秋山成勲

“桜庭に非”はやはり反響大

前回のコラム「秋山不正問題 桜庭側の非 」に対して、やはり批判的なコメントをいくつも頂戴しました。

確かに桜庭に非は全くないにも関わらず“桜庭側の非”としたのは私の非でしょうが、桜庭のセコンド陣の対応の甘さは否定できないような気がします。

桜庭本人があれだけ大声で訴えているのに、セコンド陣はほとんど動いていなかったような印象でした。レフェリーが秋山の背中にタッチして御座なりのオイルチェックをしたシーンはTVで確認できましたが、セコンドはどのようなチェックをしたのでしょうか?

テレ東『ブログの女王』で熱血部門賞を受賞した(ひつこい?)MIDORIさんからの情報ではかなり執拗にチェックしたらしいですが、私はブラウン管を通した情報しか見ていなかったのでセコンド陣は何もしなかったように思い込んでました。でも本当に裾をめくってまでチェックしたのでしょうか?

ちなみに桜庭のセコンド陣は具体的にどんな人たちだったのか?昔から連れ添った仲間ではないように見えました。

下柳のセコンドについてですが、数年前パンクラスと抗争を展開していた時期にグラバカの菊田か郷野がセコンドとはいかに重要な存在かを語っておりましたが、昨日今日で格闘技ファンになった方々にもそれを聞いて欲しいものです。

最後になりますが、前回そして今回のコラムを読んだ方々には、くれぐれも“木を見て森を見ず”にならぬようお願いします。あくまで私は秋山を糾弾する姿勢が基本であり、騒動の中で「変だな?」と感じたことを率直に書いたまでですから。

秋山不正問題 桜庭側の非

214f5a8f.gif私がこれまで書いてきた記事の内容は一貫して秋山を責めるものでしたが、桜庭側にも非と言いますか足らない部分があったように思います。

桜庭は主催者に対して抗議文を提出したそうですが、自らの手もしくはグローブに付着したオイルを物証として提出することはできなかったのか?ということ。綿棒で擦り取ってチェックにかけることは無理だったのでしょうか?それが可能であれば秋山の不正をもっと明るみにできたでしょう。

また、秋山が清原を従えたように桜庭は下柳をセコンドに迎えました。ややおちゃらけが過ぎたような気がします。

その他のセコンド陣も試合直後にクレームをつけるでもなく、中には薄笑い(苦笑い?)を浮かべている者までいました。本当はもっと執拗に食い下がり、秋山の体をチェックするべきだったのではないかと悔やまれます。もしシュートボクセ勢だったら、それはそれは物凄い勢いでリングになだれ込み、その場で無効試合の裁定を勝ち取っていたかもしれません。

桜庭の回りの人間がちょっと弱かったかな・・という印象です。

秋山オイル疑惑会見 腑に落ちない

悪意は無かったってのが腑に落ちない。主催者側も秋山を擁護してるだけじゃないか。これでは桜庭も納得しないよ。

秋山ってアレと同じ。児童のいじめ自殺問題で、マスコミ・世間に騒がれてやっと謝罪した教員たち。最初は自殺といじめの因果関係を否定しておきながら、一転して土下座謝罪。喉もと過ぎれば・・・ってとこでしょ?

『2ちゃんねる』はドメインを差押えされるとか騒がれてますが、それは置いといて(笑)、ネットが最後の砦みたいな?ネット上であれだけ騒がれたから主催者も腰を上げて、秋山も謝罪したわけでしょ。昔だったらあのまま秋山勝利で押し通しますよ。

不二家もクリスマス時期は何とか凌いだけど、結局は隠蔽体質が裏目に出たでしょう。こんな世の中だからこそ、格闘議界は明るく行きたいですよね。

秋山は終わりじゃないかな・・・。もうファンに夢を与えることなんて出来ないもの。ネガティブな形でしか売り出せないでしょ、こうなったら。少なくともHERO'Sのエース格には絶対になれませんね。

金子賢と第0試合の座を奪い合ってください。

秋山のことを書いたブログ

秋山の失格裁定について書いたブログの数っていくつあるのでしょうね。ほとんどのブロガーが一度は書いたのでは?

私はこの『K-1心中』で秋山の件について8件のコラムを書きましたが、その反響は大きく、驚いたことに人気ブログランキングでは6位にまでランクアップしてました。投票してくださった方々ありがとうございました。

私以外の方々が書いた秋山関連の記事はこちらのリンク先からご確認くださいぃ〜↓↓↓(こーゆー手法でランキングポイントを獲得しようとしてるブロガーっていますよね。恥ずかしくないのかな?・・・)

今だからこそ 秋山の一夜明け会見プレイバック

秋山のオイル疑惑はクロだったというわけで、なぜスキンクリームか?という謎は残るものの、釈明会見の発言内容とDynamite!!一夜明け会見の発言を比較してみました。


■今日の釈明会見
「何の弁明の余地もありません。桜庭選手、申し訳ありませんでした。どんな処分も受けるつもりでいました」

■Dynamite!!一夜明け会見
「実は多汗症なんです。すぐにボタボタと流れ落ちるほど汗が出るんですよ」

「もしかすると、それが原因ですかねぇ」

(再戦について)「今は何も考えていない。これをネタにもう1回やらせてくれというのもおかしな話だし。...」



コロッと態度が豹変しました。これじゃ政治家と何ら変わりませんね。夢がないなぁ。ネット上でこれほど騒がれなかったら知らぬ存ぜぬで通したであろうことは、一夜明け会見の発言内容から容易に推測できます。

こんなに卑劣な格闘家は必要ないっ!引退を勧告します!!(オイオイ、何様だい?)だって私たちは面白いもの凄いものを見たくて格闘技観戦するわけでしょう。こんなねぇ、周囲の状況次第で態度を急変させるような汚い部分を見たいわけないでしょう。

無効試合、ファイトマネー没収(どうせ没収しないでしょ?)では足りませんよ。パンツ一丁で土下座するとか、交通安全ボランティアするとか、米軍の空爆に合わせてソマリア入りするとか、パウロ・フィリオと試合するとか、バンナにリベンジマッチを挑むとか、、、。でも、これだけのスキャンダルに発展してしまってはもう二進も三進も行かないでしょ?山本モナみたいにスイカの被り物で第0試合から再スタートが現実的でしょうか?

秋山へのブーイングが止まないワケ

ネット上では未だにブーイングが収まらない秋山オイル疑惑。秋山成勲応援ブログやセコンド・門馬のブログは炎上してコメント欄封鎖。レフェリー梅木のブログには今なお1万3千件以上のコメントが殺到中。9日には梅木がブログを更新するらしく、何か言うのかどうか楽しみであります。

ちなみに梅木は4日の全日本キック後楽園大会でレフェリーを務めていたそうです(こちらのブログ参照)。罵声は浴びなかったのかな?キックのファンは無関心だったのかな?どうだったのでしょうか?

2ちゃんねるの格板でもこの問題関連のスレッドが数多く立てられており、ファンの関心の高さが伺えます。

主催者側からは完全に白だと発表されたにも関わらず、秋山がこれほどまでにブーイングを浴びるのはなぜか?パチンコでボロ負けした帰り道に少し考えてみました。

まず、柔道時代にもオイル疑惑があったこと。また、柔道着のみならず今回の桜庭戦ではグローブ疑惑まで(こちらのブログ参照)。

次に、日本柔道界が総合格闘技を舐めている節があること。瀧本の「総合格闘技を舐めてました。すみませんでした」発言はその最たるものだし、柔道あがりの総合格闘技指導者が、柔道界にはヒクソンに勝てる人材はゴロゴロいる、なんて発言をしたこともありました。

最後に三点目。秋山は事あるごとに「桜庭さんを尊敬している」と発言することで落日の桜庭を持ち上げておいて、実のところは桜庭の実績・過去の栄光を、自分が伸し上がるための材料にしようという魂胆が見え見えだったこと。

だから私のような古いファンは秋山に乗ることは絶対に不可能なんです。現在の格闘技人気を支えてきたのは、マニアックな時代からチケットやPPVの料金を払いながら応援してきた我々ファンであるとも言えるのです。それをのこのこと今頃顔を出して美味しいとこ取りかい?あたしゃね、団子は売っても心は売らないんだよっ!(ぜんまいざむらいかよっ)

最後に、至るところの掲示板で見受ける人種差別的な書き込みですが、私を含む大多数の人はそんなこと考えてもいません。だって日本人である瀧本のことも秋山と同じくらい嫌いなのですから。

FEG公式サイトのDynamite!!MVP投票はもちろん・・

FEG公式サイト恒例のMVP投票ですが、現時点の1位はダントツで桜庭、最下位はダンジリで秋山。

最高!!皆さんも投票しましょう。

それと、この『K−1心中』の人気ブログランキングが驚くことに12位までアップしてました。投票してくださった皆様、ありがとうございました!

格闘技は安心して観れないから・・

オイル疑惑により秋山応援ブログやセコンドの門馬のブログ、試合を裁いた(?)レフェリー梅木のブログが炎上しています。

2ちゃんねるの格板もこの話題で持ちきりです。どうやら秋山はヌルヌル前科があるようですね。柔道で対戦した3カ国からクレームが出たことがある上に、表面化はしなかったもののHERO’Sで対戦したスミルノバスもクレームをつけていた模様です。

また、秋山は道着を着た状態でボディチェックを受け、その後、ゴング直前になって道着を脱いで試合に臨みました。レフェリーは一体何を見ていたのでしょうか?ボディチェックの意味がありません。

温厚なはずの桜庭の激怒ぶりからしても、これはただ事ではありません。国民的英雄と言っても過言ではない桜庭をこんな形で浪費していいのでしょうか?

そもそも格闘技を大晦日のメインコンテンツにすること自体に無理があります。何が起きるかわからない格闘技にハッピーエンドは期待できないでしょう?

TV番組としての完成度という観点から、07年は格闘技が地盤沈下を起こし、同じく格闘系コンテンツのプロレスが徐々に復興するのではないか?そんな予測を暗示する桜庭VS秋山でした。

 

秋山の対戦相手決定的

桜庭欠場により秋山の対戦相手はK-1GP開幕戦のあとに発表されるとのことですが、もう決まりでしょう。

1回戦、不可解な裁定で秋山に負けた金泰泳選手しかいませんよ!
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web新のプロフィール
観戦暦:30年。格闘技入賞歴:新空手K-2トーナメント、K-1モンスターチャレンジ、土浦市長杯。戦績:17試合13勝4敗9つのKO勝利。新空手史上最短KO記録保持(5秒。但し非公認)


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