラウンドからオープンフィンガーグローブ(以下、OFG)を使用したことも(これはグローブを着け直す手間を省くための措置でしょうが)自演乙には不利。ボクシンググローブでのディフェンスに慣れた人ほど、あんこが小さいOFGでのディフェンスは怖いと感じるはずです。

ここまで露骨に青木寄りのルールを設定したことには首を傾げざるを得ません。FEGの主力商品は自演乙のはずなのに、それを積極的にキズものにしようだなんて、普通の感覚ではあり得ない話。例えて言えば、チェリオジャパンが「ガキ水」並みに不味い炭酸飲料を発売するようなものです。

FEG社内の勢力図ってどうなってるのでしょうか?、K-1派よりも旧DSE派の方が権限を握っているから、青木が優遇されるの?

まぁ、そんなお家事情は私の関心事ではありませんのでどうでも構いませんが、もう少し商品を大切にして欲しいと思いますよ。今のK-1MAXは、自演乙なしではやって行けないのだから。



<青木真也は胸を張れるのか?>
青木がツイッターで「自分を貫く」とか「堂々と胸を張る」とか呟いていることに違和感を覚えました。

私は2日のエントリーで、青木のかけ逃げに関して寛容な態度を示しましたが、当事者の青木にそこまで開き直られたくはないですね。

だって、技のかけ逃げは反則行為なのだから。

そして、それをやったことで第1ラウンドが格闘技の試合にならなかったにも関わらず、堂々と胸を張るって、どーゆー神経してるのでしょうか?

青木とグラップリングマッチを戦う相手が、寝技が怖いからとリングを降りて、売店の方まで走っていくのと大差ない。



<青木について北岡選手と意見交換>
青木のかけ逃げについて北岡選手と意見交換させていただきました(元旦にツイッター上で)。

内容は以下のとおりです。(一番最初の北岡選手の呟きは私に対してのものではありません)。


【北岡選手】まさとのリアクションは仕方ないと思う。受け取り方は皆自由で当然。俺は青木は逃げたなんて思わない。俺達はまた頑張って自分自身を証明していく


【web新】明らかな技のかけ逃げは反則行為ですから、「自分らしさ」で片付けられる問題では無いように思います。 RT @PancrasesatoruK: まさとのリアクションは仕方...


【北岡選手】おっしゃることはわかりますがそれを自分につぶやきかけるのは違うと思います RT @K1_webshin: 明らかな技のかけ逃げは反則行為ですから、「自分らしさ」...


【web新】チームの総意としてのあの作戦ではないのですね。失礼しました。 RT @PancrasesatoruK: おっしゃることはわかりますが...


【北岡選手】いえ、チームではありませんが自分個人はあの戦い方を否定するつもりはありません。否定されるのはわかった上でです。そしてもしも自分があのルールで戦ったらあれに近い感じで戦うと思います RT @K1_webshin: チームの総意としての...


【web新】打ち合いを回避する姿はいかにも逃げてる印象を残しますが、ストライカーが寝技に持ち込まれないように相手を突き放すのも、相手のフィールドで戦わないという鉄則を守るという意味でいっしょなんですよね。 RT @PancrasesatoruK: いえ、チームではありませんが...


【北岡選手】そういったご理解本当にありがとうございます。今回もし彼が責められるとするならば、モラルやルール云々抜きに純粋に勝負ごとに負けたことだと自分個人は思っています RT @K1_webshin: 打ち合いを回避する姿はいかにも逃げてる...


・・・という流れでした。

当初は青木にかけ逃げを否定していた私ですが、さすがに北岡クラスの偉大な選手(しかも人柄が良い)と触れ合うことで、青木に対して寛容になってしまった次第です。

やっぱり私の場合は、選手に対して敵対するくらいのスタンスをキープするのが良いのかもしれません。選手の人柄の良さにほだされるようではダメ。

例えば、過去に佐藤嘉洋選手に対して「(K-1ワールドMAXの決勝大会は)面白くないものは面白くないです」と呟いたくらいがちょうど良い。

一般のファンであれば選手にお世辞言って、「私のことをフォローしてくだちゃい♪」なんておねだりするのが普通なのかもしれませんが、私の場合はミーハー心を捨て去り、自己のキャラクターを守らねばいけません。

私はK-1心中管理者、web新なのですから(ただのオッサンやろw)。



<青木がブログ更新>
1月4日午前に青木真也がスポナビブログを更新しましたが、その内容が意味深長というか。


よし


すっきりした


もうやめだ



青木が格闘技をやめる訳がないので、いったい何をやめるのか気になりますね。



<内輪ネタなんかいらない>
青木真也が今回のかけ逃げと、09年Dynamite!!での腕折り&ファックポーズをするに至った心情を理解するには、旧DSEスタッフの何某さんとの関係を知る必要があるそうです。

紙プロの編集者がそんなことを呟いていました。

だったら自分の雑誌で分かり易く書いたらいいんじゃないの?そんなくだらない謎かけされても、喜ぶのは評論家ごっこが好きな極一部のファンだけだよ(苦笑)

主催者はまともなカードを組めない。マスコミも格闘技を盛り上げるような記事を書けないどころか、白けるようなことばかり。お前ら、しっかりせいよ。





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青木真也はK-1を舐めていたのか?

「K-1を舐めんなよ!」

これは青木に劇的な勝利を収めた自演乙がマイクで叫んだ台詞です。

その模様を解説席から見ていた“ミスターK-1”こと魔裟斗も座席から立ち上がって何か叫んでいましたから、当事者の自演乙以上の勢いで「舐めんなよ!」の想いが強かったんじゃなかったでしょうか(魔裟斗が先に「K-1舐めんな!」と叫んだとか?)。

しかし、青木真也は本当にK-1を舐めていたのでしょうか?

私は、そこは微妙なところだと感じています。

まず、1ラウンド目の青木の戦い方をどう捉えるかで判断が違ってくるでしょう。私の捉え方は、首相撲が認められた特別キックルールであっても自演乙には敵わないと判断して逃げまくったわけで、決して青木はK-1を舐めていた訳ではないと思いました。

一方、別の捉え方をするならば、あんなふざけた戦法を用いるとは、K-1を舐め過ぎてるんじゃないか!?となるかもしれません。

しかし、自演乙と魔裟斗の「K-1を舐めんなよ!」発言の本質は、もっと根深いものがあるんじゃないかと私は思ってます。

その本質とは何か?

そのヒントは、昨年末に投稿したエントリー「大晦日はK-1が試される日」の中にあるような気がします。そこに書いたK-1とMMAの対比が根底にあることも「K-1を舐めんなよ!」発言の要因の一つではないかと。

この問題については、これから書くエントリーで徐々に触れていきたいと考えております。

それにしてもこうしてDyanamite!!2010を振り返ると、まさに“K-1が試された”大会になりました。K-1心中においては、しばらくDynamite!!に関する雑感を書いていくことになると思います。

最後に余談です。

青木に勝利した後の自演乙の行動を問題視している人をネット上で見かけましたが、お前ら馬鹿かと。陰湿で寝技が圧倒的に強い青木真也と総合ルールで戦うことの恐怖を克服し、奇跡の勝利を収めた自演乙の心情など誰が理解できようか。中指立てて喜びを爆発させて喜んだくらい、何てことないだろう。

粗探ししてまで評論家ごっこしたいのか?




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大晦日はK-1が試される日

何も見えていない格ヲタ諸氏からは総合寄りの人間だと思われがちな私だが、実際にはK-1あるいは立ち技を愛する人間であり、私の本位を知る者からは、むしろ“戦う立ち技真理教”等と揶揄されたこともあったくらいだ。

そんなK-1寄りの私だから気に病んでいるのかもしれないが、総合格闘家に比べてK-1ファイターはひ弱な印象がある。どうも逞しさに欠けるのだ。

その要因はいくつか考えられる。

まず、体の作り方。試合の中で相手の体の重さを受け止めることがない立ち技格闘技の場合、筋量を増やすことはせず、スタミナ重視の細身の体作りをする傾向が強い。

にも関わらず、これまで立ち技格闘家が総合の試合にのこのこと出て行き、総合格闘家の圧倒的なパワーで一捻りされてしまったり、己の土俵であるK-1ルールの試合においても、相手の短期決戦ペースに引きずり込まれてKO負けしてきた。

安田に乗っかられて、喉に腕(かいな)を押し付けられてタップアウトしたバンナ。

赤子が手を捻られたかのように為す術なくヴァンダレイ・シウバにKO負けした岩崎達也。

“豪腕”マイク・ベルナルドが、“総合の豪腕”ゲーリー・グッドリッジにK-1ルールでKO負けした試合は、K-1自体の印象を極めてベルナール悪化させた。

“悪童”シリル・アビディがランペイジ・ジャクソンがK-1ルールで2連敗した試合や、武蔵がムサシにKO負けした試合は、アスリートとしての根本的なポテンシャルの違いを痛感させられた。

レスリングあがりのルーキーである高木健太に、元ボクシング日本王者の鈴木悟がパンチでKO負けした試合には驚かされた。

そこで今年の大晦日Dynamite!!に行われる2つの試合に注目。

まずは大和哲也vs.ウィッキー聡生のK-1ルール特別試合。

これまで総合格闘家の圧倒的なパワーで貶められ続けてきたK-1のイメージを回復するには、己の土俵での戦いで圧倒的な力量の差を見せ付けることは最低条件である。

圧倒的というのは、もちろんKO決着だ。K-1ファイターがK-1ファイターらしく外敵を倒す。それにはKO以外あり得ない。

しかし、相手はウィッキーだ。パワーを比較すれば、K-1MAXの-70クラスに匹敵するかそれ以上のものを持っているであろうウィッキーをKOすることは可能だろうか?

さらに、大和は強い割にはパンチを不用意に顔面に貰う傾向がある。7月の-63決勝トーナメント1回戦では、裕樹をKOで葬ったものの、序盤には左ストレートを数発顔面に打ち込まれていた。

そしてウィッキーは変則のサウスポースタイルだ。大和がウィッキーの左を警戒するところに、いきなりの飛び込み式右フックあるいは右ボディブローを被弾してしまう危険性が考えられる。

また、至近距離でコンパクトにコンビネーションを決める大和に対して、ウィッキーは完全に射程外から機会を伺うスタイルゆえ、大和としては決して戦いやすい相手ではないだろう。

果たして3分3Rの限られた時間の中で、-63王者のコンビネーションパンチがK-1初挑戦の格闘猿を捕縛することが出来るだろうか?

こうして考えてみると、K-1ファイターが圧倒的な強さを見せ付ける云々の次元ではなく、勝てるかどうかの逼迫した試合になりそうな気がする。

勝ち負けにあまりこだわらないライトなK-1ファンの皆さんも、自分自身がK-1そのものである私と同じくらいにドキがムネムネした状態で観戦することになるだろう。一般大衆にK-1の恥を晒した一昨年大晦日の借りを返す時。その時間を共有しようじゃないか。


<過去のウィッキー関連エントリー>
ウィッキー聡生に危険な香り(09.3.4)

web新のDREAM.7スカパー観戦記(09.3.8)

RISE福岡大会の提案(10.8.3)


もう1試合は自演乙vs.青木真也のミックスルール。

過去に行われたミックスルールの内容やカード発表会見時の当事者らの発言を鑑みる限り、K-1と総合ルールを交互に行うことが予想されるが、第1ラウンドはK-1ルールになることがお約束であることが、全局面に対応できる総合格闘家と比較してのK-1ファイターの脆弱さを物語っている。

自演乙は「第1ラウンドにK-1ルールを飲んでくれた青木選手に感謝します」なんて語ってる場合じゃないって。第1ラウンドがK-1ルールで行われるってことは、総合格闘家でも渡り合えると思われてるってことだからな。それは即ち、自演乙が、そしてK-1が格下に見られているってことだから。

だらしないったらありゃしない。悔しかったら第1ラウンドで青木を仕留めて見せることだな。

まぁ、それも難しいでしょう。技のかけ逃げで試合が中断される時間を差し引けば、正味1分半程度しか時間はないだろうから。



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今年のDynamite!!こそ“勇気のチカラ”が伝わるマッチメイクを!

今年のDynamite!!は“DREAMvs.K-1”あるいは“DREAMvs.ストライクフォース”という構図の対抗戦を展開していく予定とのこと。

対抗戦は戦いの意義を明確にするし、試合自体がヒートアップするという意味でも非常に有効な手法。昔からK-1心中で訴え続けてきたことだ。

だからと言って自分に先見の明があって偉い等と言いたいのではない。いかに私が親身になって格闘技のことを考えているかが分かるだろ?ってことだ。だから、自分が好きな選手をヨイショするだけのファンや、“K-1だけはガチ”みたいなノリのよいこのK-1ファンらとは話が合わなくて当然。彼らには私の土俵に上がってきて欲しくない。仲間同士で傷口を舐め合っていておくれ。



<DREAMフェザー級タイトルマッチ>
Dynamite!!2010のカード発表第1弾として、ヘラクレスもといビビアーノ・フェルナンデスvs.高谷裕之のDREAMフェザー級タイトルマッチが発表された。

このカードは、昨年開催されたフェザー級GPの決勝戦として行われた試合の再戦。高谷がビビアーノのタックルを徹底的に切ったうえでのスタンド勝負を仕掛け、打撃で相当のダメージを与えていたかのように思えたが、判定はまさかのビビアーノ勝利。呆然と立つ尽くす高谷の姿を映し出しながらテレビ中継が終了するという、実に悲壮感漂う幕切れが印象的な試合だった。

その再戦となれば、格闘技ファンとしては大いに歓迎すべきカードだろう。私も見たいと思うカードだ。

しかし、大晦日という祭りの喧騒の中に埋没させてしまうにはもったいないカードではないかとも思う次第。

格闘技ファンとしてはいくら楽しみなカードと言っても、既成の枠内の試合に過ぎない訳だから、その面白みがどこまで視聴者に伝わるか甚だ疑問だ。

このフェザー級タイトルマッチに関しては評価すべき点もある。以前から言われていたように、現行のフェザー級(-63kg)は今後-61kgのバンタム級と-65kgのフェザー級に分けられる予定だが、この試合の勝者は自分がどちらの階級の王者になるかの選択権を得られるというのだ。

ビビアーノが防衛すればバンタム級王者、高谷が勝てばフェザー級王者として君臨することになるのかな?

このようなフレキシブルさこそ新興格闘技イベントの利点ではないかと思う。既存の枠にこだわらず、面白い展開を生み出せるような新たなシステムをこれからも構築してもらいたいものだ。



<ゲガール・ムサシはどっちに出る?>
DREAMライトヘビー級王者のゲガール・ムサシは、MMAとK-1、両方の候補に挙げられているとのこと。

私としては断然K-1で見たい。一昨年のDynamite!!で武蔵を完全KOで下したような刺激的な試合を演じて欲しい。

事情が許すならば、バダ・ハリ戦はいかがだろうか?

ただ、バダに“勇気のチカラ”があるならば、ホモの戯れ呼ばわりしたMMAに挑戦して欲しいところだが。



<大晦日に自演乙vs.才賀紀才衛門の実現を!>
才賀は嗅覚が鋭い男。標的の一つに自演乙が入っているようだ。

才賀を自演乙と比較すると、階級が下であり、格下でもある。甲子園出身ファイターとしての色が残っている才賀が、MAX日本トーナメント優勝者でありワールドMAXベスト8の自演乙に挑む。これは“勇気のチカラ”に相応しい図式だろう。

しかし、本当は才賀よりも“勇気のチカラ”が要るのは自演乙の方である。格下相手の試合に臨むことほど怖いものはないからだ。

自演乙は大きなリスクを背負う恐怖を克服し、才賀の挑戦を受け止めることが出来るだろうか?

Dynamite!!はDREAM色の強いイベントになるだろうが、その中で自演乙vs.才賀はK-1をアピールするのに絶好のカード。実現に向けての機運を高めていきたいものだ。

ファンのニーズを嗅ぎ取る能力と想像力(創造力)に欠けた主催者に気付かせるためにも、ツイッターで谷川EP宛に「見たい!」と呟いてみてはいかがでしょうか?


  







》web新のツイッター

web新のK-1MAX観戦記 〜素晴らしい試合をありがとう!〜

素晴らしい日本人ファイターたち。ありがとう!K-1はまだまだ大丈夫。日本人だけでこれだけやれるならば世界大会なんてやる必要ないのでは?

それはさて置き、まずは一回戦から。

○龍二
×城戸

魔裟斗も指摘していたが、前に出続ける龍二に対して下がりながらローキックを放つ城戸の作戦ミス。

ファーストダウンを奪われた後は、得意の蹴りは捨ててでもパンチで一発逆転を狙うべきだった。


○自演乙
×名城

噂を信じちゃいけないよの典型。名城、小っちゃっ!63kg級の体格でしょう。

ただ勢いは感じた。渡辺一久との試合が見たい。


○中島
×TATSUJI

不可解な2ダウン。確かに中島のパンチは効いたが、それからワンアクションあってからのスリップをダウンと見なすレフェリングはいかがなものか?


○日菜太
×山本

魔裟斗の解説が良い。私は日菜太のミドルキックの走り具合にばかり気を取られていたが、それに合わせて山本が放つインローを評価。我々素人では気が付かない点を示してくれる。まさに解説。

日菜太はミドルに頼るばかりでなく、パンチで何度も山本の顎を跳ね上げていた。出稽古の成果。

あとは至近距離=山本有利な間合いになると、日菜太は上手く回り込んでパンチの被弾を避けていた。これもボクシングジムへの出稽古の成果だろう。

ただ関心しなかったのは、日菜太がバックハンドブローを出したこと。空振りしたが、それで試合の流れが大きく変わらなかったのは幸いだった。下手なことはしないことだ。


準決勝
○自演乙
×龍二

自演乙は優勢でありながらも自ら後退し、相手を誘い出して攻撃するところが上手いと思った。


○中島
×日菜太

ミドルを多用する日菜太はトーナメント戦は苦しい。

やはり一発のパンチがある方が有利。トーナメントの定説を体言したような試合結果。

ライト級ワンマッチ
○DJ.taiki
×渡辺

taikiは思い切りローキック狙いでしたか(笑)


決勝
○自演乙
×中島

自演乙はパンチの打ち終わりにサイドに回り込むステップワークが好印象。ボケッとしてるファイターが多いからな。

第2ラウンドに中島がダウンを奪ったが、最終ラウンドに自演乙が逆転の完全KO勝利。

あれで中島が優勝してたらちょっと出来過ぎの感が否めなかったと思うし、逆に昨年は惨敗した印象の強いコスプレファイターの復活劇というストーリー性のあるエンディングは、これ以上ない結末。

あと、今日の自演乙は入場中の表情も引き締まっていて良かった。

ただ、最後のマイクアピールで「K-1は絶対に潰れない」と叫んでいたが、あれは蛇足。いっしょにテレビを見ていた妻にこう言われた。「K-1ってそんな危機的状況なの?」と。多くの視聴者が同様に感じたはず。

まぁ、自演乙としては優勝した興奮とK-1への想いが溢れる余りにあのようなアピールになったのだろうから致し方ない。

それにしても今日は素晴らしい試合の連続だった。敗退した選手にもボーナスを弾んで欲しい。

当エントリーの冒頭で世界大会なんて不要ではないかと書いたが、世界トーナメントで今日以上の熱い試合を見せることが出来るだろうか?甚だ疑問。

世界大会のテレビ放映の在り方を考えると、自演乙絡み以外のトーナメント戦はダイジェストにして、日本人同士の特別ワンマッチをしっかり放映する形がベターかなと思う。中島と日菜太はワンマッチでの再戦を見てみたいし、中島とTATSUJIも再戦で完全決着してほしい。

今年はK-1MAXの日本人対決が熱を帯びそうな予感。非常に楽しみ。

選手の皆さん、素晴らしい試合を本当にありがとうございましたm(__)m

web新の格闘ウィークエンダー 090426(魔裟斗、K-1MAX、戦極、修斗、Krush.3ほか)

今週の土日は珍しく何の予定もなく、自宅でのんびりしているweb新です。まぁ、予定が入ってるとか忙しそうにしてる奴に限って、実際には予定と言っても録画しておいたテレビ番組を土日にまとめて視聴するとか犬小屋のペンキ塗りをする程度の雑用しかないものですよね。

さて、今週1週間はどんなニュースがあったでしょうか?



<草剛、夜中の信号無視程度の公然わいせつで逮捕>
偽善者ヅラした草剛のことが嫌いだった私ですが、今般の事件で彼のことが少しだけ好きになりました。しばらくは地デジのCMみたいな表向き潔白な仕事は来ないでしょうが、逆に俳優として化けるチャンスかもしれません。



<大阪女児行方不明事件は母親と同居人が殺害に関与?>
また起きてしまった児童虐待死事件。学校や児童相談所、地元民生委員はいったい何をやってたんだ!?と怒りがこみ上げるばかりです。小学生が顔に痣を作って、様子も変だとなれば、これは間違いなく虐待されてるって判るでしょ?この事件を未然に防げなかった関係者に対して厳しい罰を与えないと、また同様の事件が起きますよ。今朝も、ベランダで朝を迎えた子供がどこかにいるかもしれません。

この事件で私が気になったのは、この母親の顔付き。絵に描いたように荒んだ顔でしたが、この母親だって生まれつき荒んでいたわけではありません。子供の頃はキラキラと輝く瞳をしていたことでしょう。それが様々な外的要因で道を踏み外していったわけです。

男に利用されるだけ利用されて、我が子を殺して、これから刑務所に入ることになるのでしょうが、服役を終えた彼女をどのような人生が待っているのでしょうか?



<五味が魔裟斗の相手に名乗り?川尻は?>
今更五味なんてお呼びじゃないです。必然性もないし。川尻は知名度が低いとか言う人がいますが、一般的な知名度としては五味もどっこいどっこいでしょ。

一方の川尻は「自分から魔裟斗とやりたいとは言ってない」「魔裟斗よりカルバン」等と、にわかにトーンダウン。自己の商品価値を高める意味でも魔裟斗戦は実現させるべき。このままでは格闘技ファンにだけは支持されているだけの選手で終わってしまいますよ。



<佐藤、王座獲得に失敗 WBA世界ミドル級>
【クレーフェルト(ドイツ)25日共同】世界ボクシング協会(WBA)ミドル級タイトルマッチ12回戦は25日、ドイツのクレーフェルトで行われ、挑戦者で同級14位の佐藤幸治(帝拳)はチャンピオンのフェリックス・シュトゥルム(ドイツ)に7回2分46秒でTKO負けし、竹原慎二以来2人目の日本人最重量級王座獲得はならなかった。
 佐藤は1回からシュトゥルムの素早い左ジャブを浴び続け、劣勢を強いられた。連打を放っても王者の鉄壁のガードを崩せず、完敗だった。


1回からシュトゥルムの素早い左ジャブを浴び続け・・って、惨憺たる状況が目に浮かぶようです。

負けるべくして負けた。関係者も含めて誰も佐藤が勝つとは思ってなかったでしょうね。



<KEI山宮が三沢コスプレで公開練習>
中途半端なことやりやがって(画像はこちら)。



<瀧本誠がウェルター級転向>
総合格闘技を舐めてました発言でお馴染みの瀧本誠が、5・2『戦極』代々木大会でウェルター級転向初戦を行うようです。

オリンピック金メダリストという貯金は完全に食い潰した瀧本ですから、もう裸一貫でトライするしかありません。ウェルター級でも通用しないからと言って、さすがにライト級まで落とすことは不可能でしょうし。夜中に全裸で暴れまわってブルーシートで捕獲される等して話題を振りまくか?

ちなみに5・2代々木大会のカードはご覧のとおり。

■戦極〜第八陣〜

5月2日(土) 東京・国立代々木競技場第二体育館 開場14:00 開始16:00

<第9試合 フェザー級グランプリ2回戦 5分3R>
日沖 発(ALIVE)
ロニー・牛若(チーム・トロージャン)

<第8試合 フェザー級グランプリ2回戦 5分3R>
小見川道大(吉田道場)
ナム・ファン(Ma Du アカデミー)

<第7試合 ライト級ワンマッチ 5分3R>
横田一則(GRABAKA)
レオ・サントス(ノヴァ・ウニオン)

<第6試合 ライトヘビー級ワンマッチ 5分3R>
シャンジ・ヒベイロ(ユニバーシティ・オブ・ジュウジュツ)
KEI山宮(GRABAKA)

<第5試合 フェザー級グランプリ2回戦 5分3R>
金原正徳(パラエストラ八王子/チームZST)
ジョン・チャンソン(CMAコリア/KTT)

<第4試合 フェザー級グランプリ2回戦 5分3R>
マルロン・サンドロ(ノヴァ・ウニオン)
ニック・デニス(Ronin MMA)

<第3試合 ウェルター級ワンマッチ 5分3R>
瀧本 誠(吉田道場)
マイケル・コスタ(シュート・ボクセ・アカデミー)

<第2試合 ライトヘビー級ワンマッチ 5分3R>
トラビス・ビュー(エリート・パフォーマンス)
スタニスラブ・ネドコフ(ブルガリアン・ブシドー・フェデレーション)

<第1試合 戦極ライト級ワンマッチ 5分3R>
真騎士(戦極育成選手)
毛利昭彦(毛利道場)

こんなんでチケットは売れるんでしょうか?



<何気に面白そうな5・10修斗伝承>
五味にルミナ、古豪・加藤鉄史、DREAMフェザー級に出場したウィッキー、人気女子選手の藤井恵、そして廣田VS.石田の越境対決など、なかなか面白そうなカードが揃った5・10修斗伝承。戦極よりもよっぽど面白そうです。

欲を言えばマッハにも出て欲しかった。



<全日本キック『krush.3』カード発表>
エース・山本真弘はMAキックフェザー級王者の“狂拳”竹内を迎え撃つ。スンマセン、竹内の試合を見たこともないのに“狂拳”とか書いてますw

前回大会では初のK-1ルールにトライして失態を晒した石川は、K-1軽量級のエース候補、上松と対戦。キックルールならば石川でしょうが、前回以上の恥を掻くんじゃないかと心配です。だって、K-1ルールでは何もできないのだから。前回の大月戦は、ヒジは使えない、首相撲も制限された中で、非常にぎこちない戦いぶりでした。言うちゃ悪いけどガガンボみたいでしたよ。

前回大会で“井の中の絶対王者”山内を下した廣野は外国人選手と対戦。

ファイヤー原田も再び登場。今回も観客にアピってお茶濁しか?

その他、卜部、嶋田、日下部のK-1甲子園組も出場予定。K-1ファンにとっては涎を垂らしたくなるところでしょうが、よいこのK-1ファンのように口先だけの玄人気取りではなく実際に会場に足を運ぶ本物のファンが多い後楽園ホールは敷居が高いか?



<山本“日本人魂”!対戦相手にドラゴ指名>
日本人魂ってなに?勝敗は二の次で、とりあえず絶叫しながら前進すれば良しとする、弱者に都合のいいコンセプトか?



<自演乙に外国人選手が失笑>
クラウスに秒殺負けした自演乙ですが、前日軽量ではその特異なふるまいに外国人選手から失笑が漏れた様子。

この画像を見る限り、コスプレする前に筋肉を身にまとえって感じ。

それと入場シーンの完成度が低過ぎるのも低評価の一因。ぐだぐだ状態のフジモンみたいなテンパリ顔はどうにかならないか?

それに、どうしても須藤元気のパフォーマンスと比較されてしまいます。入場でも試合でも観客を満足させられた須藤はやっぱり一流でしたね、と。
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web新のプロフィール
観戦暦:30年。格闘技入賞歴:新空手K-2トーナメント、K-1モンスターチャレンジ、土浦市長杯。戦績:17試合13勝4敗9つのKO勝利。新空手史上最短KO記録保持(5秒。但し非公認)


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