遅れ馳せながらDEEP55のセミとメインの試合を観た。

セミは松本晃市郎がKO勝利でタイトルを防衛したと同時に、予定通り引退表明。選手としてリングに戻ることは100%ないとのことで、今度は夢だったお笑い芸人の道を進むらしい。

だったら、試合後に大きな笑いを取ることに挑戦して欲しかった。

例えば何かの拍子にトランクスが脱げてしまうとか、後ろ手に手錠をかけられたまま荷車に乗せられて退場するとか。・・・。面白くないね。

でも、笑いとはギャップなのだ。格闘技のタイトルマッチというシリアスな場面こそ、むしろ笑いを演出するのに相応しいと思うのだが、それはやらなかった松本。

お笑い芸人としては全く期待してません。

メインは09年大晦日の試合で青木に腕を折られた廣田の復帰戦にして、菊野が持つライト級タイトルに挑戦するカード。タイトルマッチ兼引退試合のセミとは対照的。

青木は廣田が負ければ良いと思ってたんだろうな。自分に辿りついて欲しくないだろうから。怖いだろうから。

レベンジマッチでは青木が殴り殺されたらスカッとするなぁ。