音楽でもイリュージョンでも構わないが、ショーの幕開けに司会者が叫ぶ。

「It's showtime!!」

観客のボンテージもといボルテージは否応なく高まる。

そして、その期待を裏切ることのない演目が披露され、観客は支払ったチケット代に見合うかそれ以上の満足を得て、帰路に着く。

それがジャンルを問わぬショータイムの在り方。

果たして格闘技でそれが可能だろうか?

先のカウントダウン大会においては、ニコラス・ペタスが威勢良くショウタイムの幕開けを宣言したが、中身はショウタイムと呼ぶに相応しいものだっただろうか?





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