K-1

Ustream対談・プロレス昭和異人伝×上井文彦

上井氏は元新日本プロレスの役員で、K-1谷川EPとのホットラインで新日本vs.K-1の対抗戦を仕掛けた人物。

柴田と天田ヒロミのK-1ルールの試合は刺激的だった。まさか柴田がファーストダウンを奪うとは!

今日はわずかな昼食の時間を割いての更新故に、これだけしか書けないが、プロレスと格闘技のミッシングリンクの鍵を握る重要人物と、我等がshingolさんがどんな対談をするのか期待大!

二人で酒飲んで喧嘩になっても面白い。そんなグダグダな展開を逆に期待してたりする私(笑)

詳細は下記のリンクから辿って探して下さい。

時間がないので失礼します。





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K-1は大丈夫?

女神様みたいなベッピンさんになれるんやで。

なれるんやで〜。

からの〜今年のK-1はどないなるの?

web新の格闘ウィークエンダー110128(相撲不祥事、ニック、K-1)

<生き難い世の中>
お相撲さんが暴れてガラスを割った。それがどうした?

飲食等に関しては一般人に比べて数倍の金を落とす関取衆。ガラスの1枚2枚で騒ぐんじゃないよ。持ちつ持たれつじゃないか。今までそうやってきたんだろ?

まさか飲食店経営者が訴えたりしてるわけじゃないよな?どうせ、ろくに消費もしない小市民が騒ぎ立ててるだけなんだろう。あ〜、やだやだ。



<ニック・ディアスがボクシングマッチ>
ESPN.comでニック・ディアスが年内にプロボクシングの試合をすることをシーザー・グレイシーが示唆。ストライクフォースとの契約でも認められているとのこと。現在ボクシングプロモーターと交渉中でスーパーミドル級(168ポンド)で試合をするとのこと。対戦候補としてフェルナンド・バルガスとリカルド・マヨルガを挙げています。MMAアイアンマンより)

これは観たい!!対戦相手も、ボクシングファンではない私でもピンと来るビッグネームじゃないですか。

このワンマッチだけで構わないから、スカパーでPPVして欲しいなぁ。料金は1,575円あたりが妥当でしょうか。

目玉が1試合のみの外国人同士のボクシングマッチに3,150円は払いたくない(笑)



<K-1の価値>
パンチとキック、膝蹴りが有効。

ローブローとの違いが不明瞭なローキックによる試合中断がしばしば。

首相撲からの攻撃が1回きりに制限されたり、首相撲が反則になったり。

長身選手に前蹴りとジャブを有効活用されると太刀打ちできない選手ばかり。

毎年変わらない顔ぶれで、新顔はMMA頼み。

外にK-1の特徴を言い表す事象があったらコメント欄にお願いします。

K-1は一度解体するべきじゃないですか?

だって競技としての魅力に乏しく、純粋なK-1ファイター同士の試合では全く盛り上がらないんだから。

ボクシングマッチやSBルールの試合を試行してみたり、団体対抗戦をやってみたり、バラエティに振った構成の選手発掘イベントを開催してみたり。

とにかく現在の軟式キックボクシングみたいなルールを続けていては、明るい未来は訪れませんよ。





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web新のプロ格雑感

<ヤル気が感じられないTBS格闘技番組クルー>
TBSのホームページ内に『格闘技スタッフブログ』というコーナーがある。

K-1MAXやDREAMの舞台裏を紹介したり(100kg級の女がデリバリーされて来た時のようなPのように頭を垂れまくる、才賀戦後のナオキック@控室の様子垣間見せてくれたり)、チードラの海浜合宿やK-1群馬合宿の様子を紹介してくれたりと、ちょっぴり有益な情報を伝えてくれたりしていたが、もう1カ月以上も更新されていない。

古木のDynamite!!参戦会見ネタから更新なしって、どんだけヤル気がないんだよ。格闘技が好きじゃない人間が番組を作っているという根本的な問題。

人を笑わせることが大好きな人間が作ってるガキの使いに勝てないわけだよ。



<ダッチなセンスにご用心(キョンキョン風)>
「It's ShowtimeとK-1が協力する時、私は必ず意見を提案する。そしてその大半は受け入れてくれた。私が計画していたカードはバダ・ハリ vs. グーカン・サキ、ピーター・アーツ vs. タイロン・スポーン、ヘスディ・カラケス vs. アリスター・オーフレイム、あとエロール・ジマーマンを誰かと対戦させるつもりだった」(MMAアイアンマンより)

アリスター絡みのカードはさて置き、ハリvs.サキ、アーツvs.スポーン、そしてジマーマンの試合なんて、脳みそ活動停止状態のKヲタ以外誰も喜ばないよ。出されたお膳は何でもいただきますよ的な人でもなければ。

イッツショウタイムが世界の立ち技格闘技を統括するようになったら終わりだ。ダッチムエタイに興味なし。

それに、日本のDREAMとか戦極、DEEPもそうだけと、もう少しまともなイベント名称が思い付かないものか?

"イッツショウタイム世界ヘビー級王者"なんて肩書は名乗りたくない。一般人には嘲笑の対象になるだけ。

みたいな〜☆



<秋山成勲の逆襲>
06年のDynamite!!に、ヌルヌル事件という大きな汚点を残した秋山。格闘技ファンは徹底的に秋山を糾弾し、その活動はスポンサー降ろしにまで発展するという惨たらしさを晒すまでに至った。

そして秋山は09年から国外に活動の場を求め、以降の2年間での試合数はわずかに3試合で、戦績は1勝2敗。

それでもセレブな秋山成勲。そんな彼が大手を振って日本に逆上陸する。

PRIDEヲタの諸君、どんな気分だい?(笑)



<SRC大澤の対戦相手は“総合キラー”鈴木博昭に決定=2.19SB>
シュートボクシング(SB)の2011年シリーズ開幕戦「SHOOT BOXING2011 act.1」(2月19日 後楽園ホール)に初参戦するSRCの大澤茂樹の対戦相手が鈴木博昭に決定した。スポナビより)

ふむ。

敵地K-1のリングでK-1ファイターを倒した総合格闘家。

自分に有利なSBルールで総合格闘家に2勝した程度で"総合キラー"と囃される鈴木博昭。

信じるか信じないかは、あなた次第です!(ニュアンスが全然違うだろw)



<弘中がSBに再登場>
元UFCファイターの謳い文句でDREAMにも出場経験のある総合格闘家・弘中邦佳が2度目のSB参戦を果たすとのニュース。

前回は昨年2月の黒木戦をKO勝利で飾ったらしい。その時の写真が・・・これだ(1・2・3)。

こんな脇甘なへっぴり腰に負けた黒木何某。まさか今もなおプロフェッショナルを名乗っての格闘技ごっこはやっておるまいな?

そして今回弘中はSB中量級のエース・梅野との対戦を希望しているとのこと。

その資格の有無は・・・?

大いにあると私は思います。だって、実績は1試合のみとは言え敵地での他流試合でKO勝利を収めている訳だから。

むしろ、もっと早い時期に実現しているべきカードだ。まぁ、外敵相手にホームで恥をかいたというアングルを1年間も寝かし続けるところがSB協会だよな。身内の恥は無かったことに・・・的な体質。この、小馬鹿野郎どもめが!

奇しくも弘中は、昨年のS-cupで大活躍したトビー・イマダにあやかって「和製トビーを目指す!」と宣言しているらしいが、代打出場したトビーにホームリングを蹂躙されても黙っているのかい?SB協会さん♪

このど堕落どもめが!



<ファンが誇れるプロレスラー>
IGFのアントニオ猪木会長(67)が25日、福岡市内の児童養護施設「和白青松園」を初代タイガーマスクの佐山聡(53)と訪問した。リアル虎戦士である佐山は、猪木の後ろで一歩引いて施設訪問。“タイガーマスク報道”に関する取材が殺到していたが、「取材はすべて、遠慮させていただいた。逆にこの動きに乗ってはいけないと思った。みなさんは善意でやられている。僕が利用しているようにならないよう慎重になっています」と明かした。(スポナビより)

佐山先生のようなプロレスラーがいることを誇りに思います。

一方のアントンは話題に乗る気まんまんな気がしますけどw




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ボクシングを侵略しろ!

最強の侵略者。それが昭和の正道会館だった。

空手の各流派大会に選手を送り込んでは優勝をかっさらい、キックルールで大物キックボクサーに勝利し、総合格闘技にまで進出を果たした。

しかし、今はどうだろう。どんな選手が活躍しているのかすら分からない。

それも致し方ないことだ。正道会館=立ち技最高峰K-1のイメージが定着し、侵略すべき相手がいなくなったのだから(極真も分裂騒動で価値が激減した)。

であれば侵略する相手を探せば良い。新時代・正道会館のアウトバウンドフライト。石井館長には、ブログで世迷言を語る暇があるならば、シボース卿のように新天地探しに旅立ってくれと言いたいものだ。

その矛先はボクシング以外にないだろう。

奇しくも西日本ボクシング協会ではヘビー級のランキングを設けるとのこと。

当面、選手の水準は高くならないだろうから、天田ヒロミを大々的にボクサー転向させてもらいたい。

併せてライトヘビー級もしくはクルーザー級も設定されるならば、是非とも金泰泳を送りこんで欲しい。日本国内に金を超えるポテンシャルを有した重量級ボクサーなど存在しないはずだ。

K-1ともども正道会館が足踏みを続けた結果が、巷で噂されてる惨状だよ。

BoxFightも新たな格闘技ルールの提案として魅力的ではあるが、あくまで“軟式ボクシング”という扱いだ。そこに甘んじたところで大衆は振り向いてはくれない。

「初代西日本ヘビー級王者」として格闘家の名前がスポーツ新聞を賑わす時代が来ることを強く望む。脱肛するほどに。





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FEGの実態は?

昨年11月に行われたK-1MAX大会での石井慧戦が発表されながらも、試合直前にケガを理由にキャンセルとなったナンセン。

そのマネジメントを務めたと思われるRay松村氏のブログ記事を読んだ私は、非常に不愉快な気分になったのを覚えている(2か月前だもん、そりゃ覚えてるだろw)。


石井を逃した ナンセン !


何が「無念のドクターストップ!」だよ!と。診断書見せてみろ!FEGの足元を見てのギャラ釣り上げ交渉が決裂しただけじゃないかよ!と。

そして、これから海外に戦場を求める日本人ファイターが増えるようになると、この松村氏のような悪徳ブローカーが幅を利かすようになってしまうのかと不安になったりもした。

しかし、先日ボブ・サップが激白した内容−FEGは金に汚すぎるぜフハハハハ−を読むと、ナンセンは泣く泣く石井戦を回避したんじゃないかと思えるようにもなった。

来日後にギャラの大幅なダウン提示が為されると、ナンセン陣営はそれを飲まずに出場拒否を決断するに至った・・・とは考えられないだろうか?

そしてナンセン陣営は、ギャラ問題について公言することを良しとせず、ケガでの欠場扱いを認めるに至った、と。

あり得る話だと思うなぁ。




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アリスターvsセフォーが見たいです!

余りにも豪華過ぎる顔ぶれに、こちらが引いてしまいそうな勢いのStrikeForceヘビー級トーナメント。

1回戦カードは以下のとおり。

エメリヤーエンコ・ヒョードル
アントキノ・シウバ

アンドレイ・アルロフスキー
セルゲイ・ハリトーノフ

アリスター・オーフレイム
ファブリシオ・ヴェウドム

ジョシュ・バーネット
ブレッド・ロジャース

ロシアの皇帝、ビッグフット、元UFCヘビー級王者、落下傘、K-1王者、60億分の1幻想を粉砕した柔術家、元UFC王者にしてプロレス代表、アルロフスキーを秒殺した男

もうこれだけで脱肛するくらいにお腹いっぱいなわけなんだが、K-1ファンの私としては、と言うか存在そのものがK-1である私としては、リザーブマッチにビンビン反応してしまいます。

レイ・セフォー
バレンタイン・オーフレイム

これは堪らんでしょ。願わくばセフォーに勝ってもらって、本戦で誰かリタイアしてもらって、因縁のセフォーvsアリスター実現の神アングルが見たい‼つーか、それしか見たくない‼ってくらいの勢い。

実現しで下さいませ☆





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RENAを世に送り出せなければ切腹もの

我に宿るは平家の怨念(ベンッ)
我に宿るは平家の怨念(ベンベンッ)

見える、見える・・

蝶野のケンカキックとSTFに散々苦しめられた"破壊王の息子"橋本大地が、どこから湧いてきたのか分からぬパワーを漲らせてミドルキックを連発する姿が見える・・

我に宿るは平家の怨念(ベンッ)
我に宿るは平家の怨念(ベンベンッ)

さて、今日は珍しく女子格闘技の話題だ。

私は見逃してしまったのだが、"女子SBのエース"RENAが男性芸人と試合をした『炎の体育会TV2011』というバラエティ番組が放映され、その視聴率が発表されたが、特にRENA出演部分が高視聴率を記録したらしい。(スポナビより)

平均視聴率11.8%のところ、RENAの部分は16.8%をはじき出したらしいから、これは大健闘と言えるだろう。

すんません。「はじき出した」だなんて下衆な言葉を使ってしまって。今時の格闘技ファンは、「数字を持ってる」みたいな業界用語を恥ずかしげもなく使うからなぁ。自重しよう。

話が逸れたが、人気芸人も出演していたとは言え、これだけの数字を持っているRENAをFEGが放っておくわけがない。Dynamite!!では遅いので、K-1MAXあたりで起用するんじゃないか?

つーか遅いよ!本来ならば昨年のDynamite!!で使うべきだった。何でもかんでも後手後手なんだよな。

まぁ、昨年に起用していたとしても、FEGとTBSのバカタレどもが演出する訳だから、彼女の魅力を視聴者に伝えられないまま終わるだけだったろうがな。

で、今年になって遅れ馳せながらRENAをMAXのリングに上げるとなったら、どんなルールで試合をさせるのだろうか?

私だけかもしれないが、美しい女性には立ち関節技が似合うんじゃないかと思っている。合気道のように敵を捻り上げる姿が楚々とした風情で何ともたまらない。

RENAの魅力を余さず伝えるにはSBルールしかないのだ。

これを機会に、SBをK-1の下部組織に編入させ、K-1シュートルール部門を発足させてはどうだろうか?

K-1ルールに適応し、負けない戦い方を身に付けた選手が増えた現在、多様なルールで観客を飽きさせないようにすることもK-1人気低迷を打破する手法の一つとして有効なはずだ。

RENAにはK-1に新ルールを発足させるだけの魅力はある。

この美しさだもん。












ゴメン、間違えた。

この美しさと包容力だもん。












ゴメン、また間違えた。

この美しさだもん。












ゴメン、また間違えた。

この美しさだもん。












また間違えた。微妙でゴメン。

この美しさだもん。

格闘技の世界でこの美しさは奇跡だよ。この素材を世に送り出せなかったとしたら、言葉が見つからないくらいに私はSBやFEGを罵りたい気持ちになるだろう。

RENAがどのような経緯で今回TV出演するに至ったか分からないが、どこかに私と同じ想いの人がいたんじゃないかと思う。

この想いを具現化してくれてありがとう!

くしくも佐藤嘉洋がツイッターで「(RENAは)AKBの背が低い人に似てる」と呟いたが、ホント高橋みなみにそっくりだわ。

ぃゃ、「高橋みなみはRENAにそっくりだ」というのが正解。それ程に大衆に知られる存在になって欲しいものだ。





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K-1リベンジ

web新の後を追ってくる日本の格闘技界。いや、私が先走りし過ぎるのか?フライング気味なのか?

その一例が、昨年のDynamite!!で行われた京太郎vs.ゲガール・ムサシ戦の煽り文句として使われた"K-1リベンジ"という概念。

K-1ファイターが他流試合で恥をかく度に私が言い続けてきた文句を、プロの作り手もやっと用いてくれたのかと嬉しくなった。

K-1が負けようが、ステータスが下がろうが、別にどうでもいいやって感じの大人しめのK-1ファンをヒートアップさせるために、これからも微力ながらアジテーションをしていきたいと思う。




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今年の日本格闘技界でこれが見たい‼

日本格闘技界で今年実現させねばならないカード(もしくはムーブメント)をいくつか挙げます。


<自演乙vs.菊野克紀>
もはや説明は要らないこのカード。MAXの年頭大会でいきなりカードを組むべき。それが出来るか出来ないかで2011年のMAXの浮沈が決まるだろう。

ワンクッション置く余裕なんて無いんだからな。そこをよく理解するように。

このカードは主催者にとっても好都合なんだぞ。

主催者としては何としても世界大会まで進ませたい自演乙だが、彼が日本予選をニ連覇する保証なんてどこにもない。いや、むしろ敗退する可能性の方が高いかもしれない。菊野とのスペシャルワンマッチは、強さという点では信頼性に欠ける自演乙に予選免除の特権を与える良い口実になるじゃないか。

このワンマッチに勝利すれば自演乙は世界大会出場確定(菊野が勝利した場合は対処を検討)。これで何も問題ない。文句がある選手がいれば、こう言ってやるが良い。

ダッタラオマエモプロニナッテミロ



<K-1リベンジ>
自演乙が青木に激勝したことで希薄された格好だが、ヘビー級王者の京太郎がムサシに負けた試合は印象が悪い。

このバカタレには、まず横浜大会のリング上でベルト返上式をやらせて、大晦日の反省文を読ませる。生卵を投げ込む桜を動員するのも忘れるな。

ヘビー級王者が他流試合に負けたのだ。これでも生ぬるいくらいだ。

しかしまぁ、数年前に私がMMAファイターのパンチを評価してK-1参戦を強く訴えていた時期、MMAファイターのK-1参戦を真っ向から否定していたK-1信者たちはこの現状をどう思っているのだろうか?

K-1心中とその他との根本的な違いがそこなんだよなぁ。



<桜庭レジェンド最終章>
もう先が長くないであろう"レジェンド"桜庭。ウェルター級転向初戦は、耳が削げ落ちそうになってのレフェリーストップ負けということで、この後何試合こなすことができるのだろうかと不安な気持ちにさせられた。

ならば、桜庭と拳を交えることでチンカス格闘家どもにはその生き様を感じ取って欲しい。爪の垢を煎じ飲みして欲しい。

桜庭がウェルター級まで落としたことで、数年前までは私とK-1心中支援者以外誰も夢想すらしなかった夢のカードが現実的に組めるようになったのだからな。

それに桜庭が外人選手に負ける姿は見飽きた。日本人対決が見たい。




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K-1リベンジを成し遂げられなかった京太郎の弱点。そして2011年のK-1は・・・

自演乙vs.青木関連のエントリーに対する皆様方からのコメントを拝読しました。

いろんな見方があるもんですね。そりゃそうです。格闘技は算数じゃないんだから、これが正解!なんてものはないのです。

よく専門誌等で「青木真也とは何か!?」みたいな記事を見かけますが、そんなもんは見た人それぞれの中に像が作り上げられるものであって、いちいち定義付けをすることには大した意味はないと思います。

大切なのは、どんなスキャンダルが起きたとしても、それでも格闘技って面白い!という純粋な気持ちを持ち続けること。K-1心中を更新していく中で「このブログを読んで、そんな見方もあるんだなと気付かされた」みたいなありがたいご意見を頂戴することもありますが、もちろんそれに奢ることなく、一人でも多くの格闘技ファンの方々と格闘技の面白さを話し合えるコミュニティを作り上げていけたら良いなと思う次第です。

また、「辛口の批評を楽しみにしてます」というご意見もしばしば頂戴しますが(ありがとうございます)、私自身は辛口のつもりも、批評をしているつもりもありません。格闘技が好きであればこそ、自分の子供を厳しく叱るように自然と言葉が辛らつなものになってしまうのでしょう。

さて、青木問題はひとまずお休みして、今回は京太郎のK-1リベンジマッチについて書いてみようと思います。


Dynamite!!2010 第7試合 K-1ヘビー級ワンマッチ
○ゲガール・ムサシ(判定3-0)京太郎×
※京太郎は第2ラウンドにパンチでダウン1



京太郎の敗因は、リーチの短さからくる打ち合う姿勢の悪さ。彼は打ち合いになると相手に正対する癖がある。いや、癖というか、そうせざるを得ない。

リーチが短いという身体的特性があるため、斜に構えたのでは奥側のパンチが相手に届かないから、打ち合いになると、胸を突き出した非常にリスキーな格好で相手と向き合うことになり、パンチを被弾し易くなってしまうのだ。

それでもこれまでは何とかヘビー級戦線を勝ち抜いて来たが、ゲガール・ムサシのボクシングテクニックがたまたまその弱点を突いた格好になった。

今回の試合は京太郎にとって、08年大晦日に自身の“前任者”をKOしたムサシへのK-1リベンジという位置付けのカードだったが、それに失敗した。これが5ラウンドマッチだったら結果は違っていただろうという声もあるが、それはあくまで仮定の話。この試合は両者ともに3ラウンドマッチとしての戦い方をして、この結果になったのだ。だから京太郎の大惨敗と私は見ている。

しかし、それでも彼がK-1ヘビー級タイトルの保持者であることには変わりない。1階級下の総合格闘家にダウンを奪われた末に黒星を喫したK-1ヘビー級王者、京太郎。

次のK-1は春の横浜大会になるだろうが、失地回復のためにK-1はどんな手を打つのだろうか?それとも何も無かったかのように唐突で無意味な相変わらずのマッチメイクをするのだろうか?

失地回復と言えば、-63CLUBの大和哲也も危ない試合をした。私が12月19日に更新したエントリーで予想したとおりに苦戦した訳だ。

もうヘビー級とかライト級とか区分してる場合ではない。春の横浜大会は、ワールドGPシリーズもMAXも一まとめにして、K-1とMMAの対抗戦を主軸にするべきだ。

そこには是非とも、自演乙vs.菊野克則の一戦を組み込むことを主催者に提案したい。そして、自演乙が青木に勝利した感動と驚きをその場限りで終わらせず、自演乙戦に名乗りを上げた菊野のやる気も無駄にせず、それら幾つかの点同士を線で結んだストーリーを構築し、2011年のシリーズで展開して欲しい。

2011年のK-1を盛り上げるには、それが一番有効な手段のはず。

ただ、谷川EPはそーゆーところに鈍感だし、マスコミも何をどうすれば格闘技が盛り上がるのかが全く分からない状態だから困るんだけど・・・。





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勇気のチカラに程遠い石井慧

石井vs.バンナ。これを楽しみなカードと受け止めることが出来る人っているのかな?いるとしたらどんな人たちなのかな?

私は石井がアリスター戦を受けるものだと信じていたのでガッカリした。結局は自分のことしか考えない並みの選手ってことだよ。アマチュアとしては一流だったが、余りにも自己中過ぎるとプロの世界では通用しないからな。

ネット上のファンの反応を見ると、"石井が実力主義の選手ならば、容易に勝ちが見込める相手との試合は組むべきではない"という声が圧倒的に多い。

そこに来てのバンナ戦。これがファンに受け入れられるとは到底思えない。

石井がバンナに勝ったところで何が起きるか?完全に峠を越しており、スタミナ切れによる試合放棄までやってしまうような老兵に勝ったところで、何も起きる訳がないだろう。

逆にバンナが勝ったところで、彼がMMAの第一線に躍り出るなんてことにはならない。

主催者としては第2回猪木ボンバイエでの"安田劇場"の再現を狙っているのかもしれないが、十年前のバンナとでは価値が大きく違うからなぁ。

石井vs.バンナは、どう転んでも美味しくないカードでしょ。

そう言えばアリスターはUFCをリリースされた(トラウトフィッシングかっ!)トッド・ダフィーとの対戦が噂されているが、むしろこの元UFCファイターを石井の相手とするべきではないか?

かつてはUFC入りが噂され、その周辺でトレーニングを積んでいた石井。そんな彼を日本格闘技界の主役足り得る存在にまで持ち上げるためには、この元UFCファイターをフィルターとした実力査定マッチを組むのがベターだと思う。

大晦日としては弱いカードなんて言うなかれ。日本では無名のダフィーだが、事前番組で未知の強豪として紹介すれば良いだけの話。

実際にダフィーは、PRIDE常連ファイターだったアスエリオ・シウバをパウンドで葬っているし、ジョシュ・ベネットという選手にもTKO勝利を収めている。少し発音を濁しさえすれば、ジョシュ・バーネットに勝利した強豪選手だと勘違いする一般の格闘技好き視聴者だって現れるだろう。何も嘘をつくわけじゃない。事前番組は作り手の腕次第なのだ。

石井vs.ダフィーが決まれば、残るはバンナとアリスター。この両者をK-1ルールで対戦させない手はないだろう。

アリスターがGP王者になった今、K-1最後の砦はバンナ以外にない。MMAでの賞味期限は切れたバンナでも、"K-1の番長"としてイメージはまだ辛うじて保ってはいるだろうし、そんなギリギリのバンナに対する視聴者の意地の悪い欲求にも応えられるだろうし、さらにはK-1におけるアリスターに対して投げかけられている技量面での疑問符を一つ解消するためにも(意外とハードパンチャーとの対戦が少ない)、このカードは今年の大晦日が旬ではないかと思われる。

石井vs.バンナが決定した今となっては、実際には大晦日での実現は不可能だが、3月の横浜で是非組んで欲しいカードではある。

でも、バンナが受けて立つかな?どうだろうな?かつては外敵相手に圧倒的な勝ち方を披露して、K-1ファンの溜飲を下げてくれたバンナだが、現在の両者の力量を鑑みると、バンナはアリスターから逃げるんじゃないかと思われる。

アリスターから逃げた石井に、斜陽のバンナ。「勇気のチカラ」というサブタイトルには程遠い者同士の一戦が、まさかメインイベントになるまいね?

大晦日はK-1が試される日

何も見えていない格ヲタ諸氏からは総合寄りの人間だと思われがちな私だが、実際にはK-1あるいは立ち技を愛する人間であり、私の本位を知る者からは、むしろ“戦う立ち技真理教”等と揶揄されたこともあったくらいだ。

そんなK-1寄りの私だから気に病んでいるのかもしれないが、総合格闘家に比べてK-1ファイターはひ弱な印象がある。どうも逞しさに欠けるのだ。

その要因はいくつか考えられる。

まず、体の作り方。試合の中で相手の体の重さを受け止めることがない立ち技格闘技の場合、筋量を増やすことはせず、スタミナ重視の細身の体作りをする傾向が強い。

にも関わらず、これまで立ち技格闘家が総合の試合にのこのこと出て行き、総合格闘家の圧倒的なパワーで一捻りされてしまったり、己の土俵であるK-1ルールの試合においても、相手の短期決戦ペースに引きずり込まれてKO負けしてきた。

安田に乗っかられて、喉に腕(かいな)を押し付けられてタップアウトしたバンナ。

赤子が手を捻られたかのように為す術なくヴァンダレイ・シウバにKO負けした岩崎達也。

“豪腕”マイク・ベルナルドが、“総合の豪腕”ゲーリー・グッドリッジにK-1ルールでKO負けした試合は、K-1自体の印象を極めてベルナール悪化させた。

“悪童”シリル・アビディがランペイジ・ジャクソンがK-1ルールで2連敗した試合や、武蔵がムサシにKO負けした試合は、アスリートとしての根本的なポテンシャルの違いを痛感させられた。

レスリングあがりのルーキーである高木健太に、元ボクシング日本王者の鈴木悟がパンチでKO負けした試合には驚かされた。

そこで今年の大晦日Dynamite!!に行われる2つの試合に注目。

まずは大和哲也vs.ウィッキー聡生のK-1ルール特別試合。

これまで総合格闘家の圧倒的なパワーで貶められ続けてきたK-1のイメージを回復するには、己の土俵での戦いで圧倒的な力量の差を見せ付けることは最低条件である。

圧倒的というのは、もちろんKO決着だ。K-1ファイターがK-1ファイターらしく外敵を倒す。それにはKO以外あり得ない。

しかし、相手はウィッキーだ。パワーを比較すれば、K-1MAXの-70クラスに匹敵するかそれ以上のものを持っているであろうウィッキーをKOすることは可能だろうか?

さらに、大和は強い割にはパンチを不用意に顔面に貰う傾向がある。7月の-63決勝トーナメント1回戦では、裕樹をKOで葬ったものの、序盤には左ストレートを数発顔面に打ち込まれていた。

そしてウィッキーは変則のサウスポースタイルだ。大和がウィッキーの左を警戒するところに、いきなりの飛び込み式右フックあるいは右ボディブローを被弾してしまう危険性が考えられる。

また、至近距離でコンパクトにコンビネーションを決める大和に対して、ウィッキーは完全に射程外から機会を伺うスタイルゆえ、大和としては決して戦いやすい相手ではないだろう。

果たして3分3Rの限られた時間の中で、-63王者のコンビネーションパンチがK-1初挑戦の格闘猿を捕縛することが出来るだろうか?

こうして考えてみると、K-1ファイターが圧倒的な強さを見せ付ける云々の次元ではなく、勝てるかどうかの逼迫した試合になりそうな気がする。

勝ち負けにあまりこだわらないライトなK-1ファンの皆さんも、自分自身がK-1そのものである私と同じくらいにドキがムネムネした状態で観戦することになるだろう。一般大衆にK-1の恥を晒した一昨年大晦日の借りを返す時。その時間を共有しようじゃないか。


<過去のウィッキー関連エントリー>
ウィッキー聡生に危険な香り(09.3.4)

web新のDREAM.7スカパー観戦記(09.3.8)

RISE福岡大会の提案(10.8.3)


もう1試合は自演乙vs.青木真也のミックスルール。

過去に行われたミックスルールの内容やカード発表会見時の当事者らの発言を鑑みる限り、K-1と総合ルールを交互に行うことが予想されるが、第1ラウンドはK-1ルールになることがお約束であることが、全局面に対応できる総合格闘家と比較してのK-1ファイターの脆弱さを物語っている。

自演乙は「第1ラウンドにK-1ルールを飲んでくれた青木選手に感謝します」なんて語ってる場合じゃないって。第1ラウンドがK-1ルールで行われるってことは、総合格闘家でも渡り合えると思われてるってことだからな。それは即ち、自演乙が、そしてK-1が格下に見られているってことだから。

だらしないったらありゃしない。悔しかったら第1ラウンドで青木を仕留めて見せることだな。

まぁ、それも難しいでしょう。技のかけ逃げで試合が中断される時間を差し引けば、正味1分半程度しか時間はないだろうから。



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web新の格闘ウィークエンダー101218(Dynamite!!、全日本プロレス訴訟問題、ナオキック)

いよいよカードが出揃ってきた年末興行。現時点では興味深いカードが皆無に近い戦極はスルー。対抗戦と銘打てば良いってもんじゃないんだよ、馬鹿野郎がっ!

だいたいパーキーって誰やねん!・・・なんて書くと、知ったかが「パーキーも知らないのか!」なんて言ってきそうだが、そんなマニア情報を知ってることは偉いことでも何でもないからな。そんな話はヲタに寛容な(商業優先の)格闘技ジムの練習後にでも仲間と話してれば良いだけのこと。

それに立ち技部門にもがっかりさせられた。K-1と交流している意味がないカードばかり。バダ・ハリvs.アリスターや魔裟斗vs.川尻がなぜあれだけ観客をヒートアップさせたか分からないのか?この馬鹿野郎がっ!もういい、勝手にやって、勝手に潰れろ。

一方のDynamite!!はなかなかのカードを出してきた。そのいくつかについて思うところを簡単に書いてみた。

また、当エントリーの後半では、今週起きたプロ格関連の出来事について感想をいくつか書いている。皆様の忌憚のない意見をお待ちしております。



<ミノワマンvs.泉浩(MMA)>
ミノワvs.石井戦の悪夢が再現されるか?それともミノワマンが柔道にリベンジするか?

柔道と言えば、UWF全盛期は噛ませ犬に過ぎなかったが(そのようになる契約だったが)、今ではUの天敵とも呼べる大きな壁としてそびえ立っているというのが正直な印象だ。

その印象どおり、泉に乗られて手も足も出ないミノワマンの姿は絶対に見たくないし、乗ったは良いがその先がない泉を見るのも勘弁だ。



<所vs.渡辺(MMA)>
これは好カード。全身全霊を込めて所に声援を送れるから。

所と言えばウィッキーにKO負けした試合が記憶に新しいが、渡辺とウィッキーは共通点が多い。危険な香り。一撃で倒せるパンチを持っている等。

ただ、腰の強さは渡辺が一枚下。所が付け入る隙はそこ。早々とテイクダウンに成功できれば試合は所のものになるだろう。

逆に所の寝技を跳ね返すだけの身体能力を渡辺が見せても面白い。そうなれば試合はシーソーゲームになるかもしれない。



<京太郎vs.ムサシ(K-1)>
ゲガール・ムサシのK-1ルールと言えば一昨年大晦日の武蔵対決。MMAファイターのムサシが、下馬評を覆すKO勝利で武蔵を一蹴し、ポテンシャルの違いをまざまざと見せ付けた。

同日に行われたハリvs.アリスターや武田vs.川尻と併せて、“第2次K-1vs.MMA”というアングルを作るきっかけにもなったが、ムサシに勝たれたままではK-1にとって具合が悪い。

そのうえアリスターにGPを制覇され、K-1の面目は丸つぶれのまま今日を迎えている。

そこは、熱烈なK-1ファンこそ過敏に反応すべきところなんだが、、、。

京太郎には武蔵の仇討ちと同時に、K-1ブランドを復活させる意味でも大きな期待を寄せたい。

とりあえず武蔵vs.ムサシの試合映像を探して、ムサシのボクシングテクニックを再確認してみたい。



<プロレス場外乱闘に巻き込まれケガ、損賠訴訟>

YOMIURI ONLINE

この紛争の当事者は、30歳代の女性と全日本プロレスだそうです。

当初、私はこの女性に対して「乱闘に巻き込まれてケガしたら泣き寝入りしろ!それがプロレスファンとしてあるべき姿勢だろうがっ!」と憤りの感情を抱いていましたが、事故発生の経緯を知り、これは訴訟を起こされても仕方がないケースかな?と思うようになりました。

女性は、2階バルコニーからダイブしたレスラーの下敷きになって足を骨折したそうです。これは観客にケガさせて当然でしょ。やり過ぎだって。

そこまでやらないと観客を満足させられない程度のスキルしかないことをレスラーは恥じろ!

ただ、プロレス会場の観客は場外乱闘も含めて楽しんでいるというのが社会通念となってますから、このたかり女が期待するような賠償額の支払い命令は出ないでしょう。



<また負けたナオキック>
今月12日のKrushで行われた-60kgトーナメントに出場するも、ダウンを奪われた末に判定負けしたナオキック。

相手が卜部兄弟(兄)だったことも悪印象。いかにも世代交代されたという負のイメージが強まった。

それにしてもナオキックのこの姿は見飽きた感がありますね。

この、うなだれ王子!





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アーツのビジネス

前回のアーツどんだけ?的なエントリーに関しては、辛辣な反論コメントが寄せられることを予想していましたが、そのようなものは一つもなく、皆様丁寧な言葉でご意見してくださいました。ありがとうございました。

今回のアーツvs.シュルト戦は、録画したものを再度視聴してみようと思いました。 私の中には先入観があり、アーツが勝つにしてもどうせ以前と同様の、俗に“アーツアタック”と呼ばれている一か八かの突貫攻撃を仕掛けて勝ちを拾うことしか出来ないだろうという先入観があり、そのせいで試合にのめり込めず、皆様が特筆しているシュルトが大いに攻め込まれたシーンを認識していなかった可能性があるやもしれないからです。

ただ、K-1以前からリアルタイムでアーツを観ていた私には、圧倒的な強さで相手をなぎ倒す、まさにランバージャックと呼ばれた由縁足り得る勝ち方こそがアーツ本来の姿として刷り込まれており、その様式美とも言えるような美しさに魅了されてきましたので、斜め上15度の角度でパンチを放ちながらシュルトに食い下がり、勝ったのか負けたのかも一目に判らないような痛々しい姿を晒すアーツ、あるいはアビディ戦以降の荒々しさが消えた円熟期のアーツには、何ら魅力を感じないというのが私の正直な気持ちです。

とは言え、そんなアーツに魅力を感じるファンを否定する気持ちは毛頭ありませんが・・・アーツ熱烈支持派格闘技ライターのささきぃさんはこのようなブログ記事を書いております。


ピーター・アーツの言葉


彼女はプロフェッショナルのライター。私なんぞよりははるかに見識も高いはずですから、彼女が言うようにアーツはK-1のためなら命も捨てられるような崇高なる精神の持ち主なのでしょう。

そんなアーツなのだから、PRIDE全盛期にホイスに頭下げて総合を学んだ理由は、PRIDEの方が稼げるからではなく、総合で学んだことを愛するK-1にフィードバックするためだったろうし、大山に足首を極められてタップアウトした試合で、自分に敬意を表そうと歩み寄った大山を完全無視してリングを降りたのは、愛するK-1の看板に泥を塗りたくないという彼なりの配慮だったのでしょう。足首を極めて勝ったくらいで偉そうにするな!俺は神の如きK-1ファイターなのだ!ポリシーもあるし、誇りも高いから、寝技なんて好んでやらないのだ!

、、、ってか。

敵前逃亡したサップの代わりに急遽試合を受けたことも、そんなに評価すべきことなのでしょうか?それなりの大金を貰う約束で、エキシビション程度の試合を行っただけの話じゃないですか?

今年の大晦日も必要とされれば出場するさ的な発言についても、涙流して感動するような話じゃないでしょ。

Business is Business.なのだから。 

いや、私はアーツをおとしめてるわけじゃないですよ。それが普通じゃないかな?って話。

最後にこんな昔話を一つ。

昔、昔、ある小さな農村に、母と息子の二人暮らしの家族がおったそうな。

母は重い病に罹っており、いつも寝てばかりで、息子は畑仕事の合間に一生懸命看病をしていたそうな。

そんな様子を見た村の衆は、口々に息子の献身さを褒めたたえたそうな。誰もが村で顔を合わせばその話をするくらいで、それはあたかも、善良の鑑とも言うべき息子を褒めることで、村における己の社会性を保とうとするかのようじゃたそうな。

ところが、にわかに母親の病状がベルナール悪化し、顔や体中から膿が出てくると、村の衆は大騒ぎ。あれは伝染病じゃ。あの親子をこの村に置いておくわけにはいかん!

村の衆はとび口や竹やりを持って親子の家に押しかけ、病気を他人に伝染す前に村から出て行けと、立ち退き勧告をしたそうな。

息子は母を背負い、家を後にしたが、そんな親子に向かって投石をする者までおったそうな。

そのことがあってから、親子が村から逃げ歩いた道は、投石峠と呼ばれるようになったそうじゃ。





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アーツに賞賛の嵐

大会日程等の周辺事情について物申すのは、いかにも知った風な格ヲタのようで恥ずかしいのですが、11日にGPが行われ、その余韻も醒めない内に大晦日のカード発表会見があるのはいかがなものか?

これではファンの関心が一気に大晦日に移り、K-1GPは一気に過去の出来事になってしまうのだ。

本来ならば、もう少し今年のK-1を振り返り、翌年3月の横浜大会に想いを馳せる時間が欲しいところだ。


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前回投稿したK-1GP観戦記では、トーナメントに物足りなさを感じた旨を書かせていただいた。

首相撲からの攻撃が禁止されたルールによって、アリスターが非常にやり辛そうに戦っていたこと。

アリスターと戦ったサキとアーツが、前の試合のダメージで戦闘不能状態になったままリングに上がり、白旗を揚げるような格好で負けたこと。1日3試合を行うワンデートーナメントの弊害。

この2点から来る物足りなさについて書いた訳だが、今回のエントリーでもさらに1点追加したい。


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4タイムス王者のシュルトが5度目を賭けて臨んだ今年のK-1GP。その準決勝でピーター・アーツが準決勝でセーム・シュルトをストップした。

右目上に裂傷を負う等、満身創痍の闘いの末にシュルトの"5タイムス"を阻止した偉業に、ファンは最大級の賛辞を送っているようだ。

シュルトに勝つことはGP制覇に値する価値があるという内容の発言も耳にしたが、これにも私は異論なしだ。

しかし、私はアーツのシュルト戦勝利に、どうも物足りなさを感じてしまった。

こう書くと、物足りないなんて贅沢だ!アーツは限界まで頑張ったじゃないか!等と叱られそうだが、3分3ラウンドの中でシュルトがダメージを受けてふらつくような場面は皆無だったじゃないか。

シュルト級の巨人を相手に手数で勝る判定勝ちを収めることだけでも大変なのは解る。でも、K-1はスカッシュではなく格闘技なのだから、相手に対して明らかなダメージを負わせた形で勝利しなければ説得力に欠けると思う。物足りないと感じて当たり前だろう。

願わくば、デビッド・ヘイがニコライ・ワルーエフに判定勝ちした試合のように、パンチを喰らった巨人がヨタヨタ歩きになるようなシーンが1回でも構わないから観たかった。

試合に勝利した
アーツが顔面から流血し、全身を真っピンクに紅潮させてフラフラと歩く姿は、あたかも階段を下りるように沈む夕陽を眺めているような、老いと言うやるせない運命(さだめ)を受け入れざるを得ない人間の哀しみを物語っているかのようだった。




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K-1GP観戦記再訂正

記事冒頭どころか文の途中もごっそり抜けてました。

ケータイでテキスト書いて、それをiPhoneに転送し、それをコピーしてLDblogからアップしたのですが、iPhoneのMMSは長文メールを一括コピー出来ないため、記事の一部だけをコピーして投稿してしまった次第。

その事実を、今朝パソコンで閲覧して初めて知った。

iPhoneのMMSとテキスト入力がお粗末だからこんなことになるんだよ!クソッタレ‼

iPhoneのクソッタレ‼

携帯端末でのテキスト入力は五十音テンキーが最強なんだよっ‼(戦闘竜ism)

web新のK-1GP観戦記

ちょいとお待ちよ、車田正美さん。あなた見込んで頼みがござんす、この手紙。

ってな感じで幕を閉じたK-1GP2010でしたが、こうもあっさりと望み通りにアリスターが優勝しちまうと、何だか逆に物足りなさを感じやしませんかい?

私的にはむしろ準々決勝のスポーン戦で、最終ラウンドになってやっとアリスターがダウンを奪ったシーンがハイライトでござんしたね。

あの試合は危なかったけれども、1番の敵はスポーンではなく、その参謀役であるホーストであった…なーんてこと語ったら、まんまよいこのK-1ファンでやんすね。いやいや、アリスターを苦しめたのは、改悪されたルールでやんすよ。首相撲からの攻撃は一切禁止という(いつからなんだい?ねぇ、おまいさんたら)。

このルール改悪はたぶんシュルトの戦闘能力を下げるために決められたのでしょうけども、それが今回は、優勝させたいアリスターの足枷になってしまったという皮肉。K-1らしいや。

しかも、レフェリーがよりによって豊永稔。あの馬鹿が正義感丸出しで厳しく取り締まるもんだから、アリスターはかなり調子が狂ったよ。第1ラウンドはやばかった。持ち直してくれて助かったけど、あれでアリスターが負けていたら、豊永はクビだったよ。

準決勝のサキ戦は楽勝だった。ギタ戦で4ラウンド戦ったサキは、試合前から戦える状態ではなかっただろう。肘を負傷させてと言うか、肘の負傷を悪化させてのアリスターTKO勝利。

決勝の相手、アーツも同様。シュルト戦で灰になっていた。序盤にパンチラッシュを受けてへたり込んだアーツにファイティングポーズを取る力は残されていなかった。

そして遂に、“K-1の外敵”がGP初制覇を成し遂げたのだ。

しかし、何だかイマイチなのだ。

それはやはり、前述したように、ルール改悪によってアリスターがいかにも窮屈そうに戦う姿が観客側にもストレスを与えていたことと、そして何より、アリスターと戦ったサキとアーツが、試合前からほぼ戦闘不能状態で、試合としてほとんど成り立たなかったことから来る物足りなさが原因だろう。

8人のスタア選手が一夜で覇権争いをするという面白みがあるワンナイトトーナメントだが、今回は負の側面が目立ってしまった感がある。

とは言えど、よいこのK-1ファンたちが“まぐれ勝ちしてるだけだもん、絶対に認めないよ!”なんて言ってた時期からK-1でのアリスターを評価していた私としては、喜ばしい結果であるのは間違いない。

さて、アリスター関連以外の試合については明日にでも書くとして、よいこのK-1ファンたちがどんな後出しジャンケン観戦記を書いてるのか、のぞき見でもしてみますかね?(笑)



》web新のTwitter

K-1GP・年末に向けての雑感

本日のK-1GPならびに年末興行に関する雑感をいくつか。



<藤本がカラケス相手に引退試合>
シュルトを苦戦させるほどの強豪外国人選手相手に引退試合を行う藤本。

肉体的にはそこそこしんどいかもだが、精神的には楽チンな引退試合だと思う。

負けて元々の勝負ほど気楽なものはないからだ。セミリタイア状態で専ら指圧師業に従事している人間が、カラケスにどうやって勝つというのか?(苦笑)

そう言えば昨年あたりだったか、藤本が大減量を敢行しているって話があったが、あれは何だったのか?谷川EPの情報だっただけに信憑性は低くなかったと思う。-70までとは言わなくても、-75くらいまで落とした姿を見たかったなぁ。そして引退試合の相手は佐藤嘉洋。

試合は佐藤の完勝で、MAXが単なる痩せ男達の競演ではないことを世間に知らしめるのだ。

フジテレビの電波に乗る佐藤嘉洋。これも刺激的だ。



<"今年もシュルト優勝"が逆に面白い?>
前回、前々回のエントリーでは気の抜けた勝敗予想をしてみたが、"今年もシュルト優勝"が逆に面白いような気がしてきた。

シュルトの連覇を阻止するべく、審判部の角田が何かおかしなアクションを起こしてくれても面白い。

例えば開幕戦のテーピング問題をここに来てぶり返し、いきなりレッドカードを出して減点1から試合開始とか。それでもKOで勝ってしまうシュルト。

リングサイドで仲良し小良しのK-1ファイターたちが雁首そろえてシュルトの対戦相手を応援するも、涼しい顔で優勝をかっさらう。これまたおかし。

なんでK-1ファイターはこんな間抜けな存在に落ちぶれてしまったのだろうか?正直、悲しい。



<鈴川vs.ゲガール・ムサシ>
MMAアイアンマンによると、Dynamite!!で標記カードが組まれる噂があるとのこと。

真面目に練習している様子の鈴川とは言えムサシに勝てるわけはないが、いいじゃない、大晦日なんだから。ハンパな相手に負けるより、超強豪相手に玉砕した方がカッコがつくじゃない。

ケースバイケースだけど、今回はそのケースだ。

鈴川は大事に育てたいな。なかなかのキャラクターを持ってると思うし、プロ格闘技に対する姿勢が良い。

たぶん根が真面目なのだろう。試合後の囲み取材では記者の質問に丁寧に答える姿が好印象。

でも、それでは物足りないからこその練マザファッカー。セコンド兼マネージャー的存在の彼らは鈴川にとって良好なスパイス。真面目な鈴川も、彼らが悪態をつきはじめると態度が一変。テレビカメラを掌で押さえつけ、“男の中の男は鈴川真一だぜメ〜ン”的な尊大な振る舞いで控室に立ち去るのだ。

鈴川は冗談抜きで男だよ。背中が物語ってるもん。あの背筋は、セメントマッチに対応できるプロレスラーであることを物語っている。



<Dynamite!!で自演乙と青木が対戦?>
K-1ルールと総合ルールをラウンド毎に交互に行うミックスルールになるとか?

K-1ルールの第1ラウンドで自演乙が勝利すると思い込んでる人は甘い。

KO狙いで力むことによってどれだけ動きにキレがなくなるかということと、青木のミドルキックを分かってない。。

誰もが恐れる青木の寝技。自演乙だって総合ルールの第2ラウンドは勘弁だ。何としてでも初回で殴り倒そうとするだろう。

そうなればハンドスピードは落ち、当たっても単なる突きでしかないから、グローブを通じて相手の肉体に衝撃は伝わらない。

逆に青木は若干遠い間合いからミドルキックを蹴る。絶対にこれで倒す必要はないから、力まずのびのびと蹴る。故に、元々キレるミドルがさらに冴える。自演乙は右のパンチが出しにくくなる。

そして勝負は恐怖の第2ラウンドへ…という流れ。



<みんなUFC>
小見川と山本KIDがUFCと契約に至りそうとの噂。

WOWOWで観られるUFCナンバーシリーズに出場してくれたら嬉しい。それだけ。

彼らの進路をどうこう言う権利は我々にはないのだから。

ただ、「日本の格闘技界を守る」と宣言したシンヤ青木には感謝したい。

日本をホームにして、アメリカの選手とは対抗戦という形で試合をしてもらうのがベストだと思う。

日本的な味付けの試合が一番面白いのは間違いないのだから。



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K-1GP勝敗予想と言っても…

一回戦
アーツのKO勝ち
シュルトのKO勝ち
ギタの判定勝ち
アリスターのKO勝ち

二回戦
シュルトのKO勝ち
ギタのKO勝ち

決勝
シュルトのKO勝ち



今年もシュルトが三連続KO勝ちで優勝。残念ながら、こうなるとしか思えない。

それよりも私が気になるのは、IGFの鈴川がDynamite!!に参戦するかだ。

格闘技としての強さを追求してこそプロレス。

SMASHがいくら頭を捻ったところで、小芝居から感動は生まれないのだ。


K-1GP勝敗予想(円熟のアーツ)

K-1初期のアーツは、鬼のような強さを発揮する一方で、穴もあるファイターだった。

戦績を振り返ると、96年のベルナルド戦3連敗が目立つ。1試合は金的による反則負けだが、他の2敗はパンチによるKO負け。無敵のアーツにもパンチの防御に難有りとの烙印を押された。

97年から99年にかけては98年のGPを制覇する等復調したが、2000年のアビディ戦で2連敗。背筋損傷の影響もあって、これまで見せたことがなかった弱々しい姿を晒した。

この時期を境にファイトスタイルが変わったアーツ。豪快なハイキックで相手の首を刈り獲るようなこれまでの勢いが失せた代わりに、円熟味を増したとでも言うか、手堅いファイターに変貌した。

それから今日に至るまでの円熟期のアーツは、完敗と呼べるような負けが極めて少ないのだ。

フィリヨ、ボタ戦は持病とも呼べる脛の裂傷が原因でのTKO負け。

ベガスでレコにスコーンとKOされた試合とシュルトにKOされた試合は、それぞれトーナメントの決勝戦(一日3試合目)だから致し方ない。

ミルコ、イグナショフ、セフォー、武蔵、ホーストら相手に判定負けした試合のスコアは1-2や0-2で、接戦と呼べる範疇だった。

逆にフルマークの判定負けを喫したのはシュルト戦(06年)とアリスター戦の2試合。トーナメント決勝以外でのKO負けはハリ戦と京太郎戦のみだ。

2001年以降に行ったK-1の45試合中、完敗はこの4試合のみなのだ。

これは驚異的な数字と言えるだろう。45試合行って、完敗がわずか4試合なのだ。

圧倒的な体格差あるいはパワーの差があったシュルトとアリスター。明らかにスピードと勢いに差があったハリと京太郎。彼ら四人には不覚を取ったアーツだが、今回の相手であるマイティ・モーはどうだろうか?

大振りのフックが当たれば危ないかもしれないが、アーツの手堅さを鑑みればその可能性は皆無に等しいだろう。

アーツに死角なし。どう考えてもローキック主体の攻めでモーに勝利するシーンしか思い浮かばない。

戦前から勝敗が見えている試合がGP本戦として行われるのは残念だが、無傷のアーツvsシュルトを準決勝で見れることを楽しみに観戦したいと思う。


K-1GP一回戦第一試合
○ピーター・アーツ(KO)マイティ・モー×


うねらない日本格闘技界

うねらないんだよな〜。うねらない。うねりが起きない。潮のうねりが発生しない。潮目が変わらない。

年末興行にはウンザリだよ。

Dynamite!!はたぶんビッグマッチが発表されるはずだから静観するとして、残念なのは戦極とK-1の人事交流が低調なこと。

戦極がK-1に類似したルールの立ち技マッチを行い、K-1から選手が送り込まれるという話を聞いた時、これは日本格闘技界に大きなうねりが生まれるだろうと胸がときめいた。戦極にとっては新たな可能性が切り開かれるきっかけになるだろうし、K-1にとってもリング上に"闘い"を持ち込むことで人気を回復させるビッグチャンスのはずだと私は考えている。

ところが現実はどうだ。何試合かカードが発表されたが、既報カードを聞いてファンは湧いたか?うねりは起きたか?

いや、何らうねりは起きていない。寝た子は寝たままだ。ブアカーオvs.中島なんて、マニアに小当たりを与えてやった程度のカードだろう。

格闘技ファンを唸らせるような試合が少なくなったK-1にとって、戦極との対抗戦は、リング上に"闘い"を甦らせるビッグチャンスなのに、それが実現しないということは何が障害になっているのだろうか?

障害云々ではなく、両主催者に想像力も創造力も無いからだろうか?

12.30の戦極祭は、本来であれば、テレビ番組の中では輝き切れない実力派K-1ファイターが、かのジュディ・オングばりに翼を全開にして羽ばたける舞台にすべきなのだ。

私は佐藤嘉洋がその舞台に登場するものとばかり思っていたが、Krush正月興行という小さい箱への出場が発表され、希望は露と消えた(年末と正月の興行への連続出場はまず不可能だろう)。

そして佐藤は今日、こんな呟きを残した。


どっかで思いきりが必要だな。やりたいやりたい、もっと良い場所があるかも、なんて思ってたらいつまでたっても始められやしない。そろそろ思いきる時かもな。そして必ず成功させる。


やるべきことをやらない日本の格闘技界。衰退して当然である。そして誰もいなくなった・・・とならないことを祈るばかりである。

Dynamite!!でのK-1ルールはハズレが少ないよん♪

今年のDynamite!!のカード編成は総合ルールがメインとなることは、谷川EPが公式に発表済みである。

実際、現時点で既に大晦日出場が消えたと明言しているK-1ファイターもいる。佐藤や才賀ら、Krushの正月興行に出場が決まったメンバーたちだ。

地味強ファイターの佐藤は仕方がないにしても、テレビ映えする外見で、戦前から試合を盛り上げる術に長けている才賀は起用すべきだと思う。

相手は、しつこいようだがナオキックだ。7月に惨敗したナオキックが才賀の元を尋ねて再戦の直談判。そのシーンからしっかり収録して、大晦日Dynamite!!の映像に用いる。いや、7月にカード発表会見のET発言や握手のすかし合いですら、大晦日に再利用する価値は十分にある。

下手な総合の試合よりも視聴者の目を釘付けにするのは間違いないと思うが、いかがだろうか?

そもそも、なぜDynamite!!が総合ルールに固執するのか理解できない。

過去のDynamite!!を振り返っても、K-1ルールの試合ははずれが少なかったはずだ。

バンナvs.フライ
サップvs.曙
セフォーvs.グッドリッジ
魔裟斗のボクサークエスト
武蔵vs.サップ
武蔵vs.アッカ
武蔵vs.ムサシ
バダ・ハリvs.アリスター
武田vs.川尻
野杁vs.HIROYA

他にもKO決着の試合はいくつかあるが、いまいち覚えていないので省かせていただいた。

逆に退屈した試合は少なかったのではないか?

ホーストvs.シュルト
ホーストvs.シウバ
フィリオvs.TOA
佐藤vs.キシェンコ

こんなもん?

面白いのは、通常の大会では退屈な判定試合ばかりの武蔵がDynamite!!で輝き、4タイムス王者のホーストはその逆である傾向。

やっぱり組み合わせ次第なのだ。なんでホーストを執拗にシュルトに当てたのだろうか?当時はそのような風潮が強かったのだろうか?私にはちょっと理解できない(思えばこの流れがK-1凋落の大きな要因だったような)。

カードの組み合わせ方によっては面白い試合を演出しやすいK-1ルールの試合を組まないのはいかがなものか?

主催者が目玉と目している石井慧が総合格闘家であることも影響しているだろうが、当の石井がK-1ルールへの挑戦を口にしているのだ。だったら12月上旬のGPの結果を踏まえて、それなりの相手を石井にあてがってやれば良いと思う。

谷川EPの見識を疑う次第。

K-1を追いやるんだったら、どんだけ面白い総合のカードを組んでくれるのか楽しみだな。お手並みを拝見しようじゃないか。

この野郎。




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web新の格闘ウィークエンダー(長谷川、しずちゃん、青木、SB鈴木、カズ中村)

毎年この時期になるとスポーツニュースで報じられるジャイアンツの納会風景。何だか見てはいけないものを見てしまったような気持ちになります。



<長谷川穂積、フェザー級王者に!>
12ラウンドも打ち合いを続けるって凄いなぁ。大差が付いてるのにポイントアウトを狙わず、何かに憑り付かれたかのようにリスキーな打ち合いに挑んだ長谷川。

小男の殴り合いなんて馬鹿にしてたら大間違いやぞ。なぁ?

この試合を観戦したK-1ファイターがいるならば、感想を聞いてみたいもの。自身の今後の抱負も含めて。



<Dynamite!!雑感>
・Dynamite!!でTBSは南海キャンディーズしずちゃんの出場を打診した。

・Dynamite!!でTBSは桜庭和志 vs. 曙を打診した。

・Dynamite!!で青木真也 vs. 真騎士は無い。

・kamiproがワールドビクトリーロードと業務提携するという話は全くのガセ。

(『MMAアイアンマン』より)


まず、しずちゃん。プロ格闘家の誰よりも"数字"を持っている。彼女が出場すれば高視聴率間違いなしだ。

一ファンの分際で視聴率なんか気にするな!と言われるならば、私はしずちゃんの試合が観たいと言い返す。

そう言えばしばらく前のエントリーでDynamite!!のカードをいくつか提案したが、その中にもしずちゃん絡みのカードがあったような?・・・


格闘家はお呼びではない大晦日 Dynamite!!追加カード(案)発表


バラエティ番組でのスパーリングを見る限りでは初心者の域を出ていないと思われるしずちゃんだが、ボクシングルールならばアジャ・コングとも張り合えるかもしれない。

間違っても中井りん等の本格派ジョシカク選手を当ててはいけない。しずちゃんが惨敗し、気まずい空気の中で年越しそばをすすることになってしまうから。



桜庭vs.曙は、さすがに私でも「観たいです!」とは言えないなぁ。



青木vs.真騎士は時期尚早。試合自体は面白さや激しさを堪能できるものになるとは思うが、この試合がDREAMと戦極のライト級頂上決戦だと煽るには無理がある。

ライトなファンは、地上波にほとんど露出していない真騎士を知らないからだ。

まずは真騎士に噛ませ犬をあてがえとは言わないが、DREAMers2~3人を撃破させることで、"戦極は観ないがDREAMは観る"多くのライト層に真騎士の強さを認識させるという工程が必要だ。

できれば、北米進出に色気を見せてるネオ柔道家の鼻っ柱をへし折って欲しいな。

そして、いよいよ真騎士の相手は青木しかいないとなった時点(来年の大晦日あたり?)で頂上決戦を行うべき。こんな時だからこそ、1年かけてカードを温めるくらいのゆとりが必要だと思うがいかがだろうか?

その間に青木が王座陥落して、なお且つ強さの印象が著しく弱まったならば、その時は新しい王者が真騎士と戦えば良い。

また、真騎士がレスリングでロンドン五輪出場を目指していることを付け加えるのも忘れずに。権威主義だなんて言わないでね。オリンピックは猫も杓子も注目するイベントなのだから、それに関連するネタを用いるのは至極当然の手法なのだ。

一般人にしてみればK-1GPだのDREAM王座なんてものは、オリンピックに比べたら屁汁みたいなものなんです。



<SBの新星・鈴木博昭>
S-CUPの特別試合で石田にKO勝利した鈴木博昭。確かに面白そうな選手だが、ちょっと物足りない。と言うか不満。

なんか、小ずるい。

だって、石田にキャッチされそうになると自分から倒れ込んで投げられるのを防いだでしょ。何度も何度も。

投げにポイントが与えられるルールのSBならば、鈴木がやったような消極的な逃げ方には警告を出すべきだよ。試合が汚くなるもん。

逆にブアカーオはSBらしい試合だった。足をキャッチされても自ら倒れこんだりしなかった。堂々と片足で立ち続けた。

鈴木には「小ずるい」なんて失礼なことを言ってしまったが、彼にはもう一皮剥けてほしい。他の日本人シュートボクサーとはモノが違うと思うから。



<カズ中村の新境地>

■「X PLOSION」inニュージーランド
12月11日(土)ニュージーランド

<X PLOSION チャンピオンシップ 特別ルール>
アンズ・“ノトリアス”・ナンセン
中村和裕(吉田道場)

※特別ルール:1R/3分キックボクシング、2R/4分キックボクシング+投げ有り、3R/5分総合ルール(ただしグラウンド状態は30秒のみ)


金を払ってまでは観たくないが、面白そうではある。

このような打撃寄りのルールを飲むってことは、中村は己の商品価値の低さにやっと気付いたってことか?

でも、1ラウンドのキックルールを意外と余裕でしのぎ切り、中盤のラウンドであっさり勝利するのではないかと思う。



シュートボクシングの魅力が見直され始め、カズ中村が古の実験リーグを髣髴とさせる変則ルールに挑む。ここに来て日本の格闘技界の潮流が、思わぬ方向に微妙に向きを変え始めたような気がする。




》web新のTwitter

少女が祈りを捧げるとき、リングに神が舞い降りる

30c527b6.jpgこちらの画像をご覧いただきたい(元老院に議案を提出する際のオーン・フリー・ター議員のように大げさな口調で)。

先日行われたボクシングWBA世界ヘビー級タイトルマッチのひとコマですが、さて!今日の朝ズバはどこに目をつけたでしょう!?(一転してみのさん調)

ヘイの髪型でしょうか?

対戦相手の大きな背中でしょうか?

それともリングサイド席の美女2名

皆さん、どこに注目したかお分かりでしょうか?そこのお嬢さん、分かります?(それはおもいっきりテレビだろw)

今回注目したのはー、こちら。前から2列目の席で祈りを捧げるように両手を合わせながら観戦する少女です。

格闘技っていうと野蛮な印象を持たれがちですが、純真無垢そうな少女にハラハラしながら観戦してもらえるってのは、ちょっと嬉しい気分になりませんか?

少女にどのような背景があってあそこまで試合にのめり込んでいるのかは知る由もありませんが、私が思ったのは、今のK-1には絶対に見られないシーンだろうなってこと。

かつてのK-1は老若男女に愛されていた。それは間違いない。NHKの朝のニュースでGPの結果が報じられたこともあるくらいだから。

ところが今はどうだ。大会を中継した局ですら、ニュースでその結果を流すことを躊躇する程ではなかろうか?

オタクばかりがヒートアップするようになったらお終いだからな。




》web新のTwitter

SRCとの対抗戦はK−1再ブレイクのチャンス!

キャラクター肯定派が正しいか?

競技派が正しいか?

いやいや、どっちも正しいですよ。格闘技ってのは、いや、世の中の事象のほとんどが二極化なんてできるものではない。様々な要因が絡み合って物事は成り立っているの。

だから、他者の意見を真っ向から否定するような愚行は慎みたいもの。

キャラだけではただの道化だし、強くても覇気が伝わらなければ大衆に振り向いてはもらえない。でも、強くてキャラが立つ選手が派手なパフォーマンスをしてくれたら最高に面白いじゃない!

少しふざけた話になるけども・・・もし、佐藤嘉洋が強くて明るくて激しい選手だったら・・・例えば、RGを従えて揃いのボンデージファッションで「あるある」を熱唱しながら入場し、クラウスやペトロシアンを圧倒してくれたら、魔裟斗の幻影なんて完全に消えてしまうよ!


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SRCの年末大会『戦極ソウル・オブ・ファイト』にK-1勢の参戦が決まったとのニュース。

ポイントは、K-1ファイターが不慣れなMMAをやるのではなく、立ち技の試合をするってこと。これは楽しみ。

この件については、しばらく前にツイッターで@chibakickさんから"そーゆー話が進んでいるよ"と教えられていました(ありがとうございました)。その時から実現して欲しいなと正式発表を心待ちにしていた私にとっては本当に嬉しいニュースですよ。

で、同氏の話では重量級の選手が戦極に送り込まれるらしいですが、果たして人
選はどうなるでしょうか?

個人的には、重量級にこだわらず、MAXの試合もいくつか組んで欲しいです。

特に佐藤嘉洋を派遣して欲しい。これぞ佐藤が輝く舞台になりそうな予感がします。

グラバカの横田あたりと試合を組めば佐藤のベビーフェイス人気が高まるだろうし、ウェルター級の奥野"轟天"泰舗や“ビッグマウス”高木健太あたりと77kg契約で試合をすれば、これはもう何かを滴らせずにはいられないくらいの垂涎のカードになるでしょう。

これらカードがどれだけ面白くなるかを夢想できるくらいの想像力はKヲタだって有してるでしょ?

まだまだ面白いカードが考えられそう。SRCとの対抗戦は、実はK−1再ブレイクの密かなチャンスかもしれない。

これから年末に向けて皆様とともにカードや仕掛けを考えていきたいと思います。


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PS.熱い闘いでK-1MAXを盛り上げてくれた、福岡リアルディールの龍二選手が目の負傷で引退することになったようです。もし後進を育てる道に進むのであれば、自分が畔田聡氏に育てられたように、今度は自分が次世代のK−1ファイターを育て上げてください。




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地上波だろうがGoogleTVだろうが

『MMA IRONMAN』の本日付けエントリー。

石井館長「グーグルやアップルのプラットホームを活用することで、K-1の未来も無限に広がっていく」

GoogleTV等のネット系メディアにもK-1を進出させるべきであると石井館長が話しているとのニュースですが、新たなメディアに活路を見出すのは当然のこと。

問題はK-1の中身。

媒体が地上波テレビだろうがネットだろうが、中身が面白ければ視聴者も増えるのは当たり前のこと。変わるのは番組の味付け程度だよ。

ネット放送を行うだけで収益が上がるならば世話ないわな。

現状のままではどの媒体でやってもダメだと思うよ。日本人に面白くないとみなされたものが、外国で突然持て囃されるなんてことはまずあり得ないと考えるのが普通でしょ?

コメント欄に「web新をFEGの幹部にするのが手っ取り早い」という趣旨の冗談を書き込んだ方がおりましたが、冗談抜きでそれしか道はないですよ。いくらでもアイデアはありますから。

過去のエントリーをご覧ください。私が書いたとおりの事象がいくつも起きてますから(MMAファイターの登用や軽量級の新設、西島の参戦、魔裟斗のラスト1年活用法等。MMAにおいても日本人選手の階級下げ、古くはミルコの活躍等)。

いや、何も「ほれ、私が言ったとおりだろ」みたいな低次元な主張をしたい訳ではありませんよ。いかに私が親身になってK-1のことを考えているかってことですよ。

これからもK-1は私の"提言"どおりに展開して行くはずです。

何をすれば格闘技が面白くなるのかを、これからもまともな格闘技ファンの皆様方とともに考えていきたいと思います。




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仲良しこよしの格闘家たち

twitterを介して、選手同士が仲良く挨拶を交わしたり、おススメのサプリ等を教え合ったり。

青木と北岡のような先輩後輩の関係ならばそれも良いだろうが、本来であればライバル関係の緊張感が求められるべき青木と菊野がtwitterで仲良しこよしぶりをさらけ出しているのを見て、私は正直白けた。

見なくても良いもの、いや、ファンに見せてはいけないプライベートがさらけ出されてしまうのはネット社会の弊害と言えるだろう。

戦いの道に生きているはずの男たちが、実は我々一般人と何ら変わらない価値観を有している近所の兄ちゃんでしかないという現実を知ってしまうことは、何とも悲しい。幻想もへったくれもない。

その点で高く評価すべきは才賀紀左衛門だろう。才賀は、他のK-1ファイターらと一定の距離を保っている。

先のキック系興行『サバイバー』では、城戸康弘・久保優太vs.山本優弥・石川直生というK-1ファイター4人によるエキシビションタッグマッチが行われ、まさに茶番劇と呼ぶべきお粗末な内容に終始したが、その模様を才賀はリングサイド席において半笑いで眺めていたという。

また、才賀はライバルたちへの“口撃”も日頃から欠かさない。ファッションモデルを兼業している上松やナオキックは、自分よりも端正な顔立ちをしている才賀に小ばかにされては黙る以外にない。

刺激不足が嘆かれて久しいK-1に緊張感をもたらしてくれる才賀を、極めて貴重な存在なのだ。

選手同士の仲良しこよしを見て喜ぶのは極々一部のマニアだけ。遺恨も因縁もない人間同士の試合なんて、世間様には見向かれもしないのだ。

初期K-1の根幹だったリベンジという概念こそ、K-1が世間を巻き込むブームとなった大きな要因だったのだが、現在のファイターらにそれを体現してもらうことは望めないのだろうな。

今夏に行われたK-1群馬合宿なんて、もっての外。バカ丸出しの姿を、いったい何のために、誰に向けて発信したつもりなのだろうか?

K-1に出たことがゴールだと言うならば、おめえらはそれでいいや。

K-1 新たな進化の時

保住直孝のBoxFight参戦で思い出したMMAアイアンマンの過去記事。

Vitor Belfort calls for fight with James Toney... under boxing rules(FightersOnly)

ビクトー・ベウフォートがツイッターでコメント。

・「ダナ・ホワイトには俺とジェームズ・トニーが6ラウンドのボクシングマッチをすることを許可して欲しい。俺はスピードで彼に勝てると思ってる」

・「UFCの大会の中で1試合だけボクシングマッチをさせてほしい。ジェームズ・トニーは俺のパワーに圧倒され、UFCファイターが優秀であることを世界中に証明することを約束する」




これは実現してほしいが、その後どうなったのだろう?

まぁ、ボクサー相手のボクシングは本来ならばK-1ファイターがやるべきことなんだけどな。

下手するとボクシング技術はMMAファイターの方が全体的に上になっているかもしれない。

そろそろK-1は、新たな進化を果たす時期にきてるのと違うかな?

いつまでも小さな世界に止まり続けてたらもったいないで。

見所のあるK-1ファイターも少なくないだけに、何か大きなアクションを起こして欲しいものだ。





この道を行けばどうなるものか?

危ぶむなかれ

危ぶめば道はなし





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保住直孝を踏み台に、K-1スタア誕生

元東洋太平洋ミドル級チャンピオン出場決定!

12月1日新宿FACE大会に、元プロボクシング東洋太平洋ミドル級チャンピオンの保住直孝選手が参戦する事が決定した。

保住選手は91年、92年度インターハイボクシング競技2連覇の肩書を引っ提げて93年6月プロボクシングデビュー。99年4月には日本ミドル級タイトルを獲得し、01年8月には東洋太平洋ミドル級タイトルを獲得。02年7月には同タイトルを返上後、竹原慎二を下したWBA世界ミドル級チャンピオンのウィリアムジョッピーに挑戦したがタイトル獲得はならなかった。復帰後、トーナメントに出場するも決勝戦で現東洋太平洋ミドル級チャンピオンの佐藤幸治に敗れ準優勝となった。

保住直孝選手コメント
「レベルの違いを見せつけてやりますから、楽しみにしていてください。絶対に誰でもぶっ倒しますよ!」

保住選手の対戦相手は近日中発表される。



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保住直孝は、ボクシングで鈴木悟やガオグライと対戦経験がある。


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保住直孝がBoxFight参戦決定!

「レベルの違いを見せつけてやりますから」だなんて、こんな素敵なコメントができるファイターはなかなかいないだろう。ホンモノだからこそ言えるセリフだ。

負けた場合の予防線を張るかの如く謙虚なコメントを語る奴は掃いて捨てるほどいるけどな。

ただ、問題は対戦相手。名もないボクサーと戦わせても意味はない。そんなもん、レベルが違って当然だから。

せっかく保住ほどの選手を参戦させるのだから、BoxFightの存在意義として掲げられている“ボクシングと格闘技の交差点”というスローガンどおりのマッチメイクをして欲しいところだ(公式なスローガンではないが、主催者が求めているのはそれ以外ないだろうと私は思っている)。

まず思い浮かぶのは、旗揚げ戦に出場した選手たち。須藤は問題外だが、天田ヒロミはどうだろうか?

ウェイトの問題はあるが、元々天田はミドル級のボクサーだし、体格的に見ても生粋のヘビー級戦士というわけでもないのだから、90kgくらいの契約体重を設定できると思う。

無論、保住がそこまでウェイトアップする訳はない。せいぜい80kg弱だろう。


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天田戦は1つの案に過ぎない。

本来であれば、K-1MAXから立候補者が現れることが理想的だ。

MAXのファイターらにとってBoxFightでの保住戦は、実は彼らが常々口にしている"魔裟斗超え"を果たせる大きなチャンスなのだ。

なぜなら…

K-1ファイターの中で元王者クラスのボクサーと最も対戦経験があるのは魔裟斗に他ならないだろうが、彼はボクサーとの打ち合いを完全に避けた。魔裟斗本人がその必要性を認識していながら、避けた(試合後のコメントにありありと出ている)。

魔裟斗のその回避が主要因ではないが、K-1は「立ち技最強」を謳いながらもその競技の中で最重視されるボクシング技術のレベルを各方面から懐疑され、ファイターらはその克服のためにボクシングジムの門をくぐる時代になった。

(蹴り9割の戦い方をする選手ならば例外だが)説得力のあるパンチを駆使することは、K-1が“ホンモノ”であることを証明する大きな手段の一つになるのだ。

魔裟斗はそのチャンスを幾度も与えられながら、成し得ることはなかった。 MAX唯一無比のスタアであった魔裟斗が冒険をすることは出来なかったのだ。

今のMAXのファイターらが保住に負けたところでK-1に損害はない。強いて言えば佐藤嘉洋だが、K-1の看板を背負ってる日本人なんて今はいないのだから、負けを恐れる必要はない。

今年のMAXが終戦になってしまった日本人ファイターたち。とりわけハードパンチを得意とするTATSUJIあるいは中島弘貴あたりに名乗り出てもらいたい。

もし彼らと保住の試合が実現し、ニコニコ動画で生中継でもされたら、青木の視聴者数3万人どころの話ではないあろう。"格闘技村"の村内での出来事ではなくなるのだから。

ボクシングで保住を倒し、これまで以上に数多くのファンとより広い世界を巻き込むK-1新世界を作り上げて欲しい。


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もし、本当にTATSUJIなり中島なりがBoxFightで保住と対戦して勝利したならば、リング上からこう宣言して欲しい。

「これがK-1です!!」と。

K-1MAXの新たなスタア誕生の瞬間になる。




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web新のプロフィール
観戦暦:30年。格闘技入賞歴:新空手K-2トーナメント、K-1モンスターチャレンジ、土浦市長杯。戦績:17試合13勝4敗9つのKO勝利。新空手史上最短KO記録保持(5秒。但し非公認)


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