格闘親子鷹

「今日はレスリングがあるから」

15cf399d.jpg昨夜はボブ・サップの敗戦に落胆したまま就寝し、枕を濡らした(であろう)我が娘ですが、今朝は気持ちを持ち直して、普段より多めに朝食を取るほどでした。

ご飯を食べ終えて、さらに食パンを食べ始めた娘に、

「今日はたくさん食べるね」

と声をかけると、

「今日はレスリングがあるから」

との返事。

いやぁ、嬉しかったですね。能動的に取り組む姿勢は掛け替えのないものです。だいたい子供の習い事って、嫌々やらされてるケースが少なくないですからね。

「大人になったらレスリングやめるからね」等と冗談めかしたことを口にする娘ですが、果たして何歳まで続けてくれることか。

これでジョー・ウォーレンくらい強くなってくれたら言うことないな。

エレファントマン

9d2cf218.jpg『エレファントマン』という映画はご存知でしょうか?

単に怖いだけの映画ではありませんが、この映画を見た誰も彼もがヒューマニズム的なものに感動しなければならない訳でもありません。

見世物小屋にいた“エレファントマン”ことジョン・メリック青年は、ある医師に救出され、入院生活を送ることになるのですが、何も知らない女性看護師がメリックに給食を運んで行ったシーンが非常に怖い。恐怖と恐怖の衝突みたいな。メリックの顔を見た看護師は恐怖でショック状態に陥りましたが、一方のメリック自身も、それまでは家畜同然の扱いを受けてきたため、人間と接触するのが怖いのです。

“エレファントマン”はその後、どのような人生を歩み、どのような最期を迎えたのでしょうか?映画『エレファントマン』は、こちらよりお買い求め下さい。

余談ですが、娘とスーパーで買い物をしていた時のエピソードを1つ。

娘と店内通路を歩いていると、対面から顔が奇形の男性が歩いて来まして、もし娘が露骨な反応を示したら失礼してしまうなと緊張しましたが、娘はほとんど何の反応も示さずにすれ違いました。その後、商品棚の影で私は娘を抱き寄せ、「お前は偉いな。お利口さんだな」と語りかけると、娘はしくしく泣き出しました。

私は娘が、男性の顔を恐れて泣いたのではなく、男性の境遇が可哀相で泣いたのではないかと思ってます。

他人の心の痛みが分かる人間に育ってほしい。私のこれまでの人生を反省し、娘にはそうあってほしいと願ってます。

最後に、“エレファントマン”メリック青年が書き残した詩を紹介します。(X51.orgより引用)※リンク先には、見る人によっては恐怖を感じる画像が掲載されておりますので注意してください。

”私の姿がどこかおかしいのは事実だ
しかし私を咎めることは神を咎めることだ
もし私が自分を創りなおすことが出来たならば
私はあなたを落胆させはしないだろう

もし私が巨大で塔に触れることが出来たとしても
あるいは手のひらで海を掴むことが出来たとしても
私は精神によって測られるべきである
精神こそが、人間のもの差しなのだから”

娘とヱヴァンゲリヲン

0de378d0.jpg今度うちの子がキックを始めました。と言うのは冗談で、この画像のお子さんは、『K-1心中』と相互リンクしてくださっているブログ『荒くれキック』の主人公、優音くん(5歳)です。

なんと!!12月7日の藤原祭で後楽園ホールデビューすることが決まったそうです!

5歳で後楽園デビュー。おじちゃんは19歳でデビューしたけど、2分弱で失神したお(+_+)

今回の藤原祭出場、年齢的に当然エキシビションでしょうが、10年後にはK-1甲子園が待ってますよ!

子供が格闘技を習ってくれるなんて、本当にうらやましい。うちの娘は今のところまったくレスリングをやる気なしです(´;ω;`)

*・゜゚・*:.。..。.:*・゜

うちの娘と言えばエヴァンゲリヲン。9月に公開された新劇場版序の章にリリスが登場することを予見したエスパー幼女とも言われております(?)

エヴァ好きとは言えまだ5歳。当の私は、最近は娘の面倒で精一杯でなかなかパソコンに向かう時間を作れません。娘を寝かしつけながら自分も眠ってしまうんですよね。で、早朝に目が覚めてパソコンやってると娘が目を覚まして泣く始末。

「パパ、パソコンやんないでこっち来て〜〜〜」

パソコンに向かう親の背中は子供には見せるものじゃないですね。子供にすればよそよそしさを感じてしまうのかも。休日の昼間にパソコンをやってると、後ろから「加〜〜〜持さんっ!!」なんて言いながら抱きついてきたりするんですが、内心は淋しいのでしょう。

そんな感じで更新の勢いが弱まりがちな昨今ですが、どうぞご了承ください。

*・゜゚・*:.。..。.:*・゜

田村潔司準公認ブログ『T-style Axis』管理者の 武 さんに教えてもらったのですが、パチンコのエヴァシリーズ4作目『CR新世紀エヴァンゲリヲン 使徒、再び』が来春登場します。公式サイトでムービーを見れますが、TVシリーズには登場しなかったエヴァ4号機に渚カヲルが乗ってます。

娘に見せたら大興奮でした。

「あっ!3号機っ!」

「カヲルくんだっ!」

「4号機って映画に出るんでしょ?」

そう言えば、新劇場版破の章には新たなエヴァが出るらしい。それが4号機なのでしょうか?パチンコと映画のタイアップとは考えましたね。

余談ですが、新劇場版のサブタイトルについて妻が「ははぁん、序破急を用いたか」などとしたり顔で語ってましたが、私は妻に教えられるまでサブタイトルに古典的な意味があるとは知りませんでした。聞いてもイマイチ意味不明ですけどw

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手つきの良い娘

35ce1c08.jpgゲーセンにて。親はまったく手を出さず、一度きりのトライで、こんなにたくさんのお菓子をゲットした娘。

ちなみに私は、お菓子とかぬいぐるみを取るゲームは生まれてこの方一度も成功したことがありません。

特にUFOキャッチャーなんて、あんなの成功する方が変ですよ。

まぁ、UFOにキャッチされて血液も内蔵も抜き取られる思いに比べれば、たいした問題じゃないですがね。

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ローソンのホルモン鍋とレスリング

d49e1ac5.jpg先日のエントリーで紹介したローソンのもつ鍋は、正しくはホルモン鍋という商品名でした。知人からもつ鍋として教えられたため、そのように思い込んでおりました。

それにしても驚いたのは、『プロレス昭和異人伝』の管理者・shingol様がこのホルモン鍋を約20年前に好んで食べていたとブログに記述されていたことです。

まずはshingol様に、「ご馳走様です」と(笑)

私とshingol様はさほど歳の差はありませんが、私が最近知った食べ物を既に20年前に食していたとは、隔世の感と言いますか、人生の大先輩という印象を受けてしまいます。

それにしてもshingol様とは何か不思議な縁を感じざるを得ません。拡大解釈するならば、私の娘とレスリングとの距離がさらに深まったような気がしてなりません。

と言いますのは、社会体育と疎遠な学生時代を過ごした私は、予てから自分の子供には何かスポーツに打ち込んでもらいたいと考えているのですが、幸いなことに現在住んでいる町にはちびっ子レスリング教室があるため、折りを見て娘を入団させる腹づもりでいるのです。

また、私のいとこが女子レスリング日本代表監督だった鈴木光氏と日大時代からの友人ということで、将来私の娘がレスリングに本格的に取り組むようになったら、進路等についてご指導いただけるのではないか考えております。

そして、さらにshingol様との縁。今更言うまでもなく、氏は日本レスリング界の第一線で活躍してこられた方です。厚かましいのは承知しておりますが、何かご指導、ご助言を頂ける日が来ればと勝手に考えております。

とは言いましても一番大切なのは娘本人の気持ちなわけですが、当の本人はピアノやバレエなど女の子らしい習い事に興味を抱いているようで・・・。

しかも、娘の目下の悩み事は、保育所でプリキュアごっこをする際に、自分としてはキュアミント役をやりたいのにキュアルージュ役をやらされることだそうです。イメージ的にはどう見てもルージュが適役だとは思うのですが、乙女心というのでしょうか、お淑やかなミントに憧れているようです。

ちびっ子レスリングに出場している子供たちを見ると、みな利発で礼儀正しく、教育の現場で問題視されているイジメなどとは無縁な活発さを感じます。できることならば我が子もレスリングで心身を鍛え、イジメをしない、イジメをされない、そして周囲のイジメを他人事として看過するようなことのない強い子供に育って欲しいと願ってます。

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バレエでバランス感覚を養ってほしい、とりあえず

7af32248.jpgもう何年も前の話ですが、在りし日のK示板に、これから生まれてくる娘には柔道かレスリングを習わせたいという書き込みをして賛否両論のご意見を頂戴した記憶がありますが、その娘が4歳にして遂に習いごとを始めました。種目はご覧のとおり格闘技ではなくバレエなんですが、、、。

地元にはせっかくちびっ子レスリング教室があるのに、わざわざ週末にお出かけしてまで何でバレエなのかと思いますが、ママと本人が決めたことなので致し方ありません。

それに、やっぱり女の子なんですね。レスリングをやることには絶対に首を縦に振らない娘もバレエはとても楽しんでる模様です。

私としてはバレエを習うことで体の柔軟性や心肺機能を強化してくれれば良いかなと自分を納得させてます。

でも体型的にやっぱり格闘技向きだと思うのです。足の親指もでっかいし。

ゃゃゃ、今更ぐだぐだ言っても仕方ないですからね。柔道は“立ち技万年”と言われるほど立ち組は難しいものというか天性の才能がモノを言う世界ですので、バレエでバランス感覚を研ぎ澄ましてほしいと思います。

軽井沢行きをせがむ娘

今朝、出し抜けに娘が私に語りかけてきました。

「あずさちゃんね、いまね、かるいざわにいってんの」

この嫌らしい語り口からして、4歳のくせに軽井沢=小金持ちのステータスということを理解しているのか?

私と妻が「じゃ、みゆちゃんはどこへ行きたいの?」と尋ねると、間髪いれずに

「かるいざわ」

との回答。

2年前にはコビトカバのような後ろ姿で水遊びしていた娘ですが、本当に色んな言葉を話すようになりました。結婚して私の元から離れていくのも時間の問題です。

この3連休はずっと家族水入らずで過ごそうと思います。

外洋は恐ろしいところ

2泊3日の小旅行から帰ってきました。

当初の予定では21日(金)11時出航の船でホエールウォッチングをするはずでしたが、雨天によりテンションが上がらず港に遅刻してしまい、参加できませんでした。

とりあえず予定通り白子温泉に宿泊し、今日の船に乗り込みました。今日は天気も比較的良く、「昨日乗らなくて正解やった」とフォースの導きに感謝したのもつかの間、最悪の展開に!

まず、子連れファミリーへの特別待遇ということで船の屋上に陣取ったものの、出航直後に娘が高波による揺れで泣き出し、1階へ移動。

と同時に私が船酔いに。クジラどころではなく、船尾からゲロを吐く始末(どんなお魚さんが食べてくれたかしらん?)。

しかし吐いても気分は優れず、仕舞いには甲板の上で横になり、やっと回復した2時間後にウォッチング終了のアナウンス。

「残念ではありますが、今日は姿を見ることが出来ませんでした」

妻は「詐欺じゃないか(笑)」とか言ってましたが、私はクジラを見れようが見れまいが、もうどうでも良かったですよ本気で。3800円支払って地獄を味わいました。「今まで海を舐めてました。本当にすみませんでした」ですよ、滝本じゃないけど。

「一攫千金狙いでマグロ漁船にでも乗るか」なんてほざく香具師がいるけど、絶対に無理だから。銚子沿岸であれだけ揺れるんだから。実を言うと娘が泣き出したとき、私も怖かったです正直。写真も2枚しか写せませんでした。携帯を海中に落としそうだったから。

余裕があったのは内湾を出るまででしたね。外洋は本当に恐ろしいところ。嘘じゃないから一度乗船してみてほしい。

下船後に、クジラを見れなかったお詫び的な意味合いで2年間有効の半額チケットをもらいましたが、高波・船酔いの悪夢を2年間で払拭するのはまず無理でしょうw

最後に、3歳の娘がいろんな言葉を知っていたことに驚きました。高波の恐怖の余り、「怖過ぎる〜」「もう頑張れない〜」「辛い〜」など、泣き喚きながら発した台詞の数々に意外なところで驚かされました。

格闘親子鷹セレクションw コビトカバ

(04年8月8日)
空のペットボトルをお風呂に沈めようと奮闘する後姿は、まるでコビトカバ?爪先立ちっぷりが何とも言えません。

思わず吹き出した方は投票をお願いします。

シャチVSカヤック

生命の偉大さ、人間のちっぽけさを教えてくれる巨大海洋生物の筆頭、シャチ。




ブログでYouTubeの動画を垂れ流すだけの記事は好きじゃないですが、これは興味深い映像ですので特別に載せます。

「こっちの領域にくれば、人間なんて屁でもないぜ」

そんなシャチの台詞が聞こえてきそうです。

ホエールウォッチング

c87c190b.JPG来週は夏の小旅行ということで、千葉県は九十九里浜の白子温泉に泊まりに行きます。

初日は九十九里浜へ行く途中で銚子港に寄り、そこから船に乗ってホエールウォッチングをする予定でいるのですが、その計画を娘に話したら急に神妙な顔つきになりました。

クジラを怖がっているのです。

娘「クジラさんて怖いの?」
私「いいや、クジラさんは大きいけど、とても優しいんだよ」
娘「やだ!クジラ大嫌いっ」
私「・・・。じゃぁオットセイは好き?」
娘「オットセイは好き!」
私「あ、そう。オットセイは好きなの」
娘「・・・・・・、オットセイってなに?」

こんな会話をしているようではとてもホエールウォッチングには行けません。オットセイウォッチングという名目で乗船するほかないかも。

たしかに昨年、鴨川シーワールドへ行ったときもシャチを見て怖がっていました。その恐れは実際の見た目の怖さに加えて、映画『DEEP BLUE』等海洋ドキュメンタリーを観ることで得た予備知識によるところも大きいでしょうね。

シャチが座礁覚悟で砂浜に乗り上げてアシカ類を襲う姿は大人が見ても恐ろしいし(しかもお腹一杯になるとアシカ一匹を沖まで連行し、ボール代わりにして遊ぶ)、魚の群れを一飲みするために水面めがけて突進するクジラの姿は圧巻です。

3歳の娘には刺激が強過ぎたかも(かもじゃなくてぇ・・・)。

でも私も幼少の頃からその類のドキュメンタリーを見て育ったからなぁ。ダイバーがサメに片足を食いちぎられて甲板上で痙攣してるシーンをよく覚えてます。そんな残酷シーン、現在のテレビ番組では絶対に放送されないでしょうね。

ただ私的にはこのようなドキュメント番組の残酷シーンよりも、現在のアニメ番組の方が子供には悪影響を与えると感じています。

具体的に言うと、人命や人間の健常さをあまりにも軽んじているシーンが多過ぎる。死んだ仲間が簡単に生き返ったり、頭から血を流しているのに平気な顔でギャグを飛ばしたり。

騙してでも娘を乗船させてクジラを見せてあげたい。クジラを見れば命の尊さを感じてもらえるような気がするのです。地球上の生き物はみな平等なのだと(害虫は殺すよ)。

でもスナメリクラスの小型クジラじゃ何も感じねぇか。
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観戦暦:30年。格闘技入賞歴:新空手K-2トーナメント、K-1モンスターチャレンジ、土浦市長杯。戦績:17試合13勝4敗9つのKO勝利。新空手史上最短KO記録保持(5秒。但し非公認)


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