日菜太

黄金の階級になるはずだったK-1ライトヘビー級

私は新生K-1をK-1として認めていませんので(古くからのファンの多くがそうだと思います。)、このブログにおいてK-1と言えば既に消滅した正道会館主体のK-1を指します。その点ご確認よろしくお願いします。




K-1が消滅して久しいが、軽量級を細分化している新生K-1と違って、K-1が設定した階級は、本来のヘビー級とK-1MAXの70坩焚次軽量級の63坩焚爾了鯵級だった。初期の頃にクルーザー級クラスのK-2GPとスーパーミドル級クラスのK-3GPが行われたが、どちらも1回きりで終わってしまったため、除外させてもらう(本格的な選手ばかり揃えて失敗したんだよな)。

私が思うに、70圓肇悒咫宍蕕隆屬粒級を作っていたら、K-1は恐ろしいほどに盛り上がっていたはずだ。

なぜなら、70圓泙罵遒箸擦覆ち手やヘビー級に満たない選手が一堂に会す、選手の顔ぶれ極めて豊かな階級になったはずだからだ。

ウェイト的には78〜80圓△燭蝓ここでは仮にライトヘビー級と呼ぶことにするが、この階級を作れば、まさにアマゾンのネグロ川となんとか川の二つの河川が混じり合うポイントの豊穣さのごとき黄金カードをいくらでも組むことができたはずだ。

例えば佐藤嘉洋vs.メルビン・マヌーフ。ブログの方で何年も前に提唱したカードだ。通常では、佐藤は70圈▲泪漫璽佞85キロあたりが主戦場。素人考えだと「15圓眤僚添垢あるのだから実現するはずがない」となるだろうし、業界関係者もその程度の見識しかないから、マスコミからの提案も煽りもないし、団体が新分野としてライトヘビー級創設に動くこともなかったのだろうが、両者の骨格を比べたら、このカードが現実的なものであることは一目瞭然なのだ。

全日本キックミドル級王者だった中村高明も、あの本格的中量級然とした体格では70まで落とすのは無理なので、是非ともK-1ライトヘビー級で活躍させたかった。

また、立ち技では層が薄いこの階級だが、総合に目を向けると選手は豊富だ。DEEPやパンクラスなどからいくらでも軽重量級ファイターを招聘できただろう。佐藤嘉洋vs.桜井隆多なんてどうだろう?奇しくも桜井は、この度K-1ライトヘビー級に相当するDEEPウェルター級に階級を下げたとのニュースを目にしたところだ。郷野聡寛だって、全盛期ならばこの階級で立ち技ができたはずだ。

DREAMには、マヌーフ以外にもザロムスキーやガレシック、秋山成勲、金泰泳など、K-1ルールで見てみたい軽重量級の強豪がひしめいていた。本当にもったいない!

新生K-1のヘビー級を託された上原誠も、本来ならばライトヘビー級が最適性階級だ。今ならば、増量した日菜太との対戦が見てみたい。

さらに飯伏幸太をはじめプロレスのJr.戦士の参戦だって見込める階級だ。

ライトヘビー級があれば、無理に増量して醜くなったロブ・カーマンの姿を見ることもなかっただろう。

ライトヘビー級は黄金の階級。私に言われるまでもなく分かるものだと思うのだが。

奇跡のK-1 WORLD MAX 2010 〜-70kg Japan Tournament〜

Krushのメンツばかり揃えた新生K-1の-65トーナメントに対して格闘技ファンからのブーイングが鳴り止まない最中、ツイッターでこんなつぶやきを見かけました。


K-1MAXの外敵は須藤元気だけ?

んなことないやろ〜!ベストトーナメントの誉れ高いK-1 WORLD MAX 2010 〜-70kg Japan Tournament〜では、優勝した自演乙のみならず、バリエーション豊かな選手がエントリーしており、K-1・Krush側の立ち位置にいる選手は山本優弥くらいのものでした。

RIZEの龍二
ボクシングのTATSUJI
空手の名城
本格的キックボクサーの日菜太に城戸
なんちゃってシュートボクセの中島

すげえメンツだったよ。まさに最強の格闘技を決める、まさにK-1のコンセプトを体現したトーナメント。全員が魔裟斗に憧れて、そのポジションに近付きたくて、しのぎを削りあっていた。その憧れが生半可なものじゃないことが伝わったから、観てるこっちも本気になれたのだ。

それに比べて今回の-65。このトーナメントに優勝した先に何があるよ?

顔ぶれもひでえな。なんじゃこりゃ!?

image左から…

宇宙人(または悪魔の手毬唄)
西川きよしの息子
一般人
HIROYA
一般人
一般人
飯伏?
レイザーラモンRG

大晦日に大活躍したHIROYAは全然OKだけど、大晦日の流れを断っちまったのは痛えよな。主催者、何してんの?(弾幕薄いのに気付いたブライトさん風に。)また、狂拳戦の興奮今なお冷めやらぬ“天才”野杁と、ブラジリアンwaxもといブラジリアンフックの決定力が魅力の木村も良しとする。でも、他が・・・。

今年は新生K-1への処方箋が多くなりそうだなぁ。手の施しようがないなんてことにならないことを祈るばかりだよ。

いつになったら新生の二文字が消えるかなー?

RIZIN 日菜太の1ラウンドKOとHIROYAの3ラウンドKO

ツイッターのタイムラインでこんな呟きを見かけました。



日菜太を腐すつもりは微塵もないが,格闘技ってそんな単純なものではないですよ。

観客が最も恐れているのは,だらだらフルラウンド戦っての判定ですから,その対極にある1ラウンドKOは,そらぁエキサイティングですよ。でも,ウィッキーというある意味難敵相手に,1〜2ラウンドでローを効かせて最終3ラウンドでしっかりKOしてみせたHIROYAの試合の組み立ては,1ラウンドKO劇に負けないくらいエキサイティングなものでした。

また,日菜太に1ラウンドKOされた宮田和幸はこのように語ってます。


K-1ファイターがMMAファイター相手にK-1ルールで戦うという構図は,断面的に見ればHOROYAvs.ウィッキーも日菜太vs.宮田も一緒ですが,日菜太の場合は第2ラウンドにMMAルールが控えてましたので,メンタル的な部分(第1ラウンドに賭ける集中力)でHIROYAとも対戦相手の宮田とも全く違った訳です。言うまでもなく,格闘技はメンタル面に大きく左右されるスポーツということです。

同じMIXルールでも,国民的ブーイングを受けるほど露骨に逃げ回った青木真也のメンタルはある意味すごいなとは思いますね。

RIZINにおける立ち技のステータスを上げるために

日菜太「3月にキックボクシングの試合あるんで、そちらも観に来てください!」

武尊「K-1には、僕以外にも面白い選手たくさんいるんで観に来てください!」

たくさんのお客さんの前で自分のホームを宣伝したいと思う気持ちは理解できるけど、他のアピールの仕方があるんじゃないか?

ホームで活躍するのは当たり前のこと。むしろ、現状ではお客さんに過ぎないRIZINでの立ち技のステータスを上げて、自分や後進の活躍の場を拡げることの方が重要だろう。

優等生的なマイクは馬鹿でもできるんです。そして、誰の心にも残らないんです。

武尊は高田も評価してる風なので大丈夫でしょうが、日菜太は2度とRIZINに呼ばれることはないでしょう。しかし、日菜太のマイクアピールがこんな風だったらどうでしょうか?

「おい、おい!宮田!おい、宮田!いくらこっちが、いくらこっちが先攻でも、宮田、おまえ弱過ぎたよ。うちのジムの中学生の方がよほど骨があるぞ。次はそっちが先攻で、次はそっちが先攻で、もう一回やるか!?なぁ、宮田、もう一回やろうや!!」

メジャーになりたいのであれば、自分がヒールになるくらいの覚悟がないと無理だから。強いだけではアマチュアと一緒。

元旦から愚直なまでに立ち技愛溢れる処方箋を書いてしまいました。またおって(^-^)/

RIZIN 第2試合〜第8試合までの観戦記 HIROYAと日菜太がやってくれた!

第2試合 〇シデルニコフ(1R TKO)カルロス×
昔だったら、この2人はK-1に来てたんだろうなぁと思った。



第3試合 エフライン(無効試合)元谷友貴
エフラインの体重超過により、また“勝利しても無効試合”扱いの試合。元谷は絶対に勝たねばならない試合。ところが、試合をほぼコントロールしておきながら、まさかのダウンを喫してからのパウンドでレフェリーストップ。無効試合。元谷の強さはわかったが、ここで勝てないちうことは、スタアの星の元に生まれたのとは違うのかな。



第4試合 ◯HIROYA(第3ラウンドKO)ウィッキー✖️
HIROYAは、シウバのサンダーストームからK-1MAXのテーマ、そしてK-1ワールドGPのテーマで入場。自分の立場をよく解ってる。見直した。

序盤、ウィッキーの唐突なミドルキックとトリッキーなパンチに戸惑うが、2ラウンドまで落ち着いて守りながらローキックでダメージを蓄積し、最終第3ラウンドで攻撃に一気にシフトチェンジすると、相打ちのダウンから、最後は確実にパンチを当てて完全KO勝利。この組み立ては天晴れだよ。凄いよHIROYA。男だよ。

大晦日はK-1ファイターの恥かき日和ってフレーズは封印しなきゃな。私だって好きで言ってたわけじゃないんだから。HIROYA、ありがとう。これでやっと新生K-1をK-1として認めることができる。



第5試合 ◯日菜太(KO)宮田✖️
だから言ったろ、日菜太に蹴り殺されるって。レフェリーがいたから宮田は命があったんだよ。

日菜太の強さは、蹴りのフォームに入ってから、相手との距離によってキックのレンジを臨機応変に変えられるところだな。あれは凄いよ。

ただ,宮田の生気のなさが気になった。『漂流教室』の関谷みたいな顔してた。



第6試合 ◯トコフ(TKO)マシューズ✖️
パンチで秒殺。消化試合はこれでなきゃね。


第7試合 〇所(腕十字)才賀✖️
パンチをかなりもらった所だったが,最後はさすがだった。これはこれで良いでしょう。

リングサイドのあびる優の叫び声がすごくて,松岡きっこでも呼んだのかと思った。


第8試合 ◯高谷(判定)taiki✖️
解説の高田が、小刻みなステップをするDJの方が「ステップの数が多い分、スタミナを消耗する」と言ってたけど、それは違うよ。小刻みにステップするくらいでスタミナは消耗しないよ。実際は、高谷にプレッシャーかけられて、回らされてるからスタミナを消耗してるの。

打ち合い、凄かった。最後に高谷がグラウンドで逃げ切ったのが残念。サッカーで言えばボール回しで時間稼ぎしてるのと一緒。いや、それを言うのは酷過ぎるか。

web新のプロ格雑感ローニ 100922(日菜太、須藤、桜庭ほか)

<日菜太の歯軋り>
先のシュートボクシング大会でアンディ・サワーと対戦した日菜太だったが、チョークスリーパーで秒殺負けという結果に終わった。

その前の試合ではキシェンコを三日月蹴りで完全KOした日菜太への期待値が大きく膨れ上がった反動もあって、非常にあっけない印象の試合となった。

日菜太にしてみれば、シュートボクシングはキックボクシングとたいして変わらない競技で、絞め技も投げ技も蛇足程度という認識だったのだろう。その甘い認識で試合に臨んだこと自体は、想定内のことで別に驚くようなことでもない。

あっけなく試合を終わらせてしまったサワーの戦いぶりも競技者として立派なうえに、観客に驚きを与えたという意味では素晴らしいエンタメだったとも言えるだろう。

問題は、日菜太がやりたくもないシュートボクシングの試合をしなければならない程に試合出場の機会に恵まれていないことだ。

せっかく多くの人材が揃ってきたK-1だが、ずさんな団体運営のせいで赤字経営に陥り、大会開催もままならない状況になってしまった。

本当にもったいないことだと思うし、小さな会場でK-1ファイターの試合を間近に拝めるのは嬉しい等とのん気に喜んでいる場合ではない状況だと思う。



<もう一つの甲子園>
K-1甲子園出身ファイターの活躍が目ざましい。

K-1MAX-63kgでキックボクシング王者の石川に何もさせずに完勝した才賀。

Krushのメインで、K-1MAX-63kg日本王者の大和から一方的な判定勝利を収めた卜部。

そして、若干18歳でシュートボクシングの王者になった日下部だ。体が小さいこともあって、プロのK-1で活躍する機会は与えられていないが、彼はかなりの実力者だ。

一方、この日下部に敗れたファントム進也という男はいただけない。ケガで練習できなかったと言い訳三昧。

これはスッキリしない。練習不足で日下部に負けたとでも言いたいのだろうか?これからのSBを担おうとする若手を貶めてどうする?

これで引退らしいが、発つ鳥は後を濁すなである。

今日の四字熟語は、「進也引退」にする。



<須藤信充への落胆>
8月末に行われたBOXFIGHT旗揚げ戦で天田ヒロミにKOされた"天才"須藤信充に対する落胆の声を(ネット上で)よく耳にする。

それは負けたことについてではなく、須藤の臨戦態勢の甘さ、いい加減さを嘆く声だ。

プロボクシング東日本新人王戦準優勝、キック4冠王という経歴が物語るように、彼の偉業は確かに素晴らしいものだが、それが過去の遺産であることは言わずもがなである。

私もBOXFIGHTは会場観戦したが、あの腹が出た体型と、ノックアウトされたザマは、コント以上にコントしていた。

お遊戯程度の顔面ありルールを嗜んでいる空手団体のトーナメントは制覇出来ても、本格的な相手には全く歯が立たないということ。



<石井慧vs.ミノワマン決定>
私はK-1も総合も好きです。分け隔てなく。

K-1だけが好きで総合が嫌いなファンは、このウルトラカードが決定したことを地団駄踏んで悔しがってるのだろうな。表向きは「まったく興味なし」とか言いながら。

実は、そう口にした時点で、興味津々だってことだよ。

K-1のポトラックとケマイヨとの対戦が決定したとしても、総合のファンは「興味ない」とは口にしないだろう。本当に興味がないからだ。アンテナにすら引っ掛からないのだ。



<桜庭の自戒>
今更桜庭にハードな相手をぶつけることもあるまいと思うが、弁慶、グレイシー、メイヘムと、厳しいマッチメイクが連続している。

これは本人の希望なのだろう。

主催者にすれば桜庭という花形選手を長く使い続けたいはずだから、本来であれば色物ファイターをぶつけて、話題性だけで勝負したいところだろう。

しかし、桜庭のPRIDEがそれを許さず、あえて厳しい相手との試合を受け続けているのではないかと思われる。

その背景には、DREAMの前身であるHEROSで厚遇を受けていたにも関わらず、疑惑のレフェリングを誘発するようなふがいない試合をしたり(スミルノヴァス戦)、秋山ヌルヌル事件に巻き込まれたり、安牌のはずのマヌーフにKOされたりと、高額な(と推測される)ファイトマネーに見合うだけの戦いを披露出来なかった自分自身への戒めの気持ちがあるのではないかと思われる。

でも、我々ファンとしては、もう良いんだよというのが正直な気持ちではないかと思う。

桜庭が頭や顔面をボカスカ殴られるシーンは見るに耐えない。

他の選手がいくら殴られても、私はそれに目を背けるようなことはないが、桜庭は日本の格闘技界を守り続けてくれた恩人だ。老いても尚、苛烈な戦いに身を投じる姿は見るに耐えない。



<スポナビトラックバック>
何があったか、スポナビへのトラックバック記事一覧が表示されなくなって久しい(スポナビ+は除く)。

ブロガーの皆さんは大慌て?

私の場合は更新しない日でも1000人前後の方に訪問してもらっている状況なので何てことはないが、格闘技ブログを書いている皆様にとっては、自分のブログの実力を省みる良い機会ではないかと思う。

スポナビにトラックバックしないと、訪問者0人になるケースもあるんじゃないだろうか?

日菜太‐キシェンコ戦に見た、これからの格闘技興行モデル

日菜太がキシェンコに勝利したことは、日菜太の実力を考えれば金星扱いするほどのことではない。

金星を与えたいのは、この試合を実現したRISEだ。

K-1が海外の投資家から資金集めをしないと立ち行かなくなるという不安定な情勢の中で、これからの格闘技興行はメインイベンターの総取り方式にシフトすべきで、今回のRISEはその先進的モデル興行だったと言える。

先が見えない状況では、なるべくリスクの少ない興行を打たねばならない。

ローリスク興行とは、経費をかけない興行のこと。小さい会場、必要最低限の有名選手起用。

そして収益性を上げるため、PPVの売り上げに重点を置くことが重要。どうせドームやたまアリのような大会場で開催できないならば、どこの小会場で開催してもチケットの売り上げはたかが知れている。

ならば、安い料金のPPVで数を稼いではどうかと言う提言。

今では3,150円が定番となっている格闘技のPPV料金だが、かつては525円なんて格安のPPVもあった。

そこで日菜太vs.キシェンコの実質ワンマッチ興行をPPVで放送した場合だ。私は525円では安過ぎると思う。1,050円でどうかと思う。

生で日菜太vs.キシェンコが見れるのだ。1,050円でも安いと思わないだろうか?

まぁ、ライトなファン層にもPPV購入していただかないと薄利多売が成り立たないので、メイン1本ではなく、若手の前座2〜3試合とTATSUJIクラスが登場する
セミファイナルを加えよう。

これを高いと言うような奴は、K-1ファンを辞めた方が良い。何の役にも立たないファンは、お客様にはなれないのだ。

web新のK-1MAX観戦記 〜素晴らしい試合をありがとう!〜

素晴らしい日本人ファイターたち。ありがとう!K-1はまだまだ大丈夫。日本人だけでこれだけやれるならば世界大会なんてやる必要ないのでは?

それはさて置き、まずは一回戦から。

○龍二
×城戸

魔裟斗も指摘していたが、前に出続ける龍二に対して下がりながらローキックを放つ城戸の作戦ミス。

ファーストダウンを奪われた後は、得意の蹴りは捨ててでもパンチで一発逆転を狙うべきだった。


○自演乙
×名城

噂を信じちゃいけないよの典型。名城、小っちゃっ!63kg級の体格でしょう。

ただ勢いは感じた。渡辺一久との試合が見たい。


○中島
×TATSUJI

不可解な2ダウン。確かに中島のパンチは効いたが、それからワンアクションあってからのスリップをダウンと見なすレフェリングはいかがなものか?


○日菜太
×山本

魔裟斗の解説が良い。私は日菜太のミドルキックの走り具合にばかり気を取られていたが、それに合わせて山本が放つインローを評価。我々素人では気が付かない点を示してくれる。まさに解説。

日菜太はミドルに頼るばかりでなく、パンチで何度も山本の顎を跳ね上げていた。出稽古の成果。

あとは至近距離=山本有利な間合いになると、日菜太は上手く回り込んでパンチの被弾を避けていた。これもボクシングジムへの出稽古の成果だろう。

ただ関心しなかったのは、日菜太がバックハンドブローを出したこと。空振りしたが、それで試合の流れが大きく変わらなかったのは幸いだった。下手なことはしないことだ。


準決勝
○自演乙
×龍二

自演乙は優勢でありながらも自ら後退し、相手を誘い出して攻撃するところが上手いと思った。


○中島
×日菜太

ミドルを多用する日菜太はトーナメント戦は苦しい。

やはり一発のパンチがある方が有利。トーナメントの定説を体言したような試合結果。

ライト級ワンマッチ
○DJ.taiki
×渡辺

taikiは思い切りローキック狙いでしたか(笑)


決勝
○自演乙
×中島

自演乙はパンチの打ち終わりにサイドに回り込むステップワークが好印象。ボケッとしてるファイターが多いからな。

第2ラウンドに中島がダウンを奪ったが、最終ラウンドに自演乙が逆転の完全KO勝利。

あれで中島が優勝してたらちょっと出来過ぎの感が否めなかったと思うし、逆に昨年は惨敗した印象の強いコスプレファイターの復活劇というストーリー性のあるエンディングは、これ以上ない結末。

あと、今日の自演乙は入場中の表情も引き締まっていて良かった。

ただ、最後のマイクアピールで「K-1は絶対に潰れない」と叫んでいたが、あれは蛇足。いっしょにテレビを見ていた妻にこう言われた。「K-1ってそんな危機的状況なの?」と。多くの視聴者が同様に感じたはず。

まぁ、自演乙としては優勝した興奮とK-1への想いが溢れる余りにあのようなアピールになったのだろうから致し方ない。

それにしても今日は素晴らしい試合の連続だった。敗退した選手にもボーナスを弾んで欲しい。

当エントリーの冒頭で世界大会なんて不要ではないかと書いたが、世界トーナメントで今日以上の熱い試合を見せることが出来るだろうか?甚だ疑問。

世界大会のテレビ放映の在り方を考えると、自演乙絡み以外のトーナメント戦はダイジェストにして、日本人同士の特別ワンマッチをしっかり放映する形がベターかなと思う。中島と日菜太はワンマッチでの再戦を見てみたいし、中島とTATSUJIも再戦で完全決着してほしい。

今年はK-1MAXの日本人対決が熱を帯びそうな予感。非常に楽しみ。

選手の皆さん、素晴らしい試合を本当にありがとうございましたm(__)m

K-1MAX日本予選 テレビ観戦記

○長島(KO)HAYATO×

煽りV、長島の発言に対して「舐めてますよね」とHAYATO。しかし、あなたを一番舐めているのは番組の作り手ですよ。だって、HAYATOに与えられたキャッチフレーズは「内藤の盟友」ですからね。「そこかよっ!」みたいな。失礼極まりないですよ。

試合は予想通り長島がパンチのラッシュ。しかし、想像していたような圧力も力強さも感じられない長島。体もかなり小さく細い。

が、それでもダウンしてしまうのがHAYATO。私が見たところでは、第1ラウンドに2ノックダウンでTKOでしたね。

私はHAYATOを批判することが多いですが、自分と同じ時期にアマチュアで活動していた同郷の選手ですから、心の底では応援していました。その応援したい気持ちとは裏腹に、結果が出ないHAYATOに苛立つ気持ちがバッシングにつながっていたと思います。

しかし、今日のHAYATOを見て、応援する気持ちは微塵もなくなりましたねぇ。勝敗予想は的中しましたが、非常に残念でした。



○山本(延長判定)TATSUJI×

第1ラウンドはTATSUJIが取ったかなと思いましたが、ジャッジは三者とも10:10でした。これはTATSUJIにとって痛かったんじゃないでしょうか?あれだけパンチを打ち込む積極性を見せながら1点もリードできなかったのだから。

第2ラウンド中盤から第3ラウンドは山本がキックで盛り返しましたが、結局判定はドロー(山本に1票)。

そして延長戦では山本がダウンを奪って判定勝利。激しい割には煮え切らない試合でした。

ところで山本の黄色いトランクスは例の縫製工場で自作したのかな?



○日菜太(延長判定)城戸×

日菜太の大馬鹿野郎め。勝てる試合を自ら捨てたようなものでした(結局は勝ったけど)。

と言うのは、第1ラウンド序盤はミドルを軸に日菜太が圧倒的有利に試合を進めていましたが、なぜかパンチを多用し始めたところ、そこに城戸が上手く左フックを合わせ、にわかに城戸にペースを握られてしまったからです。城戸がパンチを当てる度に生き返って行くのが表情から読み取れましたよね。ストライカーは打撃を当てることでペースを掴むのです。

日菜太は今世紀最大の大馬鹿野郎ですよぉぉぉ!!!(結局は勝ったけど)

なぜ日菜太はミドルキックを抑えて、パンチで攻めたのか?意表を突いたつもりか?攻め急いでしまったのか?

まぁ、セコンドも含めて猛省していることでしょう。本当はもっと楽に準決勝に勝ち上がれたのだから(結局は鼻骨骨折でリタイヤしたけど)。

自分を見失うなっ!!!



○コヒ(3R判定)オロゴン×

体重オーバーしたオロゴンに減点1が与えられて始まった試合ですが、テレビでは第3ラウンドのみ放映されました。相変わらず相手に組み付くコヒに対して、解説は「第1ラウンドのパンチで焦っているのでしょう」と説明。

レフェリーにクリンチ多用で減点1を宣告された途端に激しく攻撃し始めるコヒ。ボディブローまで繰り出しやがって。「人が変わったようだ」とはこのことか(笑)

そして、本戦判定でコヒが勝利。たしかに第3ラウンド終盤の、オロゴンの足が流れるほどの猛攻を見れば納得の判定ですが、テレビでは最終ラウンドしか放送しませんでしたからね。ミッシングリンクの第1ラウンドが見たかった!!!



○山本(流血TKO)長島×

山本のトランクスに減点2。

惜しくも負けた長島ですが、1回戦より動きは良かったように感じました。

また、ラッシュを仕掛ける割にはやたら窮屈そうにパンチを打ってるように見えた長島ですが、魔裟斗が言っていたようにあれが日本拳法の突きなんですね。

そう言えば初期のK-1でレフェリーをやっていた猪狩元秀氏は日本拳法の人だったような。猪狩氏も(テレビを観ていれば)感慨深かったことでしょうね。

こうして考えると、長島はK-1という格闘技を体現する選手でもありますね。K-1のKは拳法のKでもあるわけですから。



○コヒ(TKO 2ノックダウン)城戸×

1回戦勝者の日菜太が鼻骨骨折でリタイヤし、「K-1ほにゃららルール」の第何条第何項かに則って城戸が準決勝進出を果たす。テレビ画面に角田の顔が大写しになると、「なんだなんだ!?」って色めき立ちますよね。ちょっとしたボーナスを貰ったような気分(笑)

試合はコヒのTKO勝利。一度気持ちが切れてしまった城戸とダメージ少なく勝ち上がったコヒとの試合でしたから、これはコヒが勝って当然でしょう。



○コヒ(3R判定)山本×

1回戦、準決勝ともに相当なダメージを受けながら勝ち上がってきた山本を相手に、余裕を持って構えるコヒ。その落ち着きもあって、第1ラウンド終了間際にダウンを奪う。

第2ラウンドもコヒ優勢。そして最終ラウンド。なんと山本がパンチでダウンを奪った!!!信じられない!!!

私は日本予選レベルの試合は「俺の方が強いよ」などと馬鹿にしながら観ることもありますが、最終ラウンドの山本を見て、私は恐怖すら感じました。足元が寒くなりました。「死力を尽くした戦い」みたいな言葉では表現できない、ぃゃ表現しては失礼なくらいの死闘でした。

山本選手は負けはしましたが、あなたが優勝です。本当に凄いものを見せてもらいました。ありがとうございました。

一方のコヒ(苦笑)。優勝はしましたが、あそこで山本を介錯出来なかったってのがコヒの限界なんだろうなぁ。



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K-1MAX日本予選大会の展望(トーナメント編)

いよいよ明日に迫ったK-1ワールドMAX日本予選大会の見所を、ど素人なりに書いてみようと思います。

○長島
×HAYATO

以前にも書きましたが、これは勝敗予想が非常に難しいカードです(いきなり評論家気取り乙)。

長島は試合開始直後から距離を詰めてパンチのラッシュを仕掛けてくるでしょうが、HAYATOがそれをどう対処するか?

これまでのHAYATOの戦いぶりを顧みると、パンチの強い相手に分が悪い。TATSUJIには2戦2敗、前田宏行にも苦戦しています。アマボクあがりのTATSUJIや元日本王者の前田らのパンチと長島のパンチはレベルが違いますが、長島には技術的な部分を補うだけの勢いがあります。

さらにHAYATOは他流試合に弱い。03年には雷暗暴(修斗)に判定負け、05年には村浜にTKO負けを喫しています。長島には日本拳法のバックボーンがありますし、さらに「キックは副業」というスタンスがメンタル面でHAYATOに不利な影響を与えそうな気がします。他流試合は神経のすり減らし合戦でもあるからです。

ただ、唯一HAYATOに期待している点があります。それは、HAYATOが長島を強く警戒している点です。これは大晦日のK-1惨敗の良い意味での副産物と言えます。もし、K-1惨敗が無かったら、HAYATOは警戒もせずに長島特有のパンチの粗暴なリズムに沈められたことでしょう。

勝敗予想をするならば、勝者は長島です。やっぱり面白いのが一番だから。



○TATSUJI
×山本

前回の対戦で、脱臼した山本が「まだやれるよ〜」と泣いてる姿が悪い夢のように脳裏に浮かんできます。あれを見てから、山本の名前を見ただけで気分が悪くなります。

最近は勢いの無いTATSUJIですが、何だかんだ言っても準優勝2回ですからね。それに同格もしくは格下の日本人には負けない選手でもあります。



×コヒ
○オロゴン

体重オーバーで1点減点された状態から試合が始まるオロゴンですが、あんまり気にしてないでしょう。KOするつもりなのだろうから。

前回の対戦ではまさかのKO負けを喫したコヒですが、今回も分娩台に座るような格好での無様なKO負けを晒すことになるのか?



○日菜太
×城戸

3分3ラウンド左ミドルを蹴り続けるという日菜太ですが、相手もダッチワイフじゃないですから、そう上手くいくのでしょうか?見物です。

噂ではとにかく凄い左ミドルだそうなんで、期待して日菜太勝利とします。



<準決勝>
×長島
○TATSUJI

TATSUJIが前田の速いパンチで沈んだように、長島の大振りパンチの間隙を縫ってTATSUJIのパンチが決まるような気がします。TATSUJIは喧嘩も強そうだし、「キックは副業」発言もまったく気にしてないでしょう。TATSUJIにとってもキックは屁みたいなものだろうから。



×オロゴン
○日菜太

ここに来て減量苦の影響が出て来そうなオロゴン。一方的に蹴られて判定負けか?



<決勝>
×TATSUJI
○日菜太

TATSUJIは3度目の決勝進出にして3度目の準優勝となる。本格的なキッカーにはどうしても弱いでしょうし、体格差、リーチ差も相当あるでしょうから。

さらに日菜太は相手の上腕を蹴るのが上手いそうなので、パンチも本来の威力を発揮できなさそう。

日菜太の日本代表トーナメント制覇はとてもフレッシュな感じがして良いんじゃないでしょうか?



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K-1MAXに本格派キッカー誕生か!? 日菜太

(昨日のエントリーで「次回はHAYATOについて」と予告しましたが、とりあえずスキップします)

MAX日本予選前年覇者の城戸とRISE王者の日菜太による1回戦は、事実上の決勝戦という呼び声も高いようです。

スポナビの写真を見ると、長身の城戸と並んでも遜色ない体格の持ち主のようである日菜太ですが、私は戦績等についてよく知らないため、"ネットがあれば馬鹿でも物知り"ってことで検索してみました。

1986年8月生まれの22歳。若い。1986年といえば、まだK−1のKの字も無かった、ぃゃKの産声が上がった時期とでも言いましょうか、正道会館が空手愛好会レベルの四流空手団体主催の大会を荒らしまくり、"常勝軍団"などと呼ばれ始めた時期でした。

そんな時代に生まれた赤ちゃんが、高校サッカーを経て地元の格闘技ジム、湘南格闘クラブに入門。翌年にはRISEのアマチュア大会Kaminarimonで優勝しました。

同年にプロデビュー。RISEのDoAトーナメントにも出場し、1回戦では「俺は魔裟斗と練習している」でお馴染みの"黒光り系"元プロボクサー、拳士に判定勝利。異種目のボクシングとはいえ試合経験豊富な拳士に上から見下ろされたような試合を3ラウンド戦い抜き、その上で勝利したことは、デビュー1年目の日菜太としては偉業と言っても過言ではないと思います。大人しそうな顔つきと違って、内面は強そうです。

同トーナメントの準決勝では龍二にKO負けを喫しましたが、その翌年に行われたRISE初代70kg級王者決定戦で再戦し、判定勝利でリベンジを達成。同じ相手に二度負けないところに将来性を感じます。

また、昨年はK-1トライアウトにも参加し、芸人や野球選手と違って実力で合格を果たしております。

直近では11月のRISEのメインでHAYATOと対戦し、判定勝利。前年のMAX予選準優勝者に勝利したことで、今回の予選切符を掴み取るに至ったわけです。

こうして戦績を振り返ると判定勝利が多いようですが、心配は無用です。

「これだけ蹴れる選手がいるんだというところを見てほしい。左ミドルを見てほしいです」

これは昨日の抽選会での日菜太の発言です。KOか判定かは問題ではない。いかに説得力のある試合を魅せてくれるかが重要。相手に有無を言わさぬ左ミドルのラッシュを3ラウンドに渡って堪能させてもらいたいと思います。

ボクシングキックと揶揄されるようになったK-1ですが、ボクシング偏重傾向にあるK-1ファイターらに"原点回帰"を突きつけるような戦いぶりに期待しましょう。
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web新のプロフィール
観戦暦:30年。格闘技入賞歴:新空手K-2トーナメント、K-1モンスターチャレンジ、土浦市長杯。戦績:17試合13勝4敗9つのKO勝利。新空手史上最短KO記録保持(5秒。但し非公認)


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