所英男

web新の格闘ウィークエンダー101218(Dynamite!!、全日本プロレス訴訟問題、ナオキック)

いよいよカードが出揃ってきた年末興行。現時点では興味深いカードが皆無に近い戦極はスルー。対抗戦と銘打てば良いってもんじゃないんだよ、馬鹿野郎がっ!

だいたいパーキーって誰やねん!・・・なんて書くと、知ったかが「パーキーも知らないのか!」なんて言ってきそうだが、そんなマニア情報を知ってることは偉いことでも何でもないからな。そんな話はヲタに寛容な(商業優先の)格闘技ジムの練習後にでも仲間と話してれば良いだけのこと。

それに立ち技部門にもがっかりさせられた。K-1と交流している意味がないカードばかり。バダ・ハリvs.アリスターや魔裟斗vs.川尻がなぜあれだけ観客をヒートアップさせたか分からないのか?この馬鹿野郎がっ!もういい、勝手にやって、勝手に潰れろ。

一方のDynamite!!はなかなかのカードを出してきた。そのいくつかについて思うところを簡単に書いてみた。

また、当エントリーの後半では、今週起きたプロ格関連の出来事について感想をいくつか書いている。皆様の忌憚のない意見をお待ちしております。



<ミノワマンvs.泉浩(MMA)>
ミノワvs.石井戦の悪夢が再現されるか?それともミノワマンが柔道にリベンジするか?

柔道と言えば、UWF全盛期は噛ませ犬に過ぎなかったが(そのようになる契約だったが)、今ではUの天敵とも呼べる大きな壁としてそびえ立っているというのが正直な印象だ。

その印象どおり、泉に乗られて手も足も出ないミノワマンの姿は絶対に見たくないし、乗ったは良いがその先がない泉を見るのも勘弁だ。



<所vs.渡辺(MMA)>
これは好カード。全身全霊を込めて所に声援を送れるから。

所と言えばウィッキーにKO負けした試合が記憶に新しいが、渡辺とウィッキーは共通点が多い。危険な香り。一撃で倒せるパンチを持っている等。

ただ、腰の強さは渡辺が一枚下。所が付け入る隙はそこ。早々とテイクダウンに成功できれば試合は所のものになるだろう。

逆に所の寝技を跳ね返すだけの身体能力を渡辺が見せても面白い。そうなれば試合はシーソーゲームになるかもしれない。



<京太郎vs.ムサシ(K-1)>
ゲガール・ムサシのK-1ルールと言えば一昨年大晦日の武蔵対決。MMAファイターのムサシが、下馬評を覆すKO勝利で武蔵を一蹴し、ポテンシャルの違いをまざまざと見せ付けた。

同日に行われたハリvs.アリスターや武田vs.川尻と併せて、“第2次K-1vs.MMA”というアングルを作るきっかけにもなったが、ムサシに勝たれたままではK-1にとって具合が悪い。

そのうえアリスターにGPを制覇され、K-1の面目は丸つぶれのまま今日を迎えている。

そこは、熱烈なK-1ファンこそ過敏に反応すべきところなんだが、、、。

京太郎には武蔵の仇討ちと同時に、K-1ブランドを復活させる意味でも大きな期待を寄せたい。

とりあえず武蔵vs.ムサシの試合映像を探して、ムサシのボクシングテクニックを再確認してみたい。



<プロレス場外乱闘に巻き込まれケガ、損賠訴訟>

YOMIURI ONLINE

この紛争の当事者は、30歳代の女性と全日本プロレスだそうです。

当初、私はこの女性に対して「乱闘に巻き込まれてケガしたら泣き寝入りしろ!それがプロレスファンとしてあるべき姿勢だろうがっ!」と憤りの感情を抱いていましたが、事故発生の経緯を知り、これは訴訟を起こされても仕方がないケースかな?と思うようになりました。

女性は、2階バルコニーからダイブしたレスラーの下敷きになって足を骨折したそうです。これは観客にケガさせて当然でしょ。やり過ぎだって。

そこまでやらないと観客を満足させられない程度のスキルしかないことをレスラーは恥じろ!

ただ、プロレス会場の観客は場外乱闘も含めて楽しんでいるというのが社会通念となってますから、このたかり女が期待するような賠償額の支払い命令は出ないでしょう。



<また負けたナオキック>
今月12日のKrushで行われた-60kgトーナメントに出場するも、ダウンを奪われた末に判定負けしたナオキック。

相手が卜部兄弟(兄)だったことも悪印象。いかにも世代交代されたという負のイメージが強まった。

それにしてもナオキックのこの姿は見飽きた感がありますね。

この、うなだれ王子!





》web新のTwitter

web新のDREAM.9観戦記(地上波編)

○ミノワマン(一本)ボブ・サップ×
スタンドのパンチでサップ勝利と予想したとおり、サップが勝つならばそれしかないと思ってましたが、グラウンドになると技能の差が露骨に表れ、あっという間に上下逆転して足関節で一本負け。

○ホンマン(TKO ※パウンド)カンセコ×
入場直前のバックステージでバットを握っている姿と、パンチがかすっただけで背中を向けるカンセコのセレブっぷりが見られただけで大満足な試合でした。

悪くなかったですよ〜、ハイ。

○所英男(一本 ※チョークスリーパー)エイブル・カラム×
いや〜、他人事ながら嬉しかったですね。祝・敗者復活戦勝利!

そして、所の試合は見ていて飽きない。くるくる回るような動きは、リアルUWFと呼んだら良いでしょうか。



○川尻(判定)カルバン×
解説のTKも指摘してましたが、フロントチョークを決められながらもカルバンが足をフックしようとするのも防いだ動きはさすがだな、落ち着いているなと驚きました。

それにしても川尻は強い。私はアマチュア時代の彼とは何度もスパーしましたが、それも彼の歴史の一部なのだと誇りに思います。

魔裟斗戦は必ず実現して欲しいですね。



高谷が勝利
満面の笑みでリングを下りて退場する高谷の姿が映し出されてしまいました。

スカパーの視聴者を大切にしてほしい(涙

○ジョー・ウォーレン(判定)山本KID×
ウォーレンは嫌〜な感じに強い。主催者としては、勝ったウォーレンのファイトマネーを減額したい気分だろう。

まぁ、KIDに勝ってほしかったが、負けたにしても悪い形で負けたわけではない。今日のところは完全復帰を印象付けただけで良しとしましょう。素直にそう思いました。

ただ、KIDの嫁さんはまったく私の好みではありません。

DREAM.5 TV地上波観戦記(ハント、秋山、所)

○アリスターvsハント×
ハント、あっけない負け。フィニッシュは、実況を鵜呑みにして腕十字かと思ってましたが、高阪解説委員の“物言い”により、アームロックであることが判明しました。いつもナイスな解説、ありがとうございます。

○秋山vs柴田×
まず煽りVに笑った。柴田が勢い余って前転したあの入場シーン。真っ逆さまになったところでストップをかけて、テロップを重ねてくるところが佐藤Dならではの妙味じゃないでしょうか?並のVでは、吠えてるシーンを使うでしょ。

勢いだけで総合をやってる柴田というプロレスラーを端的に表現するには、吠えてる顔じゃなくて、勢い余って前転した画を用いる以外にないのです。

秋山の入場には相も変わらずブーイングの嵐。会場には地元関西人が多いだろうに、応援しようとは思わないのかな?あれほどの罵声に晒されている人間に声援を送ろうとは思わないのかな?思いやりのない日本人の象徴を見させられてるような気がしました。

試合の方は、秋山の完勝。負けたのが三流の柴田ではあっても、プロレスファンとしては正視するのが辛いシーンでした。プロレスラーが柔道家に押さえ込まれ、袖を利用した柔道技で絞め落とされてしまったんですから。

その直後、職場の後輩から「柴田はどうすれば強くなれるのでしょうか?」という携帯メールが届きました。

果たしてどうすれば柴田は強くなれるのか?

身の丈にあったステージで試合経験を積む以外にないでしょうねぇ。ってことは、柴田は一生強くなれないってこと。金子賢と何ら変わらない。そーゆー意味では極真の小さな大会に出ていた長島一茂の方が見所はありますね。

○所vs山崎×
打撃が冴えてきた所。傍観しているこちらが「どうしちゃったの?」と驚いたほど。

特にパンチが面白いように入り、第1ラウンド序盤にはダウンを奪いました。

ところが、本来であればパウンドで畳み掛けるべきところを、締め技か関節技で仕留めようという色気を見せた所。

相手がグラバカ軽量級の雄であればこそ、パウンドではなくグラップリングで勝ちに行こうとしたのでしょうか?

まぁ、何にせよ所が勝ってひと安心。だって、山崎に勝ち進まれてもどうしようもないからねw

<番組構成について>
過剰に煽りVや控室映像を流すことなく、時間内に試合をたくさん詰め込んでくださいました。ありがとうございました。

私はその辺をまったく期待していなかったので、スカパーのPVを事前購入してしまいました。地上波で放送されなかったわずか2〜3試合を観るためだけに3,150円もの出費。トホホ。

いやトホホじゃなくて、地上波で放送された試合も含めて録画保存すれば良いじゃない。それだけの価値がある大会ですよ・・・と、物事は前向きに考えましょう(録画しても滅多に見直すことはないんですけどね)。

秋山vs田村については、また別の機会に。脱糞しそうなくらいにワクワクするんですけど((o(^-^)o))

田村、逃げんなよ。

DREAM.5の裏見所はフェザー級?

ステージDREAM.5の追加カードとして、所英男vs山崎剛が発表されました。このカードに関する主催者コメントは以下のとおり。

「連勝をかけた戦いであり、“イケメン対決”になる。同階級の山本KID(徳郁)に向けた戦い模様が注目です」

これがイケメン対決か。私でさえ吹き出してしまったのだから、格闘技ファンではない人間がこのニュースを目にしたら、腹を抱えて爆笑するんじゃないでしょうか?

たしかに悪い顔ではない両雄ですが、イケメンは言い過ぎですよ、どう贔屓目に見ても。

逆に格闘技ファンだからこそ笑えるのが、DREAMフェザー級という階級の在り方。

未だにウェイトが決まっていないのにフェザー級も糞もないでしょう。普通ならば今回の所vs山崎は、65kg契約のワンマッチとして発表されるべきカードでしょう。

DREAM.5の裏見所は、フェザー級選手の前日計量結果じゃないでしょうか?

web新の『DREAM.4』PPV観戦記(前半戦)

『DREAM.4』はなかなか面白かったですね。とりあえず前半戦の観戦記です。



○青木vs永田●
永田の入場曲はなぜ『スカイハイ』なのか?ニュージャパンファクトリー所属とするならば新日本プロレスのテーマ曲でも使えば良いのに。

オリンピック銀メダリストでも青木にはまったく通用せず。永田のセコンド陣には、何らかの技術的なアドバイスができる人間はいたのでしょうか?

青木はとんでもない磁場を発生する存在になってしまいました。GPはダントツで優勝するんじゃないでしょうか?



○アリスターvsイ・テヒョン●
煽りVではアリスターが広島東洋カープのランスに例えられていましたが、テヒョンも広島か中日にいそうな地味顔です。

微妙に寒かったアリスターのハンマーが無くなったことは評価したい。

試合は予想どおりアリスターの秒殺勝利。初っ端にヒットしたジャブ一発でアリスターがKO勝利を確信したのは間違いない。今時、ボクシングができない選手はMMAに出る資格がないという極々当たり前の事実を再認識した試合でした。



○ハレック・グレイシーvsガジエフ●
ガジエフって誰かな?と思ってましたが、下からのパンチでKOしたあの選手だったんですね。主催者はその辺の実績をもっと有効活用したプロモをすべきじゃないですか?

ハレックのセコンドについていた悪徳日系人マネージャー風のオジサンはよく見かけますが、何者でしょうか?

解説陣も語ってましたが、ハレックはいかにもグレイシーって感じの戦い方。顔付きもヒクソン似。グレイシーの王道を受け継いだ感じでキャラが立ってます。

ガジエフはタップしておきながら、技を解かれた途端に殴りかかるとは何だ?とんだいっぱい食わせ者だ。



KID挨拶
「自分の階級」って何kgなんだよ?



○所vsウエノヤマ●
所の煽りVは、所の現況を物語っているような暗めの色彩が良かった。

第1ラウンド序盤の所の流れるような動き。あの“回転体”を総合の試合で実践できるのは素晴らしい。昨年大晦日に体格差を利しただけの面白くない試合で所を封じた田村に見せてやりたい。

ただ、不用意にパンチをもらったり、第2ラウンド開始直後に簡単にテイクダウンを奪われてしまったあたりに、所の集中力不足を感じました。

また、ウエノヤマがスタンドの攻防を嫌がっていることが明らかだったにも関わらず、スタンドで勝負しなかったのは、まさか一本取ってやろうなんて気があったのか?だとしたら戦況分析が甘過ぎる。

「KIDさんに勝ちたい」と口にすることは誰でも出来ますが、そこら辺のウィークポイントを修正しないと、KID戦までたどり着くのも無理じゃないでしょうか?



ライト級GP抽選
川尻vs宇野の実現ならず。それはファンのみならず青木も残念だったかも。青木にすればアルバレスの方が宇野よりもはるかにやり易い相手だと思うから。

HERO'Sの63kg級でKIDvs所の実現を

KIDのアマレス北京五輪チャレンジは、同級第一候補の湯元選手が世界選手権で1回戦負けしたことにより、首がつながった形になりました。

しかし、当初は私もKIDのアマレス復帰を応援していましたが、今となっては総合に専念して欲しい気持ちが強いので、喜んで良いものかどうか。それにKID自身も以前のような五輪へのこだわりがなくなっているような気がするのですが、それは私の気のせいでしょうか?

ところで、KIDが総合で主戦場とするHERO'Sですが、KIDのための階級としてミドル級の下に63kg級が設定される公算が高いようです。

その場合、他の日本人選手は誰かしら?と考えると、70kg級(ミドル級)としては体が小さくて苦戦続きの所英男らを受け入れるには、63kg級は軽過ぎると思われます(これから体も大きくなるでしょうから)。

逆にレスリング60kg級も視野に入れているKIDにしてみれば、所らに適するであろう65kg級は重過ぎるとなります。

主催者としては当然ダントツの人気を誇るKIDに適した63kg級の新設を推進するのは間違いないでしょうが、一方で63kgと70kgの中間の階級を作るとは考えにくい。そこまで階級を細かく設定するに見合うだけの人材がいないから。

このように、階級の間隔が離れ過ぎていると、所のように“デッドゾーン”に入ってしまう選手が現れ、せっかくの人材を活かせなくなるという現象が起きます。

当然KIDには新たな階級でがんばって欲しいですが、果たしてHERO'S中量級のエース候補だった所はこの先どうやって表舞台に再浮上しようと言うのでしょうか?

先日のミドル級トーナメントを目の当たりにして、所がそこに割り込むのはほぼ不可能であることは誰しも異論はないでしょう。

となれば、せっかく体を大きくしてきたこれまでの方針を180度転換し、63kgまで減量しなければなりません。

それに成功すれば、KIDvs所という夢のカードといっても過言ではない組み合わせも生まれるわけで、これはこれで歓迎すべきことだと思います。

問題提起したと思ったら勝手に答えを導き出したり、私も忙しい人間ですわ。

またおって(・∀・)/(まとまらない文章を締める際にも有効活用できるこのフレーズ。使い勝手良し)

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HERO'S観戦記 その三

■宇野vsアリ・イブラヒム
私は昔から宇野の善人ヅラが嫌いなのですが、今日の入場シーンでは、総合に不慣れな相手に勝利を確信した威勢の良い表情をしてましたね。

■所vs安廣
一昨年あたりにHERO'Sで行われた所vs極真空手家みたいな一方的な展開を予想しましたが、、、そのとおりでした。所は地元でメイン張って、苦労が報われた感じですね。

<総括>
なかなか面白かったですが、次につながる何かがなかったような、、、。強いて言えば強さが際立ったミドル級日本人対決?ライトヘビー級では一気に桜庭vs柴田なんていかがでしょうか?
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web新のプロフィール
観戦暦:30年。格闘技入賞歴:新空手K-2トーナメント、K-1モンスターチャレンジ、土浦市長杯。戦績:17試合13勝4敗9つのKO勝利。新空手史上最短KO記録保持(5秒。但し非公認)


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