数ヶ月前の話ですが、鹿島アントラーズのサポーターが旗竿で選手の頭を殴った事件について。茨城県民として本当にお恥ずかしい限り。

Jリーグは殴った人物を処分したそうですが、Jリーグに処分させるんじゃなくて刑事罰を与えろって。ニュースの映像で見る限り、旗振り男はどう見ても故意に選手を殴ってましたからね。係員の制止を振り切る形で。ホント、最悪の行為ですよ。

鹿島アントラーズが誕生してから、茨城では暴走族の数が減ったそうです。目立ちたがりな茨城の若者が、バイクからJリーグのサポーターに乗り換えたみたいで。

しかし、本質的には何も変わっていない。一人では何も出来ない人間が、集団になると暴徒と化す。ねぇ。茨城の田舎モンの特性ですよ。

サポーター関連の事件では、今年5月にはこんな珍事もありました。

 埼玉スタジアム(さいたま市)で17日あったサッカーJ1、浦和レッズ対ガンバ大阪の試合終了後、興奮した双方のサポーターがにらみ合い、ガンバサポーターがスタジアムから出られなくなる騒ぎがあった。約3時間後、浦和レッズが用意したバス約20台で脱出した。

 浦和レッズの藤口光紀社長や関係者の話を総合すると、スタジアムは約5万7000人でほぼ満員。騒ぎの発端は試合前にガンバサポーターが投げた水風船が浦和サポーターの子供に当たったこと。ガンバが3対2で勝ち、不穏な雰囲気の中、ガンバの選手がアウェー(相手の本拠地)にもかかわらず、ピッチ内で円陣を組み、跳びはねたことが火に油を注ぎ、双方がフェンス越しに応援旗のさおを投げ合うなど一気に爆発した。

 約2時間後の午後6時になっても、スタジアム周辺に約2万人(埼玉県警調べ)の浦和サポーターが居残り、罵声(ばせい)を浴びせ、ガンバサポーター約1500人(同)は缶詰めに。浦和レッズは急きょ臨時バスを用意し、ガンバサポーターは約40分後、ユニホームを脱ぎ、応援旗を隠して県警機動隊員らに誘導され、バスに乗り込んだ。

 一方、浦和サポーターも同時刻ごろ、「ガンバサポーターの代表がレッズサポーターの代表に謝罪した」という浦和レッズ運営部長の呼びかけに応じて帰宅し始め、午後7時過ぎに騒ぎは収束した。
スポナビより)

・・・・・。

にらみ合う。人に向かって水風船を投げる。さおを投げ合う。罵声を浴びせる。

かなり野蛮と言うかくだらない行為をしたようですが、同じような行為を単独で出来ますか?一人じゃ何も出来ないんでしょう?フーリガン(嘲笑)なんてのは集団心理で強気になってるだけの香具師のこと。

“「ガンバサポーターの代表がレッズサポーターの代表に謝罪した」という浦和レッズ運営部長の呼びかけに応じて帰宅し始め・・・”って、コントやってんじゃないんだからw

それにしても浦和レッズは商売が上手い。サポーターに“我々がいるからこそクラブが成り立っている”という自負を抱かせることで、どんどん応援にのめり込ませている。

また、サポーターを煽るのも上手。選手同士が試合直後にピッチ内でもみ合いになったようですが、これもサポーターを煽るための計算尽くしの演出だったりしてw

水風船を投げた奴ってのも、実はクラブ側の“煽動作戦”の一環かもしれませんよ。

赤字経営のクラブも浦和レッズを参考にして、サポーターを煽ってみてはいかがでしょうか?もっと応援にのめり込んでくれるかもしれませんよ。