中村和裕

web新の格闘ウィークエンダー(長谷川、しずちゃん、青木、SB鈴木、カズ中村)

毎年この時期になるとスポーツニュースで報じられるジャイアンツの納会風景。何だか見てはいけないものを見てしまったような気持ちになります。



<長谷川穂積、フェザー級王者に!>
12ラウンドも打ち合いを続けるって凄いなぁ。大差が付いてるのにポイントアウトを狙わず、何かに憑り付かれたかのようにリスキーな打ち合いに挑んだ長谷川。

小男の殴り合いなんて馬鹿にしてたら大間違いやぞ。なぁ?

この試合を観戦したK-1ファイターがいるならば、感想を聞いてみたいもの。自身の今後の抱負も含めて。



<Dynamite!!雑感>
・Dynamite!!でTBSは南海キャンディーズしずちゃんの出場を打診した。

・Dynamite!!でTBSは桜庭和志 vs. 曙を打診した。

・Dynamite!!で青木真也 vs. 真騎士は無い。

・kamiproがワールドビクトリーロードと業務提携するという話は全くのガセ。

(『MMAアイアンマン』より)


まず、しずちゃん。プロ格闘家の誰よりも"数字"を持っている。彼女が出場すれば高視聴率間違いなしだ。

一ファンの分際で視聴率なんか気にするな!と言われるならば、私はしずちゃんの試合が観たいと言い返す。

そう言えばしばらく前のエントリーでDynamite!!のカードをいくつか提案したが、その中にもしずちゃん絡みのカードがあったような?・・・


格闘家はお呼びではない大晦日 Dynamite!!追加カード(案)発表


バラエティ番組でのスパーリングを見る限りでは初心者の域を出ていないと思われるしずちゃんだが、ボクシングルールならばアジャ・コングとも張り合えるかもしれない。

間違っても中井りん等の本格派ジョシカク選手を当ててはいけない。しずちゃんが惨敗し、気まずい空気の中で年越しそばをすすることになってしまうから。



桜庭vs.曙は、さすがに私でも「観たいです!」とは言えないなぁ。



青木vs.真騎士は時期尚早。試合自体は面白さや激しさを堪能できるものになるとは思うが、この試合がDREAMと戦極のライト級頂上決戦だと煽るには無理がある。

ライトなファンは、地上波にほとんど露出していない真騎士を知らないからだ。

まずは真騎士に噛ませ犬をあてがえとは言わないが、DREAMers2~3人を撃破させることで、"戦極は観ないがDREAMは観る"多くのライト層に真騎士の強さを認識させるという工程が必要だ。

できれば、北米進出に色気を見せてるネオ柔道家の鼻っ柱をへし折って欲しいな。

そして、いよいよ真騎士の相手は青木しかいないとなった時点(来年の大晦日あたり?)で頂上決戦を行うべき。こんな時だからこそ、1年かけてカードを温めるくらいのゆとりが必要だと思うがいかがだろうか?

その間に青木が王座陥落して、なお且つ強さの印象が著しく弱まったならば、その時は新しい王者が真騎士と戦えば良い。

また、真騎士がレスリングでロンドン五輪出場を目指していることを付け加えるのも忘れずに。権威主義だなんて言わないでね。オリンピックは猫も杓子も注目するイベントなのだから、それに関連するネタを用いるのは至極当然の手法なのだ。

一般人にしてみればK-1GPだのDREAM王座なんてものは、オリンピックに比べたら屁汁みたいなものなんです。



<SBの新星・鈴木博昭>
S-CUPの特別試合で石田にKO勝利した鈴木博昭。確かに面白そうな選手だが、ちょっと物足りない。と言うか不満。

なんか、小ずるい。

だって、石田にキャッチされそうになると自分から倒れ込んで投げられるのを防いだでしょ。何度も何度も。

投げにポイントが与えられるルールのSBならば、鈴木がやったような消極的な逃げ方には警告を出すべきだよ。試合が汚くなるもん。

逆にブアカーオはSBらしい試合だった。足をキャッチされても自ら倒れこんだりしなかった。堂々と片足で立ち続けた。

鈴木には「小ずるい」なんて失礼なことを言ってしまったが、彼にはもう一皮剥けてほしい。他の日本人シュートボクサーとはモノが違うと思うから。



<カズ中村の新境地>

■「X PLOSION」inニュージーランド
12月11日(土)ニュージーランド

<X PLOSION チャンピオンシップ 特別ルール>
アンズ・“ノトリアス”・ナンセン
中村和裕(吉田道場)

※特別ルール:1R/3分キックボクシング、2R/4分キックボクシング+投げ有り、3R/5分総合ルール(ただしグラウンド状態は30秒のみ)


金を払ってまでは観たくないが、面白そうではある。

このような打撃寄りのルールを飲むってことは、中村は己の商品価値の低さにやっと気付いたってことか?

でも、1ラウンドのキックルールを意外と余裕でしのぎ切り、中盤のラウンドであっさり勝利するのではないかと思う。



シュートボクシングの魅力が見直され始め、カズ中村が古の実験リーグを髣髴とさせる変則ルールに挑む。ここに来て日本の格闘技界の潮流が、思わぬ方向に微妙に向きを変え始めたような気がする。




》web新のTwitter

鬱憤晴らしは是非リング上で!! 中村和裕

関西の方々はインフルエンザを本当に恐れているのかな?みんなノリでマスクしたり、レトルト食品を買い溜めしてるんちゃいますの?

一昨日、うちの職場の人間が研修を受けて来たんですが、その講師がこう言ったそうです。

「私、昨日は大阪から来た方を相手に講義をしてきました。ですので、もし皆さんの中から新型インフルエンザ患者が出たとしたら、それは私が原因です(笑)」

どうですか?ある意味、新型インフルエンザ狂想曲を楽しんでる部分があるんじゃないですか?そんなことない?怒られるかな?

まぁ、日本の東の果てに住まう私ですから、笑い事なのかもしれません。


さて・・・

27f26919.jpg8月2日に開催される「戦極〜第九陣〜」で三崎和雄vs.中村和裕が行われることが発表されましたが、その記者会見後の囲み取材時に中村が突然怒り出した模様。

「今日の会見で、めちゃくちゃ言いたいことがあったんですけど……言う気満々で来たんですけど、質問がなかったんで言う気がなくなっちゃいましたね。もっと有名になりたいなと思いました。魔裟斗選手とか、(山本)KID(徳郁)選手とか(のように)。じゃないと発言の意味がないのかなという気が最近してました。格闘技業界が落ちてると言われてますけど、やっぱりファンや記者さん含め全体で盛り上げていかないといけない気がします。そういった意味で(自分は)世間への影響力はないんで。だからもっと有名になりたいなと思いました」スポナビより

まぁ、いいよ。中村の言いたいことなんてどうでもいい。試合で魅せてくれ。その鬱憤をリング上での熱い戦いに転化してくれ。

それだけです。

web新の格闘ウィークエンダー 080809

暑い日が続きます。現役で格闘技を学んでいる皆さんにとっては修羅場の夏じゃないですか?後先を考えると、苦痛にならない程度に抑えて練習した方がベターだと思います(先輩気取りか?)。

私は一昨日、軽くフットサルの練習をしましたが、最初のパス回しの段階で何かおかしいと感じました。立ってるだけで頭がくらくらするような。そして異常な発汗量。練習を早目に切り上げました。俗に言う「暑気を受けた」ってやつでしょうか?夏バテに加えて、仕事が終わってまっすぐ練習に参加したために水分補給を怠ったのが悪かったような気がします。この時期は運動をする前に多めに水分を摂取しないと駄目ですね。

だから何?みたいな前置きでしたが、さっそくウィークエンダーです。

戦極第四陣、オープニングファイトは義生にお任せ!
カズ中村がミドル級転向。これは手強いと思いますよ。そのニュースと同時に発表されたカードが、高橋義生vsヴァレンタイン・オーフレイム。スポナビによると、

会見に出席した國保尊弘広報は「戦極〜第三陣〜(6月8日・さいたまSA)」第1試合のファビオ・シウバ戦で敗戦となったものの、大打撃戦で会場を沸かせた高橋に「ぜひ次も第1試合をお願いしたい」と話し、2イベント連続の第1試合起用を示唆していた。

とのことですが、これって「高橋さん、今回も壮絶に散ってください」って意味に受け取って良いですね?(笑)



寺門ジモンにちょっとガッカリ
7日、後楽園ホールで開催された『ものまねプロレス』に出場した寺門ジモン。当初は、あまりの強さに、本物のプロレスラーを対戦相手に用意すべきかなどと喧伝されていた“ネイチャー”だったので、私は過度に期待してしまいました。

しかし、実際はこの体。ちょっと期待はずれですよ。

幻想は幻想のままに・・・。それが一番なのかもしれません。



オリンピック開幕
開会式の選手団入場をテレビでダラダラと観ましたが、日本選手団の、私たちは開会式を思いきり楽しんでますよ感漂う表情が気に障りました。

閉会式も楽しめれば良いのですがね。首からメダルぶら下げてね。

わが家にはフルハイビジョンの46型テレビとレコーダーがありますが、それらはオリンピック中継を録画・視聴するためのものではありません。注目すべき選手の試合結果であっても、ニュースで確認するだけで十分。

ちなみに私の注目選手は、まずレスリングの浜口京子。

京子のオリンピックは苦難の連続。誤審やスコア表示ミス、鼻骨骨折等のアクシデントは、見ている方としては怒りを通り越して失笑してしまうくらいに悲惨なものでした。

過去のオリンピックで辛酸を舐めさせられ続けてきた京子は、果たして大リベンジを成し遂げることができるのか?試合は来週日曜です。

(参照)別冊・プロレス昭和異人伝『浜口京子よ/気合いを捨てろ!』
レスリングに関して専門的な知識を有しているshingol様ならではのアプローチで、浜口親子の“気合論”について言及しております。上っ面の精神論ならば馬鹿でも論じることができますが、異人伝のコラムは一味も二味も違います。読む前にランキングへの投票を忘れずに。

K-1心中の浜口京子関連エントリーはこちらです。



「ママでも金」ならず・・・
引き続きオリンピックネタで恐縮ですが、柔ちゃんは銅メダルに終わったようです。残念。もう少し突っ走ってほしかった。

K-1心中・web新の格闘ウィークエンダー 070923 「田村で金!谷で金!そしてママで金!!」

中村和裕が負傷欠場=PRIDE.33

今日の夕方、仕事が一段落着いたのでスポナビを見てみたら(段落着いてなくても見てるけどなw)、PRIDE33に出場予定だった中村和裕の負傷欠場の報を見つけた。

負傷したこと自体は可哀相だが、中村の欠場が余りにも嬉しくて、ネット接続できない環境下の別室で仕事をしていた格闘技好きの同僚に携帯メールを送ってしまったほどだ。

人の負傷欠場を喜ぶとは何事だとお叱りを受けるかもしれないが、面白くないものを見せられる方の身にもなってみろ!なのだ。

ちなみに私の中での中村のベストマッチは、K-1ジャパンの堀啓戦です。最後はハイキックに沈みましたが、後一歩まで追い込んだパンチの威力は、堀の稚拙なボクシングテクを差し引いても評価に値するものでした。

中村には、GPに出たいとか甘いこと言ってないで自分をより厳しい環境に追い込んで、必死の力を見せてほしいものだ。具体的に言うと、吉田と袂を分かつべき。吉田の恩恵を受けてPRIDEに出続けているみたいな負のイメージを払拭するのだ。

そうすればアンチだって納得してくれるはず。遠回りすることが実は近道だったりするのだ。

なんだかんだ言ってもシウバとあそこまで戦えたのは中村だけであり(←馬鹿の一つ覚えw)、その潜在能力には期待してますので、早く怪我を治して頑張ってほしいです。
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web新のプロフィール
観戦暦:30年。格闘技入賞歴:新空手K-2トーナメント、K-1モンスターチャレンジ、土浦市長杯。戦績:17試合13勝4敗9つのKO勝利。新空手史上最短KO記録保持(5秒。但し非公認)


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