上松大輔

ナベカズのK-1ほろ苦デビュー戦と魔裟斗になれない男

自宅パソコン内のフォルダを整理していたら、渡辺一久のK-1デビュー戦(最終ラウンド)の動画が出てきた。


大振りだが、元プロボクシング日本王者らしい危険な香りの漂うパンチを惜しげもなく繰り出す渡辺。



おっと、上松の左ミドルがクリティカルヒットしたぞ!!ボクサー渡辺、大丈夫か!?



ボクサー渡辺、大丈夫ではないらしい。



おどけたポーズでダメージを誤魔化してはみたものの・・・



オエッとえづくボクサー渡辺。大丈夫か?



上松の右でダウン寸前!どうした?ボクサー渡辺!!



そして、最期は例のアレで試合は台無し。



ダウン寸前まで追い込まれ、自らの手でアゴを叩いてオウンダウンを喫するという茶番を演じ、決定的な2ポイントを失った渡辺。

この行為を汚いとか逃げた等と断罪するか、ボクサー幻想を辛うじて保つことに成功したと評価するか(評価するってのはおかしいか)。

それより何より、あそこで渡辺を仕留め切れなかった上松が不合格。何に不合格かって、ポスト魔裟斗ですよ。

対ボクサー戦は全てKOで勝利してきた魔裟斗の偉業は、勝ち方に問題はあるが、結果を出したこととして一定の評価をしなければなるまい。自分がポスト魔裟斗の座を奪うと言うならば、そこは完璧にクリアしてもらわないと困ります。

攻めるときは徹底的に攻めろ!観客にストレスを与えちゃいかんよ、君ぃ。



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-63kg決勝トーナメント組み合わせ雑感+落選組への処方箋

意外にも開幕戦の勝者のみがエントリーされる形になった-63kg決勝トーナメント。その組み合わせを見ての雑感。

<上松大輔vs.松本芳道>
谷川EPから早々に決勝進出当確を仄めかされていた上松は当然ですが、松本までも選抜されました。

松本は、大月戦からダウンを奪って判定勝ちした戦いぶりが評価されたのか、それとも新日本キックの王者として勝利した選手を外すわけにはいかないと言う協力団体への配慮のためか?

この2人が戦ったらどのような結果になるかは、両者の過去の試合をいくつか見返してから書こうと思いますが、上松のスカ勝ちを期待する側からしても、松本の大化けを期待する側からしても、もどかしさを感じる展開になりそうな気はします。

<石川直生vs.才賀紀左衛門>
前回のエントリーでは、この目玉カードについて、脱肛もとい断腸の思いで「才賀に勝ってほしい」とひと吠えさせていただきましたが(ひと吠え?)、これまでナオキックプッシングを続けていた私の突然の宗旨替えに驚かれた方もおられると思います。今更何を言い出すのか、と。

しかし、才賀が勝った方が-63kgは間違いなく盛り上がります。

巷で噂のファイヤー原田は、才賀に叩きのめされたことで人気と知名度が急上昇しましたが、そのファイヤー人気は裏を返せば才賀のヒール人気とも言える訳だし、ジャンルを担うスタア候補として上松が存在している以上は、次に求められるのはやっぱり裏スタア、ヒールの才賀紀左衛門なのです。

また、キックボクシングという裏街道をひたすら歩き続けてきたナオキックから滲み出ている悲壮感が、才賀からは微塵も感じられません。いきなり注目度の高いK-1甲子園という舞台が与えられた才賀ですから、悲壮感がなくて当たり前ですが、一般層を相手にした場合はこの垢抜けたところも大きなセールスポイントになります。

キックボクシングを経由しないでK-1ファイターになったルーキーが、これから新たなヒール像をどう描いてくれるかに注目が集まっているのです。流れは完全に才賀に来ています。

ただ、これはあくまで-63kgの近未来(by 水谷麻里)を希望的観測しただけであり、逆にナオキックが流れを引き寄せることだってあり得ます。

才賀人気を上回る何かをナオキックが見せてくれるかどうか。抽象的な表現で恐縮ですが、キックボクシングファン以外に届くものが必要です。

私が思うに、全日本キック時代に課された試練の7番勝負や一連のKrushシリーズで劇的なKO勝利を重ね続けた時期がナオキックの格闘技人生のクライマックスだったんじゃないかなと。あそこで全てを出し切ってしまい(また抽象的でスミャンセン)、今はその燃えカスだけが残っているんじゃないかと、失礼ながらもそう思えてしまうのです。

そう考えれば、開幕戦で輝けなかったことも納得できるのです。

<久保優太vs.尾崎圭司>
私的にはあまり食指が動かないカード。

この二人が、技術面とベビーフェイスとしての人気者ぶりの二点以外に観客に何も訴えることができなければ両者とも失格で良いと思います。

話は逸れますが、尾崎は-63kgでもトップは無理だと私は判断したので、もし尾崎をプロデュースするならば、このトーナメントのような“最強決定戦”には出しません。

常に三回戦クラスの外国人選手をあてがい、ド派手なバックスピンキックでKOの山を築かせます。コスチュームはもちろんパンタロンを履かせたい。ルール違反だけど。

しかし、どこの馬鹿がロングスパッツやパンタロン禁止なんてルールを考えたのかな?

K-1の組織内にいながらにして、何もK-1を理解していない馬鹿がいるのでしょう。

尾崎なんて、パンタロン履いてソバットを放つだけでも金が取れる選手なのに。

<大和哲也vs.裕樹>
この決勝トーナメントに進出した選手たちにとって、一番戦いたくないのがこの二人ではないか。戦うとしたら、怖い。

さらに言えば、主催者にとってもこの二人は怖い存在。スタア候補の上松や久保を潰されてしまう危険性が高いから。

厄介者は潰し合いをさせられる。それがK-1の掟。
分かりきったことばかりで恐縮です。それくらいしか言葉が浮かばないくらいに、どっちが勝っても構わないカードです。

<補欠たち>
開幕戦で勝利しながらも、落選となった彼氏たち。

谷山、卜部、麻原の三人(ですよね?)。せめて彼らに処方箋を与えたい。

まず谷山。父親譲りな悪人顔に磨きをかけろ!

続いて卜部。シミケンをセコンドに加えてヒールになれ!

最後に麻原。尊師キャラを作れ!

渡辺が露わにしたK-1の根本的な問題

2月のK-1MAXで行われた上松と渡辺の一戦は、皆様方から様々な見方、捉え方のコメントが寄せられたことからもわかるように、K-1というジャンルについて考えるきっかけを与えてくれました。

K-1初登場の渡辺が自らのパンチでダウンするという茶番行為を演じてしまったことは何が問題なのか?

K-1を背負いながら戦っている魔裟斗たちは、渡辺の行為をどう思っているのだろうか?

自分のパンチで倒れたことをダウンと見なしたレフェリングは間違っていたのではないか?

渡辺のようにK-1を腰掛けにしか思っていない選手を起用せざるを得ないほどにK-1は人材難なのか?

それとも主催者が渡辺に対して、反則でも自演でもいいから試合を盛り上げてくれれば良い、総合デビューに向けての踏み台にしてくれれば良い、と考えていたのか?

・・等など、いろんなことを考えさせられましたが、私が思うに、渡辺が真摯な態度で取り組みたくなるような権威をK-1が有していないってことが一番の問題なんじゃないかなと。

だって、K-1なんてどうでも良いという渡辺のような選手をリングに上げてるわけだから。主催者の意に沿えば誰でもリングに上がれてしまえるK-1が軽く見られるのは当然でしょう。

しかし、試合に出す選手の人選をシビアにしたら、曙vs.サップのようなズバ抜けて面白いカードも実現しなくなるからなぁ。そこが大いなる矛盾て言うか問題だわなぁ。K-1なんてどうでも良いってスタンスの度合いを比べたら、曙もサップも渡辺に負けてないもんな。

K-1を権威という面から語るとき引き合いに出されるのがボクシングですが、昨日の世界戦で念願のタイトル奪取を果たした粟生の嬉し泣きを見ましたか?

K-1のチャンピオンになって、あんな嗚咽を漏らすほどに喜ぶ選手がいるでしょうか?実際、あそこまで人生を賭けてK-1に取り組んでいる選手なんていないんじゃないかと思いました。

ボクシングファンではなくK-1ファンとして、そう思いました。

非常に残念だった上松vs.渡辺 K-1MAX

先のK-1MAX日本予選大会で行われた、上松大輔と元ボクシング日本王者、渡辺一久の一戦をネット動画で観ました。

一言言わせてもらえば、極めて残念な結果。

激しいパンチの攻防は見応え十分でしたが、最後のオウンダウンで全て台無しになりました。

最終第3ラウンド残り数秒の時点で渡辺は自らの頬を殴る真似をして倒れ、ダウンを宣告されたわけですが、それまでの攻防は見応えがありました。

渡辺のパンチはさすが日本王者らしいスピードとキレ。このパンチは、K-1軽量級のボクシング技術を底上げしてくれるものだと思いました。

さらに渡辺のトリッキーな動きは、往年の須藤元気を髣髴とさせる面白さ。

一方の上松もそれにじゅうぶん対応できるボクシング技術で応戦し、あわや渡辺からダウンを奪うか?という場面を作りました。

この上松、甘チャンな見かけによらず、かなり豪胆なファイターかもしれません。キックファンの間では、山本真弘ら全日本キックの主力に比べて上松を格下に見る傾向が強いですが、そんなことないんじゃなかな?と思わせる今回の渡辺との一戦でした。

しかし、これら好材料も渡辺のおちゃらけで御破算です。本来ならば番組スタッフもこの試合をテレビ中継に加えるつもりでいたはずですよ。何せ一押しの上松の試合なのだから。

ところが、渡辺にあんな真似をされたのでは放送することは不可能。とんでもないことをしてくれました。

渡辺はいったい何をやりたくてK-1に出場したのだろうか?「判定になりそうだったら自分で自分を殴ってダウンすると知り合いに話していたのでそれを実行した」などとスケールの小さ過ぎる発言をした渡辺なんてK-1には不要です。

でも最後にもう一度K-1のリングに上げたい。その時はナオキックとムエタイルールで試合させて、あの薄汚い顔に大きな裂傷を負わせてから追い出してほしいと思います。



<アンケート実施中>
K-1ワールドMAX日本人推薦枠は誰がふさわしいかのアンケートには多くの方々に投票していただき、誠にありがとうございます。引き続き実施しておりますので、まだ投票していない方は右サイドバー最上段のフォームから清き一票をよろしくお願いします。

プロボクサー・渡辺一久の尊厳

レイザーラモンRGの「歌舞伎あるある」をついつい口ずさんでしまうweb新です。

さて、2・23K-1MAX日本予選大会の追加カードとしてワンマッチ2試合が追加されましたが、佐藤vsゴリアエフはまた後程として、60kg級のエース候補である上松大輔の相手、渡辺一久はかなりのキワモノですね。

日刊スポーツによると、

ボクシング時代の06年10月、日本王座の防衛戦で相手を投げ、倒れた相手の後頭部を殴るなどして2度減点された。所属した角海老宝石ジムが「半年間、試合を自粛した」と振り返るほどの札付き

とのことで、谷川EPも「大毅よりもひどい」とホクホク顔。

果たしてこの渡辺、総合格闘技参戦も視野に入れているとのことですが、どれだけの決意を持ってボクシングから転向してきたのでしょうか?

皆様もかなり疑り深く渡辺を見ていることと思いますが、上松の引き立て役として金を積まれたと思われても致し方ないでしょう。

もしかすると、この試合は初めから上松の勝利ありきのカードかもしれません。谷川EPには「2試合目からは好きに暴れて構わないから」なんて耳打ちされてたりして。

そんなうがった見方が取り越し苦労で終われば嬉しいですが・・・。

いみじくもボクシングの日本王者にまで登り詰めたほどの男なのだから、ボクシング時代とは桁違いの金を貰う代わりにリング上で大の字になる、そんな醜態を晒すようなことはしないでもらいたい。

渡辺が、過去にボクサーたちがK-1のリングで結果を残せなかったことについて聞かれた際に残したコメント、「みんなボクシングが通用しなくなってから来ているけど、オレは22歳でチャンピオンになったときから決めていた。ボクサーだけどボクサーだと思ってないから」を信じてみたいと思います。

K-1は大晦日から磁場が狂い始めてますから、もしかすると渡辺がパンチでK-1のベビーフェイスを秒殺するような事態になることも大いにあり得ると思います。

それに、“ポスト魔裟斗”としてK-1が上松を売り出そうとする方針にもウンザリしませんか?

K-1が敷いたレールから売り出し中の選手が脱線する姿を嗜むのもK-1の楽しみ方の一つじゃないかなと思います。



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髪切りマッチと骨斬りマッチ K-1ワールドMAX追加カード

大宮司進vs上松大輔の敗者髪切りマッチですか。坊主頭の大宮司が髪切りも糞もないだろうと思いましたが、髪の毛を賭けるのはイケメン上松だけであり、大宮司はキックのベルトを賭けるらしい。

そして、私は思いました。

上松の髪の毛と大宮司が所持するキックのベルトとでは、どちらに価値があるのだろうかと。

あんまりこーゆーこと書くと、プロのキックボクサーの方に「迷惑なんだよ」とか言われるから止めときます。キックボクシングというジャンルの発展なんて微塵も考えず、自分がチョロチョロと一応のプロとしてリングに上がる姿を、職場の同僚やお友達に見てもらえればそれで大満足の“プロ”選手にね。

大月晴明vs梶原龍児も超興味深いカード。キックボクサーとしてハードパンチャーである大月と、本格的なボクサーである梶原の対決。梶原は相当の自信を持って試合に臨むと思いますね。そして結果も、大月が豪腕を発揮する間合いに入れないままKO負けすると思います。

ただ、大月も並みの選手ではありませんから、私の予想通りになるとは限りません。大月のパンチが運良く一発入れば、梶原のペースを乱し、壮絶な乱打戦になることも考えられます。

肉を切らせて、最後はどちらが骨を斬るか?こちらの試合は髪切りマッチならぬ骨斬りマッチの様相を展開することになるかもしれません。

上松高森最後に、上松に話は戻りますが、この誤植は高森啓吾への嫌がらせに他ならないでしょうね(上松プロフィールの氏名欄に注目)。本当の高森はこんな顔ですからね。真逆w

上松大輔に先を越されたナオキック

K−160kg級に出場する上松大輔は、男性誌のモデルも務めているらしく、「格闘技よりもモデルの方が有名」との話。

格闘家とモデルの兼業と言えば、真っ先に頭に浮かぶのがナオキックのキモカッコイイ顔ですよね。

実はK−160kg級出場に真っ先に名乗りを上げたのがこのナオキックでしたが、同じ属性の上松に先を越されて心中穏やかではないはず。とことん地団駄を踏んでほしいと思います。地団駄踏まなきゃおかしいでしょ。床に穴が空くまで悔しがって下さいよ。

私は「キックボクシングをちゃんと世に送り出したい」というナオキックの言葉を真に受けてるから、ナオキックが今回の出場メンバーに名を連ねていないことがもどかしくて仕方がないんです。

K−1において、モデル兼キックボクサーという肩書きを持つファイターは2人も要らないはず。上松が活躍すれば、キャラが被るナオキックの居場所が無くなるかも。一般の視聴者は、後からK−1に現れるナオキックを“二番煎じ”扱いするかもしれませんから。

まぁ、キックボクサーとしての実力で上松を圧倒的に凌駕すれば問題ないとは思いますが、K−1出場を公言しながらもファイトスタイルをK−1向きに修正しようとする姿勢も見て取れないナオキック。

ムエタイとK−1。どっち付かずのスタイルでトップに立てるほど甘いものではないことは、魔裟斗やブアカーオら先人たちが示してくれているはずです。

でも、ムエタイとK−1の狭間で悩んでいるかもしれないですよね、本人は。余計なこと書いてすみませんでした。

ナオキックは、その強さと容姿で絶対世間に受け入れてもらえるファイターだと思うので、どうしても期待してしまうんですよ。

最後に1つ提案ですが、注目度が下がりつつあるような気がする『試練の7番勝負』のラストを、K−1の大会で行うのはいかがでしょうかね?
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web新のプロフィール
観戦暦:30年。格闘技入賞歴:新空手K-2トーナメント、K-1モンスターチャレンジ、土浦市長杯。戦績:17試合13勝4敗9つのKO勝利。新空手史上最短KO記録保持(5秒。但し非公認)


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