格闘技マニアにとっては興味深いイベントだった第2回ガチ相撲だったが、視聴率は振るわなかったらしい。

敗因は、格闘技ファン向けに振り過ぎたってことでしょう。

第1回大会は、一般視聴者を引き付ける要素がたくさん詰まっていた。

「さすがに曙には敵わないだろう。いや、もしかしたら・・・」

「格闘技では失態続きの曙の本領が見たい!」

「K−1無敵のシュルトが相撲を取ったら・・・」

「元序二段HIROの相撲が見れる!」

「バラエティで馬鹿やってるプロレスラーが実は強くて驚いた!マッケンローネタも面白かった!」

「ボディビルダーの筋肉はただの飾りなの?」

「橋本真也の息子もプロレスやってんだ!」

「チャックを負かしたマッハの戦い方は小兵らしくテクニカルだったな」

それが今回はなんだ!日本格闘技界の低迷なんて、我々マニア以外は知ったことじゃないぞ。第1回大会の成功に味を占めて、佐藤に煽りV作らせたのが失敗だよ。

出場選手のチョイスもダメだった(一般目線で言えばだ)。

赤いパンツなんて誰も知らねえよ。UWFにしても同じ。時代は流れてるんだ。

シウバの代打が菊田ってのも最悪。弟子のボビーの口添えで出場出来たのだろうけど、これでチャンネル変えた人は何万人いたかね?

煽りVと人選を鑑みるに、ちょっと格闘技マニアに媚び過ぎたんじゃないの?

前回大会の成功は、格闘技マニアに支持されたからじゃないでしょ。人口割合からして分かり切ってることだろ!

悲しいかな、格闘技というコンテンツには神通力が微塵も残っていないことが明らかになった第2回ガチ相撲であった。




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