<しずちゃんはまだボクシングをやっていた>
アマチュアボクシングでオリンピック出場を目指すことが一時話題になった南海キャンディーズのしずちゃんこと山崎静代選手。

お笑い番組で男性芸人相手にアマボクサーとしての片鱗を見せたことがありましたが、その動きの緩慢さから(遊びであることを差し引いても)期待が持てないと感じたもので、いつの間にか話題も終息しましたから、もう止めてしまったのだろうと思ってました。

ところが、まだロンドン五輪を目指して取り組んでいるようで、日本アマチュアボクシング連盟の強化合宿に参加するとのこと。開催期日は5月14日・15日とのことなので、今週末です。

この合宿には、ライトフライ級からフェザー級までは各階級4名ずつ、ライト級とライトウェルター級から2名ずつ、ウェルター級とミドル級(69〜75kg)からは1名ずつの選手が参加します。しずちゃんはもちろん女子最重量のミドル級。こちらのブログから記者会見の様子が写真で伺えます。

気になるオリンピック代表選考ですが、来年5月に行われるアマボク世界選手権が予選大会と位置付けられ、そこでベスト8入りした選手が所属する国(または地域)が五輪出場枠を獲得するシステムになっているようです。

日本においては、ベスト8入りした選手をそのまま代表選手にするとのこと(出場枠を勝ち取った選手が代表漏れするケースなんてあるのかな?マラソンとかではありそう?)

ところで、しずちゃんはこれまで公式戦に出たことがあるのかな?ミドル級では国内に相手がいないから試合が組まれない?アジア圏の大会に出たらボロ負けするから出さない?

私が思うに、しずちゃんに見込みがないと連盟側が判断したならば、いつまでも引っ張らないで切り捨てて欲しいと思います。客寄せパンダが悪いとは思いませんが、集客のためだけに連れ回されるのはかわいそうだから。

「命懸けでやりたい」とか「まだレベルが低く、鈍くさいけど、目の前の試合を一つ一つ勝っていきたい」と朴訥と語るしずちゃんが、惨敗して晒し者になる姿を見るのは忍びない。

世間は冷たい。手のひら返し。



<元世界王者・石田が本場ラスベガスで勝利!>
元WBA世界Sウェルター級王者で同級4位の石田順裕が、ボクシング世界最高峰の舞台ラスベガスでやってのけた。4月9日、ノンタイトルの8回戦で27戦全勝の次期世界王者が期待されていたWBO世界ミドル級4位のジェームス・カークランド(米国)と対戦。極東から来た35歳を相手にカークランドの勝利は手堅いと思われたが、なんと石田は初回1分52秒、合計3度のダウンをカークランドから奪って大番狂わせのTKO勝利。

石田についてはどんな顔してるのかも思い出せませんけども、日本人ボクサーが海外で活躍する話ってのは余り聞かないので、新たな活躍の場を切り開くきっかけを作った石田選手を評価しなければならないでしょう。

ボクシングのことはよくわかりませんが、世界王座から転落すると即引退という流れが決まっていたように思います。中にはまだまだやれる選手だっているはずだから、今回のケースのように新たな試みで選手を再生させて欲しいものです。



<UFC.130 エドガーvs.メイナード延期>
どうでもいいや。

前回の対戦では序盤から流血するほど追い詰められたフランキーが、中盤から驚異の粘りを見せてドローに持ち込む試合を演じてくれました。ドロー判定にも関わらずファイト・オブ・ザ・ナイトに選ばれたのだから、いかに凄い試合だったかがわかると思いますが、馴染みの薄い外国人同士の試合はインパクトが弱い。

フランキーはその試合以外にも過去に2度同賞を受賞していますので、名勝負製造機とも言えますが、それでも試合を見たいという欲求は湧きません。



<UFC.134で遂に岡見のミドル級王座挑戦が決定!>
岡見には乗れませんが、とりあえず見届けたい一戦。

どこかのブッカーだか何者かが「岡見のような日本人選手が王者になれば、東北のじいさんばあさんもUFCを知ることになる」とか語ってましたが、岡見が(間違って)王者になったとしても、都内在住の若者にすら認知されないと思うなぁ。

魔裟斗クラスの知名度を誇る日本人MMAファイターが活躍でもしない限り、UFCが日本で認知されることはないでしょう。