山本元気

web新の格闘ウィークエンダー(IGF、Krush、キック、ヤマケン、タウナギ)

夏が終わればアクアのセゾン。

熱帯魚屋に行ってみなはれや。真夏の頃に比べてマニア客の目の色が違うから。水温管理が楽になる秋に向けて「こんなアクアリウムを作ってやろう」とか「○○の産卵に挑戦するぜ」的な意気込みがビンビン伝わってくるねん。

私もその一人。

タウナギを購入し、飼育を始めたのです。

なんでまたこんな奇怪な生物を?と思われるかもですが、実はこんなニュースを読んだせいでタウナギに興味を抱いたのです。

尻からタウナギ入れられた男性、直腸食い破られ重体に―中国


酔っ払いに唆されたとは言え人間の体内に入り込んで内臓を食い破ってしまうというのだから、飼い主も油断できない危険な存在であるタウナギ。排便時や入浴時にパンツを下ろすのも命懸けになるはずだ。

そんなアバンギャルドなライフスタイルに憧れてタウナギを購入するに至った次第。

で、アクアリストの方々が気になるのは飼育環境ではないかと思われるので、その概要を紹介します。

水槽:60僖譽ュラー水槽
ろ過:なし
照明:なし(間接自然光)
底床:ソイル系サンド(たしかこんなやつ

以上ですが、この水槽はタウナギを入れるために作ったものではありません。数年前に管理放棄して底床だけ残してあった水槽に、今年の初夏頃から水を張り(水深15僂らい)、田の草を栽培したり小魚を泳がせたりしていたもので、水田ジオラマ型アクアテラリウムと呼ぶのが適当な感じの水槽です。

田の草はオモダカやミズニラ、小魚はウグイやニゴイの幼魚など。その他、タニシやカワニナ、ヤゴ等。それら全て近所の水田で採集したものでした。

水質も、水の透明度の高さとコケの発生量の少なさから察して極めて良好。底床等に定着したバクテリア等各種微生物やガラス面に発生するコケを舐め取ってくれる巻貝等の活躍のおかげで、ろ過装置が無くても状態良く保たれているのです。

そこに突如投入された怪奇生物、タウナギ。

関東以西の水田地帯に棲息しているらしいタウナギにとって、(稲は植えてないが)水田を再現したこの水槽は快適な環境に違いないと思われます。ほら、気持ち良さげに空気呼吸してるでしょ。
386573282
(←この画像のタウナギは我が家の個体です。体長20cmくらい。)


さて、格闘技です。

面白い試合が少な過ぎる。興味を引かれるのは本日開催IGFのアーツvs.鈴木秀樹くらい。鈴川が完敗したアーツを上手いこと食って欲しいな。鈴川の影にいなければならないなんて義務は無いんだから。そして藤田やカシンに喧嘩を売って欲しい。格に縛られていたのでは既存のプロレスとの差別化は図れないぞ。フライングしろ!

自演乙は前座の第2試合。「前座を経験しないと大切なものを見失う」という蝶野EPの配慮によるものだそうだが、大切なものとは何でしょう?試合順が前になっただけで何か得られたら世話ないと思うけど。

第1試合の松井・佐藤vs.タカ・定も期待しちゃダメなんだろうな。リング上での闘いよりも控え室での居心地の良さを優先するような奴らだろうから。

続いてボクシング。完全に忘れてたけど、亀田戦の前座でアンディ・オロゴンがボクシングデビューし、2ラウンドKO勝利を収めてたという朗報。TVでは放映されたのでしょうか?

ちなみにオロゴンのK-1戦績は9戦して2勝7敗と振るわなかったが、K-1MAX日本トーナメント1回戦で小比類巻に勝利、アンディ・サワーからファーストダウンを奪うなど、数字以上にインパクトのある試合をしてきた印象が強い。山本優弥がもんどり打ってダウンしたシーンも鮮明に記憶している。ちなみに総合は4戦して3勝1敗。中村大介にはさすがに1本負けしたが、金子賢と坂口、古木に勝利している。

Krushでは“狂拳”竹内とナオキックの対戦が決まったとか。過去の対戦(09年11月)ではナオキックが飛び膝で逆転KO勝利を収めているが、その頃はナオキックが神懸りな強さを発揮していた時期なので参考にならないだろう。今を見れば、KrushGPで“天才”野杁を失神KOで破った竹内の方が確実に好調。ナオキックはKrushブームの蚊帳の外と言ってよい。ただ、見たい試合ではある。

山本元気と前田尚紀が現役引退を表明したとのこと。彼らがどんだけ凄い選手だったかは他で語られるだろうが、そんな凄い選手が人知れず、全く人知れず引退していくこと、この悲しい現実からキック界は目を背けて欲しくない。美談でも何でもなんだからな。この馬鹿野郎!

あと、これはめっちゃ楽しみなカード。グラバカ興行のメインとして行われる菊田早苗vs.山本喧一。なんとUインターの入門テストを受けた菊田の腕を折ったのがヤマケンだというじゃないか!知らなかったよ!!そんな2人が十数年の時を経て対戦するとあっては観ない訳にはいかない。ただ問題はアンダーカード。会場観戦したくなるくらいに興味深い顔合わせをお願いしますよ、鈴木さん!

なんやかんや言うても面白いカードが目白押しやないかい、格闘技界!




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web新の全日本キック「Krush.2」生観戦記

いやー、軽くジョギングした後くらいの発汗を伴うほどにエキサイトしながら観戦した全日本キック主催のオールK-1ルール大会「Krush.2」の観戦記です。

当ブログはキックファンの方々にはあまり好かれていないでしょうけどね。特に、満員の後楽園ホールで自分が気持ち良く観戦することができればそれだけで大満足な大馬鹿野郎にはね。

余談はさて置き、オープニングファイトは印象に残ってないので省かせてもらい、第一試合と第二試合に行われたK-1甲子園組の試合から感想を書かせていただきます。



嶋田翔太(判定)林将多
まず第一試合に登場した嶋田翔太。相手はローカルのグローブ空手大会を三連覇しているらしい林です。

嶋田は蹴りで相手を圧倒しながらもパンチをいくつも被弾し、中盤以降は鼻血を流しながらの試合になりました。

なんであんなにパンチをもらうのかな?手を前に突き出して、ブロックしないからか?

嶋田は確かお父さんが主宰する空手道場で練習をしているんでしたよね。これまでは練習の量の多さがアドバンテージになって勝ってきたと思いますが、これからK-1で本格的にやっていくのであれば、練習の質、特にボクシング技術の向上が必須です。

出稽古という手段もありますが、現状であの蹴りを活かすには、亀ガードで相手のパンチを凌ぐ術を身につけることが手っ取り早いかなと思います。

もう一つ注文をつけるならば、詰めの甘さか。今回は相手のパンチが大振りで、後半は嶋田も完全に見切ってましたが、あれだけ余裕をもってフックを避けられたならば、最小限のスウェイバックの後にミドルキックを即座に打ち込むなどの攻撃を加えてほしかったですね。



○卜部功也(ドクターストップ)石井振一郎×
試合の方は文句の付けようがない圧勝でしたが、膝で相手の額をカットし、試合が中断された直後、カットしたことをアピールして軽くダンスしたような動作が何だかK-1甲子園らしくなかった。フレッシュじゃなかった。

でも私の中では、抱かれたい格闘家No.1は卜部くんです♪



ルーキーズCUP決勝
名前を忘れましたが(蒙古タンメン中本に並びながら携帯で書いてるもんでスンマセン)、勝った選手は建武館らしい攻撃力のあるファイターでした。

相手もさすがは藤原ジムで鍛えられた粘りのある選手。序盤に喫した二度のダウンのダメージが相当あったことは見た目にも明らかで、12ラウンド戦った後の畑山みたいな顔になりながらも後半から盛り返しました。

ハイライトは最終ラウンド残り10秒。ハイキックか何かで(メモしながら観戦したわけではないので詳細は各種メディアでご確認ください)あわやダウンを奪い返すかという場面を作りました。

あそこで逆転のKO劇が起きてしまうのがK-1らしさなんですが、ルーキーズCUPの選手にそこまで求めるのは酷ってものでしょう。つーか、今のK-1自体、劇的なシーンを滅多に見れませんしね。



○岩切(延長 ドクターストップ)ファイヤー原田×
いつものことなのでしょうが、会場人気が高かったファイヤー原田でしたが、試合の方は原田が人間サンドバックになったような展開でした。

ところが、本戦判定はなぜかドロー。あれは変だわ。額もカットされていたのに。

そして延長が始まると一分程度で原田が流血し、ドクターストップ。首を傾げざるを得ない判定でした。

原田って選手はどうなんすかね?スクールウォーズのテーマに乗って入場し、大見栄を切る姿はいかにもプロの選手って感じの盛り上げ上手ぶりですが、私は原田の試合を初めて生で観て、レベル的にどうなのかな?と思いました。

正直、原田の戦いぶりからは、力強さも、60kg級のスピード感を全く感じることができなかったですね。

まぁ、原田には多くを期待せず、盛り上げ役だけやってもらえればそれで良いってんなら話は別ですが。と言うか、いちいち目くじら立てないで、原田の試合は原田の試合なりに楽しむのが粋なのでしょう。



○喜入衆(判定)?×
「喜入 衆」と書いて「きいれ とも」と読みます。昨日、初めて判りました。

顔は金泰泳に似てますが、決定力不足でちょっとK-1にはお呼びじゃないかな?



○廣野vs.山内×
山内って何なの?、、、と言うか、3RのK-1ルールの試合では山内は本領発揮できないでしょ。

゛全日本ウェルター級絶対王者゛と紹介されてましたが、初めて見た人には何も伝わらなかったと思います。

勝った廣野も動きが鈍臭い。K-1に出るには垢抜ける必要がある。



○山本元気(判定)梶原龍児×
予想どおり、ぃゃ予想以上に激しい試合になりました。この試合だけでもチケットを買った甲斐があったというものでした。

今大会で行われた試合の中には、第1ラウンドを様子見で終えてしまったものもありましたが、この試合は最初からフルパワーの殴り合い。観客が何を求めているかを自覚しているこの二人こそ、一般大衆にも注目されるK-1の舞台に相応しい選手です。

しっかし両者ともに終始あれだけ力を振り絞ったパンチを繰り出し続けるってのは凄いことですよ。

山本の左ミドルも何気に効いていたように見えましたが、基本的には足を止めて左右のフックを打ち合ってました。

そんな展開を私はハラハラしながら見てましたよ。前にも書きましたが、山本が新空手の試合で名もない選手のフックでスコーンと腰から崩れ落ちるように一本負けした試合を目の当たりにしたことがあって、その印象が強く残ってたから。

山本自信もあのKO負けは苦々しい思い出として記憶の片隅に残っていると思いますが、昨日の試合で完全に払拭したんじゃないですか?(それほどの記憶じゃない?)

自分から果敢に攻めることで、ウィークポイントの顎を守る。K-1も基本姿勢は攻めることです。まさに山本こそK-1ライト級を象徴する選手と言えるでしょう。



セミとファイナルの感想はまた改めて。タイトルは「翼をもがれたナオキック」を予定してます(泣)

全日本キック「Krush!」の明暗

全試合K-1ルールの今大会。当然、K-1参戦のための査定試合の意味合いが強いため、谷川EPも会場観戦しました。果たしてその感想は、賞賛と苦言の入り混じるものだったようです。

一言で言えば、60kgはかなり面白かったが、70kgの二流たちはあくまで二流の試合しか出来なかったということでしょう。

まず60kgについて。

メインでは山本元気がKO勝利。リーチ差で圧倒的なアドバンテージを有する桜井が勝利するとの私の予想ははずれましたが、桜井が“60kg級のシュルト”にならなくて一安心。

山本真弘もKO勝利。次はK-1で確定でしょう。かつては魔裟斗が東京ドームのGPファイナルで試合をしたこともあるように、山本の試合を12月のGPで組むのも悪くないのでは?

タイ人に対する谷川評はあまり芳しくなかったようで、「あれではブアカーオになれない」とのことでした。私は観戦してないので何とも言えませんが、会場観戦した方の評価がいただければ幸いです。

続いて70kgですが、何も語ることはないでしょう。

尾崎は試合前の相手の発言に陽動されたか。

「尾崎はテコンドーの技なんて出してないじゃない?あれでテコンドーの選手なの?」

この呪縛で何をやっていいかわからなくなった、みたいな。テコンドーの強さをアピールすると口にしている尾崎ですから、心理的にある程度の影響は受けたはずですよ。

日本人70kgファイターは、ますますK-1MAXが遠のいたと言えるでしょう。
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web新のプロフィール
観戦暦:30年。格闘技入賞歴:新空手K-2トーナメント、K-1モンスターチャレンジ、土浦市長杯。戦績:17試合13勝4敗9つのKO勝利。新空手史上最短KO記録保持(5秒。但し非公認)


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