UFC

UFC FIGHT NIGHT シンガポール大会観戦記(ニコ生)

IMG_7033ニコ生のプレミアム会員に久々に登録した。青木が金網に入った試合以来かな?あの時は所用で出先に居て、仕方がないからマックの店内にて無線LANで視聴してたんだが、やたらと混んでる店舗だったもので、店員に長居を注意されたっけ。いい歳したオッサンが情けないよな。ノートPCいじってるところを「店内混雑しておりますので・・」と、店を出るように促されるって。

プレミアム会員登録料が525円で、UFC視聴料が525円。合計1,050円で菊野や川尻の試合を観れるんだから安いものでしょう。ただ、プレミアム会員登録料は毎月自動更新で金が引き落とされるので、早く退会しておかないといけませんね。番組表を見たけど、他に観るべきものなんてなかったもん。なんなんだよ、あの顔出しとかw そもそもネット動画なんて観てる暇ないからな。素人女が部屋で世迷言語ってるのをのんびりと視聴していられる方々が羨ましいですよ。

さて、肝心の観戦記ですが(観戦記なんて書くのいつ以来だよ?)、まず菊野は、20僂眇板杭垢里△訌蠎蠅冒瓦何もさせずに判定勝利。沖縄拳法の突きか三日月蹴りでのスカ勝ちを期待する人も多かったと思いますが、UFC初戦で、しかもウェルター級でも良いくらいに圧倒的な体格差を誇る相手を完封したのですから、評価しない訳にはいかないでしょう。私が見た限り、三日月蹴りは2発良いのが入っており、相手を後退させたり、引き込みに逃げ込む場面を作りました。突きも中当たり程度のものが数発入っており、それだけでもじゅうぶんに見応えがありました。さらに菊野の構えは米国人が好む東洋の神秘スタイルで、シンガポールにおいても試合開始直後に会場が沸きましたから、次回は本土での大会に招聘されるのではないかと思います。

続いて“ZSTの賢人”清水は、いきなり膝蹴りを前頭部に食らい、その後もパウンドを食らいまくり、最後はバックチョークでタップアウト。打撃に難ありという以前に、相手との体格差が大きかった。菊野の場合は身長差とリーチ差だけだが、清水の相手は根本的に体が違い過ぎた感がある。もし次があるならばフライ級で出直す以外にないでしょう。顔面が大きく変形するほどに殴られた清水の容態が心配です。

ストラッサー起一は、相手を金網に押し込んだところ、後頭部に反則の肘を連打で食らって悶絶。反則勝ちとなりましたが、担架に乗せられ病院送りとなりました。こちらも容態が気になります。相手は見るからに強暴そうなブラジリアンでしたが、あんな反則を犯すってことは、精神的に未熟なのでしょうね。相手あるいは負けることへの恐怖心から出してしまった反則でしょうから。

川尻は、強引に自分の型にはめて勝利するスタイルを貫き、バックチョークで一本勝ち。相手は失神しました。相手の土俵で戦わないってのは鉄則。これを貫徹できれば今後に期待大でしょう。試合後のマイクは、インタビュアーのブライアン・スタンとみずたま嬢もたじたじになるほどのハイテンション。

「もっと強い相手と戦わせろ!(おっと、フォロー忘れず)今日の相手も強かった。ビックリした」

「デイナ、ロレンゾ、俺にサブミッションオブザナイトをよこせ!」

「ここがオクタゴンのど真ん中だ!俺がDREAMだ!!」

格ヲタも条件反射で喜ぶキーワードを散りばめた名言も飛び出し、このテンションには賛否あるかとは思いますが、存在感を示したことは間違いないでしょう。

川尻の試合が終わった時点で既に日付が変わっていたので、メインは観ないで寝ました。タイムシフト放送でも観ることはないでしょうねw

いや〜、久々に格闘技中継で力が入りました。次は君たちの戦いをWOWOWで観たい!!!





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UFC137観戦記

今日はソフトボール大会からの反省会、温泉入浴と続いたおかげでほんとんどインターネットにアクセスすることもなく、録画しておいたUFC中継を試合結果を知らないままに視聴出来た。



<○日沖発(判定2-1)×ジョージ・ループ>
日本人選手の惨敗続きで、日本最後の砦的な見方をされがちな日沖発のUFCデビュー戦。

この一戦に向けて、WOWOW中継実況の高柳が温めてきたフレーズは「日本発、日沖発」だった。相変わらずだなw

第2ラウンド。「相手が流れたところを狙って」との日沖陣営セコンドの声が聞こえた直後にループのパンチが空振りして流れるとすかさず組み付いて、この日二度目のテイクダウンを成功させた日沖。そのままグラウンドで優位なポジションをキープし続けた。

UFCの試合でこんなに安心して日本人の試合を観戦出来るのは初めてじゃないか?

ところが第3ラウンド終盤に金網際で下になる不利な展開になると、そのまま試合終了。

果たして判定は2-1で日沖辛勝。とりあえず一安心。

番組でも判定の基準について話が出たが、日沖が第1、第2ラウンドにテイクダウンして優勢だったにも関わらずループに一票入ったのは、日沖が上になっただけでダメージを与えていなかったことと、リーチで上回る相手のパンチとハイキックを不用意に貰い過ぎたことが影響したのだろう。



<○ロイ・ネルソン(TKO)ミルコ・クロコップ×>
TUF優勝者のロイ・ネルソン。太った白人。さらにヒゲとあみさげを蓄えた異様な風貌。

そんな巨漢選手をマタドールのような軽快な動きで捌き、左ハイキックで一撃KOするのが、PRIDE時代のミルコ・クロコップだった。

しかし、今のミルコにそれは期待できない。

スタンドでパンチを貰い、マット・ヒューズポジションでたこ殴りされ、最後はバックマウント状態からパウンドされたところでレフェリーストップ負け。三連敗。

勝ったネルソンは、ミルコに対して一定の敬意(彼は伝説)を払った後、上機嫌でチャンピオンシップをアピール。

その後にミルコもインタビューされたが、やたらと過去の偉業を称えられ、労われ、オクタゴンから送り出された。泣き出しそうなミルコの表情も相まって、これがラストマッチなのかな?なんて感傷的になってしまった。



<○シェイク・コンゴ(判定3-0)マット・ミトリオン×>
ミトリオンスマイル(高柳語録より)



<○ニック・ディアス(判定)BJペン×>
ニック・ディアス恐るべし。本来のサウスポーに戻した第2ラウンドからはディアスの独壇場。手打ち風味の“下手ウマ”パンチを面白いように炸裂させられたBJペンはただの禿げたオッサンみたいに精気が失せていった。

殴られて自らも顔を腫上がらせ、相手の顔をそれ以上に破壊する。美しい勝ち方なんて糞食らえ。それがディアス兄貴のソウルなんだと思った。





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誰も格闘技を語らなくなる

日本国内の格闘技熱は相当に冷え込んでいる。そう感じたエピローション、もといエピソード。

先週あたりに放送されたWOWOWのUFC130中継を私は録画したまま未だに観ていないが、その間私はTwitterにアクセスしたりしているにも関わらず、UFC130の試合結果を目にしていない。

ネット上でほとんど語られていないのだ。

昔だったら、怖くてネット閲覧なんてできなかった。至るところで試合内容や結果が論じられ、大会終了後数日間はニュースの見出しが賑わっていたから、どれだけ注意しても結果を知ることになったからだ。

シェイク今後、日本の格闘技ファンの生き残りたちが「ネット断ちします」なんて口にすることも無くなっちまうのかなぁ。

オイッ、格闘技屋の諸君!しっかりせいやぁぁぁっ!!

ぬんっ。

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GSPはレスリングベースのファイターです

浅い!

アンチ『K-1心中』の連中の見解は、ひたちなかの大規模港湾工事が始まる前の、江口洋介も愛した阿字ヶ浦の海水浴場よりも浅い!

さっそく「GSPもマチダと同じくレスリングベースの選手だろ!」とのコメントが寄せられたが、GSPの強さのバックボーンになっているのは、若年期に学んだ極真空手ではなく、北京五輪出場まで視野に入っていたレスリングであることは間違いない。

普通、GSPの試合内容を見ればそれくらい容易に判ると思うのだが、アンチ連は自分の目を持っていないから、ウィキペディアか雑誌上の活字から得た情報が頭に刷り込まれてしまうのだろう。

そもそも極真空手の技術の中にMMAで使えるものなんてあるのかな?至近距離からの上段膝蹴りくらい?GSPがそんな技術を使って勝ち続けているって言うの?レスリング技術を駆使したタックルとグラウンドコントロールからのパウンドが彼の強みじゃございませんか?

とにかくアンチの連中の見解は浅い。ぃゃ、私自身の考察が深いだなんて微塵も思ってませんよ。どこかで聞きかじった情報を浅はかに咀嚼しただけで他人様に反論することが理解できないだけ。

でも、良かった。浅はかなくせに玄人ヅラする連中にも格闘技の面白さを伝え、まともな格闘技ファンに育て上げねばならないという使命感が再び湧いてきた。「GSPは面白くない」で終わらずに、UFCもしっかり試合を観て、観戦記などをアップしていこうと思うきっかけになった。

ガチ相撲やKrushの観戦記は次回に。




追加:「GSPも空手がベースである」旨のコメントを読み直したら、決して私への悪意に満ちたものではないように思えてきました。このエントリーはコメントを下さった方に対する個人反撃ではないということにして下さいやし。




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ストライクフォース観戦記(スカパー ¥3150)

金網際の攻防とボクシング技術の差。

日本人格闘家が本場アメリカの金網で試合をする際、技術を深く洞察したりはしない程度の私のようなファンが観戦するうえでポイントとしているのが上記の2点だろう。

アメリカでの初めての試合がライト級タイトルマッチとなった川尻は、初っ端から強烈なパンチを被弾し、中盤には首相撲から強烈な膝蹴りを顔面に食らい、残念ながら完敗という結果になった。

過去にはPRIDEでメレンデスと対戦済みで、その時には一歩も引かない接戦を演じた川尻だったから、「もしかすると?」という淡い期待があったが、ものの見事に打ち砕かれた。まさに日本とアメリカの勢いの差を見せ付けられたかのようだったと、在り来たりの感想しか思い浮かばない。あまりにも残酷な結末だった。

それにしても川尻は、ここ一番では完敗を喫するタイプだ。

何せこの試合の前段として昨年大晦日に行われたストライクフォースライト級の強豪選手との試合には完勝し、過去にはカルバン、ブスカペ、アゼレード、シャオリンら、海外の強豪ら相手に白星を飾っている。

にも関わらず、大一番での敗戦の記憶が強く残っている。

五味戦、魔裟斗戦(K-1)、青木戦・・・

この悪いイメージを今回の敗戦がさらに強調することになった。川尻のMMAキャリアは今後どう転んでいくのだろうか?


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青木は落ち着いていた。

金網際に押し込まれても慌てずに差し戻し、投げのフェイントで相手の体勢を崩してからの足掛けでテイクダウンに成功すると、背後からチョークスリーパーを極め、完勝と言うべき秒殺一本勝ちを収めた。

"トビカーンジウダーン"のニックネームを用いられて勝ち名乗りを受ける青木は満面の笑み。本人もそのコールには痺れただろう。

そして感極まった青木は、マイクアピールをしようとリングアナウンサーにマイク拝借を強請ったが、あえなく断られたのもご愛嬌。

これまでの日本における主催者ぐるみでの青木推しとは全く違うクールな空気を感じはしたが(X-GUNのネタみたいな言い回しで恐縮です)、これから日本では「青木はマイクで何をアピールしようとしていたのか?」が話題になるのだろうか。

とにかく話題が乏しい日本の格闘技界にとって、この完勝劇は明るい話題であることは間違いない。





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UFC.126観戦記

ここ数日公私に渡って何かと忙しく、なかなかブログを更新出来ておりません。

あ!違った。忙しくて更新できないってのは言い訳で、忙しい合間に書きあげるだけの能力が私には備わっていないのです。私の能力が低いのです。

さて、かなりガッカリしたUFC.126の感想ですが、まず小見川。

WOWOWで録画したビデオを朝出がけに早送りしながら観たので簡単にしか書けないが(いつも簡素だろw)、小見川が初っ端に被弾したパンチはあり得ない。

あの流れでパンチを貰うってことは、私の辞書にはない。

一体どんな間合いの取り方をしてるのだろうか?

そう言えば小見川のボクシングの練習風景ビデオを見た私は、ツイッターで“小見川はトリッキーな動きの限界を知る必要がある”という旨の呟きをしたが、上体を大きく動かすフェイントを使ったり、右を先に出したり等の動きをすることは悪くはないが、まずはジャブ→その返しで右を伸ばす→さらにその返しで左フックなりボディブローなりをしっかりと打つという一連の基本的な動きをマスターするのが先決であるのは間違いない。

まずはジャブを当ててペースを掴まなきゃ。不用意なステップをして、パンチを当ててくださいよとばかりの位置に頭を持って行ってどうするよ?先に当てられてペースを握られてどうするよ?

私としてはそのような感想です。

KIDも同様。大振りのアッパー頼りじゃダメよ。HERO'Sで戦った相手とはレベルが違うのだから。タックルを決めてくださいと言わんばかりじゃないか。

逆にタックルを決めようという素振りすら見られなかったKID。レスリングで全日本王者に輝いた経歴の持ち主だが、アメリカのレスラーとは次元が違うんじゃないか?多分、全日本王者なんてのは、アメリカでは中学生大会レベルなのだろう。

ただ、グラウンドで下になってから逃げる展開では進歩を感じはした。つまんねぇ部分での進歩だが、次に期待したい。

それにしてもKIDは全中レスリングの会場で私と握手してから完全に落ち目。私のダークフォースが手から伝わってしまったか?

責任を感じる。





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UFC120「BISPING vs AKIYAMA」観戦記

<クロード・パトリック(判定3−0)ジェームス・ウィルクス>
黒いハゲと白いハゲの戦い。どこをどう楽しめば良いのか困り果ててしまうようなカードだった。

徐々にパトリックがグラウンドで優勢になったが、だらだらと判定にもつれ、試合終了と同時に客席からはブーイング。日本のファンにはほぼ初お目見えであろう両者だったが、悪い印象を残したな。え?日本のファンなんて眼中にないか?うん、そうか。



<シェイク・コンゴ(ドロー)トラヴィス・ブラウン>
コンゴは、シークからチークに、そしてシェイクに呼び名が変わった出世魚ファイター。いやいや、日本人が読み方を解ってないだけ。WOWOWがシェイクと表記してるのだから、今後コンゴはシェイク・コンゴで統一しよう(笑)

試合の方は、序盤は体格差を利してブラウンが押し気味だったが、中盤以降はコンゴがパンチを当て始め、ドロー判定。

私はブラウン優勢の時間帯から、コンゴが勝つだろうと思いながら観戦していた。それは、試合開始早々にブラウンが右ストレートを繰り出した際に、コンゴが左に回ってジャブを入れたシーン等で見られた軽やかなフットワークでも分かるように、技量的にはコンゴが上なのは明らかだったから。

しかし、体格差があったとは言えコンゴだって193cmある訳だから、終盤に盛り返しきれなかったのは残念。コンゴの今後は見通し明るくはないだろう。先が見えた印象だ。



<マイク・パイル(判定3−0)ジョン・ハサウェイ>
解説で言われていたように、アリ地獄のように相手を自分のペースに引き込む戦い方がパイルの信条らしいが、第2ラウンド中盤に三角絞めのような要領でハサウェイの頭部と腕をロックして無防備状態の顔面にコツコツとパウンドを打ち込み続けた攻撃は、まさにパイルの真価が発揮されたシーンと言えるのだろう。

それと同じ攻撃を青木真也がやったら、かなり陰湿に見えるだろうなぁと思いながら観てしまったw

終始パイルのペースで試合は進み、14戦無敗だったイギリスの超新星に初黒星を着けた。着けてしまったと言った方が適切か?



<カルロス・コンデット(KO)ダン・ハーディー>
ご当地ファイターのハーディーは大声援に後押しされ、ハイテンションでコールを受ける。日本のファイターから見たら羨まし過ぎる光景ではないか?団体の存続が危ぶまれ、招待客ばかりの冷えた会場で試合するのは辛いものだと思う。

試合は静かに打撃を出し合う形から始まり、徐々に打ち合いが展開されると両者の左フックが交錯。コンデットの精度が上回り、ハーディーが失神KO負け。レフェリーは間に入るのがワンテンポ遅かった。

ハサウェイに続き、イギリス人選手2連敗となってしまった。



<マイケル・ビスピン(判定3−0)秋山成勲>
秋山って、こんなに足の運びが悪い選手だったの?ってのが正直な感想。せっかく攻勢に出ても両足が揃った状態で前進するから、相手の動きについていけないし、決定打も出せない。相手の攻撃に対しても踏ん張れない。

試合前にビスピンが「私の方が大きくて、力も強く、スピードも速い」と語っていたが、そのまんま予想どおりの展開になり、ビスピンの判定勝利となった。序盤に秋山の右もヒットはしたが、失速して挽回されるのも完全に想定内だった。

イギリス人選手が2連敗した後をしっかりと締めたビスピン。メインイベンターらしい仕事ぶりだった。

秋山にとっては非常に厳しい相手だった。

UFCと日本の格闘技の大きな違いは、スタア候補の扱い方。日本は温室栽培するが、UFCは寒空の下での露地栽培。厳しい相手を当てて、それを乗り切った者だけが富と栄誉を勝ち得るのだ。

2連敗して後が無くなった秋山成勲。あるいはUFC初黒星を喫したジョン・ハサウェイ。この2人がこれからどう巻き返すかが、シェイク・コンゴもとい今後のUFCを観戦する上での一つの見所になるだろう。

web新のUFC.118WOWOW観戦記

<○フランク・エドガー(判定3-0)BJ・ペン×>
試合はそれほど激しい内容ではなかったが、グラウンドでの上の取り合いには手に汗握らされた。

エドガーがペンをフルマークの判定勝利で返り討ちにしたが、つまんねえ男が王座防衛しちまったなというのが正直な感想。5ラウンド終了直後にエドガーがペンの頭をなでなでしたが、そーゆー仕草が板についていない。王者の貫禄が足りない。

地味なエドガーに王者として君臨され続けるのは、デイナにとっては面白くないことだろう。誰が刺客として送り込まれるだろうか?

ペンは下り坂の段階になってしまったのか?中盤でスタミナも切れていたようだし。

余談になるが、ペンを見る度に思うのは、過去にペンを招聘しておきながら、2クラスも階級が違うリョート・マチダとの試合を組んだFEGの馬鹿さ加減。

選手の無駄遣い。これが治らなければ、いくらPUJIに金を集めてもらっても同じことの繰り返しになると思うぞ。

FEGは本当に馬鹿の集まり。誰が中心になってマッチメークしてるのだろうか?



<○ランディ・クートゥア(一本)ジェームス・トニー×>
ボクサーが何も出来ずに完敗する典型的なパターンだった。

やはりまだまだ世界王者クラスのボクサーが本腰を入れてMMAに転向するまでには至っていないということだ。UFCもまだまだヒヨっ子。FEGをジョーク扱いしてる場合じゃないぞ。



<○ジョー・ロウゾン(一本)ゲーブ・ルエディガー×>
凄いものを見せられた感じ。期待していない試合だっただけに、ものすごく得した気分だ。

流れ続ける寝技。一手先を読むポジショニングと強烈なパウンド、ヒジ。最後は腕十字で一本。試合時間約2分。

回転体を表現したいからと言ってMMAに背を向けていたU系レスラーがいたような記憶があるが、強い奴はどんなルールでも膠着しない戦いを見せられるんだよ、この野郎。ダンカン、早くクルマ回せよ、この野郎。早くメニュー持って来いよ、この野郎。



<○ネイト・ディアズ(一本)マーカス・デイヴィス×>
ニック・ディアズの弟であるネイト・ディアズ。手打ちのようで威力があるパンチは兄貴譲り。リーチ差もあり、元プロボクサーのデイヴィス相手に面白いようにパンチを打ち込んでいた。険しい表情も兄貴譲りで好印象だった。

最後はチョークスリーパーでレフェリーストップ勝ちとなったが、レフェリーは止めるタイミングがワンテンポ遅かった。最初にデイヴィスの手を掴んだ時点で落ちていると判断できなかったのだろうか?あのレフェリーは過去にもおかしなレフェリングをした記憶があるなぁ。





【今日の音楽】
『LastPeace』Kirari
十年くらい前にラジオで聴いた曲をYouTubeで検索して聴いてみたら、歌手のイメージと歌いっぷりが想像していたものと大幅に食い違っていたケース。

改めてTUFのススメ

連日の猛暑に加えて、日頃の運動不足と過食がたたり、完全に夏バテ状態のweb新です。冷房の効いた部屋で座っている以外に何もやる気が起きない。

と言いつつも一昨日は妻の実家の庭木剪定をする等の休日労務をこなしはしましたが、そんな訳で昨日は自宅でのんびりとテレビを観てました。



<人気のWコロンだが>
いろんな番組で謎掛けをさせられまくっているWコロン。しかし、彼らの面白さは謎掛け自体ではなく、漫才の途中でいきなり「整いました!」と謎掛けが始まる唐突さだと思うのだが、私の感覚がおかしいのだろうか。



<天然のメダカ?>
恥乙もとい「はじおつ」を見ていたら、ゲストのAKBメンバーが「私も生き物が好きで、子供の頃はメダカとかよく採りに行っていた」と語ったが、いまどきメダカが生息している場所なんてなかなか無いぞ。

彼女は間違いなくウグイとかオイカワの稚魚をメダカだと思い込んでいたに違いない。

そこはハッキリさせておきたいのだ。何せフィールド歴の長いこの私ですら自然のメダカを採集したことがないどころか目撃したことすら一度もないのだから。



<TUFは面白い>
WOWOWで「TUFヘビー級バトル最終回(再放送)」を観た。

TUFとは『The Ultimate Fighter』というアメリカのテレビ番組の略称で、UFC出場を目指すルーキーファイターらのトレーニングやキャンプ生活等を通じた人間ドラマを伝えるリアリティショーだ。

かつては栄華を極めた日本格闘技界が他国の資本に頼らざるを得ないような窮地に陥っている現状とは裏腹に、世界的な人気イベントとして着実に大会を催し続けているUFCだが、その人気沸騰の起爆剤になったのがこのTUFだと言われている。

その番組の中身を観てみると、やってることはまんまTBSで放送していたガチンコファイトクラブ。喧嘩あり、イジメあり、励まし合いあり。攻撃する者がいれば守る者もいる。コーチ役の一流ファイターらの役者ぶりも素晴らしい。オクタゴンの中に身を投じよう等と真剣に考えるような血気盛りの若者たちが一箇所に集まれば、紛争が起こって当然である。

違う点は、選手が“本物”であること。そして、一番重要なことだが、目標が明確であることがガチンコFCとTUFの大きな違いだ。

imageTUFの何が興奮するかって、目の前に大きな人参がぶら下がっているから面白いんだよ。ガチンコFCはボクシングのプロテスト合格という何ら先が見えない目標設定だったが、TUFでは番組中にダナが現れて札束をチラつかせたりするでしょ。最後の決勝戦に勝ち残って勝利すれば一千万円をゲットできるうえにUFC本戦にも出場できるのだ。ルーキーらにとってこれ以上の褒美はないだろう。

だから選手のモチベーションは高く、本気度が伝わるから視聴者も楽しめる。札束見せつけられたらこっちだって興奮するわな。誰が大金を手にするんだ?と。東京フレンドパークでタレントがダーツを外しただけでも罵声を浴びせるもんな。

こんな面白いリアリティショーをなぜ日本の団体は企画しなかったのだろうか。ガチンコFCという下地がありながら。

中国資本に頼らざるを得ない状況にまで追い込まれたFEGだが、これまで本気でK-1やDREAMを盛り上げようと努力してきたのかな?

我々ファンよりも当事者の方が真剣なのは当然だが、頭をフル回転させて企画を練ってきたかと言えばNoだろう。過去の遺産を食いつぶし、選手のネームバリューに頼りきりだったのではなかろうか?



》web新のtwitter

web新のUFC.116観戦記 〜レスナー最強!UFC最高!〜

ブログのタイトル画像をまた変更してみました。ツイッターのフォロワーの方々のアイコンを並べてあります。我ながら、温かみがあって上出来だと思いますよ。

さて、今日はPJに乗って避暑地に行こうかなとか思いましたが、考え直して、自宅でUFCの生中継を観ています(どんだけの転換だよw)。



<○ジョージ・ソティロポーロス(判定3-0)ペレグリーノ×>
どちらかが『アイアンマン』のテーマで入場。ケージに入る前にソックスを脱いで、シューズの中にちゃんとしまい込む姿とは不似合いなハードロック(笑)

ジョージ・ソティロポーロスはエンセン井上の弟子で、柔術黒帯とのこと。一方のペレグリーノも柔術黒帯とのことで、セコンドには五味を下したケンフロが就いていた。

さらにソティロポーロスはアマチュアボクシングの州王者(どこの州だか知らんが。)とのことで、さすがにパンチを何発もヒットさせていた。また、第1ラウンド終盤にはダウン気味に引き込むと、クロスガードから三角絞めを仕掛けようとしながら、下からエルボーを相手の額に打ち込むえぐい攻撃も見せていた。あれは試合中でアドレナリンが分泌しているといっても相当痛いだろうなw

ソティロポーロスは試合巧者でもある。高阪氏の解説によると、関節狙いが上手くいかないと即座にポジショニングに移行する上手さがあるとのこと。

第2ラウンド終了後のインターバルの様子を見ると、両方ともしんどそうだったが、その調子で最終第3ラウンドのだらだらと5分間が経過してしまうかと思ったら、ラスト3秒でペレグリーノの飛び膝が炸裂。しかし、時既に遅しでソティロポロスの判定勝利。

驚いたのは高阪氏の解説。“この体勢からだと○○が左腕を抜くと不利になる”みたいな、経験者ならでは具体的な解説を生放送でも遂行したのだ。普段の放送でも具体的な解説をしている高阪氏だが、私は何度も映像を見て、ある程度の作文をしてから本番の解説に臨んでいるのかと思っていた。



<○ステファン・ボナー(TKO)>
序盤はパンチをもらって、第1ラウンド終了時には顔面傷だらけになったボナー。第2ラウンドに入っても、パンチの打ち合いで何度もピンチに陥るが、最後に逆転の右を当ててダウンを奪うと、そのままパウンドでTKO勝利したボナー。

決着がつくと即座にケージ中央でどんなもんだいポーズを決めたボナーだが、そんな決めのポーズをしてる場合じゃないぞと。お前の試合は本当に面白くない。言うならばべたべたのド演歌ファイターだよ。粘りだけで生き抜いてるような感じ。洗練されたUFCには似つかわしくない。

かと言って日本に来て欲しくもない。華がないから。一般人が強くなっただけって感じがする。日本で言えば、白井とか長倉とか。



<○クリス・ライトル(一本)マット・ブラウン×>
オクタゴンの中の無個性。現在のUFCファイターの最大公約数的な容姿をしているのがこの2人ではなかろうか。

たぶん戦い方についても、UFCのポピュラーな攻撃と防御をこなす2人なのだろう。

“究極格闘技”の行き着く先がそれでは悲しいが、優れたレコードを残すことだけに価値を見出すのであれば、そうなるのが自然なのだ。

日本の格闘技に頑張ってほしいとつくづく思った(※メインイベントを見て撤回)。



<○クリス・レーベン(一本)秋山成勲×>
最近気になって仕方がないのだが、今回の秋山戦も裁いた黒人レフェリーが鈴木悟に似ている。顔と併せて、紹介されるときのナルシスト風な仕草が特に似ている。

肝心の秋山の試合。相手は怪我で欠場したヴァンダレイの代役、クリス・レーベン。打撃のレーベンに対して秋山が寝技に活路を見出すのかと思っていたが、案の定、第1ラウンドからアームロックか腕十字を決めそうになる場面を作った。ジャッジは間違いなく秋山にポイントが入っただろう。

第2ラウンド中盤、両者とも体力の消耗が激しそうだが、パンチの打ち合いで一瞬レーベンが立ったまま意識を失ったかのような状態に。ここでもう一発パンチを入れられなかった秋山のもどかしさ。一歩下がって一呼吸置くんだよ。そうすれば上手くタイミングが計れるから。しっかりと復習して欲しい。でも、何だかんだでこのラウンドも秋山にポイントを入れても良いかも?

第3ラウンド開始直前、さぁ行くぞと大見得を切るレーベン。さすがTUF出身だけあって会場人気は絶大だ。レーベンが不用意に出したミドルキックをキャッチしてテイクダウンに成功した秋山だが、レーベンが下から腕十字を狙う展開。秋山ピンチ!しかし、持ち上げて切り抜けた。これはかなり危なかった。その後もグラウンドで秋山が上になる展開だが、下のレーベンの方がパンチを力強く繰り出すものだから、会場からは余計にブーイングが飛ぶ。

そして、いよいよ秋山は攻撃の手が止まり、最後は三角絞めに捕らえられてタップアウト。秋山、まさかのタップアウト負け。

勝ったレーベンは、マイクで「今日は秋山がヴァンダレイとやるはずだったんだろうが、俺がヴァンダレイとやってやる」と憎々しげにアピール。

果たして秋山の今後は?

ちょっと体格的にミドル級は厳しい。あれだけ体格差があると、スタミナの消耗も激しいだろう。身長が全てではないが、レーベンよりも2cm低い178cmの身長は、UFCにおいては下手すりゃライト級の標準になりかねない。



<実況・高柳氏の明暗>
レーベンの身長が180cmあることをやたらと強調するも、高阪氏に「秋山よりも2cm高いということです」の一言で一蹴された高柳氏。

インターバル中にレーベンがかなり深い呼吸をしたことを、どうだい良いところに着目したろうとばかりに強調したが誰にも食いつかれず。深い呼吸、それはすなわち深呼吸ってことだと思う。

そんなどうでも良いことに固執しては流され続けた高柳氏の相変わらずな実況だったが、面白かったことが一つだけあった。

メインイベントの前に、ケージサイド席のVIP客が画面に映し出された時のことだ。ホリフィールドやジェームス・トニーらボクシングの往年の世界王者に続いて、スーツ姿の紳士が映し出されると、高柳氏は解説のジャーナリストに質問を振った。

高柳「これは誰ですか?」

解説「え〜と、彼は○○上院議員ですね」

高柳「知らないはずです」

スルーすれすれのこの淡々とした返しは、高柳ワールドが珍しく良い方向に転んでくれた格好だ。思わず声を出して笑ってしまった。



<○ブロック・レスナー(一本)シェーン・カーウィン×>
俺、久々に格闘技の試合を観て絶叫したよ!

第1ラウンド開始直後、カーウィンが右のパンチをヒットさせると、ダウンを誤魔化すようにレスナーがタックルでカーウィンをケージに押し付けた。あんな凄い長距離のタックルは初めて見た。shingolさんが言うところの、タックルをしたら走り続けろ!を体現するかのような電車道だった。

しかし、テイクダウンに失敗すると、ケージ際でパンチをもらってダウン。中途半端なハーフガードの状態からパウンドの雨霰を食らうレスナー。こんな姿を誰が想像したか!血まみれのレスナー。レフェリーもいつ試合を止めようかと様子を探る。ラウンド終了間際に何とか立ち上がることに成功したレスナーが両足タックルでテイクダウンしたところで終了。

第2ラウンド。驚いたことに落ち着き払った様子のレスナーに対して、攻め疲れた様子がありありと伺えるカーウィン。程なくしてレスナーがテイクダウンに成功すると、サイドポジションから肩固め。気道の確保に努めたカーウィンだったが、遂にタップアウト。思わず立ち上がって絶叫してしまった。

レスナーはもちろん凄いが、第1ラウンドのレスナー劣勢時にストップをかけなかったレフェリーの判断は素晴らしかった。あそこで止めていたら、何も始まらなかっただろう。

レスナーの大逆転完勝劇!これはアメリカンプロレスの勝利ですよ。日本のプロレスは単なるおちゃらけに成り下がったが、WWEに代表されるスケールの大きさと、レスナーがこのリアルファイトの場で示し続ける最強幻想、いやプロレスが最強であることの愛証もとい(倖田來未かっ)実証。

プロレスってのは、最強の男たちが戦いを演じるから面白いのだ。日本のプロレスは落ちるところまで落ちた感があるが、復興する手段は三文芝居に注力することではなく、リアルファイトで強さを実証して、それをプロレスにフィードバックすること。かつてのアレクサンダー大塚みたいな(やり過ぎて失敗したが)その作業から逃げたのでは、日本のプロレスは永遠に地に堕ちたままであろう。
まぁ、合理的な考え方のアメリカ人にはどーでも良いことなのかもしれない。

日本プロレスはまぁ置いといて、UFCでもこれだけエキサイトできるんだなぁ。やっぱり肝心なのはハードではなくソフトなんだよな。

レスナー最強!UFC最高!

この数年間WOWOWに視聴料金をだらだらと支払い続けたが、この試合で元が取れたというものだ。いや〜、こんな面白い試合は久しぶりだった。

ニッポン、やばいな。



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web新のUFC.115観戦記 ミルコの醜い寝技

久々にWOWOWでUFCを観ましたよ〜!絵に描いたように蛇足だったキン肉マンとのタイアップが無くなっていた。やはりクレームが多かったのだろう。



<○ベン・ロズウェル(判定3-0)ギルバート・アイブル×>
まず、アイブルクラスの選手がUFCに出られることが不思議。それほどヘビー級は人材不足なのか?

試合の方はピリッとせず、日本に馴染みのあるアイブルがどこの馬の骨かもわからない白鯨タイプに苦戦し続け、見ていてイライラした。

アイブルは金網に押し付けられ、両足を抱きかかえるように持ち上げられてテイクダウンされると、容易にサイドやマウントを奪われてしまうパターン。つきたての餅(by解説者)のように白くて柔らかそうな大きなお腹に乗っかられ、体力を消耗していく。

それでも下から三角絞めや足首固め、アームロックを狙う等、寝技に進歩を見せたが、やはり極めるまでには至らない。スタンドに戻すことも数回あったが、すぐにテイクダウンされてしまう。

第2ラウンド終盤にはパウンドで相手を流血させるが、攻め疲れてしまい、またタックルを決められてしまう。

最終ラウンド、息も絶え絶えのアイブルはいきなり低空タックルにトライするも、潰されて下になり、そのまま終了。0-3でアイブル判定負け。



<○カルロス・コンディット(TKO)ローリー・マクドナルド×>
両者とも立って良し寝て良しの本格派で、目まぐるしい攻防が展開される。互いにミドルキックをキャッチした状態でパンチを打ち合ったり、第2ラウンド終了直前には前蹴りを相打ちしてみたり。

中盤までは、パンチにカウンターのタックルを決めるなど、ややローリー有利な気がしたが、パウンドの波状攻撃等でペースを引き寄せたカルロスが最後はパウンドをまとめてTKO勝利。終盤の巻き返しに地力の強さを感じた。伊達に25勝を挙げていない。



<○マーティン・カンプマン(判定3-0)パウロ・チアゴ×>
ヨアキム・ハンセン風のスキンヘッドが特徴的なマーティン・カンプマンのニックネームは“ヒットマン”。鋭いジャブはまさにヒットマンの狙撃のようで、さらにグラウンドでも柔術黒帯のチアゴ相手に優位なポジションをキープし、肩固めを狙い続ける。その執拗さもヒットマンと呼ばれる由縁だろうか。

この試合とカルロスvs.ローリーのウェルター級戦2試合を見ると、とても郷野レベルでは太刀打ちできないと思った。日本では体たらくばかりのウェルター級だが、アメリカではとんでもなく層が厚い。ボクシングは上手くて当たり前だし、身長も185cm前後がぞろぞろしている。



<○ミルコ・クロコップ(一本)パット・バリー×>
元K-1ファイター同士の一戦。オクタゴン中央での打撃戦が予想されたが、、、。

序盤にパンチで2回尻餅をつく格好のダウンを喫したミルコ。K-1であればダウンを取られるか取られないか微妙なところ。しかし、バリーはあくまでスタンド勝負にこだわり、追撃する素振りも見せず。

逆にミルコは第2ラウンドからグランド勝負を仕掛ける。相手の弱点を突くのは当然ではあるが、元K-1ファイター同士の一戦においてのミルコの能動的な寝技はとても醜く感じた。加えて決めてに欠くものだから尚更。

今回の試合ではトランクスに日の丸を入れていたミルコ。解説によると、絶好調だった時期の感覚を思い出す意味での日の丸らしいが、だったら下手な寝技など披露せず、スタンドで勝負して欲しかった。

第3ラウンドにはミルコの左ハイに合わせて軸足を払って転倒させてみせたバリーだが、いよいよスタミナが切れた様子。最後はミルコが金網際でパウンドを乱打してから、チョークスリパーで勝利。

あくまでスタンド勝負にこだわったバリーに対して、自らグラウンドに持ち込み、絞め技で勝利したミルコ。これではバリーは納得できないんじゃないか。第1ラウンドの途中に見せた抱擁と笑顔の交換は何だったのか?

連勝となったミルコだが、私は完全復調とは思えない。K-1ファイター相手でももたつく寝技技術は相変わらずだし、PRIDE時代から私が指摘しているようにボクシング自体も際立って上手いわけではない。今回の試合でも左目が塞がった。タイトル争いに絡む姿は想像できない。



<○リッチ・フランクリン(KO)チャック・リデル×>
攻勢ながらもKOを奪おうと必死だったリデル。ミドルキックで左腕を壊され、パンチで追い込まれながらも冷静だったフランクリン。

見た目では最後までリデル優勢だったろうが、私のみならず最初からフランクリン勝利を予感していた人は少なくないだろう。



<雑感>
UFCの中継では金網がまったく邪魔に感じないが、DREAMではストレスを感じた。これはカメラワークの差が影響しているのか?

黒人レフェリーのディーン氏は、何だかK-1の鈴木悟に似ている。顔立ちと、紹介される時にアピールする仕草が無性に腹立つところが。

DREAM雑感 そして今夜は格闘技中継三昧 UFC、IT'S SHOWTIME、修斗

昨日のDREAM.14について、観戦記で書き足りなかったことを何点か。

今大会は、中盤までは極めて順調に好ゲームが続いていたように思いました。定番ミノワマン、宮田のジャーマントライ、ウィッキー衝撃凱旋、KID復活勝利、高谷がハンセンを完全撃破等。

特にKIDの2年半ぶりの勝利には多くの格闘技ファンが歓喜したようで、当ブログにも今後KIDとウィッキーあるいは高谷とのカードが組まれることを望むコメントが寄せられました。

しかし、試合後のKIDの発言からすると、今後は60kgのみで試合をすることになりそうで、フェザー級ファイターとの対戦が実現する可能性は低いようです。

さらに私の予想としては、吉田道場勢がDREAMに参戦するとなれば、63kgまで落とせない小見川の居場所を作る意味で、当面フェザー級は昨日のようにキャッチウェイトで試合が組まれ、将来的にはフェザー級が65kg以下に設定され、KIDの階級として60kg以下のバンタム級が新設されることになるでしょう。

大会の雲行きがにわかに怪しくなったのがセミファイナルの第3ラウンド終盤から。あのレフェリングからです。

桜庭の負けは未だにスッキリしない思い。桜庭自身が「あの流れだったら一本取れた」と語ったくらいだから、あの中断が如何に不適切だったか判ると言うものです。

なんであそこで止めるかなぁ?パンツを引き上げるなんて、試合の流れが止まったときにやることだろう。あのレフェリーの目には流れが止まっていたように見えたのだったら、レフェリー失格。同じ過ちを繰り返すことになるから、進退伺を出した方が良いでしょう。

騒ぐつもりはないですが、せっかくの名勝負に水を差されて本当に気分が悪いです。

また、この試合について、解説席で笹原EPが「もし桜庭選手が負けた場合には、桜庭選手の息子さんが打倒グレイシーに乗り出すことになる」みたいな発言をしていました。実際に桜庭の息子が格闘技をやるのかどうかわかりませんが、今の格闘技界にはそれくらい壮大なストーリーを紡ぐことで大衆を巻き込んでいく必要があると思います。

青木が負けて帰ってきたことなんて、世間には全く届いていませんから。



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DREAMを皮切りに、今週末は格闘技中継三昧です。

17時半〜 WOWOW
『UFC114 5・30 ラスベガスMGMグランドガーデン大会』
TUFの犬猿コーチ対決というアングル付きのランペイジvs.エバンス


22時〜 スカパー J sports Plus
『〜最強打撃格闘技〜 IT'S SHOWTIME 5・29 アムステルダム大会』
バダ・ハリ、マヌーフ、佐藤嘉洋らが出場(こちらを参照)。


23時〜 スカパー ファイティングTVサムライ
『バトステニアライブ中継 The Way Of SHOOTO 03 5・30 JCBホール大会』
SRCで活躍した日沖が凱旋。他に遠藤雄介が挑むウェルター級タイトルマッチ。伝統のベルトを日本に取り戻すことが出来るか?高田を嘲笑したルミナも出るよ。


これを嬉しい悲鳴と言うのでしょう(それほどでもないだろw)。

DREAM版ガチンコFC チームエンセンの大和魂

前回のエントリーでは、DREAMの人気回復のためにはThe Ultimate Fighter(以下、TUF)の手法を用いたテレビ番組『DREAM版ガチンコファイトクラブ(以下、ガチンコFC)』を放映すべきと言うことで、番組構成の基本ラインを考えました。

格闘技の素養がある不良たちや精神面に難ありの若手格闘家らを集め、エンセン井上チームと桜庭和志with柴田チームに振り分けて、DREAM出場権1枠を賭けて競わせる。若者たちが競い合い、衝突する中で生まれる人間ドラマを見せることで一般視聴者の関心を引き、格闘技エンターテイメントに興味を持ってもらうきっかけを作ることが狙いです。

ここで、1点追加事項があります。コメント欄で指摘を受けたのですが、TUFでは毎週1人がレースから脱落していくシステムになっているとのことで、この厳しさもガチンコFCに取り入れるべき要素だと判断しました。

また、こちらもコメント欄での指摘ですが、不良同士の喧嘩を見せる演出ばかりに注力することなく、プロで通用する本格派選手の育成を第一に考えねばならないことも、基本指針として再確認した次第です。

さて、今回のエントリーから数回のシリーズで、ガチンコFCの2チーム制サバイバルレースをより面白くするためのエッセンスをいくつか提案していきたいと思います。日本格闘技界の将来を憂う皆様方とともに、リアリティショーと言うカテゴリに属するテレビ番組としてのガチンコFCを作り上げていきましょう。

まず、今回はエンセン井上チームの在り方を考えます(在り方ってw)。

練習初日、番組のマスコット的存在のグラビアアイドルを練習場に招き、いじめ抜きます。

マスコットには実際に格闘技好きの女性タレントを起用し、番組内でも事あるごとに格闘技好きであることをアピールさせますが、いきなり怒り出したエンセン井上に「格闘技はそんな軽いもの、違うヨ」「本物のファイター作るためにワタシ呼ばれたヨ。そんな軽薄な番組ならワタシ、コーチ降りるよ」等と捲くし立てられ、号泣。

「あたし、ホントに格闘技が好きなんです(泣)」

「だったら示してみて!Show me your YamatoDamashii!!」

しばし考え込んだ後、エンセンチームの練習生らに混ざって、腕立て伏せや腹筋を始めるマスコット。ひいひい状態になりながらも、引き続き浜辺へのランニングに移行(伊豆の民宿を想定してるんやねw)。早くも息が上がり置いてきぼりにされそうになるが、一部の練習生たちが足を止め、彼女を励ます。

「俺は認めるぜ!君の大和魂!!(ニッ)」

「あ、あ、ありがとうございます(爆泣)」

しかし、そこで“とんでもない事態”が発生。

「オイオイオイ、青春ドラマしてんじゃねえぞ」

「なんだコラァ!!」

浜辺で繰り広げられる乱闘。オンナがきっかけの内紛。 安っぽい人間ドラマだが、掴みは十二分にOK。

そこにエンセンが駆けつけ、練習生らを投げ飛ばす。水飛沫を上げて波間をのた打ち回る若人たち(※波間に消えたのは若人あきら)。

「オマエたち、よく聞け!大和魂は誰のハートの中にもあるもの。それを見せるか見せないかは人それぞれ。オマエたち、自分の大和魂を見せたいなら体で示してみて。彼女みたいに!」

いまいち意味不明の熱弁をふるうエンセン。マスコットもしっかりフォロー。 練習生たちは波間に立ち尽くす。握り拳をそのままに・・・。

以上のように、エンセン自らがトラブルの種を蒔き、乱闘が発生し、それを自ら収束させたエンセンが独特の論理を熱く語るというのが基本的な流れのチームエンセンです。

時々横文字が顔をのぞかせる、いかにも日系人らしいたどたどしい日本語も、視聴者のハートを掴む要素の一つ。

チームエンセンはYamatoDamashiiでDreamTicketを掴むんだヨ!

(次回はチームラフター)

DREAMの人気回復に日本版TUF

自宅に郵送されたWOWOWの月間番組誌に目を通したところ、6月からTUFが毎週放送されることがわかりました。

TUFとは、テレビユー福島のことではなく、The Ultimate Fighterと言うテレビ番組の略称で、若手格闘家がUFCとの契約を目指し、ライバル達と鎬を削り合う中での人間ドラマにスポットを当てたリアリティショーです。

かつて日本でもガチンコファイトクラブと言う人気番組(の1コーナー)がありましたが、それをさらにリアルにしたもの、演出を少なくしたものだと言えば解りやすいでしょう(見たこともないのに語るのがweb新流)。

人気低迷やテレビ放映の打ち切り、スポンサー離れ等、マイナス要素の噂が絶えない日本の格闘技界に必要なものは、まさにそのリアリティショーではないかと思います。

リアリティショーとは、人間ドラマを見せることです。

TUFにおける人間ドラマで一般層をキャッチし、それを足掛かりに多くのファン層を開拓したUFC同様の手法を用いて視聴率を稼ぎ出すことが、日本格闘技界復活のための唯一にして最善の策だと断言しても過言ではないと私は考えます。

特に、K-1MAXとDREAMを抱えており、かつてはガチンコファイトクラブで一世を風靡したTBSにこの手法を用いてもらいたいもの。何なら私が番組制作を下請けしても構いません。

では早速、番組の構成を考えてみたいと思いますが、基本的な部分はTUFとほぼ同じフォーマットを用います(2チームが競い合う形)。

それと、K-1MAXとDREAMのどちらを目指すステージとして設定するかですが、次の理由からDREAMを選択しました。

・エンセン井上をコーチに据えたい。

・練習生がパンチでボコられるのみならず、チョークスリーパーで白目を剥いて失神するような、絵になるシーンを撮りやすい。

・総合は打撃の練習も行うため、特別コーチとしてK-1ファイターを招くことはできるが、K-1のトレーニングに総合のファイターは起用しにくい(コーチ役に登用できる人材が狭まってしまう)。

さて、TUFのシステムを踏襲すると言うことは、2つのチームを作り、それぞれにコーチを配置することから考えねばなりません。

チームに所属する練習生には、アウトサイダーに出てくるような喧嘩自慢を多数投入し、そこに、内向的だがナイフを隠し持っているタイプの人間や一匹狼的なナルシストを加え、些細な出来事で喧嘩が勃発するようなピリピリした状況を作り出したいものです。

そのためには練習生にキャラクターと自覚が求められますので、選考面接を十分に行ったうえで人選し、採用者には、面白いアクションを起こせば、もし1位で卒業できなくても優先的にプロデビュー等を斡旋する等の“飴”をちらつかせておく必要があります。

コーチ役は、まずは前述したエンセン井上。柔術の指導もできるし、日本総合格闘技界のパイオニアと言う歴史的に重要な役割を担った人物でもあり、さらに練習生以上にキレやすそうなキャラの立ち具合が採用した理由。練習生同士の人間関係が凪の状態になれば、過剰なスパルタ等でエンセン自ら問題アクションを起こしてくれそうな期待感に満ちています。理不尽な指導も鬼コーチに必要な要素なのです。

もう1チームのコーチには、出てもらえるならば桜庭和志を起用したいもの。実績、人気、ネームバリューは問題なし。楽しいムードの中に時折厳しさが垣間見えるような指導方針で、スパルタのエンセンチームとは対照的。ただ、桜庭はライバルチームのコーチと張り合うようなキャラではないので、補佐役として柴田勝頼を登場させ、いちいちエンセンやその教え子ら相手に小競り合いを演じてもらうのも見所になりそうです。

日本版TUFは基本的に以上のような構成です。番組タイトルはズバリ『ガチンコファイトクラブ!!』。子供も大人も期待を寄せてチャンネルを合わせるでしょう。

次回エントリーでは、今回提示した基本構成に加え、ゴールデンタイムでの放映に耐え得る内容に仕上げるためのエッセンス(臨時コーチや合宿イベント等)を提案してみたいと思います。

web新のUFCテレビ観戦記

グレイソン・チバウ。

WOWOWでダラダラと観ていた頃は、私の中では単なるブラジリアンに過ぎなかったが、こうやって地上波放送の電波に乗ると、何だかキャラが立って見えてくるから不思議だ。

宇野はバックを取られてからが上手い。日本では馴染みのこのフレーズが、オクタゴンでは虚しく響く。

岡見に負けたリナレスは打撃が下手くそで、一昔どころか二昔以上前の柔術家がMMAの舞台に迷い込んできた感じ。

リナレスの顔面にパンチを打ち込む岡見が心地好さげ。わかり安い素直なパンチしか出さない相手との打撃戦は楽しい。面白いように出鼻をくじけるから。

岡見は白星を積み重ねている割には弱そうな相手を当てがわれた風だが、、それってラッキーなのか?アンラッキーなのか?

前述の岡見同様、制空権を支配した気持ち良さ。フロリアンは面白いように右のジャブを五味に当てていた。

五味は前の手でパーリングし、奥の手でパンチを返すつもりだったが、歯痒いくらいに上手くいかない。

フロリアンのパンチは確かに伸びがあって、スピードも速いが、そんなに苦しめられるほどの代物とも思えない。随所に織り交ぜられた膝やローキックが効果的で、相乗効果もあってパンチが効いたような印象。相手の裏をかくのが格闘技の基本。

フロリアンと言えば、しばらく前、彼がアメリカの格闘技情報番組にスーツ姿で出演している様をネット動画で見た。滝川クリステルばりの子細顔でトークしている姿に少し吹き出した。

さて、今回の中継。五味も宇野も良いところなく敗退、岡見は相手が三下で盛り上がりに欠け、テレビ番組としてはイマイチだったか?

ただ、この春の番組改編期、各局のテレビ番組はどこもかしこも芸のない衝撃映像の使い回し。それに飽きた視聴者を取り込めたかもしれない。

格闘技ファンとしての私は、StrikeForceでの青木の試合が待ち遠しくなった。

UFCライトヘビー級新王者 リョート・マチダの静と動

847756dc.jpg静と動。そのコントラスの激しさがリョート・マチダの一番の魅力である。

第1ラウンドは遠い間合いでの睨み合いが続く。オクタゴンの中心でどっしりと構えるリョートの周りをエバンスが回る。時折リョートがハイキックを単発で繰り出す程度だが、これぞ“究極格闘技”と言った感じの息詰まる緊張感。

まず試合が動いたのは第1ラウンド3分過ぎ。リョートが左ミドルを放ち、その引き足が着地する前に左ストレートを放つ。それがヒットしてエバンスがフラッシュダウン。リョートは一気呵成にパウンド攻撃に転じるが、エバンスはガードして金網を背に起き上がり、再びスタンドの展開になり第1ラウンド終了。

そして迎えた第2ラウンド。パンチの打ち合いになるとエバンスの攻撃が軽くヒットする場面も見られたが、相手をぐらつかせたのはやはりリョートのパンチ。

その勝機を逃がさず、金網際でパンチの連打。エバンスは意識を失い崩れ落ちた。解説によると日系人初のUFCタイトル奪取とのこと。

リョートがエバンスをKOした瞬間、深夜にも関わらず「よし!やった!!」と大声を発してしまった私ですが、勝利者インタビューで「夢は強く願えば必ず叶うものだ」と力説するリョートを見ていて、頭の中にある歌が浮かんできました。

♪一番星に祈る それが私のくせになり 
 夕暮れに見上げる空 心いっぱいあなた探す
 悲しみにも 喜びにも 想うあの笑顔
 あなたの場所から私が 見えたら きっといつか 
 会えると信じ 生きてゆく

シンガーソングライターの森山良子さんが、若くしてこの世を去った兄を想って作った詩を歌にした『涙そうそう』なんですが、他界したそのお兄さんのイメージにリョートがピタリとはまりました。

石井慧が足りない

石井に関するニュースが少ない。

<石井vsステファン・ボナー>
UFC93の中継の中でオマケ的に紹介された石井のアメリカ武者修行の様子。その中でUFCの中堅選手であるステファン・ボナーからサブミッションを教わっているシーンがありましたが、現時点でも石井とボナーがガチで試合したら、私は石井が圧勝すると思います。

また、ランディ・クートァーと軽めにスパーリングしたシーンも流されましたが、クートァーは何気に息が荒かったです。




<石井、小川の猪木への弟子入り指令一蹴>
石井としては一蹴したなんてつもりはないのでしょうが、文字として新聞紙上に出てしまうと、石井が猪木に対してずいぶんとダメージを与えたかのような印象を受けますね。

猪木の心中も穏やかじゃないでしょうが、そこは大人の対応で、「今のMMAの源流は自分たちがやってきたこと。歴史を学ぶ意義はある」などと語った模様。正直、異種格闘技戦の歴史を学んで得られるものがあるのかどうか甚だ疑問ですが(苦笑)

そう言えば先週土曜にテレ朝で放送した猪木-アリ戦のフルラウンド映像。録画して、まだ観てません(だから何っ!?)。




<石井、覚悟決めた!2月中にも米に拠点移す>
雑音が聞こえてこないアメリカで修行に専念してほしい。

石井を悪く言う人たちって何を考えているのか?

「自分はルーキーだから現状では通用しない」と自覚し、一から修行している石井ほど殊勝な柔道家はいないでしょう。少なくとも、これまでにプロ転向した柔道家らに比べれば・・・。

瀧本の「舐めてました」発言に代表されるように、柔道界の人間はとにかくプロの格闘技を蔑視していました。格闘技雑誌のインタビューで「ヒクソンに勝てる奴は日本の柔道界にごろごろいる」なんて語る人間までいたくらいです。

格闘技ファンとしてはそーゆー連中を責めるべきでね、現役バリバリの金メダリストとしてこっちの世界に入ってきてくれた上に、驕ることなく修行に邁進している石井を悪く言う要素なんて皆無のはずですよ。

山本KIDにオクタゴンのススメ

KIDの参戦が確定しないDREAMフェザー級GPの出場選手(一部)が発表されました。

今成正和
所英男
山本篤
高谷裕之
ウィッキー聡生
大塚隆史
ビビアーノ・フェルナンデス
ミカ・ミラー
チェイス・ビービ
ジョー・ウォーレン
キム・ジョンウォン
DJ taiki vs.昇侍の勝者(2/10 DEEP)

こんな感じですが、いかがでしょうか?

KIDと接戦を演じたフェルナンデス以外の外国人選手は海のものとも山のものとも判らない連中ばかりだし、日本人選手もカルト人気の今成、HERO'Sで負けてばかりだった高谷、絶不調の所などイマイチの顔ぶればかり。これではUFCに色気を見せはじめているKIDの気持ちが解るような気がします。

顔じゃない。KIDの立場からすれば、こんな奴らを相手に負けるリスクは負えないよなぁ・・と思って当然だと思います。

また、KIDに相応しい闘いの舞台はどこなのかを考えると、日本のMMA特有のストップドントムーブなんて粋じゃないルールはKIDに似合わないと思えてくる。ロープ際にいるからって試合の流れをレフェリーに止められてしまうなんてねぇ。リングが舞台ではKIDの魅力を最大限に発揮することは難しいですよ。

それに、あの鋭い眼光は金網にすごくマッチしそうじゃないですか?

オクタゴンの中に放り込まれるKID。想像するだけで震えが来るくらいにエキサイティングです。

すがる谷川を振り切って、UFCに移籍してください。

ペンもLYOTOも活かせなかったFEGの無策ぶり

LYOTOは強かった。ものすごく力強く感じました。

ジャブを突破口にしていましたが、踏み込みのスピードは特段速くは見えませんでした。それでも当たる当たる。LYOTOのジャブが一発入る度にチアゴ・シウバが失速していくように見えました。

LYOTOのジャブはなぜ当たるのか?そのポイントは二つあると、私は素人ながらに思いました。

まず一つはモーションにあるんじゃないか。一瞬、右のパンチを打つかのような、モーションとも言えないような微かな動きが相手を惑わせているような印象を受けました。

もう一つは、ジャプの踏み込みの深さです。ジャブがしっかり当たるところまで踏み込んでいるから相手にダメージを与えることが出来るのです。これはごく当たり前の論理のように聞こえますが、相手に組み付かれることを恐れて全く踏み込めていないケースが頻繁に見受けられます。当たらないジャブはけん制にもならず、タックルを合わせられてしまいます。逆にLYOTOは強いジャブを当てているから、相手も受即攻が不可能なのです。

LYOTOの力強さは打撃のみにあらず。フィニッシュのパウンドにつながった小外刈りも力漲るものでした。

実はこのLYOTO、かつてはK-1ロマネクスやHERO'Sに出場し、何とBJ・ペンとも試合をしています。今ではUFCの顔となっているRYOTOやペンを獲得しながらも下品なマッチメークで活かし切れなかったFEG。欧米人に馬鹿にされて当然ですよね。日本の格闘技界が置いてきぼりを食って当然。

そして、今ではファンの後追いをするように青木をプッシュする無策ぶり。ファンに対して「やったことない奴ら」なんて暴言を吐くような選手がスタアになれっこない。

それに比べてLYOTOは雰囲気があるねぇ。顔つきも温か味があって好感度抜群。こーゆー選手なんですよ、スタアになれるのは。

FEGが主導権を握っているようでは、日本の格闘技界はおしまいですよ。

web新のUFC94観戦記(郷野vsフィッチ)

土日は西白河地方の雪山に泊まり込みで娘のスキー合宿に帯同していたweb新です。携帯も繋がらない、バスで来たから勝手に人里に下りるわけにもいかないで、吹雪の中、スーチー女史も真っ青の軟禁状態でした。

さて、UFC94のWOWOW観戦記ですが、まずは郷野編です。

UFCに参戦する前の郷野は、カウンター狙い、あるいは相手の攻撃を凌いで後半に逆転するスタイルで白星を積み重ねてきましたが、今回のフィッチ戦を見る限りではそのスタイルに限界が見えてきたと言わざるを得ないでしょう。

その理由として、リングとオクタゴンでの戦い方の違いが挙げられます。

郷野がこれまで戦ってきたパンクラスやPRIDEのようなリングを使用した試合では、ロープの反動で体勢が入れ替わったり、ブレイクやストップドントムーブで試合の流れが変わることが多かったですが、オクタゴンを使うUFCにおいてはパワーで勝る相手に金網まで押し込まれて、そのままパウンドでダメージを負うケースが多いのです。

そのため、オクタゴンにおいては先手必勝のセオリーがより強く試合結果に反映されるので、郷野のスタイルはUFC向きとは言えないと私は思います。

さらに、対戦相手とのパワーの差が大きいと、受けの姿勢は危険です。今回対戦したフィッチは、UFC中継の解説によると元々はライトヘビー級の選手だったそうで、そこから減量してきた選手とのパワーの差は歴然としており、ディフェンスを失敗した場合のダメージが極めて大きなものになってしまう危険性が高いのです。

ディフェンス主体の戦法はPRIDE時代にも危うさが見受けられることがありました。例えばPRIDE武士道ウェルター級トーナメント1回戦で行われた郷野vsダニエル・アカーシオの一戦も、郷野が判定で勝利を収めはしましたが、スタンドの打撃でダメージを負い、2回戦のダン・ヘンダーソン戦ではその影響もあってか顎を骨折する重傷を負う形でKO負けを喫しているのです。

今回の試合で負け越しとなった郷野のUFCですが、もし次があればどのように軌道修正してくるかに注目したいと思います。

同時に、客席の反応が芳しくなかったように見受けられたダンス入場(今回は矢島美容室でした)も次回はどう修正するのか、もしくは取やめるのかも気になるところです。

web新のUFC93観戦記(後半)

UFCに関しましては、以前のエントリーのコメント欄にも書かれていたように、どんな観点で観れば良いのか?と、取っ付きにくい部分があるかもしれません。知らない外国人選手同士の殴り合いを観させられるのは、結構しんどいですし。

しかし、変に構えてUFCを特別視することなく、他の格闘技コンテンツを観るのと同じつもりで観れば良いと思います。

面白いのか?面白くないのか?

そこに“闘い”はあるのか?

その観点から言えば、UFCもDREAMもK-1もキックボクシングもいっしょです。下手に玄人ぶらず、面白くない試合はスルーすれば良いのです。

そんなわけでUFC93のハイビジョンWOWOW観戦記・後半です。

○ホジマール・パリャーレス
×ジェレミー・ホーン
(3R判定3-0)


ホジマール・ジェレミー・ホーンは総合戦績103戦79勝19敗5分のベテラン選手。UFCには17から参戦してます。日本においてもパンクラスやリングス、PRIDEに参戦経験があるため、古くからの日本のファンにも馴染み深い選手でありましょう(ウィキペディアさまさまだなw)。

そんなホーンに何もさせずに判定勝利したのはホジマール・“トキーニョ”・パリャーレス。BTT所属の新進気鋭の選手です。グラウンド状態で、下になったホーンを仰向けになりながらコントロールするあたり、只者ではない印象を受けました。

終始圧倒しながらも一本を取れませんでしたが、本人談では、第1ラウンドで拳を骨折してしまったとのことです。

ちなみにニックネームのトキーニョは「硬い木の切り株」を意味してるそうですが、トキーニョはいかにも柔術ヲタが好みそうな響きですね。



○マウリシオ・ショーグン
×マーク・コールマン
(3R 4:36 TKO ※スタンドのパンチ)


ライトヘビーに階級を落としてきたマーク・コールマン。初代UFC王者が10年ぶりにオクタゴンに戻ってきた形ですが、アメリカの新しいファンからすると「お呼びじゃない」という風潮もあったのではないか。コールマン自身も“昔の名前で出ています”的なところを良しとせず、とにかく結果を出したいということで階級を落としてきたのではないかと思われます。

階級を落としたコールマンはずいぶんと容姿が変貌しましたが、ウェイトを落とた精悍さは感じられず、癌の長期入院治療から復帰した人間のように痩せ衰えた印象でした。

試合が始まると、階級を落としてもやはりスタミナが切れるのが早かったコールマン。戦法もタックルしてからパウンドの一本やりで、ガードポジションや下からの攻撃の技術が高度になった現在においてコールマンの戦いぶりは時代遅れの感が否めませんでした。

一方のショーグンも、第1ラウンドからガス欠状態になったコールマンをなかなか仕留められず、自身も中盤から失速。勝ちはしたものの、評価をさらに落としました。

UFCデビュー戦では、UFC新時代の象徴とも言えるフォーレスト・グリフィンに負け、今回ばレジェンド゙とは言え実際の今の闘いの場ではロートルでしかないコールマン相手にグダグダの試合ぶり。PRIDE時代の強さの面影はまったく感じられませんでした。

果たしてどのような要因がショーグンを変えてしまったのでしょうか?

格闘技マスコミの諸君には、安易な人間模様を書き綴るばかりでなく、そのような問題の原因を追究するようなレポートを書いてほしいと思うのは私だけでしょうか?



○ダン・ヘンダーソン
×リッチ・フランクリン
(判定 2-1)


近年のUFCにほとんど関心を持っていなかった私からすると、フランクリンがどれほどのもんじゃい!?って感じでしたが、立って良し寝て良しのオールラウンドファイターでした。

特に私が気に入ったのは、ダンヘンのボクシングをけん制することに効果的だった左ミドルキックです。取って付けたような蹴り方ではなくスムーズに蹴り出している姿から、体幹の強さ、バランスの良さが感じられました。

実況によると、これまではLYOTOとアンデウソン・シウバ以外に負けたことがないとのこと。驚くことにLYOTOとの対戦は『猪木ボンバイエ2003』で行われた試合でした。ヒョードルvs永田やレコvs村上の前座でそんな試合が行われていたなんて不思議な感じがしますね。

試合の方は、僅差の判定でダンヘンが勝利。ダンヘンは老いてなお強しといった感じ。例えばハイキックを決めた後に足を滑らせて尻餅をつくも、即座に体勢を立て直して片足タックルを決めたあたりの“際”の強さがダンヘンの持ち味じゃないかと私は思います。



次回UFCは、GSPことジョルジュ・サンピエールとBJ・ペンとのウェルター級頂上対決が組まれてます。また、我らが(?)郷野も三度目の参戦。強敵ジョン・フィッチを相手に結果を残してウェルター級タイトル戦線に食い込めるでしょうか?

WOWOWでの放映は2月1日(日)深夜24時からですので、観戦記はダラダラと週の半ばになりそうです。

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・とにかくすごいの一言です。(whitefixerさん)
・水芸の域に入ってますね〜♪ (アマゾン三郎さん)

web新のUFC93観戦記(前半)

K-1MAXにプロボクシングの元日本王者、渡辺一久が参戦することが話題になってますが、まともで偏りのない格闘技ファンの皆様方から寄せられたコメントを拝見すると、どうやら渡辺はK-1よりも総合参戦に備えてトレーニングをしてきたようです。

日本においてはプロボクシングから他の格闘技に転向して成功した例は見当たりませんが(その逆も然り)、近年のUFCでは元ボクサーが活躍するケースが見受けられます。

その一例が今回のUFC93でクリス・ライトルに判定勝利したマーカス・デイヴィスです。



○マーカス・デイヴィス
×クリス・ライトル
(判定2-1)


デイヴィスのプロボクシング戦績は20戦17勝(12KO)1敗2分で、ローカルタイトルも獲得しているそうです。総合戦績は現在20戦16勝4敗。転向後7戦目から11連勝を記録しています。

デイヴィスはボクサーとして活躍する傍らでグラップリングを同時に学び、自ら総合のジムを開設したそうです。欧米では日本と違ってボクシングと他の格闘技の垣根が不必要に高くないことがうかがい知れます。

また、本日開催される『アフリクション』でヒョードルと対戦するアンドレイ・アルロフスキーは、ボクシングのヘビー級世界タイトルを狙うというプランも練っているとのこと。

日本では、そのようにプロボクシングと他の格闘技を行き来するようなケースはほぼ皆無。プロボクサーがK-1や総合に転向するとボクシング界から破門のように扱われ、一方通行の状態であるのが実情です。やっぱり島国根性ってものが根深い人種なんでしょうか、日本人は。



○ジョン・ハサウェイ
×トム・イーガン
(1R 4:36 TKO ※バックマウントからのエルボー)


若手同士のこの一戦は、停滞することなく動きっぱなし。この目まぐるしさは観ている方も疲れました(笑)

地元のイーガンに勝利したハサウェイには客席からブーイングが浴びせられ、なんだか若いのに可哀相な気がしました。



○アラン・ベルチャー
×デニス・カーン
(2R 4:36 ギロチンチョーク)


序盤は打撃でもグラウンドでも優勢に試合を進めていたカーン。何度かパスガードに成功する等していましたが、次の攻撃に移行するタイミングをベルチャーが上手く狙って逃げられるという展開が続きました。

そして第2ラウンド中盤、ベルチャーが放った左ミドルが凄い音を立ててヒットすると、カーンは露骨に効いた表情を見せました。

HERO'Sでの秋山戦においてもパンチを嫌がったところを一気に攻め込まれて負けましたが、カーンはダメージを受けたことが顔に出てしまいやすいタイプなのかもしれません。

左ミドルのダメージで一気に失速したカーンは、苦し紛れに仕掛けたタックルをギロチンチョークで切り替えされ、UFCデビュー戦は無念のタップアウト負けとなりました。



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フランク・ミアのアッパーカット

遅ればせながらweb新のアンテナがUFCファイターをキャッチし始めました。

前回のエントリーにも書きましたが、12月になってからにわかにWOWOWを観るようになったためで、『UFC92』も録画視聴したのです。

その主な試合結果を当ブログに寄せられた親切なコメントやスポナビ等で知ってしまった上になかなか暇もないため、暮れにノゲイラvsミアを観ただけですが、このミアがとんでもなく強く、逆にノゲイラは自分を見失っているかのような戦いぶりでした(全く寝技に持ち込む素振りを見せませんでした)。

まず私が目を見張ったのは、スタンドの打撃の攻防におけるミアの柔らかい身のこなしです。パワー任せにラッシュをかけるのではなく、相手の打撃を見切りながら攻守を切り替える。マッチョバディに似合わぬ柔軟な上体の動きとステップワークに驚きました。

そしてもう一つ着目したのは、ロングレンジのアッパーカットです。試合序盤に何発か決まり、ノゲイラは実質的にこのアッパーにやられたように感じました。完全に出ばなをくじかれました。

実はそのアッパーが炸裂した瞬間の画像をキャプチャーしておいたのですが、自宅のデスクトップに保存したままでサーバーにアップしておりませんでした。本来であれば当エントリーにその画像をアップしたいところでしたが、昨日から出先にいるため不可能です。リモートデスクトップなんて洒落た環境を私が構築しているわけもなく。

やっぱり私のようなモバイラーは、データをローカル環境に保存するのではなく、格闘技関連のデータくらいはウェブストレージに保存すべきなのでしょう。今時は無料で何GBものスペースを確保できるのでしょうから。

話が逸れましたので、軌道修正します。

ミアの戦いぶりを見ていて、やっぱり私はK−1が好きなんでしょうね。ついついK−1と比較してしまいました。

“立ち技最強”の看板を今なお恥ずかしげもなく掲げ続けるK-1ですが、ミアのようなロングのアッパーを打てる選手がいますかね?接近戦でのアッパーならばコーナーやロープ際でもじゃもじゃ混戦してる最中にお茶を濁すような感じで容易に打てますが。

ジャブも打てない。ロングレンジのアッパーカットも打てない。ではK−1ファイターはどんなパンチを打てるの?当たれば儲けものの大振りフックと、ジャブで距離を掴むことなく適当に打ちっ放しするストレートくらいか。

私のK-1叩きはまだまだ終わりそうもありません(苦笑)



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web新がネット動画を観た! シウバがUFC復帰後初勝利

0de378d0.jpg〔今日の画像〕劇場版エヴァを46型プラズマテレビで鑑賞。ちなみにテレビ版では正八面体の形状のまま変形しない第5の使徒・ラミエルですが、新劇場版では第6の使徒となり、鳴き声を発したり様々な形に変形したりと、生き物らしくなりました。

シウバのUFC初勝利の話題の前に、「金が無くても大画面テレビが欲しい」という欲張りなあなたにオススメの商品を紹介します。

42型フルハイビジョン液晶テレビがなんと¥99,800!

大画面テレビでDVDあるいはBDを堪能するという高尚な趣味を、私1人で独占するのは勿体無い。そんな思いでこの商品を紹介させていただきます(「私1人」って・・・w)。

以下に記す細かいポイントにはこだわらず、「とにかく大画面テレビが欲しい」、「web新のように優雅なホームシアターライフを送りたい」という人はぜひこの機会にお買い求め下さい(2DK住まいのどこが優雅なんだよw)。


≪web新が所有するビエラPZ800との違い≫

・液晶とプラズマの違い。

・マイナーメーカー製である(byd:sign製)。

・画面のサイズは42型ということで、我が家の46型ビエラより一回り小さい。

・視野角が狭いらしい。

いかがでしょうか?42型フルハイビジョンテレビが10万円未満で購入できるんです。web新の46型には4インチ及びませんが、大画面であることに変わりはありません。

さらに、これからの必須端子であるHDMI端子が、なんと4つも付いてます。

責任は持ちませんが、ぜひこの機会にお買い求めください。

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ついでに我が家のホームシアターの近況を紹介します。

6畳の洋間に設置されたパナソニック製プラズマテレビのフラッグシップモデル・ビエラPZ800は、圧迫感を感じるほどの大きさです。とにかくでかい。

既に40型以下を購入した不幸な人々の話を聞くと、

「買ったばかりは大きいなぁと感じるが、しばらくすると慣れてしまう」

というのがもっぱらのケースのようですが、このでかさには慣れようがありません。黒くて大きなご神体が鎮座しているようなものですから。

さらに、ビエラリンク対応の3.1chラックシアターが便利で、音も良い。私が先に帰宅し、音と映像を楽しんでいると、後から帰って来た妻に「地鳴りがしてるみたいだから、やめてくれ」と怒られるほどです。

将来的にはリアスピーカーを購入して5.1chサラウンドシステムを構築しようかなと考えてます。

私の話を聞いても、頑なに「見れればいいや」とお考えの方々も少なくないでしょう。しかし、この私でさえ、つい最近までは20インチと17インチのブラウン管テレビを普通に利用していた口なのです。

ぜひ一度、メーカーショールームや大型量販店のホームシアター体験コーナーに足を運んでもらいたい。間違いなく考えが変わるはずですから。

さて、シウバが秒殺でUFC初勝利を挙げました(動画はこちら)。

相手はキース・ジャーディンでしたが、シウバのパンチを怖がり過ぎていたように感じました。

萎縮したようなジャブが当たるわけもなく、適切なジャブを放てなければ当然右も当たるわけがない。そんな中でローキックを苦し紛れに繰り出したところにパンチを被弾。そのままグラウンドで上から殴られレフェリーストップと相成りました。

多くのファンはシウバを打撃のスペシャリストと思っているかもしれませんが、決してそんなことはありません。たしかにパンチは強いですが、過去のPRIDEにおける試合ではカウンターのパンチをもらって腰が落ちるようなシーンが何度か見られました。

被弾してからのフォローが上手い(すぐに組み付いて回復を待つ)点がシウバの強さの秘訣だったと思うわけですが、ボクシング技術と長いリーチのある選手と対戦することが多くなるであろうUFCにおいて、私はシウバが苦戦すると思ってました。

シウバもその辺は解っているようで、階級を下げることも検討中のようです。

私としては、PRIDEで活躍したシウバが金網の中で血まみれになり大の字になるシーンは見たくないので、階級を下げてもらいたいなと思います。

郷野にはもう一桁多く儲けてほしい

郷野ブログが数日ぶりに再開しました。

正月の間、郷野は帰省し、「姉や甥っ子たちとも久しぶりに会って遊んだり、ご飯をご馳走したりお年玉をあげたりで散財した」そうです。郷野にとっては生れて初めての本格的な散財だったことでしょう。

これもUFCでの一本勝ちボーナス600万円のおかげです。プロ格闘家が大盤振る舞いできるなんて、良い世の中になったものです。何気ないエピソードですが、実は画期的なことじゃないでしょうかね。

しかし、郷野にはその程度で満足せず、もう一桁多いファイトマネーとボーナスを稼いでほしいと思います。

≫数年前から郷野を高く評価してきた私です(だからなに?)。過去の郷野関連エントリーはこちら

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アメリカンプロレスの逆襲 〜レスナーUFC参戦〜

亀田狂想曲も一応の納まりを見せ、ブログランキングの順位もそれぞれ落ち着くところに落ち着いた感があります。秋の陽光を浴びながら、湖畔をウォーキングしている人々を眺めるようなまったり感。『K-1心中』も例外ではなくポイントが減りましたが、不思議と心地良い気分です。

さて、今日はブロック・レスナーのUFC参戦が決定したことで、「アメリカンプロレスの逆襲」と題したコラムを書いてみようと思います。最後までよろしくお付き合いください。って、コラムニスト気取りかよ。



金曜夜8時には必ずTVの前に座っていた私たちの世代にとってアメリカンプロレスとは、強さとは縁遠い、派手なエンターテイメントといった印象が強いものでした。

一方で、UWFに代表される格闘技の要素を取り入れたプロレスこそが最強であると信じ込んでいました。「格闘技の要素を取り入れた」と書きましたが、それは今であるからこそ書けるのであり、当時はUWFこそが最強の格闘技スタイルであると信じて疑わいませんでした。

そのように盲目な大多数のファンの後押しを受け、UWFは必要以上に増長しました。

「UWFに対応出来るアメリカの選手は少ない。アイアンシークが出来ると聞いたが」

これは、UWF全盛時代の前田か高田の発言です(『別冊・プロレス昭和異人伝』から引用)。

本気の発言だったのか、UWFのスタイルをアピールするための宣伝だったのか、私にはわかりませんが、当時この発言を聞いた日本のプロレスファンの大多数は、それを鵜呑みにしたはずです。

まさにアメリカンプロレスとは、強さという概念と程遠いものであるという印象を我々は抱き続けたのです。

しかしその実態は、アメリカンプロレスラーの多くがしっかりとしたアマチュアレスリングの下地を持つ選手だったのです。

そして、MMA全盛の現在、数多くのアマレス出身選手がその舞台で活躍しています。アマレスの強豪たちにとっての選択肢が、プロレスだけだった時代からプロレスかMMAかの2択に変った。それだけのことです。

往年のアメリカンプロレスラーたちが、現在のアマレス出身選手のようにMMAに対応できる練習を行なったとしたら、当然そこでも光り輝くことが出来たはずです。

ブロック・レスナーは、NCAAレスリング王者からプロレスに転向し、そして今回UFCに参戦します。UFCのヘビー級ファイターにとっては脅威でしょう。

アメリカンプロレスとは、オーバーアクションが売りの単なるエンタメプロレスにあらず。その根幹にあるレスリングの強さというものをオクタゴンの中で存分に発揮して欲しい。アメリカンプロレスを曲解していた者として、懺悔の意味を込めてレスナーの活躍を心から祈ってます。

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web新のプロフィール
観戦暦:30年。格闘技入賞歴:新空手K-2トーナメント、K-1モンスターチャレンジ、土浦市長杯。戦績:17試合13勝4敗9つのKO勝利。新空手史上最短KO記録保持(5秒。但し非公認)


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