才賀紀左衛門

Krush的予定調和の世界

最初から結果が見えていて、それに向かって進行するだけの戦いほど退屈なものはない。

先月30日に開催されたKrushの後半戦は、まさにそんな予定調和の世界が繰り広げられた。

この大会は、Krush初代王者決定トーナメントの準決勝と決勝が3階級に渡って行われ、55kg級はK-1甲子園出身でSB王者の日下部を下した瀧谷渉太、60kg級は準決勝で野杁を逆転完全KOで下した“狂拳”竹内を左ハイキックで葬った卜部兄、63kg級はチームドラゴン同士の決勝戦を制した梶原龍児が初代王者に輝いた。

問題は63kg級。最初から見えてたもん、チードラ同士の決勝戦が。

梶原と卜部弟の“殴り愛”が予定通りに行われ、梶原が貫禄の勝利。会場は熱狂。最期はファイナリスト同士が互いに健闘を称え合って、ノーサイドの大団円のうちに幕が下りた。

こんなもん面白くも何ともないだろう。

負けた卜部はしきりと悔しがっていたが、私の目には全く悔しがっているようには映らなかったし、実際打ち上げでは「龍児さん、次やったら負けないス」「いつでもかかってきやがれ、てやんでい」的な明るいやり取りが交わされたことと思う。

いや、真剣勝負の格闘技で予告どおりに同門対決を実現させることは容易ではないと思うし、梶原も卜部も意図して手を抜いた訳でもないから悪くはない。

しかし、同門対決は所詮同門対決でしかないのだ。

卜部はいつも梶原にボクシングの出稽古に連れて行ってもらってる身分なんだよ。そんな2人が試合して何が面白いの?

まぁ、準決勝でどちらかが負けていれば同門対決は実現しなかった訳だから、戦犯は梶原と卜部ではなく、彼らに負けた才賀紀左衛門と白濱卓哉だろう。

その意味では、私は才賀に大いに期待していたが、梶原との体格差は如何ともし難く、K-1-63準決勝での大和戦のようにカクンとダウンを奪われると、全く挽回できずに大人しく判定負けを喫した。才賀は壁にぶち当たったような気がする。王座を狙うならば、-60に転向するのがベストかもしれない。筋骨隆々ではあるが、基本的に体が小さ過ぎる。

もう一方の準決勝は目も当てられない内容だった。白濱を完全に見切った卜部は、ガードを固める相手の頭をポンポン叩いて小ばかに下した挙句、コーナポストに寄りかかって来い来いポーズまでする始末。白濱は苦笑いしながら棒立ちの卜部にラッシュを仕掛けるが、何らダメージを与えられず。練習内容の質の差がもろに試合に出てしまった。白濱は個人で行う基礎動作の反復や体力トレーニングは相当にやり込んではいるのだろうが、あとは「一歩上の技術」をどこでどう学ぶかが問題だろう。

image閉会式では各階級の初代王者を中心にリング上で記念撮影していたが、郷野相手に糞試合を演じた山本優弥がその一番後ろから首を出して写真に収まるという茶目っ気を見せていた。まるでデジャブのような光景に私は落胆した。

閉会式終了後に呆然とリングサイドを眺めていたら、卜部や才賀に女性ファンらが群がり、つまらないプレゼントを贈ったり、記念撮影をする様子が伺えた。選手もファンもとても居心地が良さそうな空間が出来上がっていた。

この空間には私は馴染めない(水戸納豆でも持参して選手にプレゼントしろとでも言うのか?)。旧来の格闘技ファンにとってKrushはちょっと刺激が足りないように思う。

出場選手のうちチームドラゴンの選手が半分近くを占めているのも緊張感不足の遠因。身内だらけの雰囲気になってしまうから。

このままでは腐女子にキャーキャー騒がれるだけで終わってしまうよ。後楽園ホール以上を目指すキックボクサーらの集合体=Krushの実力はそんなものではないと思うから苦言を呈させてもらった。

奇しくも今月30日に開幕するKrush70kg級トーナメントの記者会見が昨日行われたが、こちらも馴れ合いに終始したようで非常に残念(Krushオフィシャルブログ参照)。本当に情けない。

間違っても私はチケットを買わない。




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ジキニンCMの美女が才賀紀左衛門にそっくりな件

「癌に丸山ワクチン」と言うように、風邪の特効薬と言えばジキニンです。

ジキニンと言えば、いくつになってもいいですね系の熟女、岡江久美子のCMでお馴染みですが、現在オンエア中のジキニンのCMに、何と!あの才賀紀左衛門そっくりの美女が出演しているのです。

image




imageいかがでしょうか?

性差を超えたこのそっくりさんぶりには岡江も真っ青でしょう。








》web新のtwitter

K-1MAX-63kg開幕戦の敗因

今更ながら5・2K-1MAX-63kg開幕戦のマッチメイクについて、私としては珍しく後出しジャンケン的な批評をさせてもらう。

7・5決勝トーナメントにおいて元全日本キック王者の肩書を引っ提げたナオキックを才賀紀左衛門が破り、「甲子園は強いやろ」と下剋上宣言。

いや、それを下剋上と思うのは、余計な先入観を持つ我々だけであり、才賀からすれば一連の発言どおりK-1においては元々自分が上だという見解が正直なところなのだろう。

キックボクシング王者vs.K-1甲子園。

このアングルをなぜ開幕戦に持って来なかったのだろうかと、先に立たない後悔に苛まれているのは私だけではあるまい。

もし、そのアングルを開幕戦に適用していれば、テレビ中継でダイジェスト扱いになったいくつかの捨て試合など生まれずに済んだのだ。

谷山とか卜部兄弟に嶋田。彼等のニュージェネレーションパワーを全く活かせなかったのが開幕戦の敗因。

まぁ、私ですら思い付かなかったアングルだ。様々なしがらみに捕われながらマッチメイクせざるを得ない主催者にそれを求めるのは酷だろう。

しかし、開幕戦の惨敗を反省し、そのアングルをこれから前面に押し出すことは可能だ。

谷川EPがそれに気付かないならば、RISEやKrushでそれをやってしまえば良いと思う。



》君もweb新幻想を考えてツイートしよう!

ナオキックの戦後処理

87552a92.jpg勝者と敗者の明暗。

天国と地獄。

これが見たくて我々は格闘技観戦を続けているのだろうな。

サッカー日本代表がPKでパラグアイに負けた時もショッキングではあったが、人間の本能に直接的に響く衝撃の強さは格闘技の勝敗に勝るものはないと思う。

日曜日にはレスナーの勝利に歓喜させてもらい、昨日は才賀とナオキックにエキサイトさせてもらったが、それにしても地上波で才賀vs.ナオキックをダイジェスト扱いにしたのは失策だったと思う。

これ程までに勝者と敗者が色分けされた、格闘技の醍醐味を堪能させてくれる試合にはなかなかお目にかかれないと思うのだが。

TBSの編集者の見識が低いわけではなく、番組構成上の都合だと思いたいものだ。

さて、これからどうする?的なナオキックだが、当ブログでは今後も彼の動向を追いかけ、紹介していきたい。

ナオキックブログの更新も楽しみだ。リング上で恥をかかせてやると言った相手に返り討ちに遭った男がどのような敗戦の弁を述べるのだろうか?

まさかだんまりを決め込むとか、いつもの如く女子中学生が書くポエムみたいにメルヘンチックな内容で煙に巻くようなことはないだろうな。

こんな風に書くと、またweb新は意地が悪い等と言われるのだろうが、もし才賀が負けていたとしたら洒落にならない状況になっていたはずだ。多数の格闘技ファン、ナオキックファンからの大ブーイングに晒されたであろう。

そんなとてつもないリスクを背負ってまでヒールキャラを貫いた才賀の情熱に比べれば、正直ナオキックのこの負けは軽い。軽過ぎる。その分、これから這いつくばる姿を晒されても文句は言えまい。

冒頭に書いたように、勝者と敗者の明暗を見たいというファンがいるならば、晒し者になるのもプロの仕事なのだ。

web新のK-1MAXスカパー観戦記 〜ナオキックの終戦記念日〜

スカパーで生観戦。大急ぎで帰宅し、何とか-63kgの第1試合に間に合いました。

さぁ、本来ならば22時過ぎにアップできた観戦記ですが、地上波を楽しんでいる庶民の方々に配慮して、その放送終了後にアップしましたよ〜!


------(-63kg準々決勝)-----


<○松本(TKO)上松×>
第1ラウンドは上松が額から流血したこと以外はほぼ互角の展開だったが、ジャッジは三者とも10-9で上松。差が開かなかったら10-10のイーブンでも良いんだぞ。露骨な上松贔屓w

さらに面白かったのは、松本がダウンを奪った第2ラウンドに10-9をつけたジャッジが1人いたこと。10-9にするほど上松が盛り返したとは思えなかった(笑)

そして迎えた第3ラウンド。上松をコーナーに追い込んで松本が滅多打ち。上松の挽回を待つレフェリーだったが、どうしようもなくなり遂にストップ。

いきなりK-1MAX臭の漂うスタートになった。

松本が打ち合うならば上松勝利と予想したが、松本は打ち合いはしなかったな。リーチ差を生かして安全圏からジャブを突き続け、その合間の飛び膝でペースを掴んだ。松本が勝つべくして勝った試合。



<○久保(判定3-0)尾崎×>
尾崎は終盤までほとんど回転技を出さなかった。最終ラウンド後半でやっと繰り出したが、このままでは判定負けするだろうと一か八かで出しただけ。もちろん完璧に見切られていた。尾崎は見切られるのが分かっていたから出さなかったのだろうが、オーソドックスなパンチとキックの攻防も完全に久保ペース。

相手の戦闘力を見切った状態で試合をする快感を久保は十分に味わっただろう。ノーダメージで準決勝へ。



<○才賀(判定3-0)ナオキック×>
般若の面を左顔面に装着して花道に登場したナオキック。私は結城師匠の天狗の面を思い出しましたよ。そしてナオキックがリングインして刀を見せ付けると、才賀は鼻を摘んでくさいくさいポーズ(笑)

さて、試合開始!才賀の右ストレートがヒット!ナオキック、ダウン!!勝敗予想で才賀の力んだパンチを指摘したが、開幕戦からかなり修正してきたな。さらに、ナオキックの中途半端なジャブ、あるいはその引きの遅さをしっかりとインプットしていた。勝敗予想に書かなかったことだが(今朝の出勤前と昼休みに大急ぎで書いたため。)、そこは狙い目だと思っていた。

第1ラウンドはその後も不敵な笑みでナオキックをおちょくるように戦い続けた才賀。ジャッジはもちろん三者とも10-8で才賀。

第2ラウンドはほぼ互角の展開だったが、終了のゴング直前に才賀が飛び後ろ回し蹴りを見事にヒットさせ、ナオキックよろめく(欽ちゃん走る、みたいな)。10-9で才賀を支持したジャッジが2人いたかな?

最終ラウンドはナオキックが微妙に押し返したかなと思ったが、時既に遅し。圧倒的大差の判定勝ちで才賀が準決勝進出。

いや〜、私はナオキックを買いかぶりすぎていた。何が残念かって、あの掴み。あんだけ才賀に「抱きつかんといて」と釘を刺されていながら掴み三昧。本当にナオキックを見損なった。そんなに首相撲やりたいならばキックボクシングを続けてれば良いじゃないか。

あまりにも腹が立ったから、その旨をナオキックのブログに書き込んでくるわ。多分、しょっぱい検閲を経て非公開にされるだろうが(※閉会式後のノーサイドを見て思いとどまりましたw)。

掴むなと言われても掴むしか道がない。今日はそんなナオキックの終戦記念日。



<○大和(KO)裕樹×>
大和の入場テーマは『宇宙戦艦ヤマト』のテーマ。これは寒い。これで裕樹が『勇気100%』で入場してたら目も当てられなかったぞ。

しかし、試合内容はその寒さを補って余りあるものだった。ファイヤーも尊敬の念を込めて評価していたが、大和が圧倒的に強かった。

とにかく落ち着き払って防御し、冷静沈着にパンチを当てる大和。どんな素人でも開始30秒で大和の勝利を確信したんじゃないかな。それくらい大和が磐石の試合運びを見せた。見せつけた。

最後はパンチの連打で裕樹をよろめかせたところに追撃のフック一閃。これを秋山が出来ればレーベンに勝てたんだよなw

大和、完全KOで準決勝へ。



<○宮田(判定3-0)渡辺×>
勝敗予想で私は、渡辺は蹴りの防御を上達させた程度だろうと書きましたが、そんなことはなかった。自ら蹴りを出しまくる。まさに攻めは最大の防御なりか、サウスポーの宮田の前足狙いか。

しかし、第2ラウンドに渡辺がローキックを効かされてダウン。最終ラウンドには宮田のミドルキックで再びダウン。解説ではつま先が突き刺さったとのことだったが、まさか宮田が三日月蹴りをマスターしていたなんてことはあり得ないだろう。

しかし、2度のダウンを奪われて後がなくなった渡辺がにわかにパンチを振り回し始めると、宮田の顔面を捕らえて逆にダウンを奪取。その後は宮田が組み付いてお茶を濁す展開。エキサイトし過ぎた私は、46型テレビの50cm前に直立して渡辺に声援を送りましたよ。

宮田には警告が出されたが、あの悪質さは減点ものでしょう。見ているこちらもすごくストレスが溜まりましたよ。あそこは潔く打ち合って、その結果として逆転KO負けを喫したとしても良しとせな。それがK-1の醍醐味なのだから。

宮田の抱きつきがこの試合を台無しにしてしまったわけだが、宮田は悪くない。よく頑張った。悪いのは主催者の人選。宮田にK-1をやらせれば、こうなることは予想できるはずだから。


-----(-70kg Final16)-----


<○自演乙(判定2-0)ジダ×>
自演乙、注目の入場は第4の使徒(テレビ版では第3の使徒。そんな注釈いらないってw)。ARは何ら面白さを感じなかったが(画質荒いし)、エヴァ好きの娘は大喜びでしたね。

自演乙はイマイチだったなぁ。見ている側の印象としては、16オンスのグローブを着けてパンチを打ってるような感じ。ガードを打ち抜くようなシャープさが微塵も感じられなかった。

そして試合は地味に進行し、第2ラウンドはジダが1ポイント取ったが、最終ラウンドに自演乙がカウンターの膝蹴りをヒットさせるなどして三者が自演乙を支持。2-0で自演乙の判定勝利となった。

テレビ的には美味しくない試合でしたね。終盤、ジダの失速が明らかだったので、できれば延長できっちり仕留めさせたかったな。



<○佐藤(判定2-0)山本×>
第1ラウンド。静かな展開。目に付いたのはリーチ差を生かした佐藤のパンチ。ワンツーで山本がよろめく場面も。ジャッジは2者が10-9を付けたようだ。イーブンにしたジャッジは首にしろ。

第2ラウンドも佐藤のパンチが顔面を捕らえる。山本が大振りのフックを出そうとして溜めたところにバスン。シュールな画だ。

第3ラウンド、後のない山本が捨て身のパンチで突進すると、それを甘んじて受けてしまう佐藤。もっとリングを広く使えば被弾しないのに!と、佐藤に頼りなさを感じた。

残り10秒あたりから山本は泣き顔のような表情で迫る。そこが嫌い。

判定は2-0で佐藤。2-0ですよ。何それ?ドローにしたジャッジは誰?吊るし上げて欲しいよ。馬鹿もいい加減にしてほしいよ。

FEGはどんな人材を使ってるんだ?わざわざ京都から久保坂氏を呼んでるくらいだから、ジャッジが出来る人材がいないんだろうな。何だったら私がツイッターでジャッジをしてやっても構わないけど。


-----(-63kg準決勝)-----


<○久保(KO)松本×>
左ハイキックで秒殺。凄い。想像を絶する勝ち方。

この試合の印象としては、久保と松本の戦い方が対極的だったことが挙げられる。ダッキングで相手の攻撃を封じる久保の柔軟さ、洗練されたスタイルに比べて、松本は古めかしいキックボクサーそのもの。立ち木のようにも見えた。

久保はこの勢いで優勝しそうだ。上松はデコイだったのか・・・



<○大和(KO)才賀×>
試合前から大和の勝利は予感していた。才賀は、ナオキック戦の残り10秒のところで飛び後ろ回し蹴りをかけ逃げして時間稼ぎした時点で本日の予定は終了だったのだ。

決着は第1ラウンドに訪れた。才賀の大振りの左アッパーに大和が左フックを合わせる。這いつくばる才賀。カウントを途中で止め、才賀を介抱するレフェリー。

でも仕方がない。前述したように才賀紀左衛門は1試合目で全てを出し尽くし、K-1をK-1足り得るものに昇華してくれたのだ。彼を本日の第一功労者に認定するよ、私は。本当にありがとう。

一方の大和。この男は怖いね。新沼謙治並に恐ろしい目をしているよぉ。


-----(-70kg Final16)-----


<○クラウス(判定)中島×>
判定まで耐えた中島だが、とても誉められた内容ではない。

中島がどこに勝機を見出そうとしていたのか、それが全く伝わらなかった。

それに中島は体が小さ過ぎる。クラウスと比べると、とても同じ階級の選手には見えなかった。腕も体幹も細過ぎたよ。山本もそうだが、-63が適性と違うか?

煽りVの中に、公園で練習しているところに女性ファンから声をかけられてニヤついてるシーンがあったが、もうニヤニヤなんてするなよ。そんなもんかと思われるからな。K-1ってのは負けてニヤニヤするほどに軽いものなのかと。ファンにそれを見られるならまだ良い。この成す術ない敗戦をたまたまテレビで目にした一般人には絶対に見せるべきものじゃないぞ。

一方のクラウスはさすがの存在感。そこにいるだけでK-1の華やかさを感じる。主催者も外国人を上手く活用するようにして欲しいね。ディレッキーだかボヤッキーだか訳の分からない外国人にダラダラと試合をさせるようなことをしてはならない。金の無駄だ。


-----(-63kg決勝)-----


<○大和(KO)久保×>
決勝のカードは予想どおり久保vs.大和。

『宇宙戦艦ヤマト』のテーマを3回も聞くと、さすがに「もういいよ」となるね。CR宇宙戦艦ヤマトだったら、この曲を何回聞いても構わないけど。

いや〜、決勝戦に相応しい凄い試合でした。言葉がないね。

第1ラウンドにいきなり久保がダウンを奪ったが、その後に久保が勝ち急いだことが裏目に出た。経験不足というか若さが出たのかな?久保が攻め一辺倒になると、持ち前の防御力の高さが無くなり、逆に大和のパンチが久保を捕らえ始める。かろうじてダッキングで逃げる久保。

しかし、最終第3ラウンドになると足取りもおぼつかなくなり、2度目のダウンを奪われて万事休す。レフェリーが即座にカウントを止めた。

一時は勝利を手中に収めたかのように思えた久保としては、今夜は悔しくて眠れないだろうが、この敗戦でさらに強くなるはず。1年後に再戦をしたら久保が勝つような気がする。

そして閉会式。大和と久保、才賀のスリーショットが眩し過ぎるお。セレモニーが終わると才賀がナオキックに一礼し、2人が会話を始めた。胸を撫で下ろす気分になった。解説席ではHIROYAが「ボクも割り込みたい」とコメントしたが、割り込む余地は全くございませんよ、と。

おっと、閉会式の締めとして再び『宇宙戦艦ヤマト』のテーマが流された。まさかの4度目w

さぁ皆さん、今日のK-1MAXはいかがでしたでしょうか?大成功と言えるんじゃないですか?もし視聴率が振るわなかったとしても、今日-63kgトーナメントを目撃した視聴者は間違いなくリピーターになるはず。確実に播種は成されましたよ。これは何年も前からこの階級の設立を訴え続けた私の勝利でもありますよぉ!

では、最後に本日の私的MVPを発表したいと思います。

松本の奥さんです!(キッパリ)



≫試合結果の速報はもちろん控えた(笑)web新のツイッター

web新のK-1MAX勝敗予想(-63kg編) 〜才賀に勝って欲しいところだが・・〜

<○渡辺(判定)宮田×>
リザーブマッチ第1試合の予想から。

前回の試合では、DJ.taiki相手にローキックを貰いまくって判定負けした渡辺。それを契機にボクサーから脱皮することを決意したらしく、今回は今までとは違うスタイルで試合に臨むとのこと。

とは言っても渡辺の武器はパンチ一本。蹴りはあくまでディフェンス強化の対策を施した程度だろう(逆にそうでなければ面白くないが)。

一方の宮田はレスリング出身の選手だけに、特に蹴りが強い訳でもなく、武器になるのはレスリングで培ったステップインの速さを利したパンチだろう。プロデビュー間もない時期、いきなりK-1MAXで武田と試合をさせられた時も、驚いたことにパンチで武田の顎を捕らえることには成功していたのだ。

現在は週に三回の打撃練習を行っているとのことで、打撃にもさらに自信を深めている様子の宮田だが、それでも渡辺相手に真っ向勝負はしないだろう。

まずはローキックを繰り出して渡辺を牽制するだろうが、そこで渡辺がどう対処し、パンチの間合いに持って行くか。 なかなかイメージしにくい。

渡辺がキック対策をしてじっくり構える分、打撃が交錯する展開は後半になってやっと見られるようになり、KOには至らず、精度の高いパンチを繰り出した渡辺の判定勝利になるのではないか。

それにしても、ここでこのカードを組んだ意味がよく解らない。当初の構想にあった渡辺vs.ウィッキーは、ウィッキーの負傷で組めなかったらしいが、ならば高谷を当てて欲しかったなぁ。



<○上松(KO)松本×>
5月の開幕戦では、神がかり的なKO勝利でメインイベントを締めた"何か持ってる"上松と、"伝説の"とまで謳われた大月からダウンを奪って勝利した松本の対戦。

松本が勝利した代償は大きく、松本は試合中に下の前歯が欠け、その後の練習で上の前歯も抜けてしまったらしい(TBS格闘技ブログより)。

なかなか予想がつきにくい組み合わせだが、松本がどんな戦い方をしてくるかで勝敗が左右されると推測できる。

無難に試合をすれば体格差で勝る松本有利だろう。しかし、この期に及んで無難な試合運びをするようなKYではなかろうし、会見でも「打ち合いに挑む」と公言しているようなので、そうなればハンドスピードで上回り、"何かを持っている"うえに、主催者をも味方に付けている上松の勝利が濃厚だろう。

もし松本が打ち合いに挑んだ末に無残なKO負けを喫したとしても、称賛の拍手を送りたいものだ。



<○久保(判定)尾崎×>
トーナメント第1試合の上松に続いてドラゴン道場の尾崎が登場。下手すると準決勝で同門対決が発生してしまう可能性があるトーナメントを編成するとは何事か?同門対決は決勝まで実現しないようにするのが常識ではないか。

まぁ、誰とは言わないがスタア候補を勝ち上がらせるための苦肉の策(地味強は別山で潰し合い)であることは言わずもがなだが、そこまでしなければ勝ち上がれないような甘チャンファイターがスタアになれるのか?

なれるんでしょうね。魔裟斗が「元K-1世界王者」の肩書で、堂々とプロ野球の始球式に登板しているくらいですから。一般層はそこら辺には無頓着なのでしょう。

でも、そろそろスタアの作り方を考え直しても良いのではないかと思う。マニアも納得させられるようなスタアが現れれば、さらに多くの一般層を巻き込むことことだってできるはずだから。PRIDE時代の桜庭みたいに。

さて、甘チャンスタア候補でもこの2人のどちらかが相手ならば勝ち上がれると値踏みされた久保と尾崎。当人たちも主催者の思惑を知ってはいるだろうから、会見等で見せる笑顔の裏には、何としてもファイナリストになってやろうという執念が隠されているはずだ。

ただ、この2人の取り組みを想像すると、緒戦からかなりの消耗戦になるのではないかと思われる。ディフェンス能力に長けた久保を早いラウンドでKOするのは極めて困難だろうし、回転系の大技で独特の間合いを維持し続ける尾崎もKOされにくい選手である。

私個人としては、スターウォーズファンの久保を応援したい。狙いどころは尾崎の弱点である組み技。5月の開幕戦では首相撲に捕えられると、顔を下に向け、面白いように膝を食らっていた。

久保も当然そこはインプット済みだろう。回転技に惑わされず、自分のペースに持ち込んで弱点を突き、少なくとも延長に持ち込まずに勝利したいところだ。

スウェイバックで尾崎の攻撃を避けた直後の久保の動きに要注目すべしだ!

<○ナオキック(KO)才賀×>
まず断っておくが、応援したいのは才賀。これまで能動的にこのカードを盛り上げるプロモーションを展開してきたのだから、才賀を応援しなければ罰が当たる(つまらない良い子ちゃんばかりの退屈なK-1になってしまうという罰。選手が上松やナオキックみたいのばかりだったら誰も観ないでしょう)。

才賀がナオキックをE.T.呼ばわりしたのは圧巻だった。ナオキックはくだらないブログの印象もあって一見すると優男風だが、実際に目の前にしたら相当の凄みを醸し出している男だ。もし私が後楽園ホールのエレベーターでいっしょになってしまったら、ヨイショヨイショと卑屈なステップを踏んでその場を取り繕うくらいしか出来ないだろう。

さて、私が才賀の負けを予想した理由だが、それは圧倒的な筋力への慢心。それがパンチの切れを無くしている。絞りが足りないパンチ。力むからスタミナの消耗も激しい。だからファイヤーを仕留め切れなかった(この技術面については後日に経験談を交えて投稿します。誰も期待してないだろうがw)。

あと、ナオキックは修羅場に強い選手。モデルまでやってる男が修羅場に強いというのも癪ではあるが、過去の戦績がそれを物語っている。得意の首相撲と肘打ちを制限され、季節外れのガガンボのように窮屈そうな動きながらも、K-1ルールのイベント『Krush』で結果を出してきたナオキックを侮ることはできない。

才賀だってそれは重々承知だろうが、そのうえでのあのビッグマウス。もしナオキックに負けたとしても、それを自重する必要なんて絶対にない。



<○大和(KO)裕樹×>
どちらが勝つか予想しにくいし、どちらが勝っても負けてもプライドが相当に傷付くであろう対戦。

過去のキックボクシングにおいては、ローキックは後半になって効果が出てくるものというのが定説だったが、K-1ではそれが覆されつつある。裕樹のローキックは1ラウンド目から効いてくるのだ。

これはアグレッシブさが要求されるK-1ルールの中で、相手が前に前に出てくる傾向が強いことの産物でもあるわけだが、それを差し引いても、ローキックの進化と呼んで差し障りないと思う。

5月の開幕戦では"狂拳"竹内裕二をハイキックで下した裕樹だが、それは強烈なローで意識を下に向けさせた作戦の賜物である。

しかし、次の対戦相手はムエタイ寄りのスタイルで戦う大和哲也だ。5月の開幕戦では、どっしりと落ち着き払って構えたスタイルで、優勝候補の山本を一蹴した強豪である。そんな大和を相手にした場合、ファイタータイプの竹内相手のようにローキックを効かすのは困難だろう。

事実、大和はローキックに関して絶対的な自信があるようで、公式サイトのインタビューでは「俺はローキックを効かされたことがない。楽しみですよ」と余裕の発言をしている。

一般的には地味強同士の潰し合いと見られている裕樹vs.大和が、実のところはどっちが勝つかという格闘技の根源的な興味をそそられるカードだった。

"進化したローキック"の使い手、裕樹。

ローキックを効かされたことがないと豪語する大和。

勝敗を予想するとなると、実は裕樹が勝利するビジョンが全く頭に浮かばない。

R.I.S.E.で頭角を現し、開幕戦でも豪快なKO勝利を収めた裕樹だが、これまでは結構分が良い対戦相手に恵まれてきたような気がする。

今回の大和哲也戦で、裕樹は壁にぶち当たることになるはずだ。



※追記(準決勝と決勝)
○久保-上松×、○大和-石川×、○久保-大和×(久保の優勝)

ダッチムエタイマニアも濡れる街角 7・5K-1MAX

4日後に開催が迫ったK-1MAX。-70kgの世界トーナメント開幕戦3試合と、-63kgの日本トーナメント準々決勝〜決勝戦およびリザーブマッチ等、計14試合が行われるが、全てが日本人絡み。(-63kgの日本トーナメントは当然だが)外国人選手同士のカードはひとつもない。

どうすか?強豪外国人の試合が観れなくて不満すか?ダッチムエタイを満喫できなくて物足りないっすか?

しかし、そんなものを求めているのは一部のマニア気取りだけ。主催者も、大多数の格闘技ファンも、一般視聴者も、日本人選手の意地、気持ちが伝わってくる試合を見せたい、観たいのだ。

と言うか、マニア気取りにしたって、実際のところは-63kgの日本人対決が楽しみで仕方がないのと違うか?

私は何年も前から、K-1でこのクラスのカテゴリーを作るべきと提唱し続け、それに対してマニア気取りからは「そんなもんK-1じゃない」等と反論が寄せられた。

でも、結局は私が求め続けた未来が現在であり、それに反論していたマニア気取りも才賀紀左衛門にワクワクしているはずだ。滑稽この上ない。

日本人同士の意地のぶつかり合い>>>外国人のハイレベルな技術の攻防(-63kgが技術的にハイレベルではないと言うわけではない。念のため)。格闘技の熱を冷まさぬためにはこの鉄則を忘れてはならない。

能面ヅラした外国人ファイターが淡々と試合をこなすのを観るだけでも満足だとうそぶくマニア気取りにも、そこは解ってもらいたい(解ってもらわなくても困りはしないが)。

そう書くと、「外国人ファイターは淡々と試合をこなしているわけじゃない!日本人選手以上に気持ちを込めて戦ってるんだ!」と反論してくる馬鹿が現れそうだが、そりゃダッチ君たちだって本気で試合をやってるだろうよ。

しかし重要なのは、それが観客に伝わっているかどうかなんだよ(ボノちゃん風に読んでもろて結構)。

大成功間違いなしの7・5K-1MAXが楽しみで仕方がないweb新でした。



web新のtwitter。才賀紀左衛門はボバ・フェットのファンだった!!

才賀紀左衛門を拝め!

ぃゃはは、先ほど娘をスイミングスクールの体験・入会申し込みに連れて行き、フロントで手続きをしていたら、そこに支配人が登場。その支配人は、私がそこのジムで筋トレやっていた時のトレーナーで、いつの間にか出世していたわけ。

そしたら支配人が受付嬢に「こちらのお客様は私の紹介ということで入会金無料で、(購入済みだった水着などの)教材費も全額お返しして」と言ってくれて)^o^(

十年前の話だと言うのに律儀な方だ。まぁ、あの若さで支配人になるくらいの人物だから、当時から私の偉大さを分かってたんだろうな。マシンの種類によっては重りが足りなくなったりみたいなエピソードもあったしな。うん。

いやぁ、良い形でパラグアイ戦に繋ぎましたよぉ!

さて、ワールドK-1クラシックの構想をウキウキしながら練ってますが(私は一ファンに過ぎないので、FEGの台所事情を知った風な顔で勘案するような無駄なことはせず、最低限の実現可能性のみを考慮して出場選手をピックアップしてます)、それをアップする前にこれだけは言っておきたい。

才賀紀左衛門を拝め!と。

いよいよ一週間後に迫ったK-1MAXだが、私が一番楽しみなカードはナオキックvs.才賀紀左衛門である。

その理由は、恐れ知らずの才賀が完全に格上のナオキックを挑発し切ったことで、"果たしてこの勝負はどちらが勝つのか!?"という、シンプルにして最もエキサイティングな、格闘技ならではの楽しみを味わえるカードに昇華したからに他ならない。

能動的にアクションを起こし、我々ファンに楽しみを与えてくれた才賀。私は両手を合わせて拝みたい気分になる。冬の時代を知っている人間ならではの感謝の気持ちだ。このありがたみは、K-1やPRIDE以降のバブル期とその余韻の中でしか格闘技を観ていないファンには理解できないことだろうか(K-1以降のファンでも当たり前の人間ならば理解できるか)。

また、才賀はその強さとキャラクターが評価され、あまりK-1を取り上げない紙プロに2号連続でインタビュー記事が載り、総合やプロレスのファンに向けて、-63kgの情報を発信した。

かつてのK-1が、純粋なK-1ファンのみならず様々な層のファンに支えられて人気を博していた事実を鑑みれば、才賀のその功績が大であることを理解しないわけにはいかないだろう。

一方のナオキックは、この一戦に向けてどのようなプロモーションを行ってきたか!?

開幕戦のあの試合内容(本人採点40点だが、ファン採点はせいぜい25点)では才賀を挑発するわけにもいかないだろうから、目立ったアクションがなかったことは致し方ないとして、彼の近況を知るためにブログを拝見してみた。

すると『Fight&Life』誌の表紙になったことを喜ぶエントリーが目に止まった。それはそれでおめでとうと言いたいが、『Fight&Life』誌の読者層を考えると、それによってどれだけのファンを開拓できたのか?という疑問が浮かぶ。認知度の低い-63kgをどれだけアピールできただろうか?

「ファンは才賀を拝むべき」と私は先述したが、最も才賀を拝むべきは、能動的なアクションも行わずに注目の一戦に臨むことになるナオキックなのかもしれない。



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-63kg決勝トーナメント組み合わせ雑感+落選組への処方箋

意外にも開幕戦の勝者のみがエントリーされる形になった-63kg決勝トーナメント。その組み合わせを見ての雑感。

<上松大輔vs.松本芳道>
谷川EPから早々に決勝進出当確を仄めかされていた上松は当然ですが、松本までも選抜されました。

松本は、大月戦からダウンを奪って判定勝ちした戦いぶりが評価されたのか、それとも新日本キックの王者として勝利した選手を外すわけにはいかないと言う協力団体への配慮のためか?

この2人が戦ったらどのような結果になるかは、両者の過去の試合をいくつか見返してから書こうと思いますが、上松のスカ勝ちを期待する側からしても、松本の大化けを期待する側からしても、もどかしさを感じる展開になりそうな気はします。

<石川直生vs.才賀紀左衛門>
前回のエントリーでは、この目玉カードについて、脱肛もとい断腸の思いで「才賀に勝ってほしい」とひと吠えさせていただきましたが(ひと吠え?)、これまでナオキックプッシングを続けていた私の突然の宗旨替えに驚かれた方もおられると思います。今更何を言い出すのか、と。

しかし、才賀が勝った方が-63kgは間違いなく盛り上がります。

巷で噂のファイヤー原田は、才賀に叩きのめされたことで人気と知名度が急上昇しましたが、そのファイヤー人気は裏を返せば才賀のヒール人気とも言える訳だし、ジャンルを担うスタア候補として上松が存在している以上は、次に求められるのはやっぱり裏スタア、ヒールの才賀紀左衛門なのです。

また、キックボクシングという裏街道をひたすら歩き続けてきたナオキックから滲み出ている悲壮感が、才賀からは微塵も感じられません。いきなり注目度の高いK-1甲子園という舞台が与えられた才賀ですから、悲壮感がなくて当たり前ですが、一般層を相手にした場合はこの垢抜けたところも大きなセールスポイントになります。

キックボクシングを経由しないでK-1ファイターになったルーキーが、これから新たなヒール像をどう描いてくれるかに注目が集まっているのです。流れは完全に才賀に来ています。

ただ、これはあくまで-63kgの近未来(by 水谷麻里)を希望的観測しただけであり、逆にナオキックが流れを引き寄せることだってあり得ます。

才賀人気を上回る何かをナオキックが見せてくれるかどうか。抽象的な表現で恐縮ですが、キックボクシングファン以外に届くものが必要です。

私が思うに、全日本キック時代に課された試練の7番勝負や一連のKrushシリーズで劇的なKO勝利を重ね続けた時期がナオキックの格闘技人生のクライマックスだったんじゃないかなと。あそこで全てを出し切ってしまい(また抽象的でスミャンセン)、今はその燃えカスだけが残っているんじゃないかと、失礼ながらもそう思えてしまうのです。

そう考えれば、開幕戦で輝けなかったことも納得できるのです。

<久保優太vs.尾崎圭司>
私的にはあまり食指が動かないカード。

この二人が、技術面とベビーフェイスとしての人気者ぶりの二点以外に観客に何も訴えることができなければ両者とも失格で良いと思います。

話は逸れますが、尾崎は-63kgでもトップは無理だと私は判断したので、もし尾崎をプロデュースするならば、このトーナメントのような“最強決定戦”には出しません。

常に三回戦クラスの外国人選手をあてがい、ド派手なバックスピンキックでKOの山を築かせます。コスチュームはもちろんパンタロンを履かせたい。ルール違反だけど。

しかし、どこの馬鹿がロングスパッツやパンタロン禁止なんてルールを考えたのかな?

K-1の組織内にいながらにして、何もK-1を理解していない馬鹿がいるのでしょう。

尾崎なんて、パンタロン履いてソバットを放つだけでも金が取れる選手なのに。

<大和哲也vs.裕樹>
この決勝トーナメントに進出した選手たちにとって、一番戦いたくないのがこの二人ではないか。戦うとしたら、怖い。

さらに言えば、主催者にとってもこの二人は怖い存在。スタア候補の上松や久保を潰されてしまう危険性が高いから。

厄介者は潰し合いをさせられる。それがK-1の掟。
分かりきったことばかりで恐縮です。それくらいしか言葉が浮かばないくらいに、どっちが勝っても構わないカードです。

<補欠たち>
開幕戦で勝利しながらも、落選となった彼氏たち。

谷山、卜部、麻原の三人(ですよね?)。せめて彼らに処方箋を与えたい。

まず谷山。父親譲りな悪人顔に磨きをかけろ!

続いて卜部。シミケンをセコンドに加えてヒールになれ!

最後に麻原。尊師キャラを作れ!
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web新のプロフィール
観戦暦:30年。格闘技入賞歴:新空手K-2トーナメント、K-1モンスターチャレンジ、土浦市長杯。戦績:17試合13勝4敗9つのKO勝利。新空手史上最短KO記録保持(5秒。但し非公認)


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