テレビ向けのコンパクトな格闘技イベントのカードを考えようというのが今回のエントリーのテーマです。

K-1系のコンパクトイベントというと真っ先に思い浮かべるのがKrushでしょう。

大会数が激減したK-1の下請けをするかのように、中量級以下クラスのK-1ファイターがこぞって登場するKrushシリーズは常に後楽園ホールが超満員で、終いには“FEGが傾けば宮田が喜ぶ”なんて慣用句が出来るんじゃないかという勢いです。

しかし、K-1ファンやキックファンが涎を垂らして喜ぶようなラインナップを誇るKrushシリーズですが、立ち技系ファン以外の層からは支持を得られていないと思われます。

それは、感覚的な判断で恐縮ですが、盛り上がり方が局地的だから。お目当ての選手が勝ちさえすればそれで万事OKみたいな、居心地よさ気な、閉ざされた世界。後楽園ホールが陸の孤島になったかのような。

物足りないのです。それでは潤わないのです。本来ならば総合やプロレスのファン、さらには一般層をも巻き込んでこそのK-1なのですから、Krush人気はまだまだちっぽけなものだと私は思ってます。

ならば、どうすればKrush人気の“遠心力”を強められるかですが、そんなに難しい話ではないと思います。マニア以外にも「お!」と振り向いてもらえるようなカードを組めば良いだけなのだから。

そう言う私に対して「団体の台所事情も知らずに好き勝手なカードを妄想するな!」なんてツッコミを入れてくる人も現れそうですが、ファンが妄想するような夢のカードを実現するのが団体の仕事だからな。その辺をよく理解しておけよ。

何だか最近は事情通ヅラしたファンが多くて(笑)、団体もそーゆー声に甘えてるからダメなんだよ。だからまともな一般人にそっぽ向かれるんだよ。

顔洗って出直して来いってんだ!神田のおきよったぁ、あたしのことだよ!

では気を取り直して、以下にKrushシリーズで実現させるべきカードを挙げます(別にKrushに限らずRISEシリーズでも構いませんけど)。



<メインイベント ヘビー級>
天田ヒロミvs.コンボイ山下



















すみません、冗談です(冗談にも程があるって)。


<第一試合>
雄大vs.日下部達也

今月16日に新日本キックフェザー級王者になった雄大がKのリングに凱旋。対するは、同じく元甲子園ファイターにして現役王者(SBスーパーバンタム級)の日下部。


<第二試合 -63>
梶原龍児vs.鈴木博昭

第一試合に続いてキックとSBの対抗戦。総合の選手を連覇している鈴木の次の試合は、SRC育成選手の大沢戦が決まっている。総合の選手に引けをとらない肉体的な強さが鈴木の強みだ。次は梶原を倒して、ボクシングの強さもアピールできるか?


<第三試合 -85>
マグナム酒井vs.村上和成

重量級の試合を組むことで大会に起伏を付けると同時に、村上効果でプロレスファンの動員を図る。


<第四試合 -63>
才賀紀左衛門vs.ウィッキー聡生

大和が不甲斐ない試合でK-1の看板に恥を塗った。それを払拭する役目は才賀に任せる。


<第五試合セミファイナル -63>
大和哲也vs.高谷裕之

K-1とDREAMの-63kg級王者対決。大和、背水の陣。高谷はガンガン来るだろうなぁ。負ける怖さがない試合だから。


<第六試合メインイベント -77>
佐藤嘉洋vs.ダン・ホーンバックル

現状の殻を破らない限り、佐藤がスタアになれる見込みはゼロだ。

しかし、それを打破すればK-1の救世主になれる。本格派の格闘家にランクアップできる。間違いない。



以上6試合。これで3150円を高いと感じるファンはいないでしょう。

濃い内容をコンパクトに詰め込む。それが新時代の格闘技イベントのあるべき姿です。





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