4691441e.jpg録画しておいた『SRC.13』をやっと観ました。24時間御のネット断ちは辛かった。ツイッターでも誰かが結果を呟いてる可能性があったから、雨上がり宮迫の悪口をメールでツイートしたのみ。

でも、その甲斐あって、結果を知らない状態で視聴を楽しむことが出来ました。ではさっそく観戦記です。

まず、武田幸三は何のつもりで解説席に座っていたのか?実況に「武田選手も総合の選手と試合しましたが、打撃が読みにくいってありましたか?」と無意識の嫌味を言われてだんまりするためにそこに座っていたのか?



<○川村(KO)入江×>
入江が負けたのは仕方がないにしても、一番の見せ場になるはずだった涙の退場シーンに照明が当たらず、声しか聞こえなかったのが残念。試合前後を含めたパッケージで1つの作品とする入江の楽しみ方を主催者は解っていなかったのか、そこに何ら価値を見出さなかったのか。



<○チェ(判定2-1)臼田×>
組み付いても、そこから先がない臼田。貴様は何のために選手として存在しているのか?だいたい“SRCの色男選手に良い選手なし”が定説だから(内藤征弥等)、最初から期待していなかったが。

一方のチェは、パンチが鋭いうえに寝かされてもすぐに立ち上がるところが好印象。代打出場なのによく頑張った。



<○大沢(反則)戸井田×>
大沢ダンサーズは、戸井田カツヤが従えていた男の看護婦や、郷野のおちゃらけみたいなイロモノに比べれば素晴らしい演出だったと思うが、大沢がリングインした後、どのように納めたのか気になった。

試合は、全く異質な両者の対戦だったが、非常に噛み合った。

戸井田は寝技だけの選手ではなく、パンチも蹴りも速くて強い。そこが噛み合った要因だろう。

大沢のボディコントロールはさすがレスリングエリート。相手の首や胴をフックしながら、自分の体は相手の手が届かないところに持って行ってる。あとはスタミナだけが問題だが、序盤はパワフルに攻撃しながらも後半に失速するあたりは、良くも悪くもレスリング出身の選手らしかった。

第2ラウンドに戸井田の膝蹴りが急所に入り、ラウンドインターバル間にドクターチェックが入ったが、あそこでチンポをのぞき見して何がわかると言うのか?(笑)

ドクターチェックをクリアして迎えた第3ラウンド、戸井田の膝蹴りがボディにヒットしたが、その勢いで脛が金的に当たってしまったらしく、大沢が悶絶して試合中断。

その場面の映像が何度も再生されたが、金的には当たっていなかったのではない?というのが正直な感想。場内にもその映像が再生されたのだろうが、やはり私と同様の見解の観客が多かったようで、不満の声や戸井田コールを発生した。

戸井田の反則負けの裁定が下されると、客席からは大沢にブーイングが飛んだ。SRCに日本人ヒール誕生。もともと大沢は、暇でもてない格闘技マニアたちには好かれないタイプだからなぁ。

これはすぐにでも再戦を組むしかないでしょう。



<○ワダ(判定2-1)イ×>
ワダタクって、痴呆の老人みたいに虚ろな表情をするときがあるなぁ。

とりあえず試合は30倍速くらいで早送りしました。

まぁ、SRCウェルター級ってのは、この程度のものなんだろう。誰一人としてワダタクには期待してなかっただろうけど。



<○中村(TKO)デラクルーズ×>
まず思ったのは、K太郎と戸井田がそっくりな顔をしているなってこと。どっちも小粒な和製アリスターみたいな。

ただ、K太郎の方が垢抜けている。それは見かけのみならず、相手にバックを取られた後、すかさず体を回転させて向き合う状態に戻した時のしなやかな動きにも感じられた。

試合に勝利してKポーズを披露したK太郎。皆さんは“華”を感じ取ることが出来たでしょうか?



<石井の挨拶>
休憩明けに石井慧がリング上から「次の試合は戦極で」と挨拶。大人しい挨拶で残念。身分相応に振る舞うのも石井流なのか?

続いて三崎が挨拶したようだが、早送りしたので何を喋ったのかわからなかった。



<○真騎士(TKOダム)×>
ホドリゴ・ダム。カラオケかっ!



<○榎本(TKO)菊田×>
溜飲が下がるってのはまさにこのこと。ついに菊田のこの姿を見ることが出来ました。

何てったって私は15年くらい前から菊田憎しで、バトラーツの会場アンケートにも「菊田早苗を引きずり上げて潰せ」とか書いてましたからね。

何で私はこんなに菊田が嫌いなのか?後で検証してみたい。



<○泉(TKO)イ・チャンソプ×>
チャンソプはロープ掴みの反則をした挙げ句にTKO負けとなりましたが、相手次第ではかなり面白い試合をするのではないか?ロープ掴みも彼がやるならば全然OKですよ。

逆に泉は相変わらず打撃の攻防が危なっかしい。

そんなパッとしない泉浩の売り出し方を思い付きました。まず、レフェリーは安部四郎。で、泉が横四方など有利なポジションを奪った瞬間にブレーク。パウンドを打ち始めてもすぐにブレーク。これでクラッシュギャルズ並の人気者になれるでしょう。

秋山のひとりボケはなかなか。勝利した泉がマイクを握ると、「見ててください。泉は「秋山さんのところで練習したおかげで勝利しました」ってマイクで言うはずですから」と自分で前振りをしておいて、泉がそのことに触れず終いでマイクを置くと、「オイッ」とツッコミ。このような手法を何て言うのでしたっけ?ノリツッコミ?



<○サンドロ(KO)金原×>
前回のSRC.12において、金原の眼前で同門の鹿又を完全KOし、その直後に金原がサンドロとのタイトルマッチをアピールするという、これ以上ない格闘技らしいアングルの中で組まれたこの試合。

大晦日にKIDを破って勢いの乗る金原が、どんな弔いぶりを見せてくれるのかと期待したが・・・

何と鹿又と全く同じように秒殺完全KOされてしまった!!これは近年稀に見るゴッドアングル。

これからフェザー級王者・サンドロをどう転がし、リベンジマッチに繋げていくかが重要。せっかくの神降臨を無駄にしないで欲しい。とは言っても、サンドロがベルトを手土産にアメリカに行ってしまってはどうしようもない。

それにしてもサンドロ強し。挑戦者として真っ先に名前が浮かんだのが、戦極フェザー級GPでサンドロに判定勝ちした小見川だったが、小見川はもうSRCには上がらないのだった・・・