日本格闘技界で今年実現させねばならないカード(もしくはムーブメント)をいくつか挙げます。


<自演乙vs.菊野克紀>
もはや説明は要らないこのカード。MAXの年頭大会でいきなりカードを組むべき。それが出来るか出来ないかで2011年のMAXの浮沈が決まるだろう。

ワンクッション置く余裕なんて無いんだからな。そこをよく理解するように。

このカードは主催者にとっても好都合なんだぞ。

主催者としては何としても世界大会まで進ませたい自演乙だが、彼が日本予選をニ連覇する保証なんてどこにもない。いや、むしろ敗退する可能性の方が高いかもしれない。菊野とのスペシャルワンマッチは、強さという点では信頼性に欠ける自演乙に予選免除の特権を与える良い口実になるじゃないか。

このワンマッチに勝利すれば自演乙は世界大会出場確定(菊野が勝利した場合は対処を検討)。これで何も問題ない。文句がある選手がいれば、こう言ってやるが良い。

ダッタラオマエモプロニナッテミロ



<K-1リベンジ>
自演乙が青木に激勝したことで希薄された格好だが、ヘビー級王者の京太郎がムサシに負けた試合は印象が悪い。

このバカタレには、まず横浜大会のリング上でベルト返上式をやらせて、大晦日の反省文を読ませる。生卵を投げ込む桜を動員するのも忘れるな。

ヘビー級王者が他流試合に負けたのだ。これでも生ぬるいくらいだ。

しかしまぁ、数年前に私がMMAファイターのパンチを評価してK-1参戦を強く訴えていた時期、MMAファイターのK-1参戦を真っ向から否定していたK-1信者たちはこの現状をどう思っているのだろうか?

K-1心中とその他との根本的な違いがそこなんだよなぁ。



<桜庭レジェンド最終章>
もう先が長くないであろう"レジェンド"桜庭。ウェルター級転向初戦は、耳が削げ落ちそうになってのレフェリーストップ負けということで、この後何試合こなすことができるのだろうかと不安な気持ちにさせられた。

ならば、桜庭と拳を交えることでチンカス格闘家どもにはその生き様を感じ取って欲しい。爪の垢を煎じ飲みして欲しい。

桜庭がウェルター級まで落としたことで、数年前までは私とK-1心中支援者以外誰も夢想すらしなかった夢のカードが現実的に組めるようになったのだからな。

それに桜庭が外人選手に負ける姿は見飽きた。日本人対決が見たい。




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