観戦記

【謹賀新年】RIZINとK-1 両輪が揃ったと言える日が来るように…

まともな格闘技ファンの皆様、本年もよろしくお願いいたします。数年間まともにBlogを更新してませんでしたが、RIZIN立ち上げで私もテンションが上がり、更新する意欲が戻ってきました。みんな格闘技に戻って来いよ!

あとは、新生K-1が本物のK-1になってくれること。Krushに毛が生えた程度の現状を打破するにはどうするか。私もK-1心中で提言しようと思いますが、K-1ファンの皆様とも、広い視野で意見交換出来たら良いなと思います。RIZINとK-1、MMAと立ち技、日本格闘技界の両輪が揃ったと恥じずに言えるまでに、K-1に大きくなってもらいたいです。MMAと立ち技の両輪が揃うってのは、MMA一辺倒の米国には無い魅力を秘めているはずですし。

そう言えば29日の日菜太の煽りVの中で、K-1に出ていないキック勢力のことを「非K-1」と言い表していたけれど、それを言うたら、RIZINは「非UFC」勢力ってことでしょうね。

UFCで一攫千金を狙う選手は、RIZINでしっかり潰す。RIZINの楽しみ方の一つになりそうですが、UFC行きを公言するサワーが、自演乙相手でしたが、完勝しました。いかんです。

サワーと同じシュートボクシングのRENAは、その卓越した愛くるしさで注目を集めた上で飛びつき腕十字で一本勝ちするという、この上ないMMAデビューを飾りました。果たしてRENAもUFCを視野に入れているのでしょうか?いや、シュートボクシングに義理立てしてる様子を見るに、RIZINにおいても、女子エースとして骨を埋めるつもりではないかと思います。それにしてもRENAは素晴らしかった。ジョシカクアレルギーが治った人も多かったのではないかと思います。

もう1試合行われたジョシカク…と呼んで良いのかどうか^^; ギャビ・ガルシアvs.レディー・タパの一戦も、ツッコミどころはありましょうけど、素晴らしい試合でした。冒頭、タパのパンチが炸裂し、ギャビの巨体がドドドと崩れ落ちる。しかし、何とか追撃を凌いで両者スタンドに戻って見合うと、会場からは万雷の拍手が。オープニングマッチでRENAが温めた会場をだらしない男たちが冷ましてしまったところで、再び女子の試合でヒートアップ。男女の壁、技術が高い低いなんてもう関係無いですよ。

大晦日のその他の試合については、「アーツ頑張った、泣けた」程度の試合ばかりでどうでも良い感じもしますが、また改めて感想を書いてみようと思います。

改めて皆様、本年もよろしくお願いします。身銭を切りながら日本格闘技界復活に貢献していきましょう!

青木が見せた現実

ちょっと言葉が出てこない。

俺の屍を越えて行けじゃないけど、桜庭を介錯したことで青木のステータスは名実共に日本のエースになったんじゃないの?

青木はマイクで、五味戦をアピール。RIZINの次を提示してくれてありがとう。

そして始まる、桜庭長男の敵討ちロード。

RIZIN WorldGP〜SARABAの宴〜 トーナメント観戦記

リザーブマッチ ◯モルダフスキー(スリーパーホールド)内田雄大✖️
内田が抜擢された理由は、高阪のところの選手ってことなんだろうけど、相手が悪かったような。ロシアはどんだけ人材隠してる?


1回戦第1試合 ◯モー(KO)マクダーミド✖️
マクダーミドは格闘技歴2年とのことだが、元ラガーマンで三十代後半の選手。かなり反応が悪い。一方のモーも攻め疲れで後半失速するも、最後はパンチでKO。ぐだぐだした試合だった。


1回戦第2試合 ◯オークストリス(KO)カッペローザ✖️
1回戦第1試合とは打って変わってスピーディな展開。カッペローザの蹴り足を掴んだまま放ったパンチがジャストミートしてKO。オークストリスは、高見沢風の風貌で人気が出そう?


1回戦第3試合 ◯ネムコフ(TKO)レリッジ✖️
ロシアンがまた圧勝。


1回戦第4試合 ◯石井()プロハースカ✖️
「ファンも僕を嫌ってるだろうし」とは石井談。格闘技ファンが石井を嫌うっておかしいよ。石井は、社会的権威のシンボルである五輪よりもMMAに上位の価値観を持っている選手なのに、なぜ支持しない?格闘技好きって変わり者ばかりだろ?だったら「金メダルを川に捨ててやろうか」と嘯く石井になぜ共感できない?

で、試合の方は「ええー?」という感じの秒殺TKO負け。プロハースカの打撃がヤバかった。見た目は、紛争地帯にて軍の下請けでタンクローリー運転してそうな冴えない感じだが、とんでもない強豪だった。

う〜ん。

RIZIN 第2試合〜第8試合までの観戦記 HIROYAと日菜太がやってくれた!

第2試合 〇シデルニコフ(1R TKO)カルロス×
昔だったら、この2人はK-1に来てたんだろうなぁと思った。



第3試合 エフライン(無効試合)元谷友貴
エフラインの体重超過により、また“勝利しても無効試合”扱いの試合。元谷は絶対に勝たねばならない試合。ところが、試合をほぼコントロールしておきながら、まさかのダウンを喫してからのパウンドでレフェリーストップ。無効試合。元谷の強さはわかったが、ここで勝てないちうことは、スタアの星の元に生まれたのとは違うのかな。



第4試合 ◯HIROYA(第3ラウンドKO)ウィッキー✖️
HIROYAは、シウバのサンダーストームからK-1MAXのテーマ、そしてK-1ワールドGPのテーマで入場。自分の立場をよく解ってる。見直した。

序盤、ウィッキーの唐突なミドルキックとトリッキーなパンチに戸惑うが、2ラウンドまで落ち着いて守りながらローキックでダメージを蓄積し、最終第3ラウンドで攻撃に一気にシフトチェンジすると、相打ちのダウンから、最後は確実にパンチを当てて完全KO勝利。この組み立ては天晴れだよ。凄いよHIROYA。男だよ。

大晦日はK-1ファイターの恥かき日和ってフレーズは封印しなきゃな。私だって好きで言ってたわけじゃないんだから。HIROYA、ありがとう。これでやっと新生K-1をK-1として認めることができる。



第5試合 ◯日菜太(KO)宮田✖️
だから言ったろ、日菜太に蹴り殺されるって。レフェリーがいたから宮田は命があったんだよ。

日菜太の強さは、蹴りのフォームに入ってから、相手との距離によってキックのレンジを臨機応変に変えられるところだな。あれは凄いよ。

ただ,宮田の生気のなさが気になった。『漂流教室』の関谷みたいな顔してた。



第6試合 ◯トコフ(TKO)マシューズ✖️
パンチで秒殺。消化試合はこれでなきゃね。


第7試合 〇所(腕十字)才賀✖️
パンチをかなりもらった所だったが,最後はさすがだった。これはこれで良いでしょう。

リングサイドのあびる優の叫び声がすごくて,松岡きっこでも呼んだのかと思った。


第8試合 ◯高谷(判定)taiki✖️
解説の高田が、小刻みなステップをするDJの方が「ステップの数が多い分、スタミナを消耗する」と言ってたけど、それは違うよ。小刻みにステップするくらいでスタミナは消耗しないよ。実際は、高谷にプレッシャーかけられて、回らされてるからスタミナを消耗してるの。

打ち合い、凄かった。最後に高谷がグラウンドで逃げ切ったのが残念。サッカーで言えばボール回しで時間稼ぎしてるのと一緒。いや、それを言うのは酷過ぎるか。

UFC FIGHT NIGHT シンガポール大会観戦記(ニコ生)

IMG_7033ニコ生のプレミアム会員に久々に登録した。青木が金網に入った試合以来かな?あの時は所用で出先に居て、仕方がないからマックの店内にて無線LANで視聴してたんだが、やたらと混んでる店舗だったもので、店員に長居を注意されたっけ。いい歳したオッサンが情けないよな。ノートPCいじってるところを「店内混雑しておりますので・・」と、店を出るように促されるって。

プレミアム会員登録料が525円で、UFC視聴料が525円。合計1,050円で菊野や川尻の試合を観れるんだから安いものでしょう。ただ、プレミアム会員登録料は毎月自動更新で金が引き落とされるので、早く退会しておかないといけませんね。番組表を見たけど、他に観るべきものなんてなかったもん。なんなんだよ、あの顔出しとかw そもそもネット動画なんて観てる暇ないからな。素人女が部屋で世迷言語ってるのをのんびりと視聴していられる方々が羨ましいですよ。

さて、肝心の観戦記ですが(観戦記なんて書くのいつ以来だよ?)、まず菊野は、20僂眇板杭垢里△訌蠎蠅冒瓦何もさせずに判定勝利。沖縄拳法の突きか三日月蹴りでのスカ勝ちを期待する人も多かったと思いますが、UFC初戦で、しかもウェルター級でも良いくらいに圧倒的な体格差を誇る相手を完封したのですから、評価しない訳にはいかないでしょう。私が見た限り、三日月蹴りは2発良いのが入っており、相手を後退させたり、引き込みに逃げ込む場面を作りました。突きも中当たり程度のものが数発入っており、それだけでもじゅうぶんに見応えがありました。さらに菊野の構えは米国人が好む東洋の神秘スタイルで、シンガポールにおいても試合開始直後に会場が沸きましたから、次回は本土での大会に招聘されるのではないかと思います。

続いて“ZSTの賢人”清水は、いきなり膝蹴りを前頭部に食らい、その後もパウンドを食らいまくり、最後はバックチョークでタップアウト。打撃に難ありという以前に、相手との体格差が大きかった。菊野の場合は身長差とリーチ差だけだが、清水の相手は根本的に体が違い過ぎた感がある。もし次があるならばフライ級で出直す以外にないでしょう。顔面が大きく変形するほどに殴られた清水の容態が心配です。

ストラッサー起一は、相手を金網に押し込んだところ、後頭部に反則の肘を連打で食らって悶絶。反則勝ちとなりましたが、担架に乗せられ病院送りとなりました。こちらも容態が気になります。相手は見るからに強暴そうなブラジリアンでしたが、あんな反則を犯すってことは、精神的に未熟なのでしょうね。相手あるいは負けることへの恐怖心から出してしまった反則でしょうから。

川尻は、強引に自分の型にはめて勝利するスタイルを貫き、バックチョークで一本勝ち。相手は失神しました。相手の土俵で戦わないってのは鉄則。これを貫徹できれば今後に期待大でしょう。試合後のマイクは、インタビュアーのブライアン・スタンとみずたま嬢もたじたじになるほどのハイテンション。

「もっと強い相手と戦わせろ!(おっと、フォロー忘れず)今日の相手も強かった。ビックリした」

「デイナ、ロレンゾ、俺にサブミッションオブザナイトをよこせ!」

「ここがオクタゴンのど真ん中だ!俺がDREAMだ!!」

格ヲタも条件反射で喜ぶキーワードを散りばめた名言も飛び出し、このテンションには賛否あるかとは思いますが、存在感を示したことは間違いないでしょう。

川尻の試合が終わった時点で既に日付が変わっていたので、メインは観ないで寝ました。タイムシフト放送でも観ることはないでしょうねw

いや〜、久々に格闘技中継で力が入りました。次は君たちの戦いをWOWOWで観たい!!!





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GLORY4スカパー観戦記

新年明けましておめでとうございます。

まともな格闘技ファンの皆様はどのような元旦をお迎えでしょうか?おせちを食べながら、昨晩に録画したDREAM&GLORYを視聴している方もおられるのではと思います。

私もだよっ!(中途半端ににしおかすみこ風)

今回の大晦日興行は、前半がDREAM.18で後半がGLORY4に分けられていて、スカパーの放送も第1部と第2部の二本立て。しかし、DREAM.18の全てが無料放送の第1部ではないところが意地悪なところと言うか、そうでもしないと第2部のPPVを購入する人が激減してしまうのでしょう。

DREAMについては昨晩のうちに観戦記を書きましたので、今回はGLORYについて思ったことをいくつか。

まず、トーナメントは馴染みの薄い試合形式でした。第1ラウンド、第2ラウンドともに一方が優勢であれば、第3ラウンドに進まずに判定決着となる。試合時間も1ラウンド2分間。

こーゆーゲーム性を高める方向性も悪くないかもしれない。退屈な試合をだらだら見せ続けられる最悪な展開を回避できるし、勝った選手が少ないダメージで次の試合に臨めるから。

問題点も散見された。

2ノックダウン制なのか3ノックダウン制なのかハッキリしなかったこと。もし2ノックダウン制なのであれば、2度目のダウンでカウントを数える必要は無いだろう。その意味不明なレフェリングのせいで客席が途惑っている様子がテレビから伝わってきた。総じてレフェリングがおかしい大会だったとも言える。

両コーナーから同時に入場するのは大会運営のテンポを良くする意味ではアリかもしれないが、逆に目当ての選手を入場からじっくり見れないことを残念に思うファンも少なくないだろう。私としては自演乙のパンティ仮面をもっと堪能したかった。

サキvs.シュルトの判定も不可解。シュルトの腫上がった顔面を見れば、どう考えてもサキの勝利ではないか?

続いて試合内容だが、ヘビー級らしく一発で決まる試合も多く、軽量級をしのぐようなスピード感も味わえた。まるでK−1じゃないか。GLORYこそリアル新生K−1、真性K−1ですよ。というより、準決勝以降は末期のK−1を見せられたような退屈さを感じた?

トーナメント以外では85kg級のカテゴリー確立に尽力している松本に注目。負けはしたが、彼に続く日本人選手が出てきてほしい。

佐藤嘉洋とか。

だって松本も過去にK−1MAXに出ていたし、体格的には佐藤の方が上回ってる部分も少なくないだろう。

体格的なアドバンテージの恩恵にどっぷり浸かることができる70kgという安全圏から出てこない限り、佐藤がブレイクすることはあり得ないからな。

なんで最後の締めが佐藤なのだろうか?(笑)


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『元気ですか!2011』観戦記その2

新年明けましておめでとうございます。本年も“他に比類なき格闘技ブログ”として更新を続けてまいる所存ですので、皆様よろしくお願いします。

では、前々回エントリーに引き続き『元気ですか!』の観戦記後半戦です。



<○マッハ(判定)長南×>
両者のファンからすれば感動的な取組なのかもしれませんが、勝者と敗者の明暗が不明瞭な試合には全く関心がない私なのです。試合終了と同時に両者が微笑み合うようなシーンなんて見たくもない。野性味の感じられない野生児と牙の抜け落ちたピラニアが戦ったところで何か生まれますか?

ちなみにマッハの大晦日マッチ勝利は2008年の柴田勝頼戦以来とのことですが、あの柴田戦は熱かったなぁ。柴田の奇襲戦法でマッハも一気に本気モードに突入して、彼本来の野性味を存分に味わうことができました。

こんな試合を今年も観たかった。主催者連中だって柴田戦の面白さを間近で見て分かっているはずなのだから、もう少しアイデアが出るんじゃないかと思うのですが。ノーサイドを喜んでくれる優しいファンに甘えてるよな。

もしかすると主催者もIGF勢とのカード実現を模索したかもしれない。猪木が体格差云々言ってたことからも推測できなくもない。

しかし、実現してナンボだからな。



<○川尻(一本 ※肩固め)宮田×>
マッハ長南戦とは打って変わって緊迫感溢れるこのカードは、私が以前から実現させるべきと提案してきたものだ。

試合は川尻の完勝。常に上から目線が身上の宮田だがこの試合では全く良いところなく、追い詰められると顔付きがいつの間にか韓国エステの受付のおばちゃんみたいになっていた程に精彩を欠いた。

それ程に川尻の強さが際立った。かつて一緒に練習した立場の私としては心から嬉しい思いです。



<○フジメグ(一本 ※腕十時)アステカウーマン×>
試合が始まる前から“藤井が何秒で仕留めるか”という観点でしか観れない試合っていかがなものか?

もっとまともな相手を探してあげないと。



<○ジョシュ()鈴木秀樹× ※IGFルール>
まぁ、こんなものでしょう、この2人では。会場はどんな反応だったのかな?



<猪木小劇場>
ジェット・シンの息子に竹刀で叩かれたことがハプニングなのか?

くだらない寸劇だった。



<○菊野(レフェリーストップ)自演乙×>
第1ラウンドの興奮に反して、後味スッキリしない結末。このカードについては後日改めて観戦記を書こうと思います。



<○ビビアーノ(KO)アントニオ×>
特になにもないですが、一言言わせてもらうならば、ビビアーノはタイ古式マッサージ店にいるタイ人のババァみたいな顔。



<バンナ、アーツらのしょっ切り>
くだらねえ試合。シルビアの太り具合はなんだい?元UFC王者の面影なし。あれじゃ村の夜警に逆戻りだな。



<○桜庭、柴田(レフェリーストップ)澤田、鈴川×>
これは素晴らしいプロ格マッチになった。期待を裏切らなかったという点で他のDREAMルールマッチと比較しても遜色なかった。いや、それ以上に輝いた。

試合を上手く成立させようとリング下からレフェリーに支持を飛ばす宮戸の真剣さも良い味付けになった。

この試合についても後日改めて。



<○高谷(判定)リオン×>
リオン勝利を予想した人も多かったと思うが(私も含めて)、高谷は侮れない選手。

ただ、試合は高谷が仕留めるに至らずダラダラと5ラウンド消化。格闘技マニアにとっては楽しめる試合だったという程度の試合だった。

おめえらはそれでいいや。



<○青木(判定)北岡×>
なんでこのカードを組まねばならなかったのでしょうかね?

かつて仲間だった人間と敵となって対峙するってのはしんどいことですよ。フットサルのGK(ゴング金沢の略ではなくゴールキーパー)やってて、昔一緒にやってた人間が敵チームにいると、こいつにだけは絶対にゴール決めさせまいと異様に集中力が高まりますからね。そんな低次元の世界でもそうなのだから、真剣勝負のプロ格闘技の世界では、セコンドや後援者含めてどれほど複雑な感情が生まれ、この後どのように転がって行くのかが気になります。



<○ヒョードル(KO)石井慧×>
煽りVでは、ヒョードルの「いつか必ず日本に帰って来ます」とか「私の心は日本に向かいました」などの発言をやたらピックアップして、彼が日本のファンとの約束を守ったみたいなアングルを構築してましたが、日本を離れている間に彼が三連敗している事実から目を背けてはならない。その連敗がなければ彼はUFCに出ていた=日本なんて知ったことじゃない、となっていたはず。

私はそんな冷めた目で観てました。

試合内容も淡々と石井がKO負け。そんなもんかぁ・・・^^;



<大会総括>
芹澤の髪型を何とかしろっ!





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アリスター最強?からの『元気ですか!』

大晦日は格闘技デー。まず、昼間はUFCでレスナーvs.アリスター。

K-1WorldGPをも制したアリスターは、打撃を苦手とするレスナーとってかなりやっかいな相手だと誰もが思ったはずだが、全くその通りの結果になった。

最期は左ミドルでレスナー悶絶。まるでサップ状態。

この決まり手について試合後にアリスターは「K-1で培った技だ」と語ったらしい。なんだか嬉しい気分になるね。

もしよいこのK-1ファンが健在だったら大変なことになってたかもだけど。アリスター勝利でK-1最強を唱え出すのみならず、プロレスを貶めるようなキャンペーンを展開していたかも?なんて想像すると背筋が寒くなる。あいつらは消えて正解。多くの格闘技ファンの気分を害するだけの存在だもん。


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そして夕方からは『元気ですか!2011』が始まってます。とりま序盤の観戦記。

<フェザー級GP>
リザーブ含む三試合を外出していて見逃したが、Twitterのタイムラインを眺めた限りでは退屈な試合の連続だったようだ。

そんなもんだろ。



<○野杁(判定)園田×>
技術的には成人プロをも凌駕している野杁の凄さ。立ち技ファンにはそれが十分に伝わっただろう。

しかし問題は総合のファンや一般来場者に何か印象を残せたかどうかだ。



<○久保優太(KO)セロテープ・ゲイ×>
久保優太は今年のK-1MAXライト級日本王者だったんだ。知らなかった。

もしかして、非常に評判の悪かったネット有料放送で中継された大会で行われたトーナメントで優勝したのかな?

うん、思い出した。余りにも退屈で、緑のカーテンを整備しながら観戦してたような気がする。

ペッ!

で、試合の方は・・・、煽りVで「立ち技も面白いんだぞとアピールしたい」と語っていたが、相手が弱過ぎて微妙。

ボディに意識を集中させたところにハイキックを決めて、膝の追い打ちでKOしたのは素晴らしかったのだが。





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ストライクフォース観戦記(スカパー ¥3150)

金網際の攻防とボクシング技術の差。

日本人格闘家が本場アメリカの金網で試合をする際、技術を深く洞察したりはしない程度の私のようなファンが観戦するうえでポイントとしているのが上記の2点だろう。

アメリカでの初めての試合がライト級タイトルマッチとなった川尻は、初っ端から強烈なパンチを被弾し、中盤には首相撲から強烈な膝蹴りを顔面に食らい、残念ながら完敗という結果になった。

過去にはPRIDEでメレンデスと対戦済みで、その時には一歩も引かない接戦を演じた川尻だったから、「もしかすると?」という淡い期待があったが、ものの見事に打ち砕かれた。まさに日本とアメリカの勢いの差を見せ付けられたかのようだったと、在り来たりの感想しか思い浮かばない。あまりにも残酷な結末だった。

それにしても川尻は、ここ一番では完敗を喫するタイプだ。

何せこの試合の前段として昨年大晦日に行われたストライクフォースライト級の強豪選手との試合には完勝し、過去にはカルバン、ブスカペ、アゼレード、シャオリンら、海外の強豪ら相手に白星を飾っている。

にも関わらず、大一番での敗戦の記憶が強く残っている。

五味戦、魔裟斗戦(K-1)、青木戦・・・

この悪いイメージを今回の敗戦がさらに強調することになった。川尻のMMAキャリアは今後どう転んでいくのだろうか?


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青木は落ち着いていた。

金網際に押し込まれても慌てずに差し戻し、投げのフェイントで相手の体勢を崩してからの足掛けでテイクダウンに成功すると、背後からチョークスリーパーを極め、完勝と言うべき秒殺一本勝ちを収めた。

"トビカーンジウダーン"のニックネームを用いられて勝ち名乗りを受ける青木は満面の笑み。本人もそのコールには痺れただろう。

そして感極まった青木は、マイクアピールをしようとリングアナウンサーにマイク拝借を強請ったが、あえなく断られたのもご愛嬌。

これまでの日本における主催者ぐるみでの青木推しとは全く違うクールな空気を感じはしたが(X-GUNのネタみたいな言い回しで恐縮です)、これから日本では「青木はマイクで何をアピールしようとしていたのか?」が話題になるのだろうか。

とにかく話題が乏しい日本の格闘技界にとって、この完勝劇は明るい話題であることは間違いない。





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Krush「初代王座決定トーナメント 〜Round2〜」バウレビ観戦記

「Krush初代王座決定トーナメント〜Round.2〜」が昨日、東京・後楽園ホールで開催されました。

メインイベントでは、昨年のK-1ワールドMAX決勝戦以来の試合となる佐藤嘉洋が登場。


第11試合 メインイベント 70kg Fight
○佐藤嘉洋(名古屋JKファクトリー/K-1 WORLD MAX 2010世界トーナメント準優勝)
×シェムシ・ベキリ [Shemsi beqiri](スイス/チーム・スーパープロ/WKA&WFC世界ミドル級王者、WFCAムエタイ世界スーパーウェルター級王者)
判定2-1 (豊永30-28/和田28-29/勝本29-28)

※試合結果等は全てバウレビから転載。


パンチが強い外国人相手に鼻血を流す等苦戦しながらも、コツコツとローとテンカオ(首相撲を経由しないカウンターの膝蹴り)を効かせて判定勝利した佐藤。

この結果をどう受け止めるかはさて置き、佐藤がマイクで注目発言をしました。


「めでたく、佐藤嘉洋物語・第3章、あけましておめでとうございます」と第一声。そして「今日のベキリ選手のように、世界には強い選手がまだたくさんいます。次は3月にイタリアで試合する予定です。世界でどれだけ通用するか試しに行きます」(バウレビより)


佐藤が遠くへ行ってしまう〜!

でも、海外でさらに経験を積み、改めて“逆輸入ファイター”としてK-1に帰って来てくれたら嬉しい。

その時は外敵としてのスタンスで参戦して頂き、まずはその時分の日本王者を血祭りにあげて欲しい。それが佐藤の真骨頂じゃないかと思います。

もしくは、“海外のプロ格闘技で活躍する日本人”みたいな見方で、格闘技関係ではない一般のメディアからのアプローチで紹介される佐藤の方が魅力的に感じたりできそう。

言うちゃ悪いですが、今回のような試合をK-1で淡々と続けられても乗れないですもん。正直。



第10試合 Krush -63kg 初代王座決定トーナメント一回戦 3分3R(延長1R)
○卜部功也(チームドラゴン/K-1甲子園2008準優勝)
×イ・ソンヒョン(韓国/仁川ムビジム/韓国格闘技協会ウェルター級王者)
4R 判定3-0 (和田10-9/豊永10-9/朝武10-9)
3R 判定0-0 (和田29-29/豊永29-29/朝武29-29)


卜部の苦戦よりも、やっぱり韓国は強い選手がゴロゴロいるなという印象の方が強いですね。

-63は混とんとしてます。韓国人選手に苦戦した卜部。その卜部に完敗したチャンピオン。誰一人として頭が飛び出ている訳ではありません。2011年も-63は激熱です。



第9試合 Krush -63kg 初代王座決定トーナメント一回戦 3分3R(延長1R)
○梶原龍児(チームドラゴン/WFCA世界ライト級王者)
×TaCa(triple-y/J-NETWORKスーパーライト級3位)
判定3-0 (久保坂30-29/豊永30-29/朝武30-29)


無名の選手に苦戦した梶原だが、バウレビの試合経過に書いてあるように、序盤の劣勢をボディブロー一発で跳ね返したとのこと。その一発だけでもこの試合を観る価値があったのでは?会場観戦した方々のご意見を伺いたいものです。

ちなみに卜部兄弟らチームドラゴンの若手の強さの秘訣は、梶原に連れて行かれるボクシングジムへの本格的な出稽古にもあると私は思ってます。元OPBFランカーの梶原を通じてであれば受け入れ側の対応も違うでしょうから、内容の濃い出稽古になっているのだと思います。

梶原はキック界の大きな財産ですよ!(個人的にはそんな好きな選手じゃないですけど)



第8試合 Krush -63kg 初代王座決定トーナメント一回戦 3分3R(延長1R)
×山本佑機(橋本道場/WMAF世界スーパーライト級王者)
○白濱卓哉(建武館/2009 Krush Rookies Cup優勝)
4R 判定0-3 (朝武9-10/久保坂9-10/勝本9-10)
3R 判定0-1 (朝武30-30/久保坂28-30/勝本30-30)


白濱は多分、私が会場観戦したKrush.2の前座に出ていた選手ですね。攻撃力がある有望な選手だった印象がありますが、海のものとも山のものともつかない相手に煮え切らない試合を演じてしまったようです。



第7試合 Krush -63kg 初代王座決定トーナメント一回戦 3分3R(延長1R)
×寺崎直樹(青春塾/元全日本ライト級5位)
○才賀紀左衛門(M&Jキックボクシングジム/K-1 WORLD MAX 2010 -63kg Japan Tournament 3位)
判定0-3 (久保坂29-30/勝本28-30/和田27-30)


才賀と言えば記憶に新しいのが石川直生との因縁マッチですが、実は今回のカードはその因縁を引き摺るかのように、対戦相手は石川と同じ青春塾の寺崎。

こんなスパイスが効いたカードを組むなんて、Krushも馬鹿にできないですよ。ちょっとアピールが足らないけども。もっと煽って煽って、石川がセコンドなのに般若の面を被って現れるくらいにヒートアップさせて欲しいところだが、主催者の宮田氏と旧全日本系列ジムの仲良し体質がそれを不可能にしています。極めて残念です。

試合の方は煮え切らない展開で才賀が判定勝ち。才賀はマイクで「接近戦が苦手だったので練習してきた」とアピールしたようですが、そんな小さいこと言うなよって。あんたはもっと大きな器の選手ですがな。

「青春塾ってな小便臭い名前のとおりで、弱い選手ばかりでおますなぁ」くらいの挑発をかまして欲しかったです。それが正解。誰が何と言おうと大正解です。



第6試合 70kg Fight 3分3R(延長1R)
○山本優弥(青春塾/K-1 WORLD MAX 2009世界トーナメント3位)
×渡辺雅和(チームドラゴン)
2R 2'16" KO (左フック)


序盤は相手の攻撃をもらったらしい山本でしたが、2R逆転KO勝利。貫禄勝ちってやつでしょうか?



第5試合 70kg Fight 3分3R(延長1R)
○名城裕司(国士会館)
×堤 大輔(チームドラゴン/J-NETWORKウェルター級1位)
判定3-0 (和田30-22/朝武30-24/豊永30-24)


ジャッジ和田は堤に減点8を与えていますが、わずか3Rでどうやればそんなに減点できるのでしょうか?(笑)

名城は-70ではかなり体が小さいですが(“新技”web新目測で170cm未満)、こうやって2線級以下の相手には滅法強かったりするから、階級を下げる気も起きないのでしょうね。





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Dynamite!!観戦記 〜K-1を舐めるなよ!〜

渡辺一久の健闘も、大和哲也の苦戦も、青木の第1ラウンド時間稼ぎも、私がBlogに書いたとおりの想定内の出来事だった。

しかし、自演乙の激勝は完全に想定外だった。

京太郎がムサシへのK-1リベンジに失敗した後だったから、余計に自演乙のマイクが頼もしく感じられた。

「K-1を舐めるなよ!」

08年Dynamite!!でのバダ・ハリと武蔵、武田の惨敗を対岸の火事として傍観していたK-1ファンでは、自演乙とともに叫ぶことが出来ない台詞だ。

2011年は、久々に格闘技に関してはスッキリした気分で初日の出を拝めそうだ。

明朝、web新は鹿島神宮を初詣する。



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戦極soul of fight観戦記(前半戦)

「これは捨てるな!」「モノに余計な思い入れを持つから捨てられないんだよ!!一番強いのは相撲なんだよ!!」と、朝から妻と喧嘩をしながら自宅の大掃除をしているうちに、戦極が始まってしまいました。

どうやら前半戦(ジャケット、立ち技、ジョシカクまで)はサムライで放送されるようです。



<○山田(TKO)キム・イサク×>
戦極→総合格闘技連盟→レスリング協会の流れでパンクラチオン世界選手権に出場したと思われる山田。ほとんどド素人が集まったらしいその世界選手権で人知れずチャンピオンになっていた彼がオープニングマッチに出場。

ジャケットマッチルールということで、どんな格好をして戦うのかと注目していたが、家政婦の割烹着か「幸楽」の従業員かと言ったような滑稽な出で立ち。

相手はテコンドー選手のキム・イサク。

ジャケットルールということで、両者ともジャケットを着て試合をしたわけだが、テコンドーの選手はジャケットを使う技なんて持ってないだろ!なんだよ、このミスマッチは!!

案の定、試合開始早々にグラウンドで有利なポジションを奪った山田がタコ殴りを続けてレフェリーストップ勝利。

ジャケットルールの面白さが全く見れない試合だった。



<○清水(判定2-1)杉田×>
この試合もサンボvs.空手という無意味なジャケットルール。圧倒的不利が予想される空手家の杉田には、コーデュロイのジャケットを着用するくらいの開き直りを見せてほしかった。

しかし、試合は予想外のスプリットでサンビストの清水が辛勝。自信満々の表情で入場した割にはだらしない試合をしたな。



<○坂口(判定3-0)ジョン・ジンソク×>
終始試合を支配した坂口が、後半に膝蹴りを強烈にヒットさせ、ストライクポイントを獲得して判定勝利。ストライクポイントなんてものが設定されてるんですか。



<戦極キックボクシングルール>
戦極キックボクシングルールは、一切の掴みと肘打ちが禁止とのことで、いわゆるK-1ルールのようだ。

選手も頑張っているのは分かるんだが、それがなかなか結果に出ない試合も多かった。

しかし、戦極の舞台を借りて、普段はキックを観ない客にプロの試合を見せるわけだから、甘えは許されない。だらしない試合を見せたら、「やっぱりキックはつまらない」と断定されてしまうからだ。

いや、必ずKO決着を狙えと言うのではない。負けない試合をするなってことだ。

その観点から言えば、山内裕太郎には引退しろと勧告したい。だらだらだらだらと、まるでターザン山本の射精のように勢いのない試合をしやがって。それがまた予想通りだから余計に腹が立った。容姿も実写版ぬらりひょんみたいで、とてもじゃないが大舞台に相応しい選手ではない。

逆に素晴らしかったのは池井佑丞。第1ラウンド、ジャブをヒットさせてペースを掴みかけそうに思った矢先に、バタリと倒れるダウンを奪われたが、第2ラウンドから逆襲。パンチと膝蹴りで2度のダウンを奪い返してのTKO勝利を収めた。

相手の後頭部まで打ち抜くかのようなストレートパンチと首相撲を経由しない膝蹴りは、まさにK-1の申し子と呼べる選手。医者を兼業してるということでキャラも十分。顔もフットボールアワーの後藤風味で悪くない。来年のK-1MAX日本予選はエントリー確定でしょう。



<戦極ムエタイルール>
噂では相当凄い選手らしい藤原あらしだったが、こんなもんですか?いや、技術的にレベルが高い選手なんだろうなというのは分かったけど、あの試合で戦極のファンをキックに連れ帰ることができたと思うか?あんな、妖精が切り株の上で飛び跳ねてるような試合で。

山本元気の試合も凄かったが、大会場の散漫とした空気の中で行うにはもったいない。後楽園ホールでこそ行う価値がある試合ではなったかと思う。

それにしても山本に勝利したウィラサクレックは強かった。右が強い山本に対して、左の肘で顔面をガードしながら左縦肘を入れた技には驚かされた。

タイ人の肘と日本人の肘は全くの別物に感じる。日本人のそれは、プロレスでのエルボーパッドと大差ないソフトな感じがするが、タイ人は速さも切れも段違いだ。

立ち技唯一のヘビー級戦となったファビアーノvs.アンドリュー・ペックは大凡戦の末、肘で額を割られたペックがTKO負け。ペックは最初からやる気なしだったな。いかにも集中力に欠けたような表情を見せ続け、首相撲で投げられた際にはステラ海牛を思わせるような間抜け顔でニヤニヤしながら立ち上がった。今回の来日の主目的は試合ではなく、秋葉原で電化製品を買って帰ることなのだろう。



<ジョシカク>
女子ムエタイルールの神村エリカvs.ちはるは凄い試合だった。エリカを一押しですね。あれならば一般層に見せても恥ずかしくない。むしろ誇れる。男子の中には“ムエタイ寄りだからパンチが苦手”みたいな逃げ口上を使う選手がいるが、エリカのパンチは説得力があった。近い距離からフックではなくストレートを連打して追い込んだ場面は圧巻だった。

中井りんは涼しい顔で完勝。試合後はスタッフに何やら指示を出しながら宙返りとポージングを披露。バック転では片足ずつ滑らかに着地する姿が優雅だった。

最後の試合は、両者ともに入場はしたものの、アメリカ人選手が極度の脱水症状とのことでドクターストップの宣告を受けて試合を行わず。どうりで両者とも冴えない顔して花道を歩いていたわけだ。

web新のK-1GP観戦記

ちょいとお待ちよ、車田正美さん。あなた見込んで頼みがござんす、この手紙。

ってな感じで幕を閉じたK-1GP2010でしたが、こうもあっさりと望み通りにアリスターが優勝しちまうと、何だか逆に物足りなさを感じやしませんかい?

私的にはむしろ準々決勝のスポーン戦で、最終ラウンドになってやっとアリスターがダウンを奪ったシーンがハイライトでござんしたね。

あの試合は危なかったけれども、1番の敵はスポーンではなく、その参謀役であるホーストであった…なーんてこと語ったら、まんまよいこのK-1ファンでやんすね。いやいや、アリスターを苦しめたのは、改悪されたルールでやんすよ。首相撲からの攻撃は一切禁止という(いつからなんだい?ねぇ、おまいさんたら)。

このルール改悪はたぶんシュルトの戦闘能力を下げるために決められたのでしょうけども、それが今回は、優勝させたいアリスターの足枷になってしまったという皮肉。K-1らしいや。

しかも、レフェリーがよりによって豊永稔。あの馬鹿が正義感丸出しで厳しく取り締まるもんだから、アリスターはかなり調子が狂ったよ。第1ラウンドはやばかった。持ち直してくれて助かったけど、あれでアリスターが負けていたら、豊永はクビだったよ。

準決勝のサキ戦は楽勝だった。ギタ戦で4ラウンド戦ったサキは、試合前から戦える状態ではなかっただろう。肘を負傷させてと言うか、肘の負傷を悪化させてのアリスターTKO勝利。

決勝の相手、アーツも同様。シュルト戦で灰になっていた。序盤にパンチラッシュを受けてへたり込んだアーツにファイティングポーズを取る力は残されていなかった。

そして遂に、“K-1の外敵”がGP初制覇を成し遂げたのだ。

しかし、何だかイマイチなのだ。

それはやはり、前述したように、ルール改悪によってアリスターがいかにも窮屈そうに戦う姿が観客側にもストレスを与えていたことと、そして何より、アリスターと戦ったサキとアーツが、試合前からほぼ戦闘不能状態で、試合としてほとんど成り立たなかったことから来る物足りなさが原因だろう。

8人のスタア選手が一夜で覇権争いをするという面白みがあるワンナイトトーナメントだが、今回は負の側面が目立ってしまった感がある。

とは言えど、よいこのK-1ファンたちが“まぐれ勝ちしてるだけだもん、絶対に認めないよ!”なんて言ってた時期からK-1でのアリスターを評価していた私としては、喜ばしい結果であるのは間違いない。

さて、アリスター関連以外の試合については明日にでも書くとして、よいこのK-1ファンたちがどんな後出しジャンケン観戦記を書いてるのか、のぞき見でもしてみますかね?(笑)



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K-1ワールドMAX開幕戦 タダ見雑感

<無料ネット配信の視聴者数>
今回のUSTREAM配信を視聴した延べ人数は96,867人。これは少な過ぎるんじゃないか?

無料で96,867人ですよ。しかも、リアルタイムでの視聴者数は、後半戦になって8千人。相当数の冷やかし視聴者がいたことが推測できます。

もし、これが有料だったら、いったい何人が視聴したでしょうか?

あと思ったのは、今回の放送は世界のどこからでも視聴することが出来た訳ですが、告知は日本と韓国だけで行ったの?だからこんなに視聴者数が少ないの?

よい子のK-1ファンさんたちは、しばしば「K-1はどこどこの国で爆発的な人気を博してるんです」とか「どことどこの国ではK-1中継が大人気なんです」みたいなことを必死で語りますが、だったら延べ数百万人くらいの視聴者数になるのが当たり前と違いますか?

なんか今回の視聴者数の少なさが引っ掛かる。こんなんで大丈夫なのか?



<ファイヤー原田、ローでKO負け>
負けたのは残念でしたが、セコンドの肩を借りて気息奄々の状態で退場する姿を見れただけで満足(いや、可哀相だけど)。

今後の定番になりそうな気さえします。



<才賀も負けた>
パンチで2回ダウンを奪われての判定負け。世界は広いということでしょう。

それにしても印象深かったのは韓国人ファイターの強さ。地力が違うって感じ。

彼らが本格的に進出してきたら、ナオキックなんて出る幕ないぞ。



<ナカハラ、DREAMルールで判定勝利>
つまんねぇ試合だったな。

どなたかがツイートしてたように、この試合が単なる契約消化のために組まれたものだったとして、もう少し面白いカードを組んで欲しかったなぁ。



<○ザンビディス(延長 判定)シャヒッド×>ザンビディスvs.シャヒッドは倒し倒されの素晴らしい試合だったが、記憶に残る試合ではないわな。残念ながら。

“小柄なハードパンチャーがアグレッシブに殴り合い、死闘を演じる”という符号化された試合だから。杉本彩に興奮しないのと同じ。

さらに、この2人がいくら70kgで頑張っても頭打ち。ならば、-63kgに転向するしかない(この新カテゴリーが出来る前から私が提案してることですが)。

そして、新設-63kgのレベルの底上げに貢献して欲しい。それでこそ彼らに誠の存在意義が生まれるというものだ。



<○カマル(判定)キシェンコ×>
スルー。



<○ミハウ(延長 判定)サガッペット×>
あんまり悲しいものを見せるなよ。ヒジ打ちも首相撲も使えないうえに体も小さい。

そんなタイ人に何を求めれば良いのか?



<○ペトロシアン(判定)ウルコフ×>
こちらに「楽しもう」という気持ちがあれば十分に楽しめた試合。

それ以下でもそれ以上でもないでしょ。



<○ドラゴ(3R KO)スファン×>
パンチでダウンを奪い、次のラウンドにハイキックで完全KO。

担架で運ばれたスファンの容態は気になりますが、こんな素晴らしい試合を、無料のネット動画でチマチマと見ざるを得ないことに悲しみを感じました。

面白いものにはいくらでも金払いますって。K-1は面白くなくなったから、観る人が減ったのよ。言うまでもなく。

金がないなら頭を使えって。現有勢力だけでも、組み合わせ次第でいくらでも面白いカードは組めるはずだから。

PUJIが集金に成功したとしても、首脳陣が現状のままでは金を無駄遣いするだけで終わる。これは間違いない。

K-1ワールドGP開幕戦 地上波観戦記

<○ギタ(2R KO)ジマーマン×>
ギタを舐めてました。すみませんでした。

初回からローを効かされていたジマーマンが、2ラウンド開始直後に一か八かの攻めを見せたが、あっさりと反撃を食らい、完全KO負け。

K-1参戦2年目のギタが勝利したものの、鮮度が上がったとも言い難い。



<○アーツ(延長 判定)テイシェイラ×>
テイシェイラのバックボーンって何でしたっけ?と尋ねたくなるような無個性。

リングサイドには極真の松井館長も陣取っていたが、昔ならばそのシチュエーションだけで、見てるこっちまでもピリピリしたものだ。それが今では単なるお飾りじゃないか。あれじゃ、桑田圭祐のひとり紅白歌合戦の審査員席みたいにマネキンを置いておくだけで十分だわ。

極真が完全にK-1に組み込まれてしまっているぞ。あれじゃ駄目だ。存在価値ゼロだ。

K-1勃興前夜の時代、スピリットカラテやキック、リングスでの活躍により台頭し始めた佐竹雅昭に、深夜のテレビ討論番組で「やったもん勝ちですわ」と言われながらも、極真空手の価値観を守り続けてきたからこそ、フィリオがK-1に参戦した時にはセンセーショナルだったのだ。

それが今の極真はなんだ?いくつに分裂して、誰がどこの大将をしてるのかサッパリわからんぞ。

それだもの、テイシェイラが何かを背負っているようには全く見えない。ま、実際、何も背負っていないのだろう。背負うほどのものが今の極真には無いのだろう。

一方のアーツもだらしなかった。

「アーツは試合を作るのが巧いですね」とは谷川EPの解説だが、かつて暴君とまで呼ばれた男がその程度(試合巧者)に成り下がってしまったか。

私は円熟味が増したアーツには何の魅力も感じませんね。退屈な4ラウンドでした。



<○サキ(1R KO)ケマイヨ×>
サキ、強い。彼の活躍を見る度に、100kg以下のヘビー級というカテゴリーを確立してあげて欲しいと思う。

今のヘビー級は、そのタイトルがGP出場のための通行手形でしかない。日本人選手を確実に出場させるための。

サキの他にスポーン、カラエフ、京太郎ら日本人選手、そしてゲガール・ムサシ等も加えて、大きな価値観を作り出して欲しいと思う。



<○京太郎(試合放棄w)バンナ×>
前田会長の練ったゲームプランどおりの試合展開だったと思われる。

第2ラウンドまではイーブンか最悪でも1点のビハインド。そして最終ラウンドでポイントを取って判定勝ちか延長突入。そして、動けなくなったバンナを確実に仕留める。

でも、控え室に帰られたのでは仕留めようがないなw

バンナとしては第3ラウンドのポイントが納得いかなかったのだろうが、明らかにバンナがダメージを受けていたから、京太郎を支持して当然だ。

手数よりもダメージを重視するのがK-1なのだから。



<○アリスター(1R KO)エドワーズ×>
アリスターには感謝の言葉しか出ない。ありがとうございます。

K-1にハードパンチャーは数あれど、アリスターみたいに腰が切れる選手は少ないのではないか?アリスターがフックで確実にKOを奪えるポイントはそこだと思う。



<○モー(判定)カティナス×>
負傷した左太ももをローで狙われながらも、モーが粘り勝ち。

テレビではカティナスを“ゴールデンエイジ”の一員としてハリやジマーマンらと一括りにしていたが、それは無理があるでしょう。試合を見れば一目瞭然。色気も糞もない、グダグダのキックボクシングを見せられた。

もしアルロフスキーが参戦していたら、このカティナスと戦ったわけだが、アルロフの強さが十分発揮された試合になったことだろう。



<○シュルト(判定)カラケス×>
2ラウンドまでにシュルトが大きくリードしていたが、最終ラウンドでカラケスが多少の頑張りを見せただけで、解説席では「もしかすると延長突入か」とざわめく。

あれで延長にでもなったら、さすがのシュルトさんも退場するだろw



<○スポーン(?)セフォー×>
字幕のみでした。

web新のDREAM.16観戦記(後半戦)

<○石井(判定3−0)ミノワマン×>
石井はプロ転向直後に猪木の誘いを袖にしていたように記憶しているが、今日は猪木ボンバイエで入場。困ったときの猪木頼みか?

それにしても、つまんねぇ試合だったな。

試合後のマイクも、地上波向けとして主催者に促されて仕方なくやった感じだ。瀧本と変わらねえ、しょぼくれたマイクだった。

それにしてもミノワマンの萎縮ぶりはどうしたものか?見せ場は足関節を狙った1度のみ

(※地上波を見てからの追記:トンプソン戦から石井戦に変更になったことを「整理整頓した机の上を台無しにされた気分」と表現したらしいミノワマン。覇気がなかったのも理解できますね)。

ただ、石井がコーナーでの離れ際の攻防をおろそかにしていなかったことは評価できる。



<○青木(判定3−0)アウレリオ×>
退屈な試合が続き、青木にとっては地上波に乗るチャンスのはずだったが、同調して退屈な判定勝利。

アウレリオをグラウンドでコントロールしたのは凄いこと・・な〜んて、一般の視聴者には関係ない話だからw

この時間帯に放送される意味をよく考えろ、バカ!



<○メイヘム(一本)桜庭×>
強烈なパウンドを数発落としてからの肩固めでメイヘムが一本勝ち。

体格もパワーも違い過ぎたが、桜庭は昔から体格的なハンデを背負った試合が多かった。でも、全盛期はそれを感じさせないオーラを放っていた。

桜庭、潮時だろう。

DREAMはメイヘムをエースにしてはどうか?『リンカーン』等でテレビに露出させれば、面白いキャラが浸透すると思うけど。



<○ムサシ(一本)水野×>
水野は試合開始早々になかなかキレのありそうな打撃を振るってムサシを後退させたが、なんでそのままリング中央に陣取らないのか?

ムサシ強すぎました。



<総括>

・試合に勝つことと、己の商品価値を高めることは、必ずしも一致しないという事実を再認識させられた大会となった。

・マッチメイクをよく考え直して欲しい。選手の意向を汲んだ結果としての今回のマッチメイクというならば、そのせいで我々ファンは不満を募らせることになっているわけだから、せめてどの選手が誰との試合を拒否した等の経過を公表して欲しい。まさかファンよりも選手のメンツの方が大切だなんて言うまいな?

・閉会式で所在なさげに立ち尽くす石井に違和感。本来ならばフォトセッションの中央に陣取るくらいの存在感を発揮するはずなのだが、プロの世界は甘くないってことでしょう。柔道米国代表としてオリンピックを目指す方が話題性があって面白いよ。うん。

・クソッタレ!!



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web新のDREAM.16“最速”観戦記(前半戦)

<○川口(判定2−1)トンプソン×>
これは酷い判定だなぁ。トンプソンに謝りたい。わざわざイギリスから来てくれてるってのに。

川口もよく頑張ったとは思うが。DEEPメガトン級王者になったときに、マイクで「大きな舞台で戦いたい」と宣言したが、思うもよらぬ形で舞い込んで来たチャンスを辛うじてモノにしたと思う。川口寄りに考えれば。



<○石田(判定2−1)ウィッキー×>
ウィッキーが戦前に「自分が負けるとしたらつまらない試合になる」と語ったとおりの結果になった。

こんな試合組んで、どんだけ主催者は馬鹿なんだと思う。ウィッキーのような華のある選手は売り出したいよな?ならば、なんで地上波でダイジェスト扱いになる危険性を強くはらんだマッチメイクをするんだよ。実際にそのとおりになっただろ。馬鹿野郎。

この結果をしっかりと反省し、今後のマッチメイクに生かして欲しいと思う。



<○宮田(判定3−0)リオン×>
煽りV。使い回し映像ながら、宮田とトラックがベストマッチ。格闘技村に攻め込んできた社会体育の権化。このキャラをもっと前面に押し出して欲しいなぁ。

しかし、今回の宮田の髪型はいかがなものか?平泉成演じる窓際の中年サラリーマンみたいだった。

1ラウンド序盤、宮田がタックルを決めるも、石田効果でブレイク早しw

シューズを着用して戦った宮田。その目的はタックルの精度を上げることだと思うが、思いがけない効果もあった。ミドルキックを放った際、つま先がリオンのボディに突き刺さったのだ。即席の三日月蹴りみたいな。これはイケナイと思うよ。

そう言えば、K-1ではシューズを履くと蹴りが禁止になるのに、DREAMではトーキックもOKってどゆこと?FEGは総合格闘家の蹴りを舐めてるってことか?

この試合で印象深かったのは高阪氏の解説。バックを取られたリオンが体を回転させて向き合う格好になってから宮田を振り払ったシーンがあったが、実況が「強引に逃げた」と語ったところに大御所から訂正が入りました。リオンは腰をずらして上手く逃げたのだ、このような小技が出来るのがリオンの強みだと。

相変わらず適切な解説。WOWOWのUFC解説も、ビデオを一度下見してから解説してるのかと疑っていた部分が私の中にあったが、それは絶対にないと確信した次第。

さて、この試合もレスラーが優位に試合を進めたが決定打なしで判定勝利。笹原さん、これからどうするよ?

石田vs.宮田の茨城ダービーしかないだろ?2人とも輝く可能性だってあるだろうし。



<○ヨアキム(一本)所×>
煽りV。所「ヨアキムはそろそろ歳じゃないかって話ありますけど、俺の2コ下だったんですよ」

吹いた吹いたよ〜!

さて、、、。試合開始早々にヨアキムが金的2つでイエロー。再開後、グラウンド状態になったと同時にヨアキムがマウントを奪取すると、そのままグラウンドで優位に試合を進め、最後は三角締めで一本勝ち。

判定試合が続いた後での所の敗戦は痛い。このままじゃテレビでの見せ場が無くなるぞ。

所はうちのおかんでも知ってるからなぁ。茨城のババァにもその名を知られた存在。ここが重要ですよ。

余談ですが、ヨアキムが退場するときにその後ろを歩いていた日本人女性は、ヨアキムの現地妻でしょうか?



<○小見川(一本)エスコベド×>
ストレートアームバーで小見川が一本勝ち。役者が違うのか、相手に恵まれたのか。

クソッタレのマイクは「フェザー級の中心は俺だ!」でおしまい。残念。

「ダラダラ判定試合してるフェザー級の奴ら、クソッタレ!!」くらい言って欲しかったなぁ。



<○高谷(TKO)ビービ×>
左フックでダウンを奪い、パウンドでTKO勝利を収めた高谷。

そして試合後には、“ライバル”小見川の発言を引き合いに出して「誰かがフェザー級の中心は俺だと言ってたけど、中心はこの俺だ!」とマイク。これは素晴らしい。百点満点。高谷裕之を見直した。

小見川絡みのフェザー級タイトルマッチ戦線が非常に楽しみだ。

余談だが、会場観戦した方の話では高谷軍団が客席で汚い野次を飛ばしていたとのこと。相変わらずだな、田舎者ども。



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web新のUFC.115観戦記 ミルコの醜い寝技

久々にWOWOWでUFCを観ましたよ〜!絵に描いたように蛇足だったキン肉マンとのタイアップが無くなっていた。やはりクレームが多かったのだろう。



<○ベン・ロズウェル(判定3-0)ギルバート・アイブル×>
まず、アイブルクラスの選手がUFCに出られることが不思議。それほどヘビー級は人材不足なのか?

試合の方はピリッとせず、日本に馴染みのあるアイブルがどこの馬の骨かもわからない白鯨タイプに苦戦し続け、見ていてイライラした。

アイブルは金網に押し付けられ、両足を抱きかかえるように持ち上げられてテイクダウンされると、容易にサイドやマウントを奪われてしまうパターン。つきたての餅(by解説者)のように白くて柔らかそうな大きなお腹に乗っかられ、体力を消耗していく。

それでも下から三角絞めや足首固め、アームロックを狙う等、寝技に進歩を見せたが、やはり極めるまでには至らない。スタンドに戻すことも数回あったが、すぐにテイクダウンされてしまう。

第2ラウンド終盤にはパウンドで相手を流血させるが、攻め疲れてしまい、またタックルを決められてしまう。

最終ラウンド、息も絶え絶えのアイブルはいきなり低空タックルにトライするも、潰されて下になり、そのまま終了。0-3でアイブル判定負け。



<○カルロス・コンディット(TKO)ローリー・マクドナルド×>
両者とも立って良し寝て良しの本格派で、目まぐるしい攻防が展開される。互いにミドルキックをキャッチした状態でパンチを打ち合ったり、第2ラウンド終了直前には前蹴りを相打ちしてみたり。

中盤までは、パンチにカウンターのタックルを決めるなど、ややローリー有利な気がしたが、パウンドの波状攻撃等でペースを引き寄せたカルロスが最後はパウンドをまとめてTKO勝利。終盤の巻き返しに地力の強さを感じた。伊達に25勝を挙げていない。



<○マーティン・カンプマン(判定3-0)パウロ・チアゴ×>
ヨアキム・ハンセン風のスキンヘッドが特徴的なマーティン・カンプマンのニックネームは“ヒットマン”。鋭いジャブはまさにヒットマンの狙撃のようで、さらにグラウンドでも柔術黒帯のチアゴ相手に優位なポジションをキープし、肩固めを狙い続ける。その執拗さもヒットマンと呼ばれる由縁だろうか。

この試合とカルロスvs.ローリーのウェルター級戦2試合を見ると、とても郷野レベルでは太刀打ちできないと思った。日本では体たらくばかりのウェルター級だが、アメリカではとんでもなく層が厚い。ボクシングは上手くて当たり前だし、身長も185cm前後がぞろぞろしている。



<○ミルコ・クロコップ(一本)パット・バリー×>
元K-1ファイター同士の一戦。オクタゴン中央での打撃戦が予想されたが、、、。

序盤にパンチで2回尻餅をつく格好のダウンを喫したミルコ。K-1であればダウンを取られるか取られないか微妙なところ。しかし、バリーはあくまでスタンド勝負にこだわり、追撃する素振りも見せず。

逆にミルコは第2ラウンドからグランド勝負を仕掛ける。相手の弱点を突くのは当然ではあるが、元K-1ファイター同士の一戦においてのミルコの能動的な寝技はとても醜く感じた。加えて決めてに欠くものだから尚更。

今回の試合ではトランクスに日の丸を入れていたミルコ。解説によると、絶好調だった時期の感覚を思い出す意味での日の丸らしいが、だったら下手な寝技など披露せず、スタンドで勝負して欲しかった。

第3ラウンドにはミルコの左ハイに合わせて軸足を払って転倒させてみせたバリーだが、いよいよスタミナが切れた様子。最後はミルコが金網際でパウンドを乱打してから、チョークスリパーで勝利。

あくまでスタンド勝負にこだわったバリーに対して、自らグラウンドに持ち込み、絞め技で勝利したミルコ。これではバリーは納得できないんじゃないか。第1ラウンドの途中に見せた抱擁と笑顔の交換は何だったのか?

連勝となったミルコだが、私は完全復調とは思えない。K-1ファイター相手でももたつく寝技技術は相変わらずだし、PRIDE時代から私が指摘しているようにボクシング自体も際立って上手いわけではない。今回の試合でも左目が塞がった。タイトル争いに絡む姿は想像できない。



<○リッチ・フランクリン(KO)チャック・リデル×>
攻勢ながらもKOを奪おうと必死だったリデル。ミドルキックで左腕を壊され、パンチで追い込まれながらも冷静だったフランクリン。

見た目では最後までリデル優勢だったろうが、私のみならず最初からフランクリン勝利を予感していた人は少なくないだろう。



<雑感>
UFCの中継では金網がまったく邪魔に感じないが、DREAMではストレスを感じた。これはカメラワークの差が影響しているのか?

黒人レフェリーのディーン氏は、何だかK-1の鈴木悟に似ている。顔立ちと、紹介される時にアピールする仕草が無性に腹立つところが。

バダ・ハリ放題

imageスカパーJ-SportsでIt's Showtimeを視聴した。

画像をご覧頂ければわかるように会場には大観衆が集い、その熱気がブラウン管を通じて、もとい46型プラズマ画面を通じて伝わってくるほどだった。

リングサイドに目を移すと円卓が見て取れる。そこで食事をしながら観戦するのがダッチセレブスタイルのようだが、形式にこだわる日本人には馴染まないスタイルだと思う。狭いイスに座り、真正面を向いて観戦するのが当たり前の日本人から見ると、どうも行儀が悪く思えてならない。

しかし、料理に舌鼓を打ち、体を斜に構えて観戦しても何ら問題はないわけで、むしろ格闘技観戦と言う行為の幅を広げる意味で歓迎すべきスタイルと言えるだろう。例えば、格闘技に興味のない女性を誘いやすいとか。

実際、円卓で観戦しているセレブ客の大半は、格闘技そのものよりも、リングサイドの円卓に座って観戦することにステータスを見出しているのだろう。日本の格闘技ファンは眉をひそめそうな話だが、金を払わずネット動画でチェックするだけで金を落とさないファンよりも、大金を払って円卓席のチケットを購入するセレブ客の方が格闘技業界にとってはありがたい存在である。

この円卓で料理を楽しみながら観戦するスタイルからは、物事の上っ面や形式にこだわらずに本質を追求すると言うオランダの国民性を感じた次第。

ちなみに、『ルナ・レガーロ』を紹介している朝の情報番組を見たが、こちらも円卓で高級料理を食べながらサーカスを見るスタイルだった。小奇麗な女性リポーターが、料理が並べられた円卓に座り、うっとりとした顔でサーカスを眺める様子が流されたが、それを見て何だか間抜けだなと思ってしまう私は、楽しみ方の本質の解らない、狭量な人間なのだろう。



<グーカン・サキ(KO)メルビン・マヌーフ>
まったく予想どおりの展開と結果(誰でも予想できるわな)。マヌーフの打撃も相変わらず強そうだったが、サキの打撃は硬くて痛そうな感じが見ているこちらにまで伝わってきた。

また、思っていた以上に体格差があった。通常のGPシリーズでは小柄な印象を受けるサキだが、マヌーフに比べるとずいぶん大きく見えた。

マヌーフにはもう少し自分の体を労って欲しいもの。



<○アシュイン・バルラック(判定)ダニエル・ギダ×>
弁護士ファイターとして地元では人気者らしいバルラックと、魔裟斗をも唸らせる鬼ローキックの使い手、ギダの対戦。

バルラックが全く馴染みのない選手であり、さらにパンチに比重を置いたスタイルであったことで、これはキダタローもといギダのローの餌食になるのは時間の問題だと思ったが(実際に第1ラウンドはそんな雲行きだった)、第2ラウンドからバルラックが反撃を開始。柔軟そうなボクシングでギダを捕らえ始める。

その姿は、K-1参戦後期の確かロイド・ヴァンダム戦でいきなり吹っ切れたかのような、ボクシングを楽しむかのようなフットワークでパンチを放ち続けたマット・スケルトンを思い出させてくれた。

弁護士ファイターの肩書きはキャラクター性も十分。すぐにでも日本に呼ぶべき。



<65kgタイトルマッチ>
つまんねぇ試合で眠気がK-1MAXになり、遂にこの試合の途中で眠ってしまった。朝起きたらテレビは消えていたが、先に寝ていた愚妻がわざわざ起きてテレビを消してくれたなんてことはあり得ないので、多分私自身が投げやりになって、リモコンで消してから就寝したのだと思う。



<○ヘスディ・カラケス(反則)バダ・ハリ×>
J-Sportsを視聴契約していながら番組放送途中でリタイアし、ネット動画でこの試合を見るという失態。

スピードとパワーを兼ね備えたいつものパンチで攻め込むバダ・ハリだが、思うようにダメージを与えらないうえに反撃を食らい始めると、ストレスが最高潮に達したのか、格下相手に負けることを恐れたからか、スリップダウンしたカラケスの顎(?)を蹴り上げると言う蛮行に出た。

この行為には今更驚きもしないが(インターバルになると客席の中のお立ち台で踊り始めるダッチギャルの方が衝撃的だった)、暴走した選手にろくなペナルティも与えられないプロ格闘技業界が情けない。

この件に関する谷川EPの見解は以下のとおり(ツイッターより)


よそのイベントだから、ショウタイムがきっちり処分すべき RT @r_saber: @K1_Tany バダ・ハリがオランダのIt' SHOWTIME でまたも倒れた相手を蹴るという行為で反則負けを喫しましたが、K-1はこの件について何か対応は取るのでしょうか?


これでは選手の好き放題やりたい放題になるのではないか。もしオランダで干されても(干されるなんてあり得ないだろうがw)K-1に行けば良いってなるでしょう。

そして過剰なファイトマネーの吊り上げ合戦になり、体力がない団体が潰れてしまうことに。さっそくボンヤスキーは自身の引退試合を両天秤にかけているようですし(Head Kick Legendより。※もっちMMA Ironman経由w)。

ゆえに業界全体を統括する公的組織が必要だと思うのは当然のことだと思うのだが、こんなことを書くと、“権威主義だ”などと後出しジャンケン批判されるのかな?

世界中のK-1をFIKA(笑)に仕切ってもらわないと(館長の構想にまで(笑)が付くようになってしまった・・・)。



<○パジョンスック(判定)佐藤嘉洋×>
どうでもいい。

web新のDREAM.14スカパー“最速”観戦記

○ミノワマン(一本 チョークスリーパー)イマニー・リー×
一仕事終えましたよって感じのハグが印象悪かったイマニー。

それがスーパーハルク路線の弱み。ミノワマンにはそれなりの理念はあるけれど、相手の外国人選手には何にもない。日本に金を稼ぎに来ただけ。

ここを改善しないと、この路線が飽きられるのも時間の問題ではないか?



○大沢ケンジ(2-1)前田吉朗×
アグレッシブな試合だったとは思いますが、思い入れのない選手同士の試合は見ていて疲れる。

しかも、最終ラウンドになってスタンドのお見合いが目立つようになったのが残念。互いに打撃は出していたけれど、あと一歩の踏み込みがないので、私に言わせればあれはお見合いですよ。言うちゃ悪いけど。

判定は2-1で大沢ケージもといケンジ。顔は端正な伊達男ですが、スタアにはなれないなと思いました。退場シーンを見ていて。

セコンドと「あれすごい効いてましたよね。KOできましたよね。スミマセン」などと話し合ったり、通路に近寄ってきた観客席の関係者たちと身内トーク全開。

こんな選手には乗れませんよね。



○宮田和幸(判定2-1)大塚隆史×
「ボディビルの品評会じゃねぇっての」

「オヤジ狩り。フェザー級の奴ら、みんな30何歳だ?」

煽りVでは大塚の暴言全開。面白い。

試合も暴言の勢いどおり、大塚がケージの真ん中に居続ける展開。宮田は第1ラウンド中盤から発汗が目立ち、口も開き気味になる。

しかし、第2ラウンド序盤、宮田のジャブがヒット。ジャブが当たると選手はペースを掴み始めるもので、宮田が両手を広げて距離を積める姿にそれを見て取れました。大塚は鼻血。

第3ラウンド。両者とも体力の消耗が目立つも、単発ながらパンチを当て合う。

この試合の一番面白かったところは、第3ラウンド残り1分半あたりに宮田がバックを取った場面。解説席で高阪氏や青木らが、宮田が意地でジャーマンに持っていくかと沸き立ったところ、そのとおり宮田がジャーマンの体勢に入った場面。不発に終わったが、オリンピックレスラーとしての宮田の魅力が静かに爆発しました。

試合は終始互角の展開でしたが、積極性が評価された宮田が2-1で判定勝利。私はオヤジとして、また茨城県民として嬉しく思いました。

勝ち名乗りを受けてケージを出た宮田に前田日明が歩み寄って握手。果たして前田は宮田に対して何をもたらしているのか?宮田は前田と絡むことで何を得ようとしているのだろうか?




○西浦“ウィッキー”聡生(TKO)所英男×
煽りV。恐ろしいまでに鋭い眼光のウィッキーですが、話す内容は至ってまともと言うか正論。自身のトリッキーな動きについては、あれは奇をてらったものでも何でもなく、力まない動きを心がけた結果、あのような脱力スタイルになったとのこと。また、観客はアマチュアみたいな試合が見たいわけではない、普通じゃないものを見たくて会場に足を運んでいるとも。

一方の所はいかにも普通の青年。しかし、ファンの夢を背負う人気者。いかにも普通の青年然とした所が、海外列強らと渡り合う姿も“普通ではない”見世物と言うことか。

また、所が放った「修斗から来る選手には負けたくない」と言う強い意志の込められた一言が印象的でした。

そして第1ラウンド中盤、フィニッシュは唐突に。ウィッキーの右フックが側頭部に当たると、所は倒れて亀状態に。そこをウィッキーがバックからタコ殴りしてレフェリーストップ。

レフェリングが中途半端だったのは要改善点。試合を止めようと見せかけ、ウィッキーに攻撃の手を止めさせたが、即ストップとはならず、一呼吸置いてからレフェリーストップを宣言。あれは何だったのか?ここで所にあっけなく負けられては困ると言う意思が働いたのかと勘ぐってしまいたくなるキレの悪いレフェリングでした。

フィニッシュに繋がったウィッキーのパンチを、解説青木は「K-1の大月選手が得意にしているパンチ」と表現。テイクダウンを恐れずに豪腕を振るうウィッキーが本当に恐ろしく見えた試合でした。



○山本“KID”徳郁(TKO)キコ・ロペス×
やっぱ山本はパンチの選手だわ。右のフックでキコの顎を打ち抜くと、金網際のパウンドで相手を半失神に追い込みレフェリーストップ。完勝でした。

この試合のKIDは、ここしばらくの試合とは大きく様変わりしてました。

ひとつはレスリングシューズを履いていたこと。これはマットをしっかり蹴ることで、パンチとタックルの精度あるいは強度を高めるための措置。ちなみにK-1と違って、シューズを着用しても蹴りOK。

もうひとつはKIDのスタイル。これまでのムエタイスタイルに比べて前傾姿勢になり、パンチ主体だった以前のような野生味が感じられました。

この2点が大正解だったように思います。回り道したかもしれませんが、KIDはこのスタイルに落ち着き、これから勝利を重ねるんじゃないでしょうか?

一方のキコ・ロペス。HIROYAとの試合は見たはずなんですが、私は何も印象が残っておりませんでした。しかし、今日のKID戦を見る限り、決して弱い選手じゃないですね。むしろ危険な打撃を放つ選手。DEEPあたりで使っても悪くない好選手だと思いました。

ちなみにこの試合は60kg契約。フェザー級からバンタム級を分化させる予定があるのでしょうか。スタア選手であるKIDを生かすにはそれがベターだと思います。フェザー級はKID抜きでもやっていけるだけのタレントが揃ったし、二回りも大きい相手と戦うのはいくらKIDでも厳しいから。

そのことを考えると、70kgのK-1MAXで結果を残してきたKIDは凄い。この偉業は何者も越えられない。たとえ金原正徳がKIDに勝利したところで、それは競技の枠内で勝利したに過ぎず、KID越えとはならない。そこは強く主張しておきたい。



休憩明け
王者・青木と挑戦者・川尻によるDREAMライト級チャンピオンシップが7月大会で行われることが発表されました。

青木のマイク「シャアッッ!!・・・以上です」は、かなりはずした印象。川尻も噛んだ。

この試合って、今見たいですかね?対アメリカというアングルをぼやけさせてどうするのって感じ。

青木が防衛しようが、川尻が奪取しようが、その先にはアメリカがあるじゃない。強大な敵が控えているじゃない。

あ、それが良いのかな?勝った方が敵陣に乗り込む形。



○高谷裕之(TKO)ヨアキム・ハンセン×
土浦のヤンキー柔道家(煽りVより。最高!)にボコられた高谷の仕切り直しの一戦。

解説の青木が「高谷選手は打撃の選手と思われがちですが、実はタックルを切るのがとても上手い選手なんです。あまり知られていませんが」と語っていましたが、高谷のタックル切りはビビアーノ戦で満天下に知らしめてあるはずですが。

試合は高谷がハンセンを完全にKO。右ストレートでぐらつかせたところに右のフックがジャストヒット。再生映像で見ると簡単に当てられるように錯覚しがちですが、あそこまで完璧に追撃するのは難しいですよ。ミット打ち練習の質が高いのでしょう。

高谷、素晴らしい。負けを予想した私としては高谷に謝らなければなりません。ごめんなさい。

試合後のマイクでは「大晦日に情けない試合をしてしまったが、これから自身とDREAMの看板を取り戻す」と逆襲宣言した高谷。フェザー級タイトルマッチも良いが、小見川とのリベンジマッチを私は見たい。今日の結果を受けて、激しくそう思うようになりました。

チバラキ県民同士のクソッタレ劇場に期待したい。



○ハレック・グレイシー(判定3-0)桜庭和志×
たかが煽りV。されど煽りV。

「十年目の桜庭狩り」

このフレーズには一本取られたなと思いました。このような見方は、本来は私が『K-1心中』の中で提示すべきものでしょうに(何様だよw)。

試合は序盤から大きく動きました。打撃が交錯したか何かで桜庭が転倒したところにハレックが突っ込んできてバックを取ったが、そこから桜庭がアームロック狙い。逃げられはしたが、桜庭の世界を堪能できた。

桜庭はボディブローも冴えていた。対するハレックはポジショニングで優位に立つ戦い方。

そして迎えた最終第3ラウンド。金網近くのグラウンド状態で桜庭が上から攻める展開で事件が発生。レフェリーが何やらハレックの下半身をいじり始める。攻防の最中にこいつは何をやってるんだ!?と不思議に思いましたが、どうやらハレックのトランクスがサポーターごと脱げそうになったようで、レフェリーはそれを引き上げたらしい。

しかし、そこで試合が一時中断すると、元の体勢に戻ったのかどうかも曖昧に試合再開。あれで桜庭の勝機が消えたように私は感じましたが、皆様はいかがでしたか?

まぁ良く言えば、青木が言ったように一悶着あった方が桜庭vs.グレイシーらしくて面白いとなるのでしょうが、私としてはペニスが見えようが玉袋がモロ出しになろうが、試合を続行して欲しかった。

そして勝負は判定に持ち込まれ、フルマークでハレック勝利。桜庭が負けたとなれば、桜庭vs.グレイシーに時間制限のある試合は意味を成さない。これが正しい見方。



○ニック・ディアス(一本 腕十字)桜井“マッハ”速人×
この試合の意義を考えると、金網際の攻防で一本取られたってのが痛恨だったように思います。

ニッポン、連敗。

メインイベントの内容と結果は非常に重いもの。ミノワマンにKID、ウィッキーら今大会の勝利者らがケージに集った閉会式が虚しく感じました。

web新のDREAM.9観戦記(スカパー編)

○ソクジュ(TKO ※パウンド)ノルキア×
サイドからのタコ殴りでソクジュのTKO勝利。パウンドから腕十字に移行するのかな?と思いましたが、レフェリーがストップしてからも殴り続けたのはなぜか?

それが原因で試合後のリング上は両セコンドが入り乱れる騒乱状態に。その中で、自陣コーナーにて右足をセカンドロープに乗せて事態を見守るソクジュの落ち着き払った態度が好印象。あの橋本-小川戦の乱闘劇を彷彿とさせました。

この因縁を活用しない手はありません。ノルキア陣営にレイ・セフォーの姿がありましたから、次は是非ともセフォーvs.ソクジュを組んでもらいたいものです。つーかソクジュは準決勝が待ってるのか。



○ゲガール・ムサシ(一本 ※ストレートアームバー)マーク・ハント×
予想どおりの展開でムサシの完勝。

K-1ルールでやってもムサシが勝つだろう。なんて言うと、何も解らないよいこのK-1ファンがヒステリー起こすだろうけれど、ボクシングもキックもムサシの方がレベルが上なんだから当たり前。



○高谷(TKO ※パウンド)前田×
TBSの軽率な番組作りのせいで高谷の勝利があらかじめ分かってしまっていたので、かなり白けた気分で早送りしながら観ることになってしまいました。感想も特にないわ。強いて言うなら、煽りVに出てきた両軍団がかっこ悪かった。



○ビビアーノ(判定)今成×
今成は相変わらず自分から何もできない。自ら仰向けに寝転がる行為は何とかならないものか。“妖怪”と形容すればカッコは着くのかもしれないが、あんな戦い方が世間に受け入れられるわけがない。

え?わかる人にだけわかってもらえればいい?そうか、それなら一生貧乏やってろ。



ジャカレイ(ノーコンテスト)メイヘム
3点ポジション状態のジャカレイに対して放ったメイヘムのキック(反則。三崎vs.秋山と同じ)が頭部をえぐり、大流血。ノーコンテストに。

その最低が下る前から席を立つお客さんの姿が目立ったのが寂しかったなぁ。さらにはKIDの試合が終わるとメインを待たずに席を立った観客も少なくなかったらしい。

悲しいなぁ。でも、岐路に着くお客さんを誰も責めることはできない。



次回大会カード発表
休憩明けに次回大会の一部カードが発表されました。一番の注目は、DEEPライト級王者になったばかりの菊野克紀がDREAMに初出場することでしょう。相手は“殴り屋”アンドレ・ジダですが、菊野の凄さを味わうにはグラップラー相手の方が良かったかも。

青木vs.シャオリンも面白そう。今回のビビアーノvs.今成のようにスイングしない試合にはならないと思います。どちらかがパスガードするだけで歓声が上がるような試合になると予想。それにしても「柔術黒帯・人間白帯の青木真也です」は面白かった。青木のことが少し好きになりました。

マヌーフvs.パウロ・フィリオはイマイチ。最初の一発でマヌーフがKOするか、フィリオが押さえ込んで判定になるか。その二択じゃない?

これからも追加カードが小出しに発表にされるのでしょうが、あとは“真打”郷野の登場を待つだけか。



≫DEEPライト級王者決定戦は菊野克紀の三日月蹴りに要注目ですっ!(断言)

≫郷野聡寛はDREAMウェルター級の救世主

web新のDREAM.9観戦記(地上波編)

○ミノワマン(一本)ボブ・サップ×
スタンドのパンチでサップ勝利と予想したとおり、サップが勝つならばそれしかないと思ってましたが、グラウンドになると技能の差が露骨に表れ、あっという間に上下逆転して足関節で一本負け。

○ホンマン(TKO ※パウンド)カンセコ×
入場直前のバックステージでバットを握っている姿と、パンチがかすっただけで背中を向けるカンセコのセレブっぷりが見られただけで大満足な試合でした。

悪くなかったですよ〜、ハイ。

○所英男(一本 ※チョークスリーパー)エイブル・カラム×
いや〜、他人事ながら嬉しかったですね。祝・敗者復活戦勝利!

そして、所の試合は見ていて飽きない。くるくる回るような動きは、リアルUWFと呼んだら良いでしょうか。



○川尻(判定)カルバン×
解説のTKも指摘してましたが、フロントチョークを決められながらもカルバンが足をフックしようとするのも防いだ動きはさすがだな、落ち着いているなと驚きました。

それにしても川尻は強い。私はアマチュア時代の彼とは何度もスパーしましたが、それも彼の歴史の一部なのだと誇りに思います。

魔裟斗戦は必ず実現して欲しいですね。



高谷が勝利
満面の笑みでリングを下りて退場する高谷の姿が映し出されてしまいました。

スカパーの視聴者を大切にしてほしい(涙

○ジョー・ウォーレン(判定)山本KID×
ウォーレンは嫌〜な感じに強い。主催者としては、勝ったウォーレンのファイトマネーを減額したい気分だろう。

まぁ、KIDに勝ってほしかったが、負けたにしても悪い形で負けたわけではない。今日のところは完全復帰を印象付けただけで良しとしましょう。素直にそう思いました。

ただ、KIDの嫁さんはまったく私の好みではありません。

web新の『戦極〜第八陣〜』スカチャン観戦記(後半戦)

○横田一則(判定)レオナルド・サントス×
ライト級タイトル次期挑戦者候補決定戦の意味合いを持つこの一戦(あくまで候補決定戦)。どちらが勝つか負けるかよりも大切なことは、北岡に通用しそうな説得力を見せてくれるかどうか。そこに尽きると思いますが、試合の方はどうなったでしょうか?

2−1の判定で横田が勝利したわけですが、まぁ「この程度のもんだろ」ってのが正直な感想。

本人もマイクで塩加減を詫びてましたが、しょっぱくない試合をしたことがあるのか、この人は?こんな試合をしているようでは、“深海魚の燻製みたいな顔”とか“炭鉱夫が坑道に向かって歩いているかのような入場シーン”などと揶揄されても言い返す言葉はないでしょう。

リングサイドでは北岡が薄笑いを浮かべて観戦してましたが、その表情が全てを物語っていたんじゃないでしょうか?



○小見川道大(TKO)ナム・ファン×
1回戦では門脇をあっさりとKOで下したナム・ファンでしたが、小見川にはTKOで敗れ去りました。門脇と小見川の大きな違いはテイクダウン能力。

小見川は勢いが付きましたね。



○日沖発(一本 ※三角締め)ロニー・牛若×
1回戦では、日本人選手にしては珍しく期待通りの試合内容で完勝してくれた日沖発。その実力に偽り無し!を印象付けました。

一方のロニー・牛若は、1回戦で“スーパー高校生”山田に判定勝利したKYな選手です。

試合の方は「一部の隙も無い完勝」(by郷野)で日沖のタップアウト勝ち。三角締めに捕らえた相手の顔面にパンチの連打を打ち込んだシーンは、見ていてスッキリしました。これくらい圧倒的な強さで勝ってくれたら外野からは何も言うことはありませんよ。素晴らしいとしか言いようがない。

ただ個人的な思いを口にさせてもらうならば、ロニーには勝って叫んで欲しかった。「オレのこと、乱一世に似てると言ってたヤツ、クソッタレッ!!!」と。



<フェザー級GP準決勝の組み合わせは?>
サンドロ、金原、小見川、日沖の4選手が勝ち上がりましたが、日本人選手が3人も残るとは主催者としては嬉しい限りでしょう。普通、トーナメントと言うと日本人選手を最終ステージに残すために四苦八苦するもんですが(苦笑)

ただ、この4人をどう組み合わせたら良いのか迷うところでもあります。この4人の因縁とかリンク具合が全くわからない私としては、組み合わせを提案することは不可能です。DREAMライト級GPの川尻と宇野のように明確な因縁があれば、是非それが観たい!となりますけど。

とりあえず主催者のプッシュ具合を考慮すると、日沖と小見川を準決勝で当てることは無いと思うので、日沖と小見川をそれぞれどっちに当てるかという観点で考えるとわかりやすいかも?

う〜ん・・・などと足りないお頭を不必要に悩ませて考えた結果、こんな組み合わせが出ました。

日沖vs.サンドロ
小見川vs.金原

主催者は日沖を完全無欠の王者として君臨させたい意向だろうし、その実力にも信頼を寄せているだろうから、強豪サンドロ戦を回避しないと思います。



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web新の『戦極〜第八陣〜』スカチャン観戦記(前半戦)

○毛利(反則※サッカーボールキック)真騎士×
最悪の滑り出しとなった第一試合。スタンド状態で右フックを食らった毛利が半失神状態で前のめりにダウンした直後、真騎士が放ったサッカーボールキックが頭部に炸裂。試合が中断され、毛利の回復を待ちましたが、試合続行不可能と判断され、真騎士の反則負けとなりました。

まぁ、主催者に雇われた審判団ですから何も期待はしてませんが、あそこは即断で反則を取るべきでしょう。選手の身の安全を普通に重視するならば、どう考えても試合続行なんてさせられる状態ではなかった。梅木飴も偉そうにマイクでルール説明してる場合じゃないっての。いくらルールを整備したところで、それを運用する審判団が飼い犬状態じゃどうしようもないだろw

さて、戦極デビュー戦を華々しく飾れなかった真騎士。あそこで冷静にパウンドに行けば間違いなく勝利をものにしていたでしょうから、ぃゃそれ以前に右フックで毛利が前のめりにダウンした時点でTKOと判断されても良かったくらいでしたから、残念でならない黒星。

しかし、並みの選手とは力量が違うところをアピールすることはできました。北岡の一人勝ち状態のライト級に、活きの良いルーキーが参戦してきた格好。次は昨年のライト級GPに参戦したくらいの選手とやらせてみるのが良いでしょう。

一方の毛利は塩っぱい男。反則勝ちが決まると、寝たままで「次、頑張りますんで応援よろしくお願いします!」とマイクアピール。主催者一押しの真騎士のデビュー戦に泥を塗っておきながら(とんだ藪蛇だけどなw)、「次、頑張りますんで・・」は無いだろう。毛利に次は無い!(断言w)

第一、試合続行できないならば、マイクアピールなんてすんなっ!万が一、毛利が普通に勝利したとしてもマイクは控えて欲しいくらいだわw



○スタニスラブ・ネドコフ(TKO)トラビス・ビュー×
コーナーでの差合いの攻防が多く見られた第1ラウンド、ネドコフが3回金的攻撃を行ったとされ、レッドカードが2枚出されました。

レッドカード3枚で即失格になるとのアナウンスが流れてから試合が再開し、再びコーナーでの差合いになると、場内からはざわめきが。観客の関心がネドコフの金的攻撃が出るかどうかに行ってしまい、散漫な空気が流れました。

結局、それ以降金的は出ず、第3ラウンドにネドコフがスタンドのパンチでビューをぐらつかせると、そのまま押し倒すようにグラウンドへ移行し、ロープ際で十数発のパウンド攻撃をあびせてTKO勝利しました。

パウンドを浴びるビューの上半身がリング外に出てしまい、レフェリーとしてはストップドントムーブをかけて良いものかどうか迷う局面だったと思いますが、レフェリーは「もういいや!」って感じで試合を止めたようなw



○瀧本誠(一本 ※ヒールホールド)マイケル・コスタ×
サイドポジションで押さえ込まれたコスタが下から返そうとするも瀧本が踏ん張ってサイドポジションをキープした場面で、場内から拍手が起きました。これは、グラウンドの攻防を楽しむ観客が多かったことの表れであること、そして瀧本にとってこの試合が非常に重要なポイントになることを理解している観客が多かったこと、この2点の表れとしても観客の反応だったのでしょう。

とにかく瀧本が勝って良かった。別に応援はしてませんが、わけわかめなブラジル人に勝たれるよりも、瀧本が勝ってくれた方が次の興味が湧きますから。

瀧本のウェルター級第2戦は誰と当たるのか?できることならば越境対決として青木戦やマッハ戦を観てみたい。


〜フェザー級GP2回戦 第1試合〜
○マルロン・サンドロ(TKO)×ニック・デニス

柔術家でありながらボクシングも滅法強いサンドロ。今更ながら優勝候補筆頭に推させていただきます。

それにしてもノヴァウニオンは良い選手を輩出してるよね。具体的に誰なのか聞かれてもすぐに名前は出ないけどw



〜フェザー級GP2回戦 第2試合〜
○金原正徳(判定)ジョン・チャンソン×

この試合でぶつかる両雄は1回戦で、日本人選手に勝った韓国人選手と、韓国人選手に勝った日本人選手。

と、煽ってはみてもサッカーやWBC(ダビュッビーシー byマサ斉藤)のようには盛り上がらない日韓戦。そりゃ仕方がねぇやな。二流同士の試合なんだから。いや、この2人を二流扱いすることに反論のある方もいるかもしれませんが、少なくとも一流として扱われてはいませんよね。

試合は序盤からグラウンドの攻防。ガードポジションで上になった金原は、倒れた相手への顔面攻撃が一切禁止されているZESTの出身とは思えない巧みなパウンドを相手の顔面に打ち込む。第1ラウンドは金原優勢のまま終了。

第2ラウンド序盤、スタンドのパンチの応酬でチャンソンをぐらつかせた金原でしたが
、あそこでさらに一撃追加できないところに金原のボクシング技術の限界を見たような気がしました。あそこは冷静なボクシングでKOしたかったところでしょう。

チャンスの後にはピンチあり。第2ラウンド中盤にはチャンソンに腕十字を決められそうになりましたが、何とか脱出しました。

そして第2ラウンド終了間際には金原がヒールホールドを決めましたが、ラウンド終了のゴングが鳴りました。第2ラウンドの優劣は、序盤のパンチと終了間際のヒールホールドで金原優勢でしょうか。

第3ラウンドはチャンソン優勢で、ゾンビの異名どおりのタフネスぶりを発揮しましたが時既に遅し。判定はジャッジ3人全員に支持されて金原の勝利となりました。

勝った金原ですが、情けない試合をして申し訳ないとマイク。たしかに第3ラウンドの失速は頂けなかったが、トータルで見ればじゅうぶんに面白い試合を見せてくれと思います。



○シャンジ・ヒベイロ()KEI山宮×
山宮は身長177cmでライトヘビー級って、いかがなものか?公表177cmってことは実際には175cmくらいでしょ。ちょっとあり得なくないか?

太って膨れ上がった顔は、分裂を怠って大きくなり過ぎたプラナリアみたいでしたよ。私は、せいぜいウェルター級が適正かと思いますけどね。

山宮は本気でライトヘビー級の頂点を目指しているのでしょうか?ワンマッチでそこそこ頑張って、グラバカのメンバーにいじられ、つまんねぇブログを更新していればそれで満足なのか?

一方のヒベイロは柔術の世界選手権アブソルート級で優勝するという実力、地力の持ち主のはずなんですが、イマイチ強さを感じない選手。前回の杉浦戦では、最後の最後にやっとこKOした感じの試合でした。

今日の試合も、第1ラウンド開始直後のパンチと同ラウンド終了間際の腕十字など、前半は優勢に試合を進めましたが、第2ラウンド中盤からはスタンドで見合った状態で山宮にじわじわと距離を詰められ、劣勢気味の印象を与えました。

しかし、第3ラウンド。目隠しボクシングをやってるような下手糞なスタンドの殴り合いの中、シャンジのフックが見事に決まり、山宮はバッタリと仰向けにダウン。シャンジのTKO勝利となりました。

ボクシングに自身あり気な山宮は、本来であればシャンジの大振りな右フックに合わせたカウンターパンチを打ち込むべきところだったでしょうが、それが出来なかった。

私はこの両者にさほど実力差があったとは思えません。ただ山宮には、シャンジがもっと右フックを振り回してくれるように餌をまくなどの工夫が欲しかったところです。



前半戦の観戦記は以上です。後半の試合についてコメントを書き込みたい方もおられるとは思いますが、あっちこっちしてしまうので、後半戦の観戦記をアップするまで少々お待ちください。



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web新の戦極〜第五陣〜スカチャンHD観戦記

季節の変わり目にさっそく風邪をひいたweb新です。昨夜は透明の鼻水を滴らしながら、26時過ぎまで戦極をPPV観戦しました。


○国奥(判定)ソン×

変な表現ですが、国奥は負けに等しい判定勝ちじゃないですか?1Rから3Rまでグラウンドでは有利な体勢でいながら、極め切れず。あまりのもたつき具合、決定力の無さに、私は途中からソンを応援しました。

国奥は相当に見込がないですよ。あれだけ何度も良いポジションを奪いながら、パウンドも関節技も決められなかったのだから。

ライト級に落としても、とてもじゃないがタイトルマッチに絡むような活躍は期待できないでしょう。

一方のソンですが、北島三郎に弟子入りしそうな朴訥とした風貌ながら、打撃の見切りや寝技のディフェンスには目を見張るものがありました。



○バハドゥルザダ(脱臼)サイボーグ×

サイボーグが思いきり肘を脱臼して、あっという間に終了。柔道オリンピックで同様に脱臼した吉田が解説席に座る目の前での惨劇でした。

あの飛び出た肘の形は尋常じゃなかったですよね。怖い怖い。

あと、勝利者インタビューを受けるバハドゥルザダの耳元で囁くように通訳していた女性がかなり良い感じでした。



○サンチアゴ(一本)クラーク×

ローガン・クラーク(笑)

地元で「ジェダイ養成所」とか勝手に主宰して、ライトセーバーの型を研究してそうな風貌ですよ。

でも、実はあれで23歳!しかも決して弱くはない。負けはしましたが、将来が楽しみな一人です。

一方、クラークに二度凌がれはしたものの、最後はキッチリ一本で決めたサンチアゴは役者が違うなって感じでした。



○中村和裕(判定)カフーン×

「(次に誰と対戦するかよりも)お腹の赤ちゃんが大切なんで、そちらに集中したい」って、リング上でマイホームパパになってどうするの?

それに中村の入場テーマは、相変わらず和風テイストの押しが強くて耳障り。今回の曲は、美空ひばりが思わずステップを踏み始めそうなノリでした。

階級を落とした中村ですが、パンチがよく当たっていたことは評価できますが、試合はやっぱり面白くなかった。

いっきに眠くなりましたが、休憩明けの北岡のマイクで目が覚めた。ホント、寒い芸人みたいな光岡や横田あたりといっしょにされたくないわな。

続いて行われたバーネットのマイクはイマイチでしたが、1月4日のニューイヤーイベントを告知したオーロラビジョンの出来が最悪。戦極ロゴばかりが目立ち過ぎで、目を懲らさないと何を告知してるのか分からなかった。あれでバーネットもズッコケ気味になってしまい、可哀相でした。

とりあえず後半戦については夜にでも。

明日はMAXもあるので、それについても軽く触れさせてもらいます。

web新のDREAM.6地上波TV観戦記 〜ミルコの顔がウゴ・デュアルチに見えた〜

○山本(判定)所×
所のパンチはシャープだな、なんて思った矢先に山本のパンチで所がスリップダウン。しかし、所は右足を巻きつけてガードポジションに。

山本のジャブは、2流のK-1ファイターに見習わせたいくらいの伸びと速さと威力。さらに、時折ミドルッキクや膝を織り交ぜてくるあたり、山本はかなり落ち着いて試合をしている印象でした。

しかし、寝技はさすがに所の方が上で、残り1分半あたりで下から腕十字を極めかける。皮肉な感じですが、最後の最後でこのような見せ場を作るあたりに所のプロフェッショナルぶりを感じました。

練習すれば誰でも打てるようになるフック系のパンチが強いMMAファイターは多いですが、ジャブをキッチリ打てる山本のボクシングテクニックが際立ったと同時に、相手にガードポジションを取られたときに上から首を押さえ込むことで下からの攻撃を防ぐなど、レスラーとしての理想的な戦い方を山本が提示してくれた試合でした。



○ムサシ(三角絞め )マヌーフ×
「打撃はムサシが上かもしれませんよ」
これは解説の須藤元気の言葉ですが、経験者ならではの分析ですね。ヲタは「狂拳」という単語だけで判断しちゃいますからね。



○ジャカレイ(腕十字)弁慶×
ジャカレイを舐めてました。スミマセンでした。自分でもなぜ弁慶勝利を予想したのか理解不能。



○青木(裸絞め)ムーア×
青木はどうしてこんなに強いの?セコンド陣も小粒だが頼もしい顔ぶれ。結束力の強さを感じる。



○秋山(腕十字)外岡×
煽りVの“異論争論、秋山成勲”。
「やったことは悪いけど、秋山の試合はハズレが無くて面白い」
秋山なんていらないなんて馬鹿言ってる格ヲタよりオバチャンの方が解ってるんじゃない?

試合開始後、程なくして秋山がテイクダウンに成功するも、何とか外岡はスタンドに戻しましたが、離れる前に秋山に組み付かれて再びグラウンドに。この際(きわ)の弱さがMMAファイターとしての外岡を象徴してるんじゃないでしょうか?アマチュアですよね。

そして秋山はいきなりマウントには行かず、安定したサイドポジションに移行。外岡の両腕を固定して頭をたこ殴りしましたが、メイヘムvs柴田のようにあれをもっと続けても面白かった。

そして、外岡の力量を見切ったところでマウントへ移行。以後も子ども扱いしてキッチリ一本勝ち。

試合後は秋山が外岡に土下座するも、なんだい、外岡はろくに挨拶もせずにコーナーに戻りやがって。失礼なヤツだな。

秋山は試合後のマイクで大晦日の吉田秀彦戦をアピール。

「応援してください。ちょっとでいいです」

私は秋山のこの言葉を聞いて、目頭が熱くなってしまいました。これからも秋山を徹底して応援していきますよ。



○船木(ヒールホールド)ミノワマン×
パンクラス引退後の船木に月収5万の時代があったなんて驚き。この煽りVを見る限りは、生活するために現役復帰したようにしか思えないんですけどw

試合前、両陣営のセコンドを見るとパンクラス尽くし。船木にはやっぱり山田親分。ミノワマンには柳澤ともう一人名前が出てきませんが(若年性アルツハイマーなもんでスンマセン)、三島ど根性の助に秒殺されて客が引くほど悔しがった選手。

試合は足関節で船木が一本勝ちしましたが、ポジショニングとは関係なしに相手の足を取ってしまうという船木ならでは戦い方で勝利したことが嬉しかった(『別冊・プロレス昭和異人伝』のこちらのエントリー参照)。

八百長とか言い出す馬鹿もいるでしょうが、そんなのには耳を傾ける必要ないでしょう。



○ムサシ(KO)ジャカレイ×
ガードポジションの下からの蹴りでKO。パンクラスでも下からのパンチでKOした選手がいましたが、下からの打撃でKOがこれからのスタンダードになりそう?



○ハリトーノフ(KO)アンブリッツ×
アンブリッツはダイノジのエアギターやる方みたい。一方のハリトーノフも、全盛期には程遠いファットな体型。

解説陣は“アンブリッツの楽しみ方”を教えてくれるような楽しいトーク。冷静と情熱の間って、、、w



ミルコ(ノーコンテスト)アリスター
序盤から劣勢のミルコを救ったのは島田レフェリーのブレイク。目じりの裂傷も、普通の選手であれば続行させた程度のものだったし、イノキ−アリ状態からのブレイクも迅速でした。まさに島田マジック。

それにしてもミルコは調子悪い感じでした。ハイキックも一発出しましたが、妖刀の面影なし。アリスターの膝に苦しむ表情は、“落ち目のウゴ・デュアルチ”といった風情でした。

アリスターはガードポジションを取られてからの攻撃が強かった。パウンドの合間に織り交ぜる肘落としは、相手にすればかなりイヤな攻撃じゃないでしょうか?ノーコンテストはアリスターにはもったいなかった。

ノーコンテストの原因はアリスターの膝が金的に入ったことですが、ベルトから下とは言えども攻撃をもらうってことは、相手に競り負けてるということなのです。実力差があれば金的なんてもらいませんからね。

『戦極 第三陣』テレビ観戦記

○ファビオ・シウバvs高橋和生●
案の定な展開と結果でした。

それにしてもストップドントムーブは問題だなぁとつくづく思います。1ラウンド中盤にリング中央に移動して再開となりましたが、それによって戦局が大きく動きました。上手くやれば高橋があのままグラウンドで勝ってましたよ。



○ホドリゴ・ダムvsマスビダル●
マスビダルはかなりの身長差、リーチ差があった上に1ラウンドにダウンを奪ったにも関わらず、逆転KO負け。ダムのローキックが見た目以上に効果的だったのか?しょっぱいだけだったのか?



○ペジパーノvsチェ・ム・ベ●
チェはいつもどおりの飄々とした不思議な間で試合を進めていましたが、突如戦意喪失した感じになりました。何があったのでしょうか?



○菊田vsライス●
なんで菊田にここまでお膳立てしてやってるの?なんか気味悪かった。『戦極』の興行はグラバカ頼りだから?



○トンプソンvsコスタ●
トンプソンは良い選手ですね。ただ、相手のパンチを見切った様子のところに良いパンチを食らってダウンするような抜けたところもありますが。

内藤のマイクが意味不明でした。


<ライト級トーナメント出場予定者挨拶>
しょっぱい奴らばかりでした。まともなマイクは北岡だけ。五味に完敗したラドウィックをもエントリーさせざるを得ない苦しい台所事情もマイナスポイント。トーナメントなんてやらず、北岡vsホドリゴだけで十分じゃないか?



○三崎vsクラーク●
ジョージ・ルーカスばりの髭を蓄えたクラークですが、まだ23歳とのこと。将来が恐ろしい(どんな風にだよw)。もっと伸びがあってインパクトの強いジャブを打てるようになれば、結果も残せるようになるんじゃないでしょうか?

三崎はクラークの大振りの左フックに対してショートフックを合わせられなかったものか?

三崎のホホホイを見れたから満足とします(苦笑)



○トラビスvs藤田●
「この男、できる」(笑)

ヘビー級の怖さってやつですね。観客ドン引き。



○吉田vsスミス●
煽りVなんてどうでもいいけど、この試合のVも面白くなかった。謎かけすりゃ良いってもんじゃないでしょ?

モーリスのふっくらした体と柔和な顔つきを見て、「こりゃ駄目だ」と思いました。こんな状態でのこのこと出てきてほしくなかったですね。

しかし、こんな試合がメインで“リアルの証明”になったでしょうか?



<エンディング>
誰も戦極ポーズをやりませんでした。「戦極ポーズは無かったこと」になってるのでしょうか?Tシャツの在庫はまだまだありそうですが。

K-1ワールドMAX開幕戦 最速観戦記 〜魔裟斗がっ!〜

我が娘が“猟奇的な彼女”になりそうで心配なweb新です。でもあんなドラマ、誰が見るんでしょうね?

さて、なかなかに面白い試合の連続だったんじゃないですか、K-1ワールドMAX開幕戦。一般視聴者代表・web新のTV観戦記です。

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城戸vsチビン
つかみはオッケ〜じゃないですか!城戸〜〜〜っ!すごいすごい〜!


ザンビディスvsサワー
第2ラウンド終盤にサワーの金的攻撃で試合が中断したが、レフェリーは間違いなく金的に当たったかどうか見てなかったですね。ボクシングの場合は「ベルトから下への攻撃は反則」なので判断しやすいですが、K-1の場合はローキックがありますからね。ローキックが金的に入ったかどうかの判断は極めて困難です。


佐藤vsディレッキー
佐藤はしっかり「無限スナイパー」と呼ばれてましたね。私としては「ういローキック、赤フック」がツボだったんですが。

煽りVの最中、画面右上に佐藤の入場シーンが流れてました。どうでも良い感じがしましたが、K-1ファンの方々にとっては嬉しい演出じゃないでしょうか?

佐藤はつくづく5R向けの選手ですね。今回は判定で勝ちましたが、K-1で上を目指すならば、従来の安定感に加えて一瞬の爆発力を兼ね備えないと厳しいでしょう。


HIROYAvs藤
藤の試合は初めて見ましたが、前蹴りを放つ回数って普段からあんなに少ないんですか?かなりイライラしました。体格的に勝るHIROYAの圧力に押されて、出したくても出せなかったのでしょうか?

最後に左ボディーブローを決めたHIROYAが文句なしの判定勝利。う〜ん、早くもこの2人の立場(光と影)が決定付けられてしまったような気がします。


ブアカーオvsクラウス
ブアカーオは左右の蹴りが走ってましたね。かなり状態良く仕上げてきた印象です。特にスイッチしての左ミドルが良かったように見えました。ド素人目に。

逆にクラウスとしても、ブアカーオの中途半端な伸びの左ジャブをパーリングしながらスイッチして左ミドルを打てなかったのかな?と感じました。この程度の試合しか出来ないド素人目に。

本戦ドローの判定に疑問。どれだけ蹴りを決めれば勝てるのよ?って感じ。延長戦になってクラウスが元気になり、判定はかなり微妙なものに、、、。どうせなら本戦で素直にブアカーオに入れておけよ(苦笑)


キシェンコvsジョーダン・タイ
キシェンコがダウンを奪われながらも逆転の判定勝利。かなり面白そうな試合でしたが、なんでハイライト扱い?いい加減にして欲しいですよ。

キシェンコからダウンを奪うとは、ジョーダン・タイの評判は冗談じゃなかったんですな。・・・・・。やばい、年取った。


魔裟斗vsカラコダ
カラコダ、肩幅狭っ!魔裟斗、顔でかっ!

魔裟斗はボディブローをはじめ、パンチが良く決まっていましたが、いかんせん決定力不足。また、カラコダの左を警戒してか、右手が防御に大きく比重を置いていたような印象で、もっと右を使えば左ボディブローもさらに効果的に・・・とか書いてたら右でKOしてるしw

ふむ。最後まで右を温存してたか。魔裟斗が言うとおり、「ローだけで倒せる相手ではない」カラコダをきっちり倒すあたりは、さすがは魔裟斗。脱帽です。

こ〜んな感じぃ〜!明日の抽選会が楽・しみ・ですっ!(「宮迫です!」みたいな感じで)

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最速!『DREAM1』TV観戦記

ヨアキムvs朴
TKと須藤の解説が良かったですね。解り易く伝えようという意図が伝わってきました。

ヨアキムの強さを再認識。逆に朴はこの程度か?って感じ。パンチは遅いし、伸びもない。完全にヨアキムに封じられた印象でした。


ミノワマンvsイ・グァンボム
夢は叶えるものではなく、隠れ蓑にするための言葉。それがミノワマン。

今回も素人相手に足関節をキュッ!


桜井マッハvs門馬
煽りVのマッハはずいぶんと温和な感じでしたけど、私の中のマッハはもっと厳しい顔をした野生の人間って印象なんですけど。マッハのクルマがジムの前に止まってるのを見て、Uターンして帰ったこともありました。温和な表情はカメラの前だから?それとも自分の城(ジム)を構えて人間が丸くなったのでしょうか?

試合はマッハの完勝。須藤が指摘していたようにリーチの長い門馬はジャブを多用していたが、突破口は見つからなかった。

久々に強いマッハを見た感じですが、私は正直もう少し手こずるかと思ってました。


川尻vsマンバ
マンバの膝をキャッチしてテイクダウンした川尻。しかし、そこから手こずる。やることが裏目に出てる感じ。2度のスリーパーや肩固めも凌がれ、スタミナを大きくロスした様子。

1R序盤にマンバがロープを掴んでテイクダウンを防ごうとしましたが、あのような行為には厳罰を与えてほしい。ささやかな反則行為に過ぎないように見えますが、その後の戦局を大きく左右しかねませんから。そこでテイクダウンされるかされないかってのは大きなことですよ。

石田選手がセコンドで元気な姿を見せていましたが、実際の試合順と放映する順序を入れ替えないでほしい。石田選手が勝ったことがバレバレなんだから。

川尻辛勝。勝ったという意識は無いでしょう。でも、それで良いと思いますよ、今回は。準々決勝があるのだから。茶の間の視聴者の心証を悪くしたかもしれませんが、次で名誉挽回です。

マンバは負けてなお強い印象を残した。


ジダvsアルバレス
スタンドの打撃はジダ。テイクダウンとポジショニングはアルバレス。そんな違いが試合開始直後から鮮明になっていきました。

その差は4分経過した頃からより明確に。ガード、マウントからアルバレスがパウンドを決めまくる。最後もマウントからのパンチ連打でレフェリーストップ。アルバレス、恐るべし。こいつは本物だ。


石田vsブギョン
いきなりハイライト。石田の判定勝利。塩だったのか。


ブスカペvs宮田
こちらもハイライト。スリーパーでブスカペの勝ち。宮田は居場所がなくなるぞ。


永田vsウマハノフ
ハイライト3連発。永田の判定勝利。塩漬けだったか。


カルバンvs青木
カルバン、かなり慎重。青木は自ら後ろに倒れこんで被弾を防ぐあたりが巧妙。

1R中盤にカルバンの反則で試合が中断。ヒジを使ったことが反則ではなく、ヒジが後頭部に入ったことが反則だったんですね。

結局ノーコンテストでしたが、この結末も楽しまなきゃ。世紀の一戦らしい結末じゃないですか?

それに1発で白黒付くより面白いでしょ?『DREAM2』で再戦させれば良いのだし。


ミルコvs水野
煽りVではミルコのUFC参戦は無かったことになっていましたね(笑)

水野に期待したのが馬鹿でした。笑ってぽちぃ!ミルコが「ニホンダイスキ」って言うわけだよw


<総括>
ライト級GPの印象は極めて薄かったと言わざるを得ない。結局ミルコに全部持っていかれたあたりは、まんま武士道でした。

HERO'S韓国大会 その他の観戦記

63f24e30.jpgそれより(何と比べてんだよ)この広告、何とかしてください。スポナビ見るたびに目にせざるを得ないんですが、指輪の魔力に取り付かれたホビットの顔に見えてしかたがないんですけど、、、。

気を取り直してHERO'S韓国大会、すでに書いた秋山とミノワマン以外の主だった試合の観戦記を書かせていただきます。見てもいない試合についても書いてますけどw


大山vsカーロス・ニュートン
醜く肥大したニュートンにがっかり。まるてK−1に登場したロブ・カーマンを見たときの印象と同じ。目をつぶって流れるようなグラウンドの動きをしていた“青い目のサムライ”の面影なし。道場経営が苦しくて、出稼ぎにでも来たのでしょうか?

一方、苦悩の人、大山の勝利は素直に嬉しい。この調子で「大山と目の負傷はセット」みたいなイメージから脱却して欲しいです。


アッカvsポアイ菅沼
私の中で“ポアイ最強伝説”が生まれました。それくらいの圧倒的な存在感。HERO’Sライトヘビー級に参戦して欲しいところですが、体格が微妙。ヘビー級との中間くらい。それを考えると、売り出し中のアッカをこのポアイにぶつけたのは失敗ではないか?


柴田vsミンソク
終始、劣勢だった柴田。しかし、マウントパンチを受けながらも、ヘッドスリップをしたり、相手の腕を取ろうとしたり、試合を止められないようにしようという必死さを感じました。レフェリーもかなり苦しい判断をし続けたと思います。あれが柴田じゃなかったら、もっと早く試合は終わっていたでしょう。ドン・フライvsOJ・シンプソンじゃなくてジェームス・トンプソン戦を裁いた島田レフェリーの判断に近いものがありました。賛否両論あるかもしれませんが、プロスポーツとしてギリギリの許容範囲じゃないでしょうか?

あと、柴田が自分からまったく寝技に行こうとしないことが気になりました。柴田がどんなトレーニングをしているのか知りませんが、こんな状況を思い浮かべました。プロレスラーとして、元々専門外の立ち技系ジムに出稽古に行ってもそれほど恥はかかない。しかし、グラップリング系のジムで無名の選手に極められるのはプライドが許さない。そんな感じで、実のある寝技のトレーニングが出来ていないのでは?


ガルシアvsデウォン
アブダビコンバット3連覇の偉業を引っさげてHERO'S初登場のガルシア。スポナビの記事に「入場式、紹介映像の時点からガルシアは高い歓声を集める」という記述がありましたが、韓国のファンもかなり“出来上がってる”んじゃないですか?

アクシデント風のTKO負けを喫したガルシア。打撃への対処を強化し、次回は日本で実力を発揮して欲しいです(善人風まとめ乙)。


金vsガレシック
こちらも流血TKO決着でしたが、あれがなくてもガレシックが勝ったでしょう。金は大好きな選手の一人ですが、皆様もガレシックの最初のワンツーを見ただけでヤバいって思ったはずです。総合の打撃系ではナンバーワンじゃないでしょうか?


ドンシクvsシウバ
ドンシクはいよいよ総合に順応してきましたね。同じ柔道でも大山とは違って、見ていて安心感があります。安定した強さ。←素人が何を言うかw


純白の道着を着た秋山。できることならば日本での試合は会場に行って声援を送りたい。いつまでもバッシングを続ける人も多いでしょうから、少しでも多くの声援を秋山に届けたい。正直な気持ちです。

≫≫≫シュートボクシング関連エントリーへのコメントもありがとうございました。次回、また書きますのでご覧いただければ幸いです。人気blogランキングへ
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web新のプロフィール
観戦暦:30年。格闘技入賞歴:新空手K-2トーナメント、K-1モンスターチャレンジ、土浦市長杯。戦績:17試合13勝4敗9つのKO勝利。新空手史上最短KO記録保持(5秒。但し非公認)


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